第27緑化地区

フリーイラストレーター七片藍のブログ/第27緑化地区

収縮

腕のいい左官職人が北から南へと"こて"を滑らせたような、
フィルム状の綺麗な雲が夜明けから空に横たわっていました。
そして肌寒さを感じるくらいには気温が下がっている。

こうなると途端に体が異常を発生させます。
エアコンによる室温低下でも冷たい飲み物による体温低下でもない、
「気候としての気温低下」が迫ると、脳が体を守ろうとする。

副業を始めて半年くらい経った頃から重量物を扱うようになり、
できるだけ腰への負担を減らそうと腕力だけで対処した結果、
利き腕側の背中に鈍痛が生じています。

作業どころではなかったので欠勤しましたが、
それ以来、気温が低下すると似たような痛みが戻ります。
反対に夏場は痛みがなく、これか気温低下で現れると分かります。

徐々に癒えてはいるものの、むしろセンサーになりつつある。
つまり「秋冬の寒さが始まる」というわけです。

これを軽減するのは暖かい環境や温かい食べ物。
しかし暑さが去ったわけではないし、ホットコーヒーでもない。

あぁ、寒暖差に振り回される歳になったか……というのが本音です。

  1. 2019/09/20(金) 23:59:00|
  2. 日常
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

見た目が○割

副業中、同い年か少し若いくらいの女性従業員2人が話していました。

「私は紙かなぁ、なんかちょっと画面だけだとね~」
「私、前の仕事でも電子化されてた」
「えー、そうなんだ?」

何の話かと云うと、給料明細です。
副業でも電子化が進みWEB明細となっています。

勝手に割り込む私。

「うっす、何? 明細のこと?」
「あ、おはようございます、そうですそうです」
「僕なんて自営業やってる間に世間じゃ電子化だよ」

「あっはっはっは」
「12年間で置いてきぼり」
「え、でも自営業? 何のお仕事なんです?」

私の本業はフリーイラストレーターであるわけですが、
普通に答えて驚かれることは何度か経験があります。

しかし「(私が)何の仕事をしているように見えるか」は、
私から尋ねないと分からないことであり、これは気になる。
以前から機会があれば聞いてみたいと思っていたことです。

一体どんな仕事をしていると思われているのか。

「2人には聞かれたことなかったっけ、じゃあ当ててみて」
「えぇ~」
「チャンスは5回、質問も5回、当てたら飴あげる」
「えー待って待って」

この後、2人からは10種類くらいの職業を挙げられましたが、
「ペンを持っている様子」を見せたり「近い」と誘導したり、
そうしたヒントなしでは全く当たる様子がありません。

ようやく答えが出るとビックリしていました。

「えぇぇぇぇぇぇ?!」
「……なんでそんなに驚くの」
「見えない! 見えない! へえぇぇぇ~」

あぁ、しまった。
何を職業にしているイメージなのか聞きたかったのに。

でも「見えない」ってことは、そういうイメージではないのでしょうね。

  1. 2019/09/19(木) 23:59:00|
  2. 日常
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

36

昨日の出来事には書き切れなかった内容があり、
そして、それを書くに当たって本日は追加の話題があります。

もともと私たちが使っていた管理機(カルチベーター)は2台あり、
一台(管理機A)が稼動に成功し、長らく利用した末に動かなくなり、
それと引き換えに入手したのが今回の耕運機(トラクター)でした。

さて、管理機2台は菜園の古参利用者から引き継いだものです。
ご主人は既に亡くなっており、利用してばかりでは申し訳ないため、
ご遺族である奥さんには何度か収穫を届けたりしました。

その奥さんが引っ越したのは昨日のこと。
製造年不明の暴れ牛トラクターで危ない目に遭ったのも昨日。

ご主人に「使いこなせるか?」と天国から問われた気分です。
諦めたくはないし、さりとて母の気持ちも尊重したい。
修理を日延べしたまま数年が立つ管理機B。

そうして本日、ある人物にネットを介して接触を試みました。

耕運機を交換入手した当時、私は年式を検索しています。
結果オークション等の記事が多く、年式については不明。
そんな中、「これは」と思える記事に行き当たっていました。

農耕機械について様々な情報を提供している、とある人物のブログ。
古い耕運機が発売された当時のカタログ画像が掲載されており、
後継機と思われる機体も載っていたのです。

どうしよう、メールで聞いてみようか……と思って時は過ぎ、
本日早朝、思い切って送信してみると返信があり───

[国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構]

───という、負わず息を呑むような所で開示される情報により、
私が散々「暴れ牛」とか「ご老体」とか無礼に名づけた"彼"が、
1983年生まれ(36歳)であると分かったのでした。

過去に製造元へ問い合わせた際は「後継機らしき部品番号」と前提し、
その製造年が昭和58年と告げられており、これが1983年と合致します。

そして今日は、耕運機を入手した一年前と同じ日です。
何なのでしょう……この出来すぎた偶然は。

彼を見る目が変わってしまいました。

■私信
情報提供者様、本当に感謝しております。

  1. 2019/09/18(水) 23:59:00|
  2. 菜園
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

猛進する鉄塊

工業機械や乗用車の運転を主たる業務とする会社においては、
「ヒヤリ・ハット」という言葉を飽きるほど見聞きします。

極端な説明をすれば、これは突発的な出来事に背筋が凍る思いをしたり、
漫然と仕事をしていたら一気に冷酷な現実へ引き戻されるような、
「ヒヤリとする・ハッとする」瞬間を標語化したものでしょう。

本日、畑において耕運機を使っていたところ───そうなりました。

今の我が家で使っているのは小型管理機(カルチベーター)ではなく、
畝立ても出来る小型の耕耘機(トラクター)です。

しかし、いつ製造されたのか分からないほどに高齢の機体でした。
昨年10月に製造元をたどると「データが残っていない」とされ、
どうかすると私が生まれる前に作られた物かも知れない。

現在、様々な機械は「運転からの離脱で停止する」という仕組みが多く、
私が副業で扱うリフトも、運転席から離れるとブレーキが掛かります。
「脅威から逃げることで脅威を制御する」という合理的な作りです。

身近な例で云えば、スプレーでしょうか。
噴霧する時だけノズル部を押し、押すのをやめると止まります。
これは噴霧され続けることが脅威で、手放すことが制御です。

しかし、古い安全基準に基づいて作られた"ご老体"は例外でした。
停止させるには───

・エンジンを停止させる
・ギアをニュートラルにする
・キャブレターへの空気供給を止める

───これらの選択肢があるものの、"離脱"はありません。
ハンドルを手放してもガソリンが尽きるまで勝手に前進します。

そして耕作ローターが連動していないため、
走行用の車輪が停止していてもローターは回転を続けます。

さらに走行+ローターの回転方向が一致すると、速度が上がります。
両輪駆動とでも云えそうな状態で、当然ながら馬力も上がるわけで、
100kgはあると思われる機体が制御しづらくなるのです。

本日、後進しようとした際にローターの回転方向が加わり、
私自身に向かって猛烈に機体が迫り、制御不能となりました。
とっさに脇へ逃れたものの、トラクターは止まらない。

少し前、ローターの馬力が低すぎて耕作中に停止したため、
ベルトのテンションを引き上げています。

これによってベルトが空回りするロスが減った一方、
エンジンの馬力が真っ直ぐに伝わってローターも力強くなり、
結果、ローターの回転数が走行速度に上乗せされたわけです。

これは自転車で坂道を下る時にペダルを漕ぐようなもので、
制御を失った機体は、備品を管理しているボックスにぶつかり、
そこから乗り上げられず、アイドリング状態で唸るばかり。

この上、エンジンのスイッチが壊れていて止められず、
ギアが甘いのでニュートラルに入れづらいこともあり、
キャブレターへの空気を遮断し、不完全燃焼で停止させました。

……怖かった。
制御を失った機械の前では、人力など爪楊枝ほどに脆い。

母は「もう使うのやめよう」と云っています。

  1. 2019/09/17(火) 23:59:00|
  2. 菜園
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

「もう買おう」

妹の自転車を修理しました。
先日の記事に書いたとおり、バルブの根元が裂けたことによる空気漏れで、
こればかりは(今の私に)修理方法がないためチューブの新調が確実です。

不要になったチューブを切断してみると分かりますが、
内部は白っぽい粉のようなものが一面に塗布されています。

これはチューブ(ゴム)の劣化防止や内側での張り付きを防ぐためで、
本来はチューブの外側にも使ったほうが長持ちするのです。
(実際に専用のパウダーも販売されています)

そして今回のように「バルブの根元が裂けた」状態を直す場合、
まずバルブが金属、チューブはゴムという性質の違いで接着しづらく、
バルブが突き出ている以上、通常の修正パッチ(面状)が使えません。

これが車やバイクにおけるパンクの場合、ちょっと事情が変わります。
殆どがチューブレスでタイヤが分厚く、"楔(くさび)"が使えるのです。
接着剤と共にゴムの楔を突っ込むことで、強引に塞げてしまうわけですね。

しかし自転車のタイヤは薄く、せいぜい数ミリ程度です。
タイヤが無事でもチューブに穴が開いていれば意味がありません。

では、外側からの接ぎ当てが無理なら内側からは?
たとえば傷口から接着剤を流し込むとかは?

これも、皮肉なことに先述のパウダーが妨げとなります。
セロテープの接着面に砂をかけるようなもので、
接着力が極端に低下するため塞げません。

一つ考えている手段もあるのですが、接着剤が乾くまでの時間が怖い。
どうにか固定した状態を保つため、ジグ(治具)の作成が必要です。
そして、それをやるくらいならチューブを買うほうが手っ取り早い。

多発する事例ではない点も、対処が進化しない原因かなぁ。

  1. 2019/09/16(月) 23:59:00|
  2. DIY
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

展望

起き抜けに「今日は8月**日です」と云われても信じてしまいそうな、
洗濯物が乾きやすいことだけが利点の日中でございました。
37℃って……どうなってるんじゃよ。

畑に出たかったものの、こう暑くては私が倒れてしまいます。
彼岸前に用地確保、できればジャガイモの仕込みを終えたい。
母は6月のジャガイモ大収穫が嬉しかったようです。

前回は仕込みと用地の状態が揃いませんでした。
大別すると───

▼前期(70株くらい)
・仕込み時期は問題なし
・用地は備中鍬で耕作したので不十分
・収穫量……多

▼後期(25株くらい)
・仕込みが遅い
・耕運機を入れたので土はフカフカ
・収穫量……少

───こんな感じ。

つまり仕込み時期と耕運機の2点が揃えば、
「できること」の大部分においては問題ないことになります。
それを実現させたいわけですが、生憎のギラギラ太陽。

えぇい、そろそろ手加減しなされ。

  1. 2019/09/15(日) 23:59:00|
  2. 菜園
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

神は厳しい

あちこち用事があったので副業は定時過ぎに切り上げ、
後は正社員に任せ、朝食後は夕方前まで自宅に帰れませんでした。

「僕、今日は早く帰るから」
「マジで?! 早くって時間は?」
「もうすぐ」

こういう反応がある程度には頼られていて悪い気はしませんが、
やっぱり持ち場は変えて欲しいし四十代の体力は四十代です。
早朝に大きな消耗が入ると、その後は動けなくなる。

それでも涼しくなりつつあるので、あと少しのことでしょう。
しかし週間天気予報を見ると甘い考えのような。

まだ暑いの? もう解放して……クタクタになるんですよ。

  1. 2019/09/14(土) 23:59:00|
  2. 日常
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

終わり良ければ

妹の自転車がパンクしたと云うので視てみましたが、
7月6日の記事で書いたネコ車と同じ症状でした。
またこれか……短期間で2度目の事例となる運の悪さ。

修正パッチの中心に穴を開け、バルブを通して根元を直してみましたが、
やはり空気を注入すると間もなく圧力に負けてタイヤはペシャンコ。
こうなるとチューブを買ったほうが手っ取り早い。

一方、畑では高齢耕運機の燃料チューブを修理しました。
以前ホームセンターにて試供品的に耐油チューブをいただき、
長さが十分だったので交換したのですが……材質が柔らかすぎて失敗。

結局、これは交換前の頑丈な古いチューブに戻しています。
経年劣化を見越して新調したのに、また古いチューブに頼る。

お爺ちゃん、あなたは色々と凄すぎませんかね。
それより同じチューブって今でも売っているのだろうか。

その後に始動できなかったので数十回もリコイルを引き、
疲れたところでプラグを疑うと、カーボンで真っ黒になっていました。
ワイヤブラシでカーボンを除去して始動すると、あっさり始動しています。

かたや修理失敗、かたや修理完了。
1歩退いて2歩進んだような一日でした。

さぁ、彼岸前には用地確保を終えるぞ。

  1. 2019/09/13(金) 23:59:00|
  2. DIY
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

倒れそうで倒れないけど半分くらい倒れている掘っ立て小屋

本業のラフ提出日。
大抵フリーランスの人は複数の仕事を掛け持ちするものですが、
これはガツガツと貪欲に仕事を取っているわけではなく───

・執筆期間が案件によって異なる。
・発注日が同時期に重なる。
・途中で連絡が途絶える。

───等々、色々な事情が関わります。
依頼によって「来月の**日に発注します」と余裕がある時もあれば、
最初の連絡が発注である場合もあり、こうなると即日着手です。

そして、たまに「どう頑張っても期間内では無理」という案件もあり、
すると日延べされるため次の案件に重なったりすることもあります。
よって日程管理は必須で、忘れてましたは通用しません。

こうした問題に対処するべく人手を費やし部門を切り分け、
分業で解決するのが企業であり、そこに属するのが会社員。
おそらく最も一般的な就業形態です。

これが一人になると、ありとあらゆる作業を担当するのは自分です。
実家を出て一人暮らしを始めたことによる変化と同様で───

「諸事が自分中心の生活」 → 「諸事が自分に集中する生活」

───というのが現実であることに気付かされます。
世の中そうそう都合のいい話はないわけですね。

そんな私がフリーランスとなって「上手くやれているのか」と云うと、
さながら氷の上で何度となく転びそうになりつつ前進し、
最後は粗末な座布団に尻餅をつく感じです。

たぶん「危なっかしくて見てられない」程度の評価でしょう。
そして現在、11月にまたがる3つの案件に翻弄されています。

よく生きてるなぁ、私。

  1. 2019/09/12(木) 23:59:00|
  2. 日常
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

研ぎ澄ます必中

直近の仕事に全力を尽くしておりました。
ラフの段階でも全力を尽くすのは、これが行き先を決めるからです。

この仕事に携わった初期には、ラフはラフとしてだけ描き、
あとはそれを見ながら描くという手法を取っていました。
しかし細大に関わらず思ったように描けなかったのです。

その後、ラフをトレースする形に変わっています。
大抵は弄る箇所が膨大なので「そこそこ似ている完成品」となりますが、
ラフ時の閃きや感覚を引き継がせやすく、"道草"を減らす効果がありました。

ここで云う道草とは、ラフを踏襲せず手癖で描いて失敗することです。
私は見ながら描くのが苦手で、学校の美術でも同じでした。
描き写す対象に視線を移すのが苦痛だったようですね。

しかし、ラフがあり本番(ブラッシュアップ)がある"仕事"において、
いちいち道草を食っていては瞬く間に〆切が迫ってしまいます。
定められた期日に納品することも仕事の一つです。

従って、トレースに変えてからはラフが全体の出来を決めてしまいます。
ガチャリとチャンネルを切り替えるように、意識と感性の手綱を引く。

冒険が減り、偶然が減り、「なんとなく上手く描けた」という幸運も減り、
かわりに一撃で心臓を射抜くような矢を射る。

職人ってそういうものだと考えています。

  1. 2019/09/11(水) 23:59:00|
  2. 創作
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
前のページ 次のページ

プロフィール

七片 藍

Author:七片 藍
フリーイラストレーター

当ブログについて
:本家[ether]
:mixi[499935]

カレンダー

08 | 2019/09 | 10
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 - - - - -

カテゴリ

絵:執筆情報 (63)
ソーシャルゲーム系 (28)
TCG系 (14)
書籍系 (17)
絵:個人作品 (14)
トップ等 (10)
聖域 (1)
悪魔 (1)
神威 (1)
ほか (1)
日常 (3426)
創作 (85)
DIY (100)
菜園 (589)
疑問 (3)
ゲーム (27)
スポーツ (2)
探しもの (6)
生物 (49)
未分類 (2)
修理 (8)

検索フォーム

最新コメント

月別アーカイブ

QRコード

QR