よく考えたら平成最後の夜です。
昭和が終わり、元年になった時の自分は中学生ということになりますが、
小学校の図書館にいる状況が思い浮かび、これがなぜなのか分かりません。
小学校の図書館は最上階、中学校の図書館は2階。
見えている景色も違うので、何らかの記憶と混同されたのでしょうが……。
一方、元号(げんごう)という響きの"重量感"みたいなものを感じていたのか、
最初に平成と聞いた時は、なんだか軽い感じがしたように記憶しています。
あれから30年が経ったわけですが───
「生きている内に元号が2回も変わる」
───というのが正直な感想です。
昭和生まれの端くれという感覚が強いのでしょうか。
なんとなく子供心に「ずっと昭和が続く」と思っていたらしく、
「昭和が過去のものになった」と知ってショックだったようです。
それが2回目となる明日、私は何を感じるのだろうか。
私にとって、昭和は何も考えず子供でいられた時期であり、
平成は大人を意識する年齢から社会人というスパンでした。
2つの元号が、自分の過去を個々に捉えやすくする一つの基準です。
「(昭和)50年生まれか! 若いなぁ!」
そう云われたのは、私が20歳の時。
あれから20年が経ち、すっかり私も中年。
親族の中で平成生まれは母方の従弟に一人だけ。
私は人間を"世代"で一括りにして考えることは嫌いですが、
自分の生まれた元号が2つ前のものになる事実に当惑しているのでしょう。
一歩退いて昭和を遠くに眺め始めた平成になって以来、
しばしば引き合いに出される昭和の物騒な事例を箇条書きで見るにつけ、
いつか「大抵は昭和が悪い」と云われる日が来るのかな、と寂しく思いました。
それも平成が30年以上となり、明日をもって新元号となることで、
平成も同じように「云われる日」が来るのかも知れないと思うと、
とっくに自分が「分厚い本の真ん中あたりに挟まれている」と知ります。
30年もあったんだんな、平成。
軽くなんてない。
- 2019/03/31(日) 23:59:00|
- 日常
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月末までに完了させようと思っていた仕事が終わらなかったので、
自己目標は潔く諦め、規定納期に合わせたため少し余裕が出来ました。
ついては畑に行って耕耘機(トラクター)を調整したのですが───
「(うおおぉぉぉ?!)」
───相変わらず、こいつは怖い。
車輪とローターは連動しておらず個別に管理されています。
よって「ローターの回転」が「車輪の回転」に上乗せされ、スピードアップ。
<<ガガガガガ……>>
「待って待って待って待って! 怖い怖い怖い!!」
馬力があるので体ごと持って行かれる。
このスピードさえ制御できれば与しやすいのに。
そこで考えたのは心臓部であるエンジンでした。
もともとのエンジンが壊れてしまったのか、発動機に換装されており、
この発動機の回転数が高すぎるのではないか……というのが私の推理です。
なにしろ純正エンジンを知らないため、高いのか低いのか分からない。
とは云え、使ってみて「惜しい」と感じるのはローターの馬力でした。
管理機(カルチベーター)と違って機体が重いため、どっしり構えます。
そこへ馬力の高いローターが爪を立てるわけですから、土を粉々にできる。
一方で管理機は機体が軽いため、しばしば地面に弾かれて跳ね上がります。
扱いやすく小回りも利く反面、固く締まった土を耕すにはパワー不足。
事実、ある程度はスコップで掘り返した後でないと耕作できません。
簡単に例えるなら、木の棒と金づちみたいなものです。
全力で叩きつけて石を砕けるのは後者でしょう。
使いどころを考える必要があります。
「当方の慎重なる選考の結果、誠に残念ではございますが、
このたびの採用は見送らせていただくことになりました。
今後益々のご活躍をお祈り申し上げます」
……とは云いたくないのが本音です(↑求職中に散々見た)。
すると次の目的は管理機の復活であるわけですが、できるかどうか。
燃料タンクを自作する必要があるし、それでも動くかどうか。
ええい、考えても選択肢なんて決まってるんじゃよ。
- 2019/03/30(土) 23:59:00|
- 菜園
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実家や畑で生じたゴミを処分しに行ってきました。
最近では小規模な回収ステーションが点在するようになり、
ゴミの種類は限定されるものの、そこそこ利用されている様子。
我が家の畑では生ゴミをコンポストに放り込んで堆肥としますが、
堆肥化されるまでの期間は、季節(温度等)によってまちまちです。
日々生じる生ゴミを処分するには、コンポスト一つでは間に合いません。
よって畑では数個のコンポストを抱えるわけですが、
堆肥化を促進させるには足りないものがある。
一方、知り合いはご家族からお米の仕送りを受けており、
精米時に"糠(ぬか)"が生じるため、これを我が家にくださいます。
近所では入手が困難で、農協の精米所で少し分けてもらっていたほどです。
いただける糠の量はと云うと、お米の袋(30kg)の3~4割分くらい。
多い!(嬉しい)
これまでに何度かいただいており、在庫も溜まってきました。
十分な材料が揃ったので堆肥作りもはかどりそうです。
あとは用地確保だけなんだよな……。
- 2019/03/29(金) 23:59:00|
- 菜園
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昨日は仕事だけで一日が終わりました。
副業を入れるようになってからは本業に一日を費やす機会が減るばかりで、
寝酒もパッタリとやめてしまい、約一年ほどアルコールを摂っていません。
そんな中、一昨日には畑の用地返却に向けて更地に戻しています。
これで地主がトラクターを入れれば正式に返却完了となるわけで、
農協が検査に来ることも分かっており、おそらく問題ないでしょう。
用地を拡張する前から借りていたので、思い出は多いです。
契約したのは十年以上も前になります。
昔から、山育ちで農家育ちの母は小さな畑を借りたり作ったりしており、
九州生まれの母が愛知で結婚してからも畑を借りていましたが、
肌の弱い弟が虫刺されで顔を腫らしてからは、借りるのをやめていました。
それ以後は実家の庭や駐車場の余った土地で野菜を作り、
子育てを終えてから、ようやく再び畑らしい畑を借りています。
その当時で母が50代となっており、力仕事は辛かろうということで、
耕作に関してのみ、私が鍬を振るうようになったのが始まりです。
あれから畑の面白さに目覚め、私の趣味となっています。
小学校でアサガオの観察日記を満足に記すことが出来なかった私が、
進んで草をむしり、はじめて耕運機を駆り、苦手な芋虫を克服し、
今ではキャブレターを分解するに至ったのも、この用地が全ての始まり。
これ以降、何度か菜園内で用地移転を繰り返し、
古参契約者から用地を引き継いだ時は、最大6ヶ所となりました。
この四月から3ヶ所となり、少し減ったものの楽しさに変わりはない。
たまに、職業選択を間違えたかなぁと考えることもありますが、
趣味が実益を伴い、それが職業となる例は数多かれど、
そこに義務や責任が生じない例はないわけで……。
私が畑を好きでいられるのも、きっと自由だからです。
失敗する自由、やめる自由、再び手を出す自由。
これが仕事なら、本業と同じ"肩の荷"になってしまう。
生活に余裕はありませんが、人生が嫌にならない秘訣の一つでしょうか。
- 2019/03/28(木) 23:59:00|
- 菜園
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副業にて、社員の方が取引先で冷凍ハンバーグを安く買ったそうです。
いわゆる荷崩れ等で(品質には問題なくとも)商品にならなかったり、
あるいは発注数の間違いにより、安価で処分しているものなのだとか。
それを会社に忘れたまま帰宅してしまい、見つけたのが同僚でした。
事情を聞いた私が「安いなら僕も買いたい」と調子を合わせたところ───
「ハンバーグ50個とか食えないって……なんなら持ってく?」
───いただいてしまいました(10個)。
私の副業は早朝なので、そのまま私の朝食になっています。
そんな夕方、2階に住んでいる知り合いが訪れました。
昨年から話すようになった幾つか年上の男性です。
「よっす、最近は上が静かでしょ」
「もしかして(管理会社に)電話しました?」
「俺はしてない、君が連絡したんだと思ってた」
「僕も掛けてないです」
昨日の記事にも書きましたが、このところ音楽が聞こえて来ません。
てっきり2階隣室の彼が報告したのだと思っていたほどです。
「ちょっと相談なんだけどさ、味噌ラーメン買わない?」
「は?」
聞けば、通販で袋ラーメンを買ったところ注文数を間違えたらしく、
「サッポロ一番 味噌ラーメン」が大量に届いて困っているとか。
「あと15個ある」
「1パックが? 5袋入りの!?」
「そう、あちこちで買ってもらったけど」
「そりゃ多いわ」
「買って! 2パック500円で!」
「小銭あったかな……」
結局は小銭が300円しかなかったので1パックだけ買い取るつもりが、
2パックを手にして待っていたため、そのまま300円で買い取りました。
地元の物価だと5袋入り1パックが368円くらいなので、いい買い物です。
一日の始まりと終わりに食べ物で得をする……変な日。
- 2019/03/26(火) 00:00:00|
- 日常
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昨年10月くらいから2階に外国人入居者が住み始め、
今年に入ってスピーカーで音楽を聴くようになり大変うるさかったのが、
このところ3日間ほどは静かになったので、そこそこ安眠できる。
同じ2階には、昨年から話すようになった日本人の入居者が居ます。
ちょうど上記の隣室となるため、彼も例に漏れず騒音に苛まれていました。
頭に来て壁を叩いたこともあったそうで……それでも鳴りやまず。
酷い時は00時にも鳴り響く始末です。
さすがに間もなく音量を控えたものの、これが"とどめ"になったのか、
誰かが管理業者に通報したのか、それ以来は静かになりました。
とは云え、このアパートは騒音の発生源が多い。
・交通量の多い公道(トラックが通り過ぎると室内での会話も困難)
・近くの交差点で律儀に信号を守る暴走族(無意味な空吹かし)
・飲食店の駐車場でバカ騒ぎする社会人(20代くらい)
・下校中の中学生(交通量が多いので大声で話す)
・少し歩いたところにある動物病院(犬の吼え声)
・隣室のエアコン室外機(異音がすごい)
半分くらいは窓ガラスの防音が甘いせいだと思いますが、
きっちり防音されているかどうかは一週間くらい過ごさないと分かりません。
暮らし始めてから変化する環境も含めると、事前調査は役に立たないかも。
よくぞ20年以上も住んでいたものだと自分を褒めたい。
引っ越したら白髪の数が減るんじゃないかとすら思えます。
減らないんだろうな。
- 2019/03/25(月) 23:59:00|
- 日常
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母が生ゴミを畑のコンポストに持って行こうとしていたので、
気分転換を兼ねて同行し、ちょっと作業することにしました。
今月末で用地の一部を返却するため、総面積が1/4ほど減ります。
これは今後さらに計画的な用地の割り当てが必要となり、
「ちょっと多く作りすぎた」といったことも減らさねば───
「ジャガイモの種芋、芽出しはいいよね」
「半分に切って灰もつけてあるわよ」
───ならないのですが───
「なにこれ?」
「北海道ジャガイモの種芋、もらっちゃった」
───ならないこともあります。
ホームセンターで種芋を購入した後、知り合いからも種芋をいただき、
こうして種芋は80個以上にもなり、また用地の割り当てが変わりました。
・2月までの総面積……100%と仮定
・3月末に用地返却……残り 75%
・ホームセンターの種芋を仕込む……残り 70%
・いただいた種芋も仕込む……残り 65%
さらにヤーコンの用地も決まっているため殆ど余裕がない。
夏にかけて様々な野菜があるのに、のんびりやってたら昨年と同じです。
この冬は姉に野菜を送れなかったので、夏野菜はどうにかしたい。
そこに持ってきて引越し準備と仕事か……大忙しだ。
- 2019/03/24(日) 23:59:00|
- 菜園
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Amazonに機材の部品を注文したところ北京からの発送となり、
注文したのが今月の10日で、本日が到着予定となっていました。
海外から2週間もかけてやって来る荷物を待つのは初めてです。
いい子にして待ってる!
───が、副業を終えて早めに帰宅して待っていても到着しない。
宅配便のように荷物の配達状況が追跡できるようですが、
16時を過ぎても「配達中」にすらならない。
……と云うか、北京に部品が到着して以降の足取りがつかめない。
国内に到着した後が郵便なのか宅配便なのかも分からない。
別に急いでいるわけではないのでイライラしたりはしないものの、
本当に今日なら受け取り損ねて不在連絡をもらいたくもない。
これが海外からの届け物なのだと納得することにします。
調べてみると一ヶ月が経っても届かないこともあるとか。
ふああ、これは忘れた頃に不在連絡票が入ってそう。
それでも今日に届くかもしれない……と、粘って18時。
良い子の希望も虚しくインターホンが鳴ることはなかったので、
「おとなはウソばっかりだ」と不貞寝を決め込むことにしました。
目が覚めて再び確認すると、Amazonで「配送が遅延している」と表示され、
到着予定は最大3日後となっており、恐らく3日後も同様なのでしょう。
三月だと云うのに、ちょっと雪が舞ってる。
- 2019/03/23(土) 23:59:00|
- 日常
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昼間の風は強かったものの明け方は過ごしやすい空気でした。
昨年は副業の忙しさに振り回されて季節の変化を気にするゆとりもなく、
いつの間にか夏になっていたような気がするので、少しは余裕ができたのか。
明け方は副業、その後は本業(または畑や引越し準備)という生活ですが、
十数年間も自営業一本で過ごしてきた私は同僚というものがなく、
本日はそれを痛感した日でした。
「あ、そういえば昨日は七片さんを見ましたよ」
「えー、どこで?」
一回り年下の現場仲間が云いました。
どうやら買い物に出た帰りを見られていたようです。
「昼頃、自転車で帰ってるとこ」
「たぶん買い物から帰ったところだね」
「サーッとアパートに入ってくから『あぁ、ここが七片さん家なんだ』って」
「騒音が凄いけどね、2階のアホ外国人がスピーカーで音楽を聴くし」
ぎっくり腰で数日ほど休んでいた彼は、どうやら近くに住んでいるらしい。
そうかと思うと、今度は昼過ぎに私のベランダ前で誰か居ました。
アパート前の通る自動車を眺めながら、もう10分くらい立ったまま。
ベランダを背にしているため顔は分からないものの、この後姿は……。
洗濯をしようとしたところ、こちらに振り返りました。
「やっぱり」
「あー、あんたの部屋だったのか」
「そう、ここ」
畑の近くに住んでいる知り合いでした。
この人も自宅の敷地内に畑を持っていて、お世話になっています。
お孫さんが卒園式を終えるそうで、その帰りを待っていたのだとか。
「ここは車の通りが凄いな、いい車が何台も通るから飽きないわ」
「うるさいだけだよ、部屋の中で喋ってても騒音で聞こえなくなる」
「そんなにか」
かれこれ二十数年。
同僚が遊びに来ることが何度もあったし、ベランダ先で洗車をしたり、
色々あったけれど、そろそろ離れようとしている自分が居ます。
新しい波が来て、そちらへ身を移す感じです。
- 2019/03/22(金) 23:59:00|
- 日常
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