第27緑化地区

フリーイラストレーター七片藍のブログ/第27緑化地区

トラブルは何歳でも

きっちり出勤時間帯までの大雨となり、合羽を着ての出勤でした。
畑が潤ってくれる点だけを喜ぶことにします。

近所のお婆さんが、出先でメットインスペースに原付の鍵を閉じ込んでしまい、
さらに携帯電話も同様であったため一人で大騒ぎしたと云っていました。

もう80歳になろうという方ですが、高齢者無料の巡回バスや電車、
さらに徒歩(3kmくらい)で帰宅し、そしてまた戻ったのだとか。
かなり疲れたそうで、そりゃあ私でも疲れる。

「メットインはなぁ……閉じちゃったら手遅れだもんね」
「そこから歩いたわよぉ、ひっこらひっこら」
「スペアキーをヘルメットに仕込んでみるとか」

「どうやるの?」
「内張りのクッションを少しめくって、そこに貼り付けるの」
「あぁー! ここ、なるほどね!」

しかしメットインに入れた後では二重に鍵が使えなくなるだけです。
この場合は財布にスペアキーを忍ばせたほうがいいかな。
ちょっと何か考えてあげよう。

「ちゃんと休んでくださいよ?」
「あっは、ちょっと思い出しちゃった」
「なに?」

「玄関にヘルメットを置いたのに、それを忘れて駐輪所まで来たことあるの」
「それはどうしようもないわ、戻るしか」
「イヤよねぇ~、本当に」

それにしても体力あるなぁ……人生の先輩は凄い。

  1. 2019/05/21(火) 23:59:00|
  2. 日常
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カラスの勝手

仕事だけの一日でした。
雨の予報は半日くらい遅くなり、夜になってから降り出しています。
出勤はカッパを着なきゃならんのか……面倒くさい。

そんな本日、昼間にベランダでカサカサ音がしていたため、
カーテンを開くと大きな影が動いたのでギョッとしました。
食べ物を探して可燃ごみ袋を裂いていたカラスです。

ゴミ出しの日を忘れて先週末から置きっぱなし。
とうとうベランダの中にまで侵入するようになったか……。
子猫やスズメが入ったことはありましたが、カラスとは。

彼らは頭がいいので、今日のことを憶えたことでしょう。
そして、私のベランダでは食料がある可能性が低いことも。

そうして買い物から帰る途中にもゴミ回収場でカラスを見つけ、
引き裂いた袋からポテトチップを数枚ほど咥えていました。
彼らにとってはご馳走になるのだろうか。

こういう強かさがあるので、カラスを嫌いになれません。

  1. 2019/05/20(月) 23:59:00|
  2. 生物
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歩く大福

母が地元のイベントに参加したところ何人かの知人に会い、
一昨日の記事で書いた「夢に出てきた同級生」の親御さんに会ったとか。
奇妙な偶然があるものです。

ところで、私の記録によれば昨年から一年以上も寝酒を飲まずにいます。
大抵はビール1本程度でしたし、体調を崩すほどの常飲でもなく、
まして医者に断酒を勧められていたわけでもありません。

とにかく"休肝日"の長い飲み方で、3~4日ほど寝酒が続いた後、
ぱったり2・3週間くらいは飲まずに過ごすのが私の飲み方。
独り暮らしの寝酒だから当然ながら独り酒。

寝つきの悪い私が寝酒を飲むのは「何も考えずに眠りたい時」だけでしたが、
ある方法を思いついて実践した結果、いつの間にか眠れるようになりました。

その方法とは、結末を用意した空想の反復です。

専用の短い"お話"を作り、眠る前に思い出して繰り返すだけ。
結末が決まっている話なので、始まりも終わりも何もかも同じ。

重要なのは、話を改変しないこと。
新たに何か考え始めてしまったら、また冒頭に戻します。
ようするに、読み飽きた話で頭をウンザリさせるわけです。

ちなみにどのような話かと云うと───

・大福に目と口だけを描いたような小さな生き物が森から出て来ました。
 彼は奴隷で、人間に冬場の食べ物を分けてもらうよう仲間に命じられ、
 民家の庭に迷い込んだところ、家の主である老人に出会いました。

 人間は彼らを踏み潰せるほどに大きな体であり、天敵でした。
 しかし仲間の居る巣に逃げ戻れば、彼は仲間に何日もぶたれます。

 彼は命令どおりに食べ物を分けてもらおうと事情を話しましたが、
 老人は「もう巣に戻ってはいけないよ」と云って彼を保護したので、
 その後は幸せに過ごしました。

───これだけ。

面白くない、でも面白さは求めていません。
当たり前ですが上記の文章を頭の中で暗誦するわけではなく、
あくまでシーンを空想して、終わったら繰り返すだけです。

ここ1年くらい、ずっとこの空想を繰り返しています。
脳が「あぁ、またか」と思って休む体勢に入りやすくなるのか、
びっくりするくらい寝つきがいい。

考えを掘り下げないことが安眠への近道。
脳が"考えること"を止めてくれないのが苦痛だったのですが、
考えることを単純化することで対策できました。

今日も彼は老人に出会います。

  1. 2019/05/19(日) 23:59:00|
  2. 創作
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ひさしぶり

母と食材の買出しに出掛けた先で、久し振りに知り合いと再開しました。
数年前に一戸建てを買って引越すまで、とても親しくしていたご夫婦です。
最近は一家に会う機会がなく、最初に見かけたのはご主人でした。

しばらく見ぬ間に三人のお子さんは大きくなっています。
とくに長男君は私の母のことが大好きで、玄関前を通りかかると立ち止まり、
ご夫婦は用がなくとも長男君がインターホンを鳴らし、母に会いたがったほどです。

その際に母を「七片さん」と呼ぶのが彼の特徴でした。

「やぁ、おじさんのこと憶えてるかな」
「???」
「憶えてないか~、七片さん(母)は憶えてるかな?」
「七片さんは知ってる!」
「おじさんは七片さんの息子だよ、何度も会ってるぞ?」

このご夫婦は、ご両親が県外におられます。
よって、お子さんにとって祖父母は気軽に会えない環境であるためか、
とくに長男君は私の母を祖母のように慕ってくれているわけです。

奥さんは知人と話していて、私に気づかない。
会えたことを母に知らせようと少し場を離れて戻ったところ、
私に気づいた奥さんは手を挙げて笑顔になりました。

「藍さん!」
「どうもどうも」

奥さんの中では、私の筆名に当てはめると「七片さん」で母となり、
「藍さん」は私を指し、私を姓でなく名前で呼ぶのはこの人だけ。
とくに母を慕ってくれており、たまに電話を寄越したりします。

「七片さんは?!」
「いるよ、えー……あぁ居た居た、あっちはあっちで誰かと話してる」
「え? あれって私の知り合いですよ!」

「そうなの?」
「そうですって! わー、七片さーん、ちょっとー!」
「ははは」

母が話していたのは知人ですが、その知人は奥さんの知人でもありました。
よくよく世間は狭い……悪いことなど出来ません。
ちなみにスーパーでの出来事でした。

この後、トマトの苗が余っているので貰ってくれないかと云われ、
我が家のトマト用地は先日に引き続いて10本の苗が並ぶことになりました。
結局1本も自前調達してない。

せめてキュウリの苗だけは買わなきゃ。

  1. 2019/05/18(土) 23:59:00|
  2. 日常
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元気にしてろ

夢の中に小・中学生時代の同級生が出て来ました。
おそらく夢に出るのは初めてで、付き合いが深かったわけではないものの、
母の仕事で関わりがあり───

「結婚するのが早すぎた」

───と云っていたらしいのは知っています。
たしか彼は20歳かそこらで身を固めたと聞いていますが、
夢の中でも同じことを云っていたのは、私の中の情報が少ないせいなのか。

かたや四十を過ぎても独身の私とは、もはや全く話が噛み合わなさそう。
なぜ彼を思い出したのか……病気とか事故に遭ってなければいいけど。

そんなことより自分の老後を心配してろ? あぁ、そう。

  1. 2019/05/17(金) 23:59:00|
  2. 日常
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いつまでもあると思うな

正午までに仕事を一区切りさせる必要があり、頑張っておりました。
提出したのは数分前……こういうギリギリは久し振りですが、
既に全体的な日程が狂っているので全く余裕がない。

疲れを持ち越すようになった───正直なところです。
引越し準備で焦っているのが原因でしょう。

昨夜は「1時間だけ」と決めてベッドで横になったが最後、4時間の熟睡。
正午までの提出が危うくなった理由の一つです。
やはり座ったままでないと仮眠にならない。

こうやって年々ごまかしが利かなくなるのかな。

  1. 2019/05/16(木) 23:59:00|
  2. 日常
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夏の主役の一つ

ちょっとだけ畑を見に行ったところ、菜園仲間から声を掛けられました。

「なんでしょ」
「トマトの苗は要る? 作りすぎちゃって」
「要ります! まだ買ってない!」
「じゃあ取りに帰るから待ってて」

なんと7本。
忙しくて夏野菜の苗を買いに行くことすらしていません。
苗を作る予定で種を蒔いたものの、まだ芽が出た程度で留まっています。

夫婦で苗作りまで行っており、過去には白菜の苗もいただきました。
いつかお礼しなければ……ヤーコンあたりが良さそう。

お礼のための「かわった野菜」を模索するのもいいな。

  1. 2019/05/15(水) 23:59:00|
  2. 菜園
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姿なきもの

畑で10分程度の作業を済ませ、お昼前に洗濯物も取り込み、
その十数分後に激しい雨……フフフ、気持ちがいいくらいに抜かりがない。
さぁもっと降れ、明日は休みなんだ、どうせ仕事なんだけど。

その仕事(本業)ですが、久し振りに怪物系の依頼が来ています。
このところ「趣味では描かない系統」が主題の依頼が続いたせいか、
久々の怪物は、想像を加速させる音楽の種類を変えさせ、私を攻撃的にさせます。

とは云っても「言葉づかいや車の運転が荒っぽくなる」という風なものではなく、
爪や牙、翼や筋肉、実在しない体躯といったものへの"執着"が強くなるのです。
視線が液晶ディスプレイを貫いて向こう側まで届く感じ。

怪物は、(実在すれば)その殆どが有害な存在と云って差し支えないでしょう。
その容貌に慄然とし、容易く人間を薙ぎ倒し、文明社会のか弱い営みを脅かす。

「居ないと分かっていても無用な不安を抱かせる」という要素をはらむので、
それのみに注目すれば悪趣味な創作物であることは否定できません。
小学生の時、私の絵を見て「あんた自殺するわ」と告げた女子が居たなぁ。

ただ、人が暗闇や不可解なものに恐怖する時、
それが漠然とした不安の塊であるよりかは、何か少しでも輪郭が見えたり、
望めば触れて確かめられる実在であるほうが、より御しやすいでしょう。

「居ないと分かっているから安心できる」という意味では優しい存在。

そんな彼らに"姿を与える"のが、今の仕事であると考えています。
そこに私が納得できる形の、彼らなりの誇らしさがあれば尚いい。

人間の一つ上に君臨するものと云えば自然災害が挙げられそうですが、
彼らは明確な意思をもって自ら有害たらんとし、それを省みることなどしない。

人間も同じようなものですが、そこに倫理や道徳といった感傷を持たず、
むしろ己の牙や爪、隆々たる筋骨のように破壊を一筋に求めた攻撃性は、
人間の代わりに憎まれ役を引き受けています。

そして彼らは憎まれることすら歯牙にもかけはしない。
人間の中にある矛盾を嘲笑うからこそ、彼らを愛しく感じるのではないか。

そう考えると、姿を与えずにはいられない。
私の幼稚な技術で出来ることは限られますが、彼らの遊び相手は少ないから、
ままごとのような落描きで「お前は物好きな阿呆だな」と笑われたい。

一生やめられそうにありません。

  1. 2019/05/14(火) 00:00:00|
  2. 創作
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冷静に混乱

日曜に1時間だけ出勤しているため、なんとなく気分が火曜日になり、
うっかり明朝に出勤するのを忘れてしまいそうになりました。
いかんいかん……まだ月曜日だった。

そう云えば、自営業になって数年間は「出社の義務感」が抜けず、
夕方頃になると「しまった! 会社に行くの忘れた!」と勘違いし、
現在は自営業であることを認識するまで数秒を要していました。

そして今は半分が自営業で半分が会社勤め。
再び混乱する要素が出来たのかもしれません。

これが抜け切るのは何年後だろうか。

  1. 2019/05/13(月) 00:00:00|
  2. 日常
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暑い

少し前から副業の現場で長期病欠の人が出てしまっており、
退院するまで現状の人員で回転させることになったのですが、
私を含めて殆どが日曜日を定休としている中、本日は新人一名だけだとか。

副業の現場は年中無休。
機材の立ち上げが出来るのは3名だけで、私もその一人。
日曜日に機材を立ち上げられるのも一人……この人が病欠です。

よって本日は誰も機材を立ち上げられないため、
定休日でしたが少し顔を出すことにしました。

「おはようございます。 機材だけ立ち上げに来た」
「そうだよね? 日曜に出てるの見たことなかったし」

日曜出勤だった同僚は「あれ?」と思ったらしいです。
こういう点で融通が利くのは自営業の良いところでしょう。

夜が明けたばかりの日曜日は本当に静かでした。
近頃は寒さを気にするほどでもなくなり、出勤時に手袋も必要ない。

この時期を満喫する間もなく暑くなるのだと思うと……考えるのはやめよう。

  1. 2019/05/12(日) 23:59:00|
  2. 日常
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