転居先にて本棚を組み立てる予定でしたが、これは母からの"お下がり"で、
ホコリが堆積して汚れていため拭き掃除をしていたら、時間切れでした。
本業が忙しいので引越し準備ばかりもしてられない。
この本棚はスチール製です。
まだ近所に古本屋があった頃、店主と仲良くなったのが始まりで、
店じまいの際に声を掛けられて引き取ったのが十年以上前のこと。
これまでは母の仕事に必要な書籍をズラリと並べていましたが、
仕事場の雰囲気には、私のアパートにある書棚のほうが相応しい感じ。
母に見せたところ気に入ったので、交換することになったわけです。
引越しにあたり、資料書籍には十分な取捨選択をするつもりでした。
十数年前、市立図書館における処分書籍の無料配布を利用し、
様々な図書を入手したものの資料的価値が薄いものもある。
そうしたものは処分するつもりが、もう今年も3ヶ月を切りました。
年内に引越しを済ませる計画も怪しくなってきたので、
もう引っ越してから……という予定。
2階まで持ち込む体力は無駄になるけど。
- 2019/09/30(月) 23:59:00|
- 日常
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先日にオークションで落札したものが届きました。
何かと云うと、テレカ(テレホンカード)です。
「スマートフォンが普及している今時?」と云われそうですが、
このテレカには思い入れがあり、少年時代に失われたものでした。
高校の教室で起きた小さな事件がきっかけです。
私の高校時代というと、今から20年以上も前の話になります。
携帯電話など普及していない、外出先からの連絡は専ら公衆電話の時代。
いつ頃だったかは忘れましたが、母が私にテレカを買ってくれました。
実際に使用したこともあり、印刷も好きで財布に忍ばせていたのです。
ところが高校での体育前、着替えを済ませた生徒が教室から出払った際、
施錠係だった生徒が鍵を掛け忘れ、その後に何者かが侵入します。
その結果に起こったのは、生徒の私物が盗まれるという事態。
何人かの被害者に私も含まれ、被害は少額の現金とテレホンカード。
パンチ穴が開くのを嫌って、いつからか使わないよう努めていたのに。
今にしてみれば自宅で保管すべきです。
そして、その残念な出来事には追い討ちがありました。
翌年の卒業式、生徒が一人ずつ級友の前で一言を述べて別れとする時、
施錠係の彼は「あれは俺のせいじゃありません!」と笑ったのです。
本当に彼のせいでなかったとしても、喪失感は増すのでした。
さらに携帯電話が普及し始めると、公衆電話の利用率は急激に低下します。
テレホンカードの需要も存在そのものから埋もれて行きました。
当然ながら同じものは製造されていないことでしょう。
そしてインターネットの普及が進み、ネット通販が珍しくもなくなる頃、
いつの間にか母がオークションを始めたりして、ちょっと驚きます。
そんな中、あの出来事を思い出すのでした。
「中古品の入手は近所のリサイクル店だけが頼り」の時代ではなくなった。
どこかの誰かが、あのテレホンカードと同じものを持っていたら、
そして手放しても良いと思っていたら───手に入るかも知れない。
願わくば、とんでもない価格にはなりませんように。
しかし手段を手に入れても、運ばかりは用意できません。
十年くらい前から折に触れて検索してみても、画像はおろか情報すらない。
ところが先日、Youtubeの自動再生で垂れ流される動画が再生された時、
80年代後期の世相を扱った内容に、再び記憶が呼び起こされます。
久しぶりに期待せず検索してみたところ、なんと見つかったのです。
信じられませんでした。
そして手にした本日、思わず「あぁ、やっと返って来た」と独り言。
あの時に失ったものと完全に同じものではありませんが、
私の中では、母への申し訳なさを回復させる唯一の手段でした。
まさか二十数年越しで叶うとは。
もちろん使わないし、使えなくなっても構わない。
まして持ち歩きはしませんとも。
友人に話したら笑うだろうな。
- 2019/09/29(日) 14:53:50|
- 日常
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昨日は、白菜、大根、芽キャベツ、ビーツ、玉ねぎの種を買いました。
蒔くために畑へ向かいたいところですが、今は仕事が忙しい。
そんな昨日、実家のテレビで農作業の様子を観ました。
連続ドラマでしたが、話の内容が頭に入って来ないくらいには───
「(あぁ、畑に行きたい)」
───という気持ちしか起こらない。
耕運機を調整したい、管理機を復活させたい、耕作したい、種を蒔きたい。
失敗してしまった堆肥作りに再挑戦したい、今回は玉ねぎの発芽率を上げたい。
なぜ、私の「畑に対する意欲」は30代の後半になって湧いたのか。
これが20代であったなら、少なくとも10年は長く楽しめたのに。
20代も僅かながら手伝っていたのなら、そこでも目覚めようものです。
考えてみると、符合するのは本業でした。
この仕事は三十路に立ったばかりで始めています。
会社勤めから自営業に転換したことで時間の融通が利き、
このあたりから私が母の作業を一部完全に担当しています。
シャベルで用地に穴を堀り、残渣を埋めた上で畝を立てる作業です。
これは特に消耗するので「母には辛かろう」と思ったのが理由でしたが、
畑が面白くなってきたのも同時期で、ここから一気に傾倒して行きます。
思えば、本業を始めてから(その当時は)原因不明の吐き気に苛まれ、
それが血圧の上昇によるものと分かって以来、運動不足が課題でした。
椅子に座ってディスプレイを見つめ、ろくに動かない十数時間。
してみると、いよいよ血圧を無視できない年齢と生活習慣が"意欲"の根源か。
インドアな趣味が仕事に変わり、仕事ゆえに義務と責任がある中で、
なおさら文鎮のように動かないのでは体力も低下する一方。
管理機の修理や種蒔きといった作業欲求は副次的なものであるとして、
根本的な理由は、体が発する「運動して血圧を制御せよ」との警告なのか。
だとしたら逆らえないのは当然かも知れません。
- 2019/09/28(土) 23:59:00|
- 日常
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昨夜の夕食は、妹が鶏肉のトマト煮込みを作ってくれていました。
昨日の朝方のこと、妹は携帯電話を自宅に忘れたまま出勤していて、
母や彼氏君を介して私が手渡しに行ったので、その返礼でしょうか。
本日になって「うまかったぞ」とメールで感想を伝えたところ、
「本当はローリエも使ったほうが」と反省も込めた返信があり、
その中で「ちょっと問題がある」とも記していました。
何かと云うと、その料理の食材に含まれたニンニクです。
一晩が経ち、ブレス○アも使ったのに匂う気がする……らしい。
そこから休憩時間ごとのやり取り。
<<どうしよう、牛乳を飲むといいんだっけ?>>
<<なければミルク多めのカフェラテみたいなやつが良さそうだが>>
<<とりあえずジュースでごまかす! 無駄だろうけど>>
<<彼氏君のとこに行くまでには処理しとけよ>>
<<それより仕事に支障があるんだってば!>>
---正午---
<<なんとかマシになった気がする。
───と思ったら、お弁当にも入ってた! 終わった!>>
母にメールを読み上げると、「終わった」で大笑いしていました。
昨夜の残り物として弁当に入れたのは母です。
私は他人の口臭やら体臭やらは気にしませんが、大変だなぁ。
- 2019/09/27(金) 21:07:00|
- 日常
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あるものをオークションで落札しました。
恐らく今後も(頻繁に検索しない限り)見かける機会が減りそうですし、
実際に過去10年間では一度も検索に引っかからなかった代物です。
───という品の割には、代金が1000円。
あと数日で届くはずですので、とても楽しみです。
届いたら、背景となる思い出話と共に書こうと思います。
- 2019/09/26(木) 23:59:00|
- 日常
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本業を進めつつ洗濯や引越しの片付けをするつもりだったのに、
途中から片付けに本気を出し、逆転してしまいました。
集中力のなさは自認するところですが気が滅入ります。
こんなんだから終盤に焦るんだよ、君は!
- 2019/09/25(水) 23:59:00|
- 日常
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副業後は帰宅して汗を流すのが日課ですが、この日は畑へ直行し、
彼岸前に済ませるつもりだったジャガイモの仕込みを始めました。
前回は100株に近い数でしたが、そうすると用地が減ってしまうので、
冬は白菜の用地を残すためにもジャガイモを半分に減らします。
100株を植えたところで大半はお裾分けです。
そこそこ耕運機も使えるようになって来たので、
なんとか用地を耕し終え、54個の種芋を仕込み終えました。
さて、この夏は昨年までとは違って梅雨時の降水量が多く、
ナス等の水を多く欲する野菜には助かりました。
一方、多雨を経た土は新たな問題になります。
畑の"土くれ"は、こぶし大からゴマ粒くらいまで大小様々です。
ひっくるめて土と呼び、土と土の隙間には水や空気が入ります。
雨粒が叩きつけられた土くれは砂のように細かくなり、
雨水と共に隙間へと流れ込み、そこを埋めてしまいます。
それが乾くと、土は"落雁(らくがん)"のように堅く締まるのです。
耕運機を入れた直後は空気が入り込んでフカフカでも、
その上を歩いたり時間が経てば土が沈み込むのは当たり前。
さながら万年寝床の煎餅布団です。
この状態は、特に根菜にとっては息苦しく狭い部屋のようなもので、
ジャガイモにとっては芋を大きく育てるにあたって窮屈になります。
これを避けるためにも堆肥や籾殻は混ぜたほうがいい。
……のですが、昨年は籾殻の調達を中止しています。
理由は契約地を4ヶ所から3ヶ所に減らして手狭になったことと、
まだ少し在庫があったためでしたが、もう底を突きました。
今回は天地返しを含めた耕作だったので十分に耕しています。
ただし、それがジャガイモにとって好いかどうかは別の話。
また調達しに行かなきゃ。
- 2019/09/24(火) 23:59:00|
- 菜園
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副業の現場は、夜明け前からの悪天候で強風にさらされました。
台車が独りでに動いたりして風の強さを物語ります。
ところで今年の本業は珍しく書籍案件が数件目になり、
出版業界が頑張っているのかなと考えながら仕事をしています。
着手中の案件は、久しぶりに好きな題材なので私も頑張りたい。
そんな中、題材に動物が必要だったので描き入れることにしました。
そうした注文はなかったものの特徴の一つだったからです。
私の仕事で必要とされる動物の種類は多岐にわたります。
怪物の多くは動物の"部品"を取り入れたものが大半なので、
昆虫から大型獣に至るまで、その姿形についての知識も必要です。
そんなことが十数年前から何度となく続いてきたわけですが、
ラフを描くにあたって構図に頭を抱えていたところ、
さらっと描いたものが意外に上手く描けました。
「(あれ? 行けそう……?)」
少し前の記事にも書いたとおり、私は見ながら描くのが苦手です。
白い紙面から視線を外してしまうと感覚が鈍ってしまう。
動くものを捕捉する時、瞬きを減らすのと同じ。
さりとて人間よりも動物を見る機会は限られるため、
間違いを防ぐため仕方なく資料と突き合わせねばなりませんが、
それを「見なくても描けた」というのは小さいながら驚きでした。
この十数年で、いつの間にか身に付いていたようです。
ひとまず最初の壁は早々に取り払われました。
最初の壁は、ね……。
- 2019/09/23(月) 23:59:00|
- 創作
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ベルトのテンションを下げ、さらに何とか回転数を落とせました。
ちなみにテンションはON/OFFが可能です。
OFFの状態でもテンションの完全解放にはなりませんが、
車輪と耕作ローターの速度および馬力を大幅に低下させられます。
よって操作を誤った時は、とにかくテンションをOFFにすることが大切。
こうすると車輪は幼児の三輪車よりも遅い速度になりますし、
耕作ローターは接地しているだけで耕作することすら困難です。
ただし、これは飽くまで「操作を誤った際の安全度向上」が目的であり、
完全に危険を避けるなら、エンジンを止めてしまうことが一番。
そして、耕作するにはテンションがONである必要があります。
その状態での安全度を上げられれば最高なのですが、
現状では、とにかく冷静に操作するくらいしか対処できません。
耕作しながら用地を何度も往復したい───という場合でも、
真っ直ぐ耕作 → ローター停止 → 旋回→ 再び真っ直ぐに進む。
一連の操作に、一切の省略を許さないくらいが"普通"ではなくては。
すると手間ばかりが増えるし、そもそも出力を落としているので、
想定したような土の柔らかさを実現するには時間が掛かりすぎる。
そんなわけで、今日はシャベルで粗く土を起こしてきました。
深さと間隔は20~30cm、これを予定の用地全体に施します。
あらかじめ砕いておけば耕作ローターの負担が減りますし、
負担が減れば、低下させた出力下でも耕作しやすくなります。
操作を誤っても対応しやすいままですから、危険度も下がります。
とは云え、不便であることには変わりがありませんし、
さらに母が運転できないので、手軽に使える管理機の復活が急務です。
しかし燃料タンクが経年劣化で割れています。
燃料タンク……中古でも2000円とか足元を見られてるなぁ。
と思ったら、刈払機や芝刈機のタンクなら1000円もありました。
どうせ高くて買えない純正は最初から選択肢に入っていません。
よってタンクの取り付けには固定金具を自作する必要があり、
自作するなら、あえて管理機用のタンクを選ぶ必要もない。
よし、刈払機か芝刈機のタンクに決まり。
- 2019/09/22(日) 15:12:00|
- 菜園
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適した食事と睡眠により背中の痛みは引きました。
さらに曇天であれば日中でもエアコンが不要……これはありがたい。
そろそろ本業が忙しくなるので、眠気以外の敵は避けたいところです。
ところで耕運機の処遇は、今のところ保留としました。
まだ彼からは学べることが幾つかある。
歯車が動力を伝える場合、歯車同士を接触させねばなりせんが、
歯車同士が離れている場合は別の手段が必要になります。
その一つがベルトであり、今回の話で云えばVベルトです。
この耕運機は、純正エンジンから発動機へと換装されており、
発動機は稼動部(車輪や耕作ローター)へと動力(回転)を伝達し、
こうして離れた稼動部へ動力を伝達させるのがVベルトとなります。
Vベルトは発動機と稼動部に一つずつある部品に引っ掛けられます。
これが、円盤の側面に溝が掘られたプーリーと呼ばれる部品で、
ちょうど輪ゴムを2本の指に引っ掛けて伸ばすイメージです。
ベルトとプーリーの接触面に発生する摩擦によって、
発動機のプーリーが右回転すれば、稼動部のプーリーも右回転します。
ここで、テンション(ベルトの張り)という概念が介入します。
[1]ベルトが弛んでいる(テンションが低すぎる)と、
プーリーが空回りするだけで動力は伝わらない。
[2]ベルトが張りすぎている(テンションが高すぎる)と、
2つのプーリーを拘束する力が増して回転そのものを妨げる。
[3]テンションが不十分な状態で稼動部に高い負荷が生じた場合、
摩擦を維持できなくなった時点で空回りが発生する。
よって適したテンションというものがあり調節可能ですが、
発動機の動力を真っ直ぐに(適正に)伝えて制御しづらい場合は、
あえてテンションを下げ、プーリーの空回りを誘発します([3]の応用)。
前回「危ない目」にあった日、私はベルトのテンションを上げていました。
これによって動力は真っ直ぐに伝達され、馬力や速度は向上しましたが、
「操作を誤った時に制御できないレベル」にも達したわけですね。
馬力を低下させる(テンションを下げる)と堅い土を耕せませんが、
かわりに御しやすくなるという長所もあったわけで、
何らかの対策が出来るまで、あえてテンションは下げるべきでしょう。
目下、このテンション調整とエンジンの出力調整が優先事項です。
危険だからと処分するのは、いつでも出来ること。
ビクビク怯えながら触るくらいで丁度いい。
- 2019/09/21(土) 00:00:00|
- 菜園
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腕のいい左官職人が北から南へと"こて"を滑らせたような、
フィルム状の綺麗な雲が夜明けから空に横たわっていました。
そして肌寒さを感じるくらいには気温が下がっている。
こうなると途端に体が異常を発生させます。
エアコンによる室温低下でも冷たい飲み物による体温低下でもない、
「気候としての気温低下」が迫ると、脳が体を守ろうとする。
副業を始めて半年くらい経った頃から重量物を扱うようになり、
できるだけ腰への負担を減らそうと腕力だけで対処した結果、
利き腕側の背中に鈍痛が生じています。
作業どころではなかったので欠勤しましたが、
それ以来、気温が低下すると似たような痛みが戻ります。
反対に夏場は痛みがなく、これか気温低下で現れると分かります。
徐々に癒えてはいるものの、むしろセンサーになりつつある。
つまり「秋冬の寒さが始まる」というわけです。
これを軽減するのは暖かい環境や温かい食べ物。
しかし暑さが去ったわけではないし、ホットコーヒーでもない。
あぁ、寒暖差に振り回される歳になったか……というのが本音です。
- 2019/09/20(金) 23:59:00|
- 日常
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副業中、同い年か少し若いくらいの女性従業員2人が話していました。
「私は紙かなぁ、なんかちょっと画面だけだとね~」
「私、前の仕事でも電子化されてた」
「えー、そうなんだ?」
何の話かと云うと、給料明細です。
副業でも電子化が進みWEB明細となっています。
勝手に割り込む私。
「うっす、何? 明細のこと?」
「あ、おはようございます、そうですそうです」
「僕なんて自営業やってる間に世間じゃ電子化だよ」
「あっはっはっは」
「12年間で置いてきぼり」
「え、でも自営業? 何のお仕事なんです?」
私の本業はフリーイラストレーターであるわけですが、
普通に答えて驚かれることは何度か経験があります。
しかし「(私が)何の仕事をしているように見えるか」は、
私から尋ねないと分からないことであり、これは気になる。
以前から機会があれば聞いてみたいと思っていたことです。
一体どんな仕事をしていると思われているのか。
「2人には聞かれたことなかったっけ、じゃあ当ててみて」
「えぇ~」
「チャンスは5回、質問も5回、当てたら飴あげる」
「えー待って待って」
この後、2人からは10種類くらいの職業を挙げられましたが、
「ペンを持っている様子」を見せたり「近い」と誘導したり、
そうしたヒントなしでは全く当たる様子がありません。
ようやく答えが出るとビックリしていました。
「えぇぇぇぇぇぇ?!」
「……なんでそんなに驚くの」
「見えない! 見えない! へえぇぇぇ~」
あぁ、しまった。
何を職業にしているイメージなのか聞きたかったのに。
でも「見えない」ってことは、そういうイメージではないのでしょうね。
- 2019/09/19(木) 23:59:00|
- 日常
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昨日の出来事には書き切れなかった内容があり、
そして、それを書くに当たって本日は追加の話題があります。
もともと私たちが使っていた管理機(カルチベーター)は2台あり、
一台(管理機A)が稼動に成功し、長らく利用した末に動かなくなり、
それと引き換えに入手したのが今回の耕運機(トラクター)でした。
さて、管理機2台は菜園の古参利用者から引き継いだものです。
ご主人は既に亡くなっており、利用してばかりでは申し訳ないため、
ご遺族である奥さんには何度か収穫を届けたりしました。
製造年不明の暴れ牛トラクターで危ない目に遭ったのも昨日。
ご主人に「使いこなせるか?」と天国から問われた気分です。
諦めたくはないし、さりとて母の気持ちも尊重したい。
そうして本日、ある人物にネットを介して接触を試みました。
耕運機を交換入手した当時、私は年式を検索しています。
結果オークション等の記事が多く、年式については不明。
そんな中、「これは」と思える記事に行き当たっていました。
農耕機械について様々な情報を提供している、とある人物のブログ。
古い耕運機が発売された当時のカタログ画像が掲載されており、
後継機と思われる機体も載っていたのです。
どうしよう、メールで聞いてみようか……と思って時は過ぎ、
本日早朝、思い切って送信してみると返信があり───
[国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構]
───という、負わず息を呑むような所で開示される情報により、
私が散々「暴れ牛」とか「ご老体」とか無礼に名づけた"彼"が、
1983年生まれ(36歳)であると分かったのでした。
その製造年が昭和58年と告げられており、これが1983年と合致します。
そして今日は、耕運機を入手した一年前と同じ日です。
何なのでしょう……この出来すぎた偶然は。
彼を見る目が変わってしまいました。
■私信
情報提供者様、本当に感謝しております。
- 2019/09/18(水) 23:59:00|
- 菜園
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工業機械や乗用車の運転を主たる業務とする会社においては、
「ヒヤリ・ハット」という言葉を飽きるほど見聞きします。
極端な説明をすれば、これは突発的な出来事に背筋が凍る思いをしたり、
漫然と仕事をしていたら一気に冷酷な現実へ引き戻されるような、
「ヒヤリとする・ハッとする」瞬間を標語化したものでしょう。
本日、畑において耕運機を使っていたところ───そうなりました。
今の我が家で使っているのは小型管理機(カルチベーター)ではなく、
畝立ても出来る小型の耕耘機(トラクター)です。
しかし、
いつ製造されたのか分からないほどに高齢の機体でした。
昨年10月に製造元をたどると「データが残っていない」とされ、
どうかすると私が生まれる前に作られた物かも知れない。
現在、様々な機械は「運転からの離脱で停止する」という仕組みが多く、
私が副業で扱うリフトも、運転席から離れるとブレーキが掛かります。
「脅威から逃げることで脅威を制御する」という合理的な作りです。
身近な例で云えば、スプレーでしょうか。
噴霧する時だけノズル部を押し、押すのをやめると止まります。
これは噴霧され続けることが脅威で、手放すことが制御です。
しかし、古い安全基準に基づいて作られた"ご老体"は例外でした。
停止させるには───
・エンジンを停止させる
・ギアをニュートラルにする
・キャブレターへの空気供給を止める
───これらの選択肢があるものの、"離脱"はありません。
ハンドルを手放してもガソリンが尽きるまで勝手に前進します。
そして耕作ローターが連動していないため、
走行用の車輪が停止していてもローターは回転を続けます。
さらに走行+ローターの回転方向が一致すると、速度が上がります。
両輪駆動とでも云えそうな状態で、当然ながら馬力も上がるわけで、
100kgはあると思われる機体が制御しづらくなるのです。
本日、後進しようとした際にローターの回転方向が加わり、
私自身に向かって猛烈に機体が迫り、制御不能となりました。
とっさに脇へ逃れたものの、トラクターは止まらない。
少し前、ローターの馬力が低すぎて耕作中に停止したため、
ベルトのテンションを引き上げています。
これによってベルトが空回りするロスが減った一方、
エンジンの馬力が真っ直ぐに伝わってローターも力強くなり、
結果、ローターの回転数が走行速度に上乗せされたわけです。
これは自転車で坂道を下る時にペダルを漕ぐようなもので、
制御を失った機体は、備品を管理しているボックスにぶつかり、
そこから乗り上げられず、アイドリング状態で唸るばかり。
この上、エンジンのスイッチが壊れていて止められず、
ギアが甘いのでニュートラルに入れづらいこともあり、
キャブレターへの空気を遮断し、不完全燃焼で停止させました。
……怖かった。
制御を失った機械の前では、人力など爪楊枝ほどに脆い。
母は「もう使うのやめよう」と云っています。
- 2019/09/17(火) 23:59:00|
- 菜園
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妹の自転車を修理しました。
先日の記事に書いたとおり、バルブの根元が裂けたことによる空気漏れで、
こればかりは(今の私に)修理方法がないためチューブの新調が確実です。
不要になったチューブを切断してみると分かりますが、
内部は白っぽい粉のようなものが一面に塗布されています。
これはチューブ(ゴム)の劣化防止や内側での張り付きを防ぐためで、
本来はチューブの外側にも使ったほうが長持ちするのです。
(実際に専用のパウダーも販売されています)
そして今回のように「バルブの根元が裂けた」状態を直す場合、
まずバルブが金属、チューブはゴムという性質の違いで接着しづらく、
バルブが突き出ている以上、通常の修正パッチ(面状)が使えません。
これが車やバイクにおけるパンクの場合、ちょっと事情が変わります。
殆どがチューブレスでタイヤが分厚く、"楔(くさび)"が使えるのです。
接着剤と共にゴムの楔を突っ込むことで、強引に塞げてしまうわけですね。
しかし自転車のタイヤは薄く、せいぜい数ミリ程度です。
タイヤが無事でもチューブに穴が開いていれば意味がありません。
では、外側からの接ぎ当てが無理なら内側からは?
たとえば傷口から接着剤を流し込むとかは?
これも、皮肉なことに先述のパウダーが妨げとなります。
セロテープの接着面に砂をかけるようなもので、
接着力が極端に低下するため塞げません。
一つ考えている手段もあるのですが、接着剤が乾くまでの時間が怖い。
どうにか固定した状態を保つため、ジグ(治具)の作成が必要です。
そして、それをやるくらいならチューブを買うほうが手っ取り早い。
多発する事例ではない点も、対処が進化しない原因かなぁ。
- 2019/09/16(月) 23:59:00|
- DIY
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起き抜けに「今日は8月**日です」と云われても信じてしまいそうな、
洗濯物が乾きやすいことだけが利点の日中でございました。
37℃って……どうなってるんじゃよ。
畑に出たかったものの、こう暑くては私が倒れてしまいます。
彼岸前に用地確保、できればジャガイモの仕込みを終えたい。
母は6月のジャガイモ大収穫が嬉しかったようです。
前回は仕込みと用地の状態が揃いませんでした。
大別すると───
▼前期(70株くらい)
・仕込み時期は問題なし
・用地は備中鍬で耕作したので不十分
・収穫量……多
▼後期(25株くらい)
・仕込みが遅い
・耕運機を入れたので土はフカフカ
・収穫量……少
───こんな感じ。
つまり仕込み時期と耕運機の2点が揃えば、
「できること」の大部分においては問題ないことになります。
それを実現させたいわけですが、生憎のギラギラ太陽。
えぇい、そろそろ手加減しなされ。
- 2019/09/15(日) 23:59:00|
- 菜園
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あちこち用事があったので副業は定時過ぎに切り上げ、
後は正社員に任せ、朝食後は夕方前まで自宅に帰れませんでした。
「僕、今日は早く帰るから」
「マジで?! 早くって時間は?」
「もうすぐ」
こういう反応がある程度には頼られていて悪い気はしませんが、
やっぱり持ち場は変えて欲しいし四十代の体力は四十代です。
早朝に大きな消耗が入ると、その後は動けなくなる。
それでも涼しくなりつつあるので、あと少しのことでしょう。
しかし週間天気予報を見ると甘い考えのような。
まだ暑いの? もう解放して……クタクタになるんですよ。
- 2019/09/14(土) 23:59:00|
- 日常
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妹の自転車がパンクしたと云うので視てみましたが、
7月6日の記事で書いたネコ車と同じ症状でした。
またこれか……短期間で2度目の事例となる運の悪さ。
修正パッチの中心に穴を開け、バルブを通して根元を直してみましたが、
やはり空気を注入すると間もなく圧力に負けてタイヤはペシャンコ。
こうなるとチューブを買ったほうが手っ取り早い。
一方、畑では高齢耕運機の燃料チューブを修理しました。
以前ホームセンターにて試供品的に耐油チューブをいただき、
長さが十分だったので交換したのですが……材質が柔らかすぎて失敗。
結局、これは交換前の頑丈な古いチューブに戻しています。
経年劣化を見越して新調したのに、また古いチューブに頼る。
お爺ちゃん、あなたは色々と凄すぎませんかね。
それより同じチューブって今でも売っているのだろうか。
その後に始動できなかったので数十回もリコイルを引き、
疲れたところでプラグを疑うと、カーボンで真っ黒になっていました。
ワイヤブラシでカーボンを除去して始動すると、あっさり始動しています。
かたや修理失敗、かたや修理完了。
1歩退いて2歩進んだような一日でした。
さぁ、彼岸前には用地確保を終えるぞ。
- 2019/09/13(金) 23:59:00|
- DIY
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本業のラフ提出日。
大抵フリーランスの人は複数の仕事を掛け持ちするものですが、
これはガツガツと貪欲に仕事を取っているわけではなく───
・執筆期間が案件によって異なる。
・発注日が同時期に重なる。
・途中で連絡が途絶える。
───等々、色々な事情が関わります。
依頼によって「来月の**日に発注します」と余裕がある時もあれば、
最初の連絡が発注である場合もあり、こうなると即日着手です。
そして、たまに「どう頑張っても期間内では無理」という案件もあり、
すると日延べされるため次の案件に重なったりすることもあります。
よって日程管理は必須で、忘れてましたは通用しません。
こうした問題に対処するべく人手を費やし部門を切り分け、
分業で解決するのが企業であり、そこに属するのが会社員。
おそらく最も一般的な就業形態です。
これが一人になると、ありとあらゆる作業を担当するのは自分です。
実家を出て一人暮らしを始めたことによる変化と同様で───
「諸事が自分中心の生活」 → 「諸事が自分に集中する生活」
───というのが現実であることに気付かされます。
世の中そうそう都合のいい話はないわけですね。
そんな私がフリーランスとなって「上手くやれているのか」と云うと、
さながら氷の上で何度となく転びそうになりつつ前進し、
最後は粗末な座布団に尻餅をつく感じです。
たぶん「危なっかしくて見てられない」程度の評価でしょう。
そして現在、11月にまたがる3つの案件に翻弄されています。
よく生きてるなぁ、私。
- 2019/09/12(木) 23:59:00|
- 日常
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直近の仕事に全力を尽くしておりました。
ラフの段階でも全力を尽くすのは、これが行き先を決めるからです。
この仕事に携わった初期には、ラフはラフとしてだけ描き、
あとはそれを見ながら描くという手法を取っていました。
しかし細大に関わらず思ったように描けなかったのです。
その後、ラフをトレースする形に変わっています。
大抵は弄る箇所が膨大なので「そこそこ似ている完成品」となりますが、
ラフ時の閃きや感覚を引き継がせやすく、"道草"を減らす効果がありました。
ここで云う道草とは、ラフを踏襲せず手癖で描いて失敗することです。
私は見ながら描くのが苦手で、学校の美術でも同じでした。
描き写す対象に視線を移すのが苦痛だったようですね。
しかし、ラフがあり本番(ブラッシュアップ)がある"仕事"において、
いちいち道草を食っていては瞬く間に〆切が迫ってしまいます。
定められた期日に納品することも仕事の一つです。
従って、トレースに変えてからはラフが全体の出来を決めてしまいます。
ガチャリとチャンネルを切り替えるように、意識と感性の手綱を引く。
冒険が減り、偶然が減り、「なんとなく上手く描けた」という幸運も減り、
かわりに一撃で心臓を射抜くような矢を射る。
職人ってそういうものだと考えています。
- 2019/09/11(水) 23:59:00|
- 創作
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今日も暑かったです。
薄暗くなってからの気温が、昼間と大差ないことには閉口します。
夏から夜の涼しさまで奪うのは枕草子から趣を奪うようなものです。
母と退社後の妹を連れて買い物に行き、妹は服を買ったのですが、
なかなかの値段なので踏み切れずにおり、結局は諦めました。
妹は、すらりと痩せていて大抵のものが似合います。
一方で私は服のセンスがなくて「似合う?」と聞かれても困ることが多く、
これまで手持ち無沙汰でヒマ潰しに腐心してばかりでしたが、
そんな買い物に何十回も付き合っていると慣れてしまい───
「これが気に入ったんだけど……」
「それは似合う、いいと思う」
「でもねぇ、値段がねぇ~」
「こっちは? あ、こっちはパンツか」
「似た感じだね、これもいいなー」
「男(私)からすると、パンツってのは魅力を感じないがな」
「くっ……やっぱり、そうなのかぁぁぁ」
「男で見慣れてるものを、あえて女で見たいとは思わん」
「それなんだよねぇ」
───割と能動的に関わる姿勢が出来ました。
しかし自分の服選びとなると、無難なものばかりです。
何より私は目立つ服装が大嫌いで、他人に注目なんかされたくない。
むしろ「居たの?」と云われるくらい存在感のないものが好みです。
そういう服装を指して、半ば自分の感性を自嘲的に表現することもあり、
本日そんな時に私が思いついたのは───
「男なんて雑巾でも貼り付けときゃいい」
───と、我ながら自己嫌悪に陥るものでした。
口にしていたら、いよいよ妹に呆れられるところです。
それにしても女性の服って高い……大変だよなぁ。
- 2019/09/10(火) 23:16:00|
- 日常
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ぶり返したような暑さに肌を焼かれる日中でした。
とは云え湿度が低く、乾いた風で汗ばむことは少ないです。
副業が早朝であることだけが救い。
一方で本業は年末にかけて忙しくなる感じです。
年内に引越しを終えてしまいたいというのに、日程が厳しい。
ついては副業も(せっかく取得できるのだから)有給を取りたく、
正社員に尋ねてみました。
「Oさん、僕ら(補助作業員)の有給って取らないとどうなるの」
「……どうなるんだろう、溜まってくだけ……?」
「もう半月分あるんだけど」
「俺も一ヶ月分ある」
「取るとYさんは『かわりに定休日は出られる?』って云うし」
「はっはっは、Yちゃんなー」
世間では有給に対して消化や買取といった概念もありますが、
現場のリフトマンが少ないので、当てにされると断りきれません。
さりとて、私が副業を手伝うことは出来ても副業は私を手伝えない。
ここで重要なのは、本業と引越しを主眼において取得すると仮定し、
どちらのために取るかということです。
きっかり一日分の休みがあったとして、そこに全ての労力を注ぐと、
本業と引越し準備では、どちらが「より大きく前進できるか」。
本業は案件の進行具合によるし、引越し準備は一日では片付かない。
……まずは取るのが先か。
- 2019/09/09(月) 23:59:00|
- 日常
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また少し荷物をまとめて転居先の部屋に運び入れました。
先日、久しぶりに大家と会ったものの未だ引越しを告げていませんが、
仕事(本業)の環境だけを残して運搬を終えてしまいたいからです。
転居先は母の仕事場の2階。
つまり母の仕事場と住所や連絡先が共通するため、
固定電話やネット環境は統一する必要があります。
そしてネット環境は私の光回線を引き継がせるつもりです。
これは仕事に必須なので、今のアパートでギリギリまで維持し、
転居先で開通させた後、商売道具ひとつで移る……というのが理想。
かれこれ半年以上も運搬を繰り返し、幾らか先が見えてきました。
私の生活を四半世紀も包み込んだ部屋との別れが近づく。
住み始めたのは冬だったから、去るのも冬か。
- 2019/09/08(日) 23:59:00|
- 日常
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副業の現場では戦力の3割くらいが古参や年配者です。
一週間の所定労働時間が多すぎると保険の都合が生じます。
よって働く時間を制限する必要があり、地味に痛い……のが私。
ほかのリフトマンが年配者で私だけ割を食うのは、どうしたものか。
あくまで副業であり本業が疎かになるような状態は困る。
さりとて固定収入は頼もしいし、私は半端な仕事をするのが嫌いです。
正社員らの補助を終えて帰りたいし、当てにされれば悪い気もしません。
しかし古参の中には「やり過ごすだけ」と考える人も出ます。
あと数分で終わる仕事も、定時だからと帰ってしまう。
・正社員からの依存度が増すから頑張らない
・所定労働時間を楽に消化したい
・胸三寸や人情に時給は出ない
こうした理由からトラブルや繁忙期などにも対処しません。
それが契約であり、一概に非協力的と断ずるのは乱暴ですが、
問題は慣習的な要素すら後退する方向で考えることです。
例えば「製品にシールを貼って整理する」という作業を続けていた場合、
もともとの契約では「製品を整理すること」だけであるため、
シールを貼るのは正社員がやればいい、という具合。
貼っていなければ整理済みの製品を再び取り出して貼らねばならず、
二度手間になるので最初の貼り付けが理想であるわけですが、
これを前年の繁忙期に「急がしいから」とやめてしまいました。
慣習的な要素の後退とは、ここからです。
忙しくない時期であっても、貼るのをやめたのだから貼らない。
努めと務めの違い、とでも云えばいいでしょうか。
ここで「大した手間でもないしヒマなんだから」と、
これに相当する作業を自主的に再開した私は批難されるのでした。
やれとは云われていないし、やるなとも云われていない。
リフト作業に手当ては出ませんから、いわばこれも自主的なもの。
ところがリフト作業は批難されない矛盾。
それでも正社員が助かるのだからと、今でも一人で続けています。
一年ぶりに復帰したベテランは私と同じ意見でした。
人間、いつ誰に、どんな形で助けられるか分からない。
まぁ、上司に止められたらやめよう。
- 2019/09/07(土) 23:59:00|
- 日常
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7月末に「ニイニイゼミを見つけた」と書きましたが、
今度は、地元では初めてかも知れない種類の鳴き声がしました。
環境庁が発行している「身近な生きもの調査('95年)」によると、
"それ"の分布には地元が(ギリギリ)含まれていないようで、
少なくとも私は十数年前にさかのぼっても聞いたことがない。
しかし本日、夏の終わりを告げるツクツクボウシの鳴き声に混じって───
<<ミーンミーンミーン>>
「……え? ミンミンゼミが鳴いてない?」
「あら本当、あぁ懐かしい」
───ミンミンゼミの鳴き声が聞こえたのです。
そう、私はミンミンゼミの鳴き声を殆ど聞いたことがありません。
専らテレビや動画、何らかの音声によって聞いてばかりだったのです。
セミというと、アブラゼミかツクツクボウシが「分かりやすい夏」でした。
母は故郷である九州で子供時代に聞いていることでしょうが、
人生の99%を地元で過ごしている私は、例外には敏感なのです。
まさか昨年、それ以上前から鳴いていたのだろうか。
クマゼミといいニイニイゼミの復活といい、何か起こるのかしら。
- 2019/09/06(金) 19:14:46|
- 生物
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先日のバックホーは撤去されていました。
当然の対応でしょうが小型車種に変わっていたため───
「小さくなった!」
───と、手間をかけた手品でも見た気分です。
それ以上の話題にはなっていないあたり、怪我人はなかった様子。
それより仕事が進まないので困っています。
- 2019/09/05(木) 23:59:00|
- 日常
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母が実家の片付けで古いアルバムを整理したので、見てみました。
あられもない姿の私が、さらに小さい弟と一緒に撮られた頃の写真で、
妹は母のお腹に居て、まだ生まれてすらいません。
一部の写真に、子供時代の近所が写り込んでいました。
この景色は失われ、今や写真か記憶の中にしかない。
失われ始めたのは携帯電話のカメラ機能が標準装備になる前の話。
いわば「写真を現像してもらう」という習慣が薄れゆく頃の手前です。
現在ほど携帯電話の撮影機能が優れていなかった時期ですし、
ちょっとした撮影というものは"趣味"の世界でした。
アルバムの内容は、そのさらに十数年前となります。
「ここに三角形の土地があって───夾竹桃があったなぁ」
「そんなのあった?」
「あったはず」
子供の視点と大人の視点は違います。
私が景色で記憶していることに対して母は人間関係でした。
誰それが救急車を呼んでくれたとか、お祝いをくださったとか。
現在は、あの角を曲がったところに……という記録が残る時代です。
鮮明な画像の連続で、記憶と記録がリンクできる。
なんと羨ましい。
一方、なんとか記憶を手繰り寄せて思い出せた時の喜びは、
生きてきた時間の長さが作り出す、一種のボーナスみたいなものです。
思い出せる過去があり、その過去に恵まれるのは幸福の一形態でしょう。
あの大きな建物が立ち並ぶ敷地を、私は一直線に駆け抜けたことがある。
あの場所からは見えないはずの空を、私は見上げたことがある。
あの公園に建っていた家へ行って、友達と遊んだことがある。
それにしても歳をとったなぁ。
- 2019/09/04(水) 23:59:00|
- 日常
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工事現場でバックホー(ショベルカー)がひっくり返っているのを見ました。
ひっくり返っていると云うより尻餅をついたような状態ですが、
重量は20トンを超える大型で───
「(盗まれないようにしてるのかな)」
───と、のん気に思っていると、どうもそうではない様子。
機体からワイヤーらしきものが伸び、ロードローラーに繋がっています。
キャタピラは完全に地面を踏んでいないし、
何より"お尻"は接地し、おそらく外装はグシャグシャでしょう。
「(引き起こそうとした?)」
作業員は来ていなかったので辺りは無人。
状況から見るに対応した後のようですから通報は無用でしょうが……。
そう云えば10年くらい前に、車がひっくり返ってるのも見たなぁ。
こういう重機は、ある程度の大きさや状況によっては対処が難しく、
引き起こすだけで機体を大ざっぱに分解する例もあるそうです。
どうなったんだろう……それより怪我人が出ませんように。
- 2019/09/03(火) 21:17:00|
- 日常
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やってしまいました……始まりは先月末のことです。
「(よし、とりあえずラフ3枚……送信して提出)」
「OKです。 ただ、向きが逆になってますが……」
「(ふー、概ね3点は通過か)」
「(返信がないな……まぁ次のラフで直すのかな)」
そして本日───
「(残りのラフも送信……提出と)」
「OKです。 あの、向きの件ですが……先月末に───」
「え?!」
───こんなことがありました。
私の仕事における相互連絡は全てメールでやり取りしますが、
先月末のメールに読み落としがあり、そのまま本日を迎えています。
もちろん平謝りです。
- 2019/09/02(月) 23:59:00|
- 日常
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昼間のエアコンで冷えた室温のまま眠ることが出来そうなので、
タイマーで2時間後に止まるよう設定して眠ったのですが、
夕方を過ぎると、昼間に暖められた鉄骨が室温を上げるようです。
起きると室温は29℃くらい。
これにパソコンの廃熱が加わると30℃を超えてしまうため、
夜中の室温を下げるには、外気を取り込むかエアコンが必要になります。
それでも少し前に比べれば、ずいぶんと過ごしやすくなりました。
昼はジリジリと肌を焼かれるほどの日光ではないですし、
夜はベランダの鉄骨を触っても生暖かくない。
ストレスの強い出来事が続く日々や過ごしづらい時期は、
ただそれだけで「いつ終わるのだろう」と気が遠くなります。
煮え湯は喉を通り過ぎてしまわないと熱いまま───と思い込む。
通り過ぎてしまってから、ようやく涼しいと思える。
そして、ぬるま湯に変わっても熱いと感じる。
地味に見えても進んでいるはずの時間が、止まって感じられる。
そんな感覚の中でも時間は過ぎていて、きちんと変化しています。
いつまでも終わらないと思っていた引越し準備に、少し先が見えました。
- 2019/09/01(日) 23:59:00|
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