今年も最後となりました。
本日の私は昨日に引き続き弟の仕事を手伝っていたため、
その後に家族の用事を消化して帰宅したのは22時過ぎでした。
さて恒例となった「新年の抱負」が達成されたかについては、
今年は仕事関係での変化が大きく、達成できたとは云えません。
案件が偏ってきたことも大きな理由の一つです。
それとは別に、事情により副業を入れております。
本業とは全く異なり、時間は明け方の数時間です。
もちろん本業を疎かにしたり、まして廃業など考えていませんが、
12年ぶりの「決まった時間に自宅でない場所で働く」という形は、
たった数時間でも一日の一部を固定され酷く肩のこるものでした。
自営業には自営業の労苦があり決して楽ではないものの、
12年間という時間の中で、すっかり自営業の体質が染み付いており、
胸を張って「自営業です」と云えるようになったとも思えます。
そうして年末にかけての生活が大きく変化してしまったため、
この大晦日は考えるべきことが多く、少々疲れ気味です。
しばらくは同じ状態が続きそうで見通しが立っておらず、
そうした中で冷静に考え「達成できていない」とする上で、
まずは新たな生活パターンに慣れることが優先されそうです。
ひとまず今年は終わり……というのが正直な本音。
そうでなくとも今日はクタクタに疲れています。
皆様、どうか良い年越しを……私は眠い……。
- 2017/12/31(日) 00:00:00|
- 日常
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仕事の後に弟の仕事を手伝いに行ってクタクタになりましたが、
奢りの昼食で食べたニンニク炒飯が美味しかったです。
弟の職場は地元から離れた田舎っぽい町にあり、
11/02の記事にも書いたとおり現在は営業していない商店街も近く、
そうした店の名残には、小さな元自営スーパーなども多く含まれます。
昭和中期から後期にかけて人々の胃袋を満たし続けた重要な役割は、
今となっては大手スーパーとの価格競争や品揃えの豊富さに追いやられ、
ごく近隣の常連だけが通う細々とした店が、一つ二つと残っている程度。
庶民が毎日の食卓を維持する上で大手スーパーの存在は欠かせませんが、
さりとて個人商店が全てなくなってしまうのは、やはり寂しい感じです。
「ないものねだり」というやつでしょう。
朽ちるに任せたトタン張り、打ちっ放しの粗いコンクリート。
豊かで便利になっていく世間の傍らで人知れず年を刻む彼らの姿は、
物言わぬ老人が孤独の中で闇に溶けるような、そんな怖さすらあります。
これが心に引っかかってしまうと、どうしても時々見たくなるのです。
「あぁ、まだあった」と安心したい心理というものなのか。
「自分が生きている限り『きっと無くならない』と思い込んでいるもの」
そういうものって多いと思います。
人であったり場所であったり、あるいは文化そのものかも知れませんが、
気泡もないほど密着しすぎていて、今や無意識か妄信となっているもの。
そろそろ私の人生で「そういうもの」が目に見えて数を増やし、
閑散とした一画に心の一部がへばり付くようになったらしいです。
これは物事の移り変わりであって、何も不思議ではないと分かっていも、
知らない町の初めて見た町角にも、へばり付いて残ってしまいます。
そして訳もなく何度も見つめてしまう。
いっそ新しいものが入り込んで華やいでほしいような、
そのまま何も変わらずにいてほしいような。
こんなことを考えるのは、甘ったれということなのかなぁ。
- 2017/12/30(土) 21:48:49|
- 日常
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母の仕事絡みで幾つか走り回りました。
この時期は車の暖気が必要なので、走り出すまでに時間が掛かります。
また、寒くなると起き抜けの習慣が欠かせなくなります。
布団の中で腰周りの筋肉などをほぐし、十分に動けそうなら布団を出る。
これをやっておかないと、3度目のぎっくり腰を味わうことになるのです。
最初は父が亡くなる数日前。
葬儀の段取りや喪主を務める中で感覚を捻じ伏せてしまったのか、
通夜のあたりから痛みがなくなり、それっきりだったように思います。
その2年後に2度目を経験し、これは長く続きました。
姿勢が破壊され、真っ直ぐ立てないほどに背筋が曲がってしまい、
ようやく、ぽんと寝床から起きるのが問題であると分かったわけです。
以後の寝起きは慎重にならざるを得ず、今のところ再発なし。
とは云え、体の衰えは鉄塊を雨に打たせるようなものであって、
自然に錆が戻ることはなく、あくまで進行を遅らせるだけです。
身から出た錆か、ううむ。
- 2017/12/29(金) 23:59:00|
- 日常
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昨日までの雪と雨で寒さが深まりました。
そして衣類に溶けなかった洗剤が残っている……2回も洗ったのになぁ。
午前中に畑へ行き、古参利用者の方にハマスゲの件を話してみました。
「───というわけで、基本的に立ち入りを許可してもらって」
「そうだったか、まぁ除草剤になるだろうなぁ」
「僕も凍結は気休めだと思ってます」
「ぼちぼちやりなよ、大地主だな、はっはっは」
ハマスゲの勢力を知っている人は、除草剤を使うことに肯定的です。
……と云うより、相談相手は例外なく私の親と同じ世代であるせいか、
手作業で除去する労力を思うと現実的ではないと考えるのでしょう。
明朝には0℃になるとの予報ですが、用地には土くれが残っており、
この中に塊茎があるため凍結による根絶は期待できません。
少し数が減ってくれれば、という程度。
除草剤を散布した後では出来ることにも限りがあるので、
外堀を埋めてから年明けに手をつけようと思います。
もうヤーコンを収穫してしまうかな。
- 2017/12/28(木) 23:59:00|
- 菜園
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昨夜から雪がチラつき始め、ほぼ間断なく午前中を降り続けましたが、
ぼんやり確認できる程度の太陽があったせいか、積もるには至りませんでした。
そして正午を過ぎると路面が乾き始める……例年どおりの地元です。
そうして寒さが深まったためなのか左肩がシクシクと痛いです。
左腕を通り左手の甲にかけて一直線に、つった感じに痛い。
今年も残すところ4日となりました。
できれば無事に年を越したいものの幾つかやりたいことがあって、
その一つが畑のハマスゲ退治であったわけですが、もう土は水浸しです。
・凍結
・乾燥
・薬剤
三つある対処法のうち、凍結と乾燥は殆ど空模様に頼らねばなりませんが、
中部地方で氷点下は期待しづらく、本日の雪で水分が回復しています。
正直なところ除草剤に頼るしかないと思っているので、
効果のある薬剤について調べ、お婆さんに相談する予定です。
二度、三度と使う薬品でもないでしょうが、出来れば一度で片付けたい。
このまま凍り付いてくれないかな……無理か。
- 2017/12/27(水) 23:59:00|
- 菜園
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弟の誕生日を祝いました。
我が家は12月になると色々なイベント続きです。
寒気が強まったことで地元でも0℃を下回る可能性が生じました。
ハマスゲを枯らすため土くれを砕いて塊茎を露出させたいところですが、
一昨日の雨で土が湿っており、耕作には向かないので諦めることに。
向こう一週間の予報を見ると、先々に多少の雨か雪が見られます。
地元では殆ど雪が降らないので、おそらくは雨になってしまうでしょう。
こんなことになるなら先日に全て耕してしまうべきでした。
ええい、もう霜柱でも立ってしまえばいいんじゃよ。
- 2017/12/26(火) 23:59:00|
- 菜園
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午前中は空模様が数十分ごとに変わって一定しませんでした。
ハマスゲ凍結を期待する私にとって雨が短いのは結構なことですが、
同時に水分も与えることになり、どちらの要素が期待に応えてくれるのか。
現状は、用地の4割を黒マルチで勢力を抑えており、
残り6割は粗く耕して冷気に当てているものの、大きな土くればかりで、
この土くれの中に塊茎があれば、やはり枯死は期待できません。
そのため、この残り6割の土壌には改めて耕運機を入れる必要があります。
それでも根絶できなければ、葉っぱに塗っただけで根まで枯らす除草剤……。
……どうでもいいけど絵描きのブログとは思えない話題ですよね。
- 2017/12/25(月) 23:59:00|
- 菜園
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凍結によるハマスゲ根絶を期待して、まず粗く耕すことから始めました。
地上と地中では温度が異なり、これがハマスゲを生き長らえさせているので、
固く締まった土に亀裂を入れてやることで冷気を深く降ろす目的でした。
作業中、隣の用地を管理している男性借主が訪れます。
「おう、今年最後のボランティアか?」
「Kさん、ちょうど良かった」
「ん?」
くどいようですがハマスゲが生えているのは我が家の用地ではありません。
このKさんにしろ、ハマスゲが生えた用地の借主であるお婆さんにしろ、
母と私の知り合いでもあります。
「手作業じゃ終わらないから」
「こんなもん除草剤だろ」
「それで相談なんだけど───」
20日の記事に書いた内容を説明してみました。
菜園で除草剤を扱うのは、ネズミと猫を同じ場所で飼うようなものです。
非選択性の除草剤はハマスゲ以外にも有効な無差別攻撃。
このあたりは西からの風が強く、Kさんの用地はハマスゲの東側に位置します。
本人にとっては用地内の作物を枯らされる可能性もあるため、
事前に許可をとるつもりでいたのです。
「別にいいぞ、また植え直すだけだ」
「だって、せっかく育ててるのに」
「構わん構わん、あっちの野菜なんて育てるのに失敗しちまってるしな」
「助かります……使った後は黒マルチで覆うから」
除草剤はハマスゲの分解後に時間経過で無毒化されるものを使います。
了解は得られたものの、扱いには細心の注意を払うべきです。
そうして夜を迎えると、今度は明け方まで雨の予報です。
凍結のほかに水分を奪うことも有効だったのに、ここで降るか。
ここのところ天気予報を見てなかったな……。
- 2017/12/24(日) 23:59:00|
- 菜園
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母の職場にて忘年会を行うので少し手伝ってきました。
本人が主催で料理は妹が手伝った部分も多く、ささやかですが、
17人が集まって殆ど満席となり、皆さんも楽しんでいたようで何よりです。
その料理の中で唐揚げがあり、皿に盛り付ける際はレタスなどを敷きますが、
買い忘れてしまったので畑にあったワサビ菜で代用することになりました。
このワサビ菜は、生葉を噛みしめるとワサビのような辛味が生じます。
食べたことのない人に勧めると───
「別に何も……ん? あ、本当だ……へぇ~」
───大体こんな反応で、風味は強くもなければ弱くもない。
シャキシャキした歯ごたえで瑞々しく、揚げ物と相性が良い野菜でもあります。
畑で収穫せずに放置しておくと翌年の同時期にも生えてくるので、
最初に植えてからは「勝手に生えてくる野菜」の一つになりましたが、
それゆえ真面目に管理したことがない野菜でもありました。
この時期の作物としては貴重なので、ちょっと心かげておこう。
- 2017/12/23(土) 23:59:00|
- 菜園
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母の誕生日を祝うため妹と食品の買出しに行きました……が、
クリスマスあるいは年末の前ということで買い物客が多いのか、
品切れが多く一つのお店では買いたいものが揃いませんでした。
今回は時間がなかったため色々と「すぐに食べられるもの」でしたが、
こうした中でも、妹は包装にペンで何かしら書き込んだりします。
ちょっとした祝いの言葉や絵が入ることで会話も生まれる。
「お前、上手いこと描くなぁ」
「こっちは顔を描いてみたよ」
「そういう商品なのかと思った」
私には弟妹が居て、それぞれ得意分野が異なります。
・私───物を作ったり直したりする。
・弟───人付き合いが上手く伝手が多い。
・妹───物事を計画的に進める頭脳派。
「綺麗に分かれた」というのが母の感想だそうです。
そんな子供を育てるにあたっては色々と苦労もしたことでしょうが、
では、どうしようもなく手を焼くようなことはあったのか。
よくスーパーなどで買って欲しいものを買ってもらえず、
駄々をこね、ひっくり返って泣いたり暴言を吐く児童が居ます。
そういう場合はどうしたのだろうか。
「あんた達には、なかったわよ一人も。
そういう意味では凄く育てやすかった。
とんでもない悪さもしなかったし」
父の生家は東北で、母は九州です。
どちらからも遠く離れた愛知で子育てをするにあたり、
祖父母に頼れない環境では、日々の教育における覚悟も違うのか。
仏壇の父とも乾杯し、67回目の誕生日を祝いました。
- 2017/12/22(金) 23:59:00|
- 日常
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母の買い物に付き合って走り回っておりました。
寒さが深まって着膨れするせいか、衣類の重さで肩がこります。
数年前に弟から貰ったベンチコートが万能すぎて手放せません。
ところで先日のハマスゲ除去で鍬を振り回しすぎたせいか、
どっしりと両肩が重く、つられて瞼も重くなって起きているのが辛いです。
寒さで血行が悪くなるのも原因の一つなのでしょうが、とにかく重い。
時期的に食事は温かいものが欲しくなるわけですが、
食べて体が温まると、よけいに眠くなって作業がおぼつかないのです。
年々、人生最大の贅沢は「眠りたい時に眠ること」であると思えてなりません。
- 2017/12/21(木) 23:59:00|
- 日常
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今日は畑を見回るのみ。
ハマスゲについて調べてみたところ除草剤を頼る以外にも手段はあり、
水分の低下あるいは数時間の低温(氷点下)でも枯れるということでした。
ここ数日における地元の最低気温は……1℃。
凍死させるにはギリギリ足りない。
現在、用地の4割には黒マルチを敷いて遮光しています。
これは私がハマスゲの生長を遅らせるために思いついた素人判断でしたが、
再生を止める手段として知られるようで、全くの無意味ではないのだとか。
この4割と、残り6割とで用地を二分し、前者には止むを得ず除草剤を使い、
再び黒マルチを敷くことで除草剤の(雨などによる)飛散・蒸散を防ぎ、
後者6割では水分と気温の低下で戦うのはどうかと考えました。
そうでもしないと進行を止められません。
ハマスゲは、地上では種子を、地下では塊茎によって拡大します。
よって隣の用地を借りている人にも被害が及びかねません。
一方、効果のある除草剤は"非選択性"の薬品であるため、
塗布または散布されると、作物を含めハマスゲ以外も枯らします。
隣の用地にある野菜を守るには、飛散・蒸散を防がねばなりません。
つまりハマスゲと除草剤は、どちらも作物の敵となり得るのです。
この二つを用地内で終了させることが求められます。
四方には菜園仲間の用地があり、より近いのは東西の用地なので、
できれば、その2ヶ所を借りている方にも相談が必要でしょう。
ハマスゲか除草剤か、という選択を迫ることになります。
「家を燃やすか破壊するか」という質問にも聞こえますが、
除草剤は使い方を誤らなければハマスゲだけを根絶できるし、
ハマスゲを根絶できなければ事実上の振り出しに戻るわけですね。
とりあえず、やるべきは凍死作戦。
これが失敗に終わった時のことを考えて除草剤……この順番です。
- 2017/12/20(水) 23:59:00|
- 菜園
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昼過ぎにハマスゲ除去を再開しました……が、予想以上に酷かったです。
この用地は知り合いのお婆さんが借りているものですが、
実はハマスゲが生えたと分かってから、二度の耕運機が入っています。
最初は地主が大型耕運機を、二度目はお婆さんご本人。
ハマスゲが生えた用地に耕運機を入れると、塊根が散ってしまいます。
散った先で版図を拡大させてしまうため、結果的に根絶も難しくなる。
地主が畑の知識に乏しい人だと知ってはいましたが……。
悔いても詮のないことなので再開したものの、塊根の数は増えるばかりで、
根が粘土層に達しているのを見た時は、さすがに気が遠くなりました。
ハマスゲに耕運機が悪手であることは既に書いたとおりですが、
土は耕作しなければ固く締まって耕しづらくなります。
そこに備中鍬を突き立てれば、砕けない土くれがボコッと掘り起こされ、
細い根で数珠繋ぎになった2・3個の土くれに塊根があるわけで、
こいつを砕いて塊根を取り出さないと根絶には至りません。
問題は、土くれの大小を問わないことです。
小さいものでは飴玉くらいの中にも塊根が隠れていますから、
一つでも残せばネズミ算式に殖えて───
「こりゃあ、無理だ……」
───心をへし折るくらいには絶望させられるわけですね。
用地の中心へ近づくにつれ、一度の掘り返しで出てくる塊根の数が増える。
20cm四方から6個の塊根が出てきたし、根絶しないと隣の用地にも被害が出ます。
これは薬剤に頼るしかないかなぁ……避けたかったけど。
- 2017/12/19(火) 23:59:00|
- 菜園
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今日は誰からも電話が入らなかったので、ゆっくり眠れました。
そうと分かっていても昼間を睡眠時間に当ててしまう生活というものは、
快晴の寒空だろうと畑に居たい私にとって非常に勿体ないです。
ところで畑には特別な50cm立方のボックスがあり、
これは私がボカシを作るために籾殻(もみがら)が入れてあります。
ボカシとは様々な有機物が分解されて作られる肥料のことです。
籾殻や細かくした藁(わら)に糠(ぬか)などを入れて発酵させ、
最終的には分解が進んで粉末になります。
ボカシは微生物の塊で、それ自体に発酵を促す能力があります。
原料さえあれば、さながらヨーグルトの種菌みたいに扱えるわけです。
……が、勉強が足りていないので全く分解が進みません。
分解中は発酵作用で発熱しますが真夏でも常温です。
これは発酵していないことを示します。
放置すると腐敗してしまうので時々混ぜて酸素に触れさせるものの、
かれこれ一年くらい、あれこれやってみても変化がありません。
きれいに籾殻の形が残ったまま腐敗もせず、しっとり冷たい。
改めて調べてみるとボカシ作りも人によって色々でした。
夜中に情報を詰め込むと、今すぐにでも畑へ走りたくなる。
うおお、夜明けよ早く来い。
- 2017/12/18(月) 23:59:00|
- 菜園
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晴れていれば畑でハマスゲ除去の続きを再開したかったのですが、
晴れてはいたものの、夜中に雨が降ったので今日は諦めました。
この時期に育つ作物は数少なく、どこも似たような作物になり、
そして生長が早いわけでもないため畑の彩りは寂しい限りです。
そんな中、少しずつ白菜の結球が進んでいます。
昨年は一昨年に挑戦して失敗した紫白菜を育てていましたが、
その種から育てた紫白菜も、色は出ないし結球もせずという結果でした。
アブラナ科の交雑しやすい性質により、作物の特性が安定しないのです。
しかし今回は8割の苗がいただきもので、今のところ順調に結球しています。
実を詰まらせていく白菜を一年ぶりに見て嬉しくなりました。
このまま立派に育ってくれ……。
- 2017/12/17(日) 23:59:00|
- 菜園
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私は夜型生活なので眠るのは大体が正午以降になるのですが、
眠ろうとすると、電話やセールス等が入って起こされるのもしばしばで、
本日は何もなく眠れるかと思ったら、間違い電話で起こされてしまいました。
私は携帯電話のほかに固定電話も契約しています。
現在はネット回線の光通信化に伴って回線を休止してありますが、
独り暮らしを始めた当時('95年)では珍しくもないことでした。
この年くらいから入れ替わるように携帯電話の一般普及が始まっており、
何度となく機種変更を繰り返したものの、固定電話は殆ど変わりません。
設置した当時の電話機が故障した後、同僚に貰った電話機に変わり、
それも故障した後に買ったものは1999年製の電話機です。
パイオニア製TF-V31……検索してもマニュアルが出て来ない。
これは現在に至るまで使い続けています。
携帯電話と違って外部電源なので充電池の消耗といったこともなく、
粗い液晶ではあるものの、しっかりナンバーディスプレイの対応品。
こうして独り暮らし20年間に色々なものが変化する中で、
使い続けているものが十年以上も前のものだったりして、
「そんなに時間が経ったのかなぁ」と我ながら半信半疑ですが───
ボロボロだけど使えるので変えていない洗濯機……これは19年前くらい。
挿絵を担当した書籍や資料が並ぶ書棚……これは22年前。
全ての作業を受け止める机……これも22年前。
───意外と多い。
変わっていないのは私の頭の中くらいなのか。
今年もあと半月を切ったなぁ。
- 2017/12/16(土) 23:59:00|
- 日常
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知り合いのお婆さんが地元にご親族を住まわせることになったので、
いくつか条件がある中で、どの不動産屋がいいのかと聞いてきました。
私が現在のアパートを契約したのは、まだインターネットが普及する前で、
不動産情報といえば専門雑誌か看板か、はたまた縁故かといったところ。
しかし現在は携帯端末で物件検索ができる便利な世の中です。
一方で私よりお年を召した方でネットそのものを利用しておらず、
情報を得る手段も電話か足かとなると、この時期はつらい。
私が少し調べてみることになりました。
条件とは「ペット可」という点。
契約するご本人は同じくらい年老いた犬を飼っているそうですが、
今日びの賃貸だと難しいのでは……と思っていると───
「あ、結構あるんだ……」
「そうなの?」
───意外にも市内で幾つかの物件が該当しました。
「**って所、ここは駅から10分ちょっと」
「近いわね!」
賃貸=ペット不可という認識だった私には驚きです。
その意味においては私も古い人間なのだと云えます。
市内には、数分の徒歩で何件かの不動産屋を回ることができる一画があり、
検索結果を持った上で相談してみることを勧めました。
どうか良い物件がありますように。
- 2017/12/15(金) 23:59:00|
- 日常
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実家ですき焼きを食べました。
我が家では割下(わりした)の味付けを父が担当していたのですが、
父の亡きあとは、すき焼きそのものを食べる機会が減っています。
理由は私や弟が家を出ているため男衆が居なくなったことでしょうが、
いざ作るとなると、食べ慣れた味わいを再現するのが難しい。
同じく、焼肉のタレについても父が作っていました。
市販のタレを使うこともありましたが、気まぐれに父が作ることもあり、
作りたては舌を刺すようなクセがあるものの、寝かせると非常に美味しい。
この二つについて、いわゆるレシピを知る者が居ません。
とくに後者は色々な材料を使っていたらしく、それが何かも分からない。
ともかく今夜はすき焼きということで母が味付けをしたところ───
「意外といける」
「舌が憶えてるもんだねぇ」
───父の味加減と似ていたので美味しく食べることが出来ました。
しかしタレはどうしようか。
あのゴマをふんだんに使った、寝かせてから初めて美味くなるやつを。
再現に挑戦してみようかな。
- 2017/12/14(木) 23:59:00|
- 日常
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山からの吹き降ろしなのか寒風に冷たい欠片が混じりました。
これは地元で雪よりも多く、景色が変わらないのに風だけが冷たい。
そして雪が降っても融けるのが早い……風情がないなぁ。
この季節になると小学生時代に空き地で遊んだ記憶が蘇ります。
テレビゲームなどが流行る前の、子供の遊びが屋外に集中していた頃です。
大抵は草ぼうぼうになった近所の空き地に行って、
捨てられていた竹刀を分解して弓を作ったり(威力が高くて危険)、
動物の骨を見つけて驚いたり、それなりに毎日が色々ありました。
不思議なのは、なぜか夏よりも秋や冬の思い出が多いことです。
真夏に比べれば快適に過ごせる気温であることは分かりますが、
冬は昆虫が少ないし「もののあはれ」を感じるほど大人でもない。
ふと、この「もののあはれ」というものを考える時、
少年時代に見た、遊びの時間が終わって暮れてゆく西の空とか、
不意に誰も居ない空き地で一人になってしまった時のことを思い出します。
これこそ、今になって少年時代の秋を思い出す理由ではないか。
あの頃の景色を見て感じたものは、子供用の引き出しには入っておらず、
いつか思い出して考えるための、大人用の引き出しに入れられたのでは。
少年だった私は、沈む太陽を見送りながら何を考えていたのでしょうか。
親の仕事から云って夕食には早いし、さりとて空は暗くなるばかり。
いや、何も考えてなかったんだろうな……。
- 2017/12/13(水) 23:59:00|
- 日常
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実家にお客さんが来た際、お茶の話になったので茶香炉を焚きました。
茶香炉とは、文字通り茶葉を焚いた時の香りを楽しむものです。
母方の実家は茶園なので年間を通してお茶には不自由しないものの、
きっちり茶葉を使い切るまでにも酸化が進んでしまうため、
少し余った分は茶香炉で炙って楽しむことがあります。
大抵は陶器製の皿に茶葉をのせ、ロウソクなどの弱い火力で炙りますが、
母が専用のロウソクをなくしてしまったので別物で代用しました。
ところが───
「……ダメだ、火勢が凄い」
「ダメ?」
「これ、やっぱり鍋をやる時のやつだよ」
旅館などでも見られる卓上用固形燃料……は、適切ではありません。
電気式のものが安全で良いでしょう。
仕方なく仏壇のロウソクを使うことにしました。
「あぁ本当だ、すごく香りますね!」
「婆ちゃん家の匂いだ」
帰ってないなぁ、九州。
街暮らしの人間が農家に行っても邪魔になるだけですが、
いつか年老いたら引っ越したいとも思っています。
既に人生は折り返し地点か。
- 2017/12/12(火) 23:59:00|
- 日常
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夜は雪が降りそうな寒さの深まりです。
何年か前に弟がくれたベンチコートから後光が差して見えます。
この時期は雨量が少なく風が強いので、畑はカラカラに乾くことが多いです。
気温の低さから生長も遅れ、作物への雨量は少なくとも構いませんが、
湿度が低すぎると残渣が分解されにくくなります。
よってコンポストに放り込んだだけの残渣は分解が進みません。
蓋を開けたままでも降り込む雨は少ないし、吹きさらしで乾いてしまうだけ。
すると地中の湿度を利用して残渣を埋めるしかないわけですが、
地中で残渣の分解が始まると、今度はその用地で根菜を作ることが出来ません。
理由は残渣そのものが病原や障害物となり、根の生長を妨げるからです。
そうした理由で生じやすいのが、いわゆる大根が二股に分かれる等の奇形で、
食用には問題がないものの、お裾分けでは格好がつかない代物になります。
地上で結実する作物に限定するわけですね。
12月に仕込むとなると……エンドウとニンニクくらいかな。
- 2017/12/11(月) 23:59:00|
- 菜園
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車のキーレスが反応しないと思ったら、バッテリーが死んでおりました。
車検で電圧低下を指摘されていたので交換するつもりではいたものの、
やはり寒さが止めを刺していたようです。
バッテリーの換装は二輪でしかやったことがありません。
手持ちがなかったので弟に借りてホームセンターへ行き、
対応商品を見てみると───
「安っ!」
「安いよねぇ」
───私がバイクのバッテリーを換装したのは十年くらい前のことですが、
小型、12ボルト、車よりは需要が少ない……というのが理由なのか、
本日に見た価格の2倍くらいだったと記憶しています。
少々手間でしたが、無事に交換を終えて走行可能となりました。
オーディオ設定がリセットされてしまいましたが。
キーレスに慣れてしまうと、鍵を回しての開錠に違和感がありますね。
- 2017/12/10(日) 23:59:00|
- DIY
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ベランダのバケツに溜まった雨水が薄氷を張っていました。
寒ぅござんす……ということで、畑にも変化があります。
隼人瓜(はやとうり)は秋あたりからの生長が本番ですが、
9月末から10月にかけて開花した後、せいぜい12月までが収穫期です。
霜が降りるような寒さの本番になると一気に枯れ始めます。
よって本日は隼人瓜の総収穫と撤去でした。
隼人瓜は、サツマイモなら3~4株分のツルが展開するので、
半端な支柱では支え切れず、自重で疲れて収穫量が減ってしまいます。
1株で大量のツルが伸びるため撤去も大変。
ところで先日の記事にて南米ではシュシュと呼ばれ親しまれると書きましたが、
一方、その形状から中国や台湾では仏掌瓜(または仏手瓜)とも呼ばれ、
今日になって母が知り合った中国の方に渡したところ、非常に喜ばれたとか。
・食べ方は知っているけど売っているのを見たことがない
・食べ方を知らないし売っているのも見たことがない
・食べ方は知らないが売っているのは見たことがある
地元では、大体この三通りに分かれるようです。
根元に籾殻を積んでおけば、地元なら冬越しも可能でした。
また来年の秋に生長を再開してくれることでしょう。
次は収穫量を数えてみようかな。
- 2017/12/09(土) 23:59:00|
- 菜園
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昨日は通りかかった病院前で携帯電話を落としていたらしく、
その後に眠ってしまったため連絡が入っていたことにも気づかず───
・仕方なく携帯電話の中身を改める
・名前に見覚えがあったのでカルテを検索
・本人と家族の名前あったので家族に連絡
・実家の妹から私に連絡
───と云う、ご迷惑をお掛けしてしまいました。
本日になって受け取りに行っております。
院長とは出先で会えば挨拶するくらいには顔見知りですが、
戻ってきた携帯電話は8年前から使っていて外装がボロボロなので、
受付の看護士さんは「まだ使えるんだ……」という顔をしていました。
見られて困るようなものは入っていないものの、
私の携帯電話は発着信時に相手の顔が表示されるようになっており、
その顔は、本人の了解を得た上で全て変顔で撮影されています。
実家で病院からの連絡に応対したのは妹です。
そして妹も例に漏れず変顔で登録されています。
受付では病院の電話から連絡している……はず。
- 2017/12/08(金) 23:59:00|
- 日常
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慣れない仕事をしたせいか酷く疲れて、しかし座ったまま眠るほどではなく、
何か飲み食いしたいわけでもなく、なんとなく疲れを癒したいと思っていると、
不意に頭の中で浮かんだものがあって検索していました。
何かと云うと、中学生時代の合唱コンクールで聴いた歌です。
・なぜか早朝練習がある
・変声期の真っ只中で声が出ない
・上記の理由で女子からの風当たりが強い
・そんなわけで男子にとっては「かったるい・面倒くさい」
……と、このように大抵の男子生徒においては良い思い出がなさそうですが、
早朝練習や女子からの文句は置いといて、私は割と合唱曲が好きなほうでした。
Youtubeなどにも少なからず動画が存在するため探してみると、
残念ながら女子三部合唱の動画が多く、なかなか混声合唱が見つかりません。
混声合唱を聴きたくなるのは少年時代の感覚が残っているからでしょう。
同時に校舎や体育館といったイメージも大きな要素なのだと思います。
3年間の視界を埋め尽くした風景には音や感触が添付され、
ひときわ大きく美しい旋律は目立たないわけがない。
その一方でコンクールにおける自由曲を選ぶにあたり、
「この曲がいいな」と思っても選ばれず、ずっと不満だったりしました。
おまけにコンクールの内容を収録した音源が残らない頃の話で、
卒業時にCDとして渡されるようになったのは弟の学年から。
ホコリをかぶった記憶だけが四半世紀の慰めです。
それはともかく探して聴いてみると、頭の芯が水に溶けるような感覚でした。
仕事中はニュース関連の動画を流しっ放しで過ごしたりするのですが、
内容を追いかける動画とは違って自分の記憶が滞りなく引き出され、
学生時代の一部を切り取った映画を見るかのようでした。
当時は「やらされている」と思ったことでも、時が経つと変わりますね。
- 2017/12/07(木) 23:59:00|
- 日常
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寒さが深まりつつあります。
私は自転車で転んだ時に右膝の靭帯を痛めていて、
それ以来、寒くなると膝裏に鈍い痛みがあるのですが───
「僕は3枚だよ」
「そりゃ温かいわ」
───インナータイツ、フリースを履いた上だと痛み知らず。
おまけに外で寒いと思うこともなくなるので便利です。
しかし寒さに対する耐性が低下するようにも思います。
そも寒さを避けようとすれば温かく保つのは当たり前のことで、
その状態に慣れると体が熱を作り出す必要性も低下するのでしょう。
「北海道民が寒さに強いなんてことはない!」
───というのは、ある俳優さんが仰っていたことですが、
なるほど、厳しい寒さを乗り越えるためには様々な防寒対策があり、
結果として暖を取れれば、寒さへの耐性も変わらないわけですね。
さて懐は……いいや考えまい。
- 2017/12/06(水) 23:59:00|
- 日常
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他所に遅れること2週間くらいで植えた白菜が結球しているようです。
この白菜は菜園仲間の厚意でいただいたものが2種類あり、
我が家の苗は全体の2割以下で、残りは全ていただきもの。
この時期になると、あまり出来ることがありません。
種を蒔いても苗が育たないし、すると用地の確保か草むしりですが、
玉ねぎ650本で用地が埋まって……あ、ジャガイモの収穫があった。
改めて、用地の確保かハマスゲの除去くらいでしょうか。
ハマスゲの除去は我が家の用地ではなく知り合い(Kさん)の用地で、
本人がご高齢の上に多忙なので私が代わっていたわけですが───
「えぇ?!」
「あんた、お礼を云っておきなさいね」
───実は先日、ご本人が母に礼金を渡して行かれたのでした。
対価を求めるつもりなど毛頭ありませんでしたが、
返そうとして固辞されることも、また分かっていることです。
そこで、私から提案がありました。
「じゃあ───忙しいのは仕方ないし、こうしよう」
「あら、何?」
「基本的に、あの用地の出入りを許可するということで」
「……?」
Kさんが植えたいものを優先に、我が家が手入れを代行する形。
ハマスゲは離れたところに子株を作って発芽することで殖えるため、
既に栽培中の用地で発芽した場合、そこも掘り返す必要があります。
その場合、本人の了解を得るまで待っていると作業がはかどりません。
そこで、基本的に我が家が手をつけても構わないのなら作業がしやすいし、
Kさんが植えたいものを中心に用地を展開させ、収穫はKさんが総取りし、
我が家は余った用地に好きなものを植えさせてもらうわけです。
玉ねぎ650本で用地が不足した今回や、飛び地で生えた苗の移植先など、
蒔き時や植え時を逸しないためにも───
「用地に余裕があれば、うちも色々試せる」
「じゃあ、お願いしちゃっていいかしら……」
───こうするほうが、きっと楽しい。
- 2017/12/05(火) 23:59:00|
- 菜園
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嫌な夢を見ました。
私は夢を記憶できる時があって、その9割方が悪夢であるわけですが───
・悪ガキを咎めたら絞首刑
・錆びたノコギリで首を切られる
・家族や友人が大怪我をする
・車のブレーキが利かなくなる(最多)
・化け物に襲われる(憶えているだけで3回)
・見知らぬ街に全裸で放置される
───とか、変り種では───
・古びた洋館で殺人鬼か化け物から逃げ惑う少女
(こちらは助けたいのに透明な壁で遮断されている)
・赤い傘を差した酷い顔の女性に付きまとわれる
(理由は「目が合った」というだけ)
・地下駐車場にある一室で誰かが拷問されるのを助けられない
(部屋の外に居る自分はそれなりに危険な状態)
───などなど、枚挙に暇がありません。
本日の夢は、昔の実家での就寝中に若い男が忍び込むというもので、
気がついて捉まえようとすると、なぜか二人に増えているのです。
二人目は男の妹で、どちらもガラの悪そうな感じ。
次の場面になると、なぜか二人を拘束することに成功しているわけですが、
私は家族に怪我人が出たことで激昂し、拘束された男を殴りつけようとします。
しかし相手が無抵抗であることから、泣きながら振り上げた拳を下ろしました。
すると今度は、天井の一部が崩れて別の空間(洞窟)と繋がっており、
そこに二人の父親か叔父あたりの人物が私の家族を見下ろしています。
わずかに見える洞窟内は何らかの儀式でロウソクが立てられていました。
それから色々あって(よく憶えていない)、問題は私の浴室にあり、
天井にある(また?)ハッチに誰かが隠れている……というものでしたが、
空けてみると、高さ50cmくらいの空間に洗剤や雑巾が置いてあるだけ。
ハッチを閉じて浴室を出ると見知らぬ男が立っていて───
「誰だ、お前?」
───と云うや否や、射殺されて終わるという理不尽きわまりない内容でした。
後半は、よくある「夢が主観視点から客観視点に変化する」というやつで、
まるでギャング映画でも見ているような感じでしたが、とにかく不快です。
なぜなら夢の中では視点の変化に違和感を覚えないから。
総合的に、家族への帰属意識に起因するかのような夢でした。
こんな夢を見せられても起きてから不安にしかならない。
……ストレスを溜めすぎなのかしら。
- 2017/12/04(月) 23:59:00|
- 日常
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妹が小旅行から帰って来ました。
予定の電車に乗れなかったり泊った部屋が予約と違ったりと、
少々気分を殺がれたものの食事は満足だったので良しとしたようです。
旅行というと社会人にとっては3種類でしょうか。
個人の旅行、新婚旅行、そして社員旅行。
私は会社に勤務していた頃に殆ど旅行へ行きませんでした。
不参加でも冷遇されない寛容な職場であったことは幸いでしたが、
今となっては行けば良かったと後悔してばかりいます。
参加しなかった理由は「週末くらい好きに過ごしたい」というだけですが、
少なくとも再就職してからは職場の同僚に可愛がってもらえたし、
参加していれば色々な思い出が出来たはず。
「行けば良かった」と思う理由は、地元のほかに何も思い出がないからです。
自営業になってからは仕事に傾倒してしまい、他に思いを巡らせられません。
もともとが遠出したがらない性分なので個人の旅行すらない。
テレビや写真で見知らぬ街の何でもない風景を見ると、
それが自宅から数百キロも離れた場所であることを知るにつけ、
そこを歩いた時に生じたであろう、他愛もない会話も自分にはないと知ります。
地元の見知った風景の中では、あえてそれを再評価することもないわけで、
一歩一歩が見知らぬ風景であったなら、それを見て自分は何を思うのか。
この「自分が何を思うのか」がないこと───それが問題です。
思うに、よっと担ぎ出すつもりでないと解決しないのでしょう。
2年前に予定外の日帰り旅行へ行った時も、そう思っていたのですが……。
時間は自分で作るもの、か。
- 2017/12/03(日) 21:57:23|
- 日常
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昼過ぎに一人で畑を見回っていたところ菜園前の道を老年女性が通り、
「隼人瓜だねぇ」と話し合ってるのを見かけました。
「持って行かれます?」
こういう時は母ならば見知らぬ人であっても声をかけます。
そうして誰とでもお喋りを始めるわけですが、私も大概は同じです。
「えっ? どうしよ……どうする?」
「もらっちゃおうかしら」
「どうぞどうぞ、大きいやつ選びますから」
収穫数が多い隼人瓜を地元で知っている人は二つに分かれます。
一つは昔の集団就職により愛知に移り住んだ九州出身の人か、
あるいはブラジルやペルーといった南米に住んでいた人。
後者は原産地である南米にて「シュシュ(chuchu)」と呼ばれ、
現地では一般的な食材であり、好んで食べる方もいらっしゃいます。
ところが地元では見かけないので、お裾分けすると喜ばれるのですね。
「田舎で母が育ててるのよ、緑のやつを漬物にね」
「この白いやつはクセが少ないですよ」
「あのリサイクル店の青果コーナーで見たことあるわ」
地元で売っている例を聞くのは初めてでした。
短期間ながらヤーコンを扱っていた時は「おっ」と思っていたのです。
「本当に?」
「店主が県外まで買い付けに行ってるから」
「それ前に聞いたことあります。 ちなみに幾らでした?」
「2個で200円」
「じゃあ今年のは全部で幾らになったんだ……あ、どうぞ」
「ありがとう、あぁ~懐かしい」
「一個でいいんですか? まだあるのに」
「だって、お礼できないわよ」
「待っててください」
2個ずつ手渡し、夜になって母に話すと───
「いくつ渡した?」
「遠慮してたから2つに増やした」
「そうそう、それでいいの」
───大体こう云うので、あれで良かったのでしょう。
- 2017/12/02(土) 23:59:00|
- 菜園
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