早朝から珍しい生物を発見しました。
ニイニイゼミです。
小学生時代には地元におけるセミの代表格に数えましたが、
ニイニイゼミは湿度の高い環境が必要とのことで、
田畑の減少に伴い、とんと見なくなったのです。
子供の頃、地元でセミというと───
・アブラゼミ
・ニイニイゼミ
・クマゼミ(極端に少ない)
・ツクツクボウシ
───この4種類で、とにかくクマゼミは滅多に見られませんでした。
ところが、いつの間にか(少なくとも成人する頃には)───
・アブラゼミ
・クマゼミ(激増)
・ツクツクボウシ
───ニイニイゼミを挙げられないほど全く見なくなっています。
環境悪化で絶滅したと云われても納得してしまうくらい。
児童にとっての娯楽であるセミ取りをしなくなってから、
「見なくなった」と気づいて本日まで……最低でも30年。
調べてみると、低湿度に適応することで数を増やしているとか。
いつ頃から増え始めたのかは分かりませんが、この夏は多雨でしたし、
それも影響しているのかなと考えます。
……でもセミはツクツクボウシが一番好きかな。
小さく透明な羽、夏の終わりを期待させる泣き声、夕暮れ時。
そう云えば、母方の田舎に帰った時は朝からヒグラシが鳴いてたっけ。
- 2019/07/31(水) 23:59:00|
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「暑いの飽きた……猛烈な早さで飽きてる」
本日、私は同じような台詞を方々で放っています。
風が弱くて副業中は眼鏡に汗が滴りそうで何度も拭います。
「えぇ……どっちかって云うと始まったばっかりですよ」
行きつけのコンビニにて、女性店員さんにそう返されました。
普段は中年の男性店員に話しかけられますが、この人は20代前半くらい。
私の話し方は人を巻き込むらしいです。
「だって僕にはウン十回目の夏だもの」
「あっははは、それは……」
「クリスマスとか『去年もやったじゃん』な感覚」
年間行事というものに関心がなくなるのは「中年だから」ではなく、
周囲から「関心がある人」を失うことに始まる気がします。
つまり私が所帯持ちではないからでしょう。
「毎年ですよ毎年! あ、プレゼントを渡す側になれば変わるかも?」
「残 念 な が ら ね ぇ」
ひねこびた中年男に前向きな提案ができる……なんて立派な女性だ。
こういう人には、どうか幸せな人生を歩んで欲しいものです。
その後、連日の疲労と睡眠不足のせいか12時間も眠り続けていました。
目覚めると体力的に充実感があり、世間と向き合う準備が出来る。
よし、ドンと来い暑さ───手加減してもいいんだぞ。
- 2019/07/30(火) 00:00:00|
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母から借りることになったママチャリは、今のところ快適です。
この十数年では、知り合いから譲られたシティーサイクルと、
つい数ヶ月前からマウンテンバイクという乗り換えです。
ママチャリ(婦人用自転車)とシティーサイクルは似ていますが、
より主婦の日常生活に特化したのがママチャリであると分かります。
・体重を預けるのはハンドルでなくサドル寄りで、手元の自由が多い。
・上記の点から前カゴに入っている私物を取り出しやすい。
・大きめの前カゴは目が細かく、カギなどの小物を入れても落とさない。
・大抵は荷台があり、さらにカゴを取り付けることで積載量が増える。
・キックスタンドが2点式で、荷物を積み下ろしでバランスを崩しにくい。
・さらに倒れにくい4点式がある。
・チェーンが丸ごとカバーで覆われ、スカート姿で乗っても汚れにくい。
・スカートを巻き込まないよう後輪にドレスガードがある。
……などなど。
主婦の日常に色々な「~ならいいのに」が多いと分かる反面、
そこを機能に反映させたメーカーの苦心も窺い知れます。
とは云え、昨今では「傘を差して乗ったり、携帯電話の使用は禁止」と、
ある程度の自由が利いた手元から、出来ることを減らされたのも事実。
また何かに反映されることがあるのでしょうか。
私としては、後輪に体重が掛かるのでタイヤを頑丈にしたいです。
さりとて構造物(ここでは自転車)は一部を頑丈にしすぎると、
ほかの弱点に負荷が集中する側面があり、一長一短ではあります。
まぁ、直せる技術があるなら直せという話ですよね……そうします。
- 2019/07/29(月) 23:59:00|
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東の空には、麓で山頂を見上げたような入道雲がそびえました。
大きな雲を見ると巨大怪物を描きたくなります。
そんな本日、自転車で(マウンテンバイク)実家まで向かった道すがら───
<<パキュッ!>>
「(なんだ?)」
───足元で鋭い破裂音がしたかと思うと、自転車の後輪が沈みました。
チューブに大きな裂け目が出来ている……バーストです。
過去に空気の入れすぎで経験あり。
しかし今回は別でした。
この自転車は弟に譲ったものを(彼が乗らないので)引き取ったものですが、
すでにタイヤの劣化が酷く、干上がった水田のように無数の亀裂があります。
さらにゴム層の薄い箇所では内部の繊維が覗くほどでした。
ダメになるのは時間の問題だとは思っていましたが、派手な最後です。
歩いてホームセンターへ行ってみるも、似たようなタイヤを扱っていない。
結果、母に相談して自転車を借りることにしました。
母は知人から少し小さな自転車を引き取ることになっていたのです。
これまで使っていた26インチの婦人用自転車から荷台のカゴを外し、
引き取ってきた自転車の荷台に取り付けて交換完了。
この一年の私は……
・10年くらい前から乗っていたシティーサイクル(27インチ)
・弟から回収したマウンテンバイク(26インチ)
・母の自転車(26インチ)
……こんな風に変化していますが、
マウンテンバイクと母の自転車は車輪の大きさが同じなのに、
シティーサイクルからマウンテンバイクに落とした時くらい───
「小さく感じる……」
───大して高身長というわけでもないのに、
ハンドルの形状が原因なのか、サドルまでが近くて小ぢんまりします。
[キコキコキコ……]
「あんたが乗ると玩具ね」
「子供の三輪車に乗ってるサルみたい」
母は笑っていましたが、しばらくこれで何とかしなければ。
- 2019/07/28(日) 23:59:00|
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また雨です。
この2・3日にはカラッとした晴れ間を拝めた時間帯もあったのに。
湿度が高くなるとエアコンの効きが悪くなるので、早く晴れて欲しい。
───と、夏が苦手な私に「晴れて欲しい」と思わせるほどに雨ばかり。
台風が来ると云われていたし、母の仕事場では雨戸を閉めることに。
一方の私は直近の案件が(ひとまずの)完了を見たことで、
眠って起きると歯茎が腫れ、下剤を飲んだかのような腹痛が始まり、
30分に一回の割合で4時間ほどトイレとの往復を繰り返しました。
これで確信しましたが、私は緊張すると代謝が極端に低下するらしいです。
そう云えば、母は子育て中に風邪っ引きを出したりすると、
途端に食欲がなくなり、落ち着くと食欲が回復していたのだとか。
それと似たようなものかな……私は独身ですが。
ともあれ、いつの間にか台風も去ってしまった様子。
週間天気予報から雨マークが消え、よく知っている夏の始まりです。
あぁ、(雑草的な意味で)畑を見に行くのが怖い……。
- 2019/07/27(土) 23:59:00|
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やっと直近の仕事(本業)が描き上がった……と思いたいです。
間違いなく、これまでの案件では最高難易度でした。
もう一度やれと云われたら2倍の原稿料か納期が欲しい。
小動物の大群、ムカデの脚、蛇のウロコ、チェーンソーの刃。
これらに共通して思いつくのは「数が多い」ということですが、
仕事の上では、省略が利かないこともあるストレス要素です。
16日の記事にも書いたとおり、ここ数日の私を苛む作業でした。
仕事の絵は、説明的な格好や構図というものが好まれません。
戦いや生活といった動作の様子を思わせるものが良く、
突っ立ったままの人物を描くことはないわけです。
すると、例えば巨大ムカデなら上から見た図を描く機会がなく、
なんとか「こちらに向かってくる様子」や「暴れ回る様子」が必要で、
そうすると、無数の脚は頭部から尾部までに変化が入ります。
関節の曲がり具合、角度、そして光の当たり具合や影の入り方……。
それぞれの脚はバラバラに動いたほうが「それっぽい」のか、
連続して少しずつ変えることで「美しく」したほうが良いのか。
そこに胴体が重なったりすると、隠れて見えなくなる部分も増えます。
隠れる前後の変化が大きすぎると不自然に見えますから、
その変化量を調節する必要もあるわけです。
そして実際に描くのは脚1本ずつ。
凝ったデザインであれば、なおさら時間が掛かる。
「あ・あと一日だけお待ちいただけますか?」
「はい、こちらこそ工数を予測できず申し訳ありません……」
発注側も「この絵は**日くらいかな?」等々概算するようですが、
そこを計り切れなかったりすると予定通りに行かなくなります。
こういう時のために余裕をもって日程を組むわけですね。
本日15時までのつもりが、提出できたのは16時台……衆寡敵せずと知るべし。
- 2019/07/26(金) 23:59:00|
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朝方の曇天はどこへやら、久しぶりにお天道様を拝めました。
紫外線に弱い私でも、こう雨続きでは鼻の穴すら日光浴させたいです。
そんな昼間に畑へ出られれば最高ですが、私は仕事。
少し湿度が下がったせいかエアコンの効きも良くなった気がします。
この日は5月くらいに買った水筒を持って副業に出ましたが、
容量が多すぎて小型冷蔵庫に入らないという欠点がありました。
そして、この小型冷蔵庫は冷蔵だけなので氷が作れない。
今まで使っていた普通の冷蔵庫は転居先に移動済みです。
この夏はどうしよう。
- 2019/07/23(火) 00:00:00|
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例年に比して、ことさら「今年は雨ばかり」と強調したくなるほど、
このたびの梅雨は雨続きで晴れ間が覗かず、太陽が恋しくなります。
空梅雨の次は帳尻合わせのような多湿と多雨。
副業の現場はエアコンこそないものの、とりあえず雨がしのげます。
しかし現場が狭くなると一時的に屋外へ退避させる物もあり、
これが外へ出せないと現場がごった返すわけです。
「降るかなー」
「あっち(西)がヤバイと思う」
「もうイヤなんだよ、出したり引っ込めたり!」
こういう時間の浪費で持ち場も無駄に忙しくなります。
数少ないリフトマンに作業が集中する。
「七片さん、いかんいかん、降って来た」
「あぁぁ、やっぱり……」
先日のこと、この雨続きに上司が「降るかなぁ」と話を振って来たので、
リフト運転ばかりで軸足が痛くなって来た私は、とうとう立場を忘れました。
「降ると思う? 七片さん」
「僕が帰るまでに降らなきゃどうでもいいです!」
「はっはっは」
「帰った後は(上司に)泣いてもらいます!!」
「押忍!!」
ノリのいい人で良かったです。
- 2019/07/22(月) 23:59:00|
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