第27緑化地区

フリーイラストレーター七片藍のブログ/第27緑化地区

おっさん度

私の携帯電話は未だにスマートフォンではなくガラケーなのですが、
妹は彼氏君とLINEで話すなどしていて扱いも手馴れた感じです。

正確には私の手元にも友人から貰った型落ちのスマートフォンがあります。
Wi-Fi通信でないとネットに繋がらず、そもそも通話すら出来ませんが、
モバイルを通して作品の発色状態を確認するために利用しているわけです。

ただし自分のサイト作品を見るにもアドレス指定は必要で、
その際にフリック入力をするわけですが、これがよく分かっていません。
ほとんど使わないので、理解が進まないまま一年半ほどが過ぎています。

ついては妹に聞いてみることにしました。

「なぁ、そのフリックってやつさ」
「うん」
「あれか、『あいうえお』だったら中心に"あ"があって、
 その周りに『い・う・え・お』と4つあるってことでいいのか?」

「そうだよー」
「配置は、他でも同じなのか」
「そうそう」

問うてから、なぜそこまで察していながら自分で確かめていないのか、
使用頻度の低さに目先の利用だけで済ませてしまっていることを思い、
知らないことに対する意識の偏りを感じました。

と云うのは、畑に関することなら能動的に調べもするからです。
理解が中途半端なまま済ませていることは自覚よりずっと多い。

「指で隠れるから、向こう側の文字を見ようとして傾けたりした」
「あっはっはっは!」

親父みたいなことしてるな、私は。

  1. 2017/11/30(木) 23:59:00|
  2. 日常
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「云うことを聞きなさい」

終日を仕事だけで過ごしました。

人間、何十年も生きていると体のあちこちに不調が生じるもので、
60代の母も多分に漏れず高血圧をはじめとして問題があります。

そのため(亡き父の時もそうでしたが)私も色々と調べ、
より健やかに生活できるよう本人の体力を考慮した上で色々と提案し、
必要であれば同伴し、運動不足の解消などに努めさせる毎日です。

しかし息子にあれこれ指図されても実行に移すまでが遠く、
父が70代の時に散歩を勧める際も半年かけて口説いています。

いずれ自覚してくれればと地道に続けていたところ───

「……つまり動かさないと可動範囲が狭まるばかりなんだよ」
「うん」
「筋肉が萎縮して血の巡りも悪くなって、よけいに疲れる」
「そう、なんか最近になって分かってきた」

───少しずつ母も自覚するようになったらしいです。
この内容も過去に100回は説明しているはず。

「あのね、親父すら半年で認めたよ? あなたは10年以上よ、10年!」
「ウッフッフ……」
「テレビで聞いた内容も、僕が散々説明してたのと大体は同じでしょ!」
「はい、はい、はい、全く、その通りでございます」

まだ分かってないな、これは。

  1. 2017/11/29(水) 23:59:00|
  2. 日常
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車内の掃除も込み

籾殻の調達に行きました。
10月に施設A、11月に施設Bと、地元には2ヶ所の提供施設があり、
それぞれ一定期間に無料解放され、基本的に幾らでも持ち帰り可能です。

今年は色々と忙しくて施設B(11月)のみで、
高さ3階ほどある大型倉庫の天井をつく堆い籾殻の山に絶句します。
75リットル袋に詰め込んで、車に積載できるのは12袋分といったところ。

穀倉地帯や田畑を多く抱える地方なら調達できるものは多そうですが、
地元は中途半端に近代化が進んでいるため、籾殻くらいがせいぜい。
それなりに需要があるものの、ここに顔を出すのは高齢者ばかりです。

「あっちのほうがいいよー」
「何です?」
「籾殻よ、こっちのは少しカビくさいんだ」

もはや倉庫は常時排出される籾殻だけのために設けた場所と化し、
庫内の鉄骨は数年分の糠(ぬか)が堆積して鍾乳洞のような見た目。
マスクをしていないと咳が出ます。

一年分の籾殻を調達して畑に運び込んで完了。
これで何度目かの調達ですが、10袋前後で足りる感じです。

さぁ、また来年。

  1. 2017/11/28(火) 23:59:00|
  2. 菜園
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いたちごっこ

ハマスゲ除去を少し進めて来ました。
厄介な植物であることは2日前の記事に書いたとおりですが、
作業そのものが面倒であることも、ハマスゲを語る上では避けられません。

根が千切れやすいので乱暴には扱えず、そして方々へ拡大しているため、
土を掘り返して塊根を見つけては、伸びた茎の追って再び掘ります。
そこからも茎が伸びているので、それを追って再び掘る。

これが地味に辛く───

<<ザクッ>>
「(出たな、こいつ追って……あそこか)」

<<ザクッ>>
「(まだ伸びてる……さらに追って……)」

<<ザクッ>>
「(よし、こいつが塊根……で、ここから……)」

───ようするに、一時停止が多いのです。

耕作にしろ塊根を探るにしろ、その作業だけに集中するなら楽ですが、
立ったり座ったり、決まった姿勢で作業ができないので疲れます。
乗用車の街乗りで燃費が悪くなるのと同じです。

本日は一畳くらいの面積で暗くなってきたので諦めました。
堅く締まった土に備中鍬を突きたてるのも腕力が要ります。

そもそも昨日の継鹿尾山(寂光院)で、ふくらはぎが筋肉痛。
  1. 2017/11/27(月) 23:29:57|
  2. 菜園
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紅葉狩り2017


市外にある「寂光院(じゃっこういん)」まで紅葉狩りに行って来ました。
県下では紅葉名所の一つに数えられ、以前から母が行きたがっていたのです。

ただし時期的に込み合うので目的地付近から車が多くなります。
誘導員に駐車場は30分待ちと聞いたとおり満車が続きました。
これはもうジリジリと待つことを覚悟するしかないのか。

山道に入ると、やっと車がすれ違える程度の道幅しかありません。

「あれって空いてるのかな」
「ギリギリ行けるんじゃない?」

数分後に一台分だけ空いているように見えた無料駐車場を見つけ、
駐車を迷っていると、山を下りてきた老夫婦に声を掛けられました。

「停めておいたほうがいいよ、この先で渋滞してるから」

お礼を云って駐車してから2分も歩くと渋滞の始まり。
あのまま駐車せずに進んでいたら、車内で数十分を過ごすところです。
おかげで渋滞にも巻き込まれず、まっすぐ入り口に到着できました。

総門───ここから登ります。
20171126001.jpg

駐車場でパチリ(画像はコントラストを調整しております)。
20171126002.jpg

「お迎え地蔵」をパチリ。
20171126003.jpg

石階段の擬宝珠(ぎぼし)に居たカマキリ君。
20171126004.jpg

本堂……この写真だけ変に横長なのは、参拝者の顔が入っていたため。
20171126005.jpg

本堂の西隣には「随求堂(ずいぐどう)」と呼ばれる建物があります。
四方が回廊で、ぐるりと随求堂を一回りできるようになっていて、
参拝後は回廊を時計回りに三周するとご利益があるとか。

回る時は心の中でお経を唱えながら……とか書いてあった気がしますが、
参拝者が多く、のんびり説明書きを読んでいられない。

仕方なく妹に続こうとすると、間に2周目の参拝者が入ってしまいました。
その人は老年女性で、ご主人と参拝に来ていたようです。

この人から見れば、夫婦の間に私が続いてしまった形になるわけですが、
真後ろに居るのは私で、構わず(後ろに居るはずの)ご主人に話しかけます。

しかし、それを聞くのも私。
ご主人の返事がないことを奇妙に思ったのか、こちらへ振り向いて───

「それで、どこで『ワン!』って云えばいいのよ?」

───と、仰るのです。
ご主人が参拝前に何を吹き込んだのか想像すると笑ってしまう。
既に三周を終えた母と妹に話したところ、大笑いしていました。

下山する頃には日が暮れ、ちょうどいい時間だったようです。
地元でばかり過ごしている私には、良い時間でした。

来年も来よう、きっと。

  1. 2017/11/26(日) 23:59:00|
  2. 日常
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根絶やせぬ

薄暗くなる少し前に畑へ行き、見回りだけで済ませるつもりでしたが、
ハマスゲが生えている知り合いの用地が気になって少し除去しました。

ハマスゲは地中100mm前後の深さに塊茎を形成し、そこから芽を出します。
よって地表のハマスゲを引き抜いても除草はできません。
文字通りの根絶やしが困難な植物です。

さらに厄介なのは地中で茎を伸ばして殖えること。
地中の離れた所まで茎を伸ばして新たな塊茎が作られ、
そこでも発芽してネズミ算式に版図を拡げる……というもの。

しかし畑は色々な雑草が生えますから、一口に"根"と云っても様々で、
ハマスゲの根かと思ったら枯れて分解されかけた他の雑草だったとか、
片っ端から除くのも骨が折れるし、かと云って除かないのは余計に悪い。

それでも続けていると区別がつくようになり、その特徴を見ていると、
彼らが畑に生えた場合、いかに面倒な存在であるかが分かります。

・根と塊茎の色が暗い
(白っぽい根と違い土の色に紛れて見落としやすい)

・千切れやすい
(発見した根を引っ張ると簡単に切れて芋づる式には行かない)

・終端が分かりづらい
(伸びた茎の先に塊茎はあるのか千切れて見つからないだけなのか)

・根茎が深い
(200mmほど土を掘り返すつもりでないと根が千切れる)

・枯れにくい
(根が深いので地表の乾燥による影響を受けづらい)

耕運機を入れるのは自殺行為だし、除草剤は周囲の用地が危ない。
それでも除かないものは減ることもないので地道な努力あるのみです。

備中鍬が大活躍───君は本当に優秀だなぁ。
  1. 2017/11/25(土) 21:31:35|
  2. 菜園
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少し護ってくれる奴

昨年の今くらいの夜に、私の自宅前でバイク事故がありました。
ヘルメットと夜の暗さでライダーの顔が分からない。
現場に散乱した荷物を拾い集めた時のこと───

「(なんでこれが……?)」

───そして今晩、ある人が実家を訪れました。
母の仕事に関係した人であり、長い付き合いで家族全体が知り合いです。
隼人瓜(はやとうり)が好きとのことで、お裾分けすることになりました。

「でも一個しかないわ」
「僕が収穫して来るよ、3個くらいがいいね」

暗い畑で大きめの隼人瓜を収穫して実家に戻ると、
母と若い女性が玄関先で話し込んでいます。

「ん? あぁ、誰かと思ったら、久しぶり」
「お久しぶりですー」

隼人瓜は彼女に手渡すものです。

「去年も"これ"だったなぁ」
「あああ! そうだった! あの時は本当に……」

約一年前、事故現場に散乱した荷物の中にビニール袋があり、
私は袋の中身が隼人瓜だったことを妙に思ったのでした。

なぜなら地元のスーパーで隼人瓜が売られているのを見たことがないし、
畑で育てている人も見ないし、そんなものを持ち歩く人だって居ない。
ごく狭い範囲で考えて、いやいや、これは我が家の隼人瓜か?

そう思って母に確認すると数十分前に隼人瓜を渡して別れた人がおり、
うめき声を上げて突っ伏しているライダーが本人だと分かったのです。
ご家族に連絡するよう母に伝え、すぐに現場へ来てもらったのでした。

「で、性懲りもなく……と」
「そうなんですよぉ」

骨折を経て彼女は新調したバイクで一年ぶりに現れたのです。
たしか親父さんは「二度と運転させない」とか云ってたような。
どう説得したのか、ともかく彼女は変わらずバイクが好きなようでした。

隼人瓜を持っていると事故っても助かる───と思うことにしようか。

  1. 2017/11/24(金) 23:59:00|
  2. 菜園
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ようやく完了

地面は乾いていない状態でしたが畑へ行きました。
今期はジャガイモと玉ねぎの用地が多すぎて圧迫気味であり───

・ジャガイモ……母が飛び地で発芽したものを残したがる
・玉ねぎ……母が安売りの苗を650本も買ってしまう

───他に何か植えたくても用地が不作しています。
残った玉ねぎの苗を消化するには、僅かな用地すら利用するしかない。

台風で種が流されたのは、ニンジン、白菜、ホウレン草の他にもあり、
1割だけ種が残ったビーツの用地に何も生えていないところがあります。
これで玉ねぎの苗を全て植えきってしまうことにしました。

ビーツの用地はアルカリ性に傾いているはずですが……もう知らん。
これにて650本を植え終わり、ほぼ私一人で植えた数としては過去最多です。

それと水槽のために水草(藻)の採取にも行きました。
近くの用水路では「クロモ」なのか「オオカナダモ」なのかが繁茂し、
導水を妨げる勢いで殖えているため、むしろ採取は歓迎されそう。

ただし採取したものは病原菌などの汚染もあり得るので、
多めに採ってバケツに水を張り、しばらく水替えを繰り返します。

ちなみにヌマエビは一部が水槽内で繁殖し、数が1.2倍くらいになりました。
  1. 2017/11/23(木) 22:56:47|
  2. 菜園
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ないなら作……ってる最中

妹が作った夕食が美味しかったので胃袋がだらけております。

夜になって雨が降り出し、最近こんな短い雨を繰り返しています。
土が乾かないので耕作しようにも土団子は避けられません。
追加の玉ねぎ用地が確保できない……。

台風で種が流れ、その後に菜園仲間の厚意で苗を譲ってもらった白菜は、
なにぶん仕込みが遅れたものの、少しずつ葉を増やしておりました。
やむを得ずスーパーで白菜を買う時、思い出すことにしています。

「(これが収穫できる時期でも鍋は美味しいはず)」

───こうしないと悔しく感じるくらいには、
「我が家の野菜は畑で調達できる」という点を忘れたくない。
買って済むより優れた点は「欲しい時に」でもあるからこそです。

そうすると畑にないものが色々と気になってきます。
連作障害を考えて用地が限られる野菜なら買ったほうが良いですが、
よく使う野菜であればあるほど「ない」が許せなくなる。

くそう、雨上がりだと分かっているけど明日は畑に行くか。
  1. 2017/11/22(水) 23:59:00|
  2. 菜園
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住み良い水作り

先日に安価な水槽を買い、母の仕事場にあるものと換装することになり、
ついてはタナゴ水槽が少し大きくなるので立ち上げを始めました。
立ち上げとは水槽を魚が飼える状態にすることです。

魚は鰓(えら)呼吸をするため、水は人間で云えば空気のようなもので、
水の汚れは大気の汚染と同じことであり、急な汚染は死に繋がります。
そして水槽と濾過器の容積が彼らを生かす水量の全てです。

よって、水が多ければ水質の安定期間が長くなり汚染も遅くなるため、
水槽の大型化や濾過性能の向上は、魚の生命維持に大きく貢献します。

水質を悪化させる要素が色々ある中で、厄介なのは餌の食べ残しです。
魚が掃除することはないので、残った餌は水の中で傷み、腐敗します。

これを回収しバクテリアで分解するのが濾過器の役割であるわけですが、
小型の濾過器は水流が弱く、水槽の隅々までは回収してくれません。
水槽内の水を循環させるには適した大きさの濾過器が必要です。

しかし大型の濾過器は給排水の水量が多く、これも場合によりけり。
小さな水槽に濾過性能の高い大型の濾過器を投入してしまうと、
極端に表現すれば「洗濯機のような激しい水流」となります。

これでは魚が泳ぎ疲れ、給水部に吸い寄せられて死んでしまう。
餌やりを除いて放置できる水槽は実現が難しいわけですね。

ひとまず今日のところは水合わせ。
換装前の水質から激変させてしまうとショック死を引き起こすので、
新しい水を滴下し、一晩かけて環境に慣れてもらいます。

こうして慣れさせても死んでしまうことがあって油断できない。
寒くなってきたので白点病も気になるし……。

とりあえず深呼吸はしやすくしたぞ、どうか頑張ってくれ。

  1. 2017/11/21(火) 22:24:33|
  2. 生物
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「じゃあ作ればいいじゃん」

また雨が降ったので寒さが深まりそうです。
このところ晴れ間が続かず、雨量に反して野菜が育ちにくい。
植えたばかりの玉ねぎが根腐れを起こさなければよいのですが……。

最近は実家で台所に立つことが増えて夕食は私が作っており、
食材の在庫状況を把握し始めると、肉より野菜の不足が気になります。

最も気にするのはネギです。
なぜかと云うとネギを真面目に育てておらず、買って済ませるから。

鍋が美味しい季節なので太ネギがよろしゅうございますが、
万能ネギのような細いものに比べ、太ネギは少々の手間が必要です。
それにネギは肥料食いで───

「(本当にそうなのか?)」

───とは聞いていますが、実際のところは知りません。
調べてみた結果、ネギは一度で養分を吸い上げる量が少ないとか。

土に含まれる養分は、雨で流亡したり乾燥によっても失われ、
施した肥料の全てが作物に注がれるわけではないため、
結果、ネギは養分の濃度を上げないといけないそうです。

そんなわけで鍋に使えるネギがなくなると……焦る。
肉の量が少なくても料理が作れるようになったので、
ネギに限らず野菜の不足は選択肢を減らします。

ジャガイモも残り1個しかない……これは畑で育ててはいるけれど。
今日はフライドポテトに畑のサツマイモを代用しましたが、
甘味が強い品種だったので、おやつのような感覚でした。

うーむ、育てていると買いたくなくなるんだよな……。

  1. 2017/11/20(月) 23:59:00|
  2. 菜園
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お助けられないマン

玉ねぎの苗を残り80本くらいまで植えてから自宅に向かうと、
その道すがら自転車の前で座り込んでいるお婆さんを見かけました。
小雨が降る中、チェーンの脱落を直そうとしていたので声を掛けます。

「大丈夫ですか?」
「外れちゃってねぇ」
「代わりますよ」

油で汚れたチェーンに触れていたせいで指先が黒い。
私は畑からの帰りで作業用グローブを持っているし、無茶もできます。
この年代の方々を見ると亡き父に重なって素通りできないのですが───

「どうもすみま……あっ」
「あ、掛かった。 そこでペダルを……」

───交代する直前にチェーンが掛かり、間もなく脱落は直りました。
お節介は必要なかったようです。

「あぁ、直ったわ! ありがとうございます」
「いえいえ、僕は何もしてませんし……」

すると傍を通った人が私の腕をチョイチョイと突付きました。

「?」
「どもっ」
「あぁ、久しぶり!」

私より一歳だけ若く、数十年前からの付き合いがある古い知り合いでした。
同じく工業高校を卒業しており、今は鉄道関係の修理工だと聞いています。
食い詰めのイラストレーターとは違って既婚で息子さんも居る立派な男です。

「どこかに行く途中だったの?」
「いやぁ、そこを曲がってる時に───」

車内から自転車の前で座り込む人の姿が見えたので近くのコンビニに駐車し、
駆けつけると今度は私が居て、問題は解決した後だったとのこと。

「じゃあ同じことを考えたわけか」
「そうそう、あれは俺の車です」
「僕も何もしてないよ、でも相当チェーンが緩んでる」
「あぁ、本当だ」

その後、チェーンを張るために自転車屋さんへ行くよう勧めると、
お婆さんは二人分の空振りに丁寧な礼を云って帰られました。

まぁ、めでたしめでたし。

  1. 2017/11/19(日) 23:59:00|
  2. 日常
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あと2日は大丈夫

妹の買い物に付き合った時のことです。

「今度は何を探してるんだ」
「クレンジングオイルが~ない~♪」
「面倒くさいからクレンザーにしなさい」
「アハハハ、荒れる、荒れるわ!」

クレンザーと発言して、ふと気づきました。
台所で使ったことがあるのに使い切った覚えがないのです。
シンクで容器を倒すか湿気で固まって、使いづらくなって捨てたか……。

これに対して「使い切ったことを忘れる」のがパーツクリーナーです。
ホームセンター等で売られている金属部品用の洗浄スプレーで、
あっと云う間に消費するため残量を気にしてばかりなのです。

・使い切った覚えがない(まだ残っている)
・使い切ったことを忘れた(もう残っていない)

では使い切ったことを憶えていて、かつ「買わなければ」と思い出すものは。
やはり食材などのように毎日の消費で失われていくものでしょうか。

そう、トイレットペーパーとかね(←使い切りそう)。

  1. 2017/11/18(土) 20:03:00|
  2. 日常
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器用貧乏

母が遠近両用眼鏡を壊したというので直しに行きました。
私が眼鏡を買い替えるのは十年に1・2回くらいで、
記録によれば2005年と2011年に安物で新調しています。

これを上回る頻度で眼鏡をダメにするのが母です。
今回はポケットからの落下後に自転車で轢(ひ)くというもの。
眼鏡に限らず携帯電話でも事故が多い(おもに水没)。

髪で隠れてしまうのをいいことに粗末なツルを宛がっており、
ツルの終端(眼鏡用語で云うところのモダン)も片方が脱落。
この部分だけは「拾った眼鏡だ」と云われても違和感がない。

「使ってない老眼鏡から適当に部品を持ってこれないかしらね」
「……やっとくから精密ドライバーだけ出しといて」

見てみるとヒンジ(丁番)が折れたりはしていなかったので、
いくつかある老眼鏡の雰囲気が合うものからツルを取り、
取り替える形で終了───

「(なんだこりゃ、酷いな)」

───したかったのですが、フレームの歪みが著しい。
"智(ち)"または「ヨロイ」と呼ばれるL字部分が、
下方向に軽く曲がってツルの高さが左右で異ります。

こんなもの眼鏡屋さんに修理を頼むべきものでしょうが、
すでに母は仕事が始まっており、早く眼鏡が欲しい状況です。
無茶な力が加わらない程度に整形して完了。

「あらぁ、こんな素敵なのあった?」
「老眼鏡で似たようなやつから組み合わせた」
「前よりいいわ、ありがとう」

ちなみに、これは2つある遠近両用の一つでした。
もう一つはフレームの色が違いすぎて似たようなものがありません。
安物の老眼鏡でも買って、そこから引っ張って来るのが良さそう。

直す方向での妥協点ばかり探すから、私の雑用が減らないんだな……。

  1. 2017/11/17(金) 18:45:38|
  2. DIY
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食べてたら飽きる

残り300本あった玉ねぎの苗を半分まで植えました。

これで500本を植えたことになり、当初700本としたのは誤りでしたが、
種にしても苗にしても記載値の1.2倍前後で売られているので、
結局は700本に近い数を植えることになるのだと思います。

そうして一体どれほどの用地を占めたのかというと───

「あぁほら、芽キャベツ、あんた植えたいって云ってたのにねぇ」
「誰よ、玉ねぎの苗だけで650本も買った人は」
「う……」
「畝(うね)が5本よ5本! まだ残ってる」

───こういうわけです。
テレビに映っていた芽キャベツを観た時のことでした。
栄養価が高いとのことで、いつか挑戦したいと思っていたのですが。

消化できるかなぁ……あと150本。
  1. 2017/11/16(木) 23:59:00|
  2. 菜園
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醤油+生姜は味気ない

お裾分け用に隼人瓜(はやとうり)を収穫しました。
隼人瓜は秋から冬にかけての短期間しか収穫できない野菜です。
別名「千成瓜」とも呼ばれる豊産性から、一株で100個くらい収穫できます。

土に霜が降りる頃になると一気に枯れ始めるのが特徴ですが、
根元に籾殻を積むなどして越冬させれば翌年も収穫することができ、
我が家の隼人瓜は2015年に始まり三度目の冬を迎えることになりました。

「どこまで伸びるんだ」と思うほどにツルを伸長するので、
この夏に母が矢倉を組んだものの台風と雨続きで崩れてしまい、
なんとか高さ60cmのところで持ちこたえ網状の拡大を支えています。

さながら庇(ひさし)のように張り巡らされたツルの内側にも結実し、
困ったことに私は入ることが出来ず、母が寝そべる格好で進みました。

「あーあー、服が……」
「だって入れないんだもの、あんた受け取ってちょうだい」

本日の収穫は30個ほど。
大きめを選んで採っても毎日15個前後の収穫があります。
おすすめは生のまま1~2mmの薄切りにポン酢をかけてパリパリ。

……と思って夕食に出したらポン酢を切らしておりました。

  1. 2017/11/15(水) 00:00:00|
  2. 菜園
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骨につく肉 肉につく骨

雨が降っていたので畑の作業はなし。
かわりに母の仕事で必要な名刺や文書の仕上げを済ませました。

私が誰かに自分の名刺を手渡す機会は殆どありませんが、
母は顔が広いので、外出すると大半は誰かに会って話すことになり、
買い物に出ると立ち話が多くて所要時間は2倍くらいを覚悟します。

そんな子供時代を送っていたので現在では何とも思いませんが、
業態が変わったことに端を発しての名刺作成は大きかったようです。

そして私が作ると何度も手直しをします。
見た目、情報量、分かりやすさ、以降の手直しは容易であるか。
本人の要望を幾つも盛り込み、可能な限り妥協しない。

ふと、そうした傾向の始まりは自分の仕事であると気づきました。
修正指示を受けて手直しを繰り返しても再び指示が入ることは多く、
「もう勘弁してくれ」と辟易したことは何度もあります。

いつからか「はいはい了解」と思えるくらい当たり前のことになり、
そうして現在、昔の自分はどうだったかを考えました。

もちろん依頼を受けて描くことなどありませんでしたが、
描きたいものを気が済むところで完了させる「一枚」には、
逃げと妥協にまみれていて、戦いがなかったのです。

仕事を通して絵を描くことに機先を制する要素が加わり、
必要とされるであろう情報を盛り込むことで期待に応えるうち、
それは仕事を除いた自分の姿勢までも決定づけています。

そして私は、現在の自分が気に入っています。
改めて、この仕事を続けていて良かったなぁと思いました。

困るのは終わりがないことかな。

  1. 2017/11/14(火) 23:59:00|
  2. 日常
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買うと高い

ネギ用の畝を1本、残り300本の玉ねぎを植えるための畝を2本、
ついでに耕運機の調整をしてから作業を終えました。

玉ねぎの新たな用地は、先日に収穫したサツマイモの用地でしたが、
全て収穫したと思っていたら、あちこちに残ったままでした。
耕運機でガリッと削られ白っぽい断面が露出することで気づきます。

そんな中、隣の菜園を借りている古参利用者が声を掛けてきました。

「お前さんとこ、いつ頃に籾殻(もみがら)を取りに行く?」
「あぁそうか行かなきゃ……いつ始まるのか見てこないと」
「俺、見てきた。 20日からだってよ」

地元では籾殻を無料解放する農協関連施設が(知る限りで)2ヶ所あり、
一つは脱穀後に延々と排出される倉庫内、もう一つは朽ちるに任せた屋外。

前者は普通の籾殻で、風化や腐敗といった分解が進む前のものです。
籾殻は畑の土にすき込んでも分解されるまでに一年以上を要するため、
分解されていないものはカラカラに乾燥していて軽いのが特徴。

対して、後者は一部の籾殻が風雨にさらされ分解が進んでおり、
この「ヤタ」と呼ばれる籾殻は灰色に近く、くたりと柔らかい。
堆肥化を目的とした場合はヤタが適しています(ただし重い)。

どちらも利用価値があるものの前者は概ね10~11月に解放され、
後者は11月だけですが倉庫内なので調達しやすいのが長所です。
そのため逃すと困るのは後者。

籾殻を使うことについては色々と意見があります。

■長所
・堆肥化するまでの期間は土に隙間を作り、水はけが良くなる。
・上記の隙間で土が砕けやすく、土壌が堅くなるのを防ぐ。
・苗の根元に積み上げると、作物によっては越冬できる。
・堆肥化されるまで放っておける。

■短所
・堆肥化に時間がかかりすぎるので即効性はない。
・籾殻が水分を含んで土を冷やし作物の成長を妨げる。
・土にすき込まないと風で吹き飛んで散らかる。
・使っていないものは、それなりに保管場所が必要になる。

───等々こんな感じですが、ないものは利用できないので、
選択肢の一つとして毎年の解放期間に調達しているわけです。

うーむ……保管場所は用地として使いづらい場所に変えるべきかな。

  1. 2017/11/13(月) 23:59:00|
  2. 菜園
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古くて便利 新しくて不便

無事に法事を終え、姉を送り出して明日からは平常運転です。

夜は母の仕事で使うカレンダー(平成30年度)の作成でした。
新たなソフトを採用したのですし、関数などを使えば楽なのでしょうが、
私は数学が苦手なので、手数が極端に減るのは先の話になるでしょう。

一週間は7日間で7種類の曜日があり、いずれかの曜日が月始めとなり、
よって(月末の修正を除けば)各月のテンプレート(雛形)は7種類だけで、
それらを組み合わせることで一年分のカレンダーが作成可能です。

ただし仕事の定休日、行事予定、祝日の配置といった要素で変化が生じます。
それでも何年か続ければ数通りのデータをやり繰りするだけで───

「……あ、そうだった」

───済むという目論見は、新しいソフトの採用で砕かれました。
これまでホームページ作成ソフトで作っていたことは過去に書いたとおりで、
そこを別のソフトに置き換えてしまえばデータ形式は共有されません。

つまり過去十数年のカレンダーからテンプレートを流用できない。
7種類のテンプレートは良いとして、まる一年となれば今年が最初です。
作業は楽になり見た目も良くなりましたが、後退してもいます。

まぁ、その程度の手間を惜しんでいては親孝行にならないか。
だから予定の書き込みだけは間違いがないようにしてください、母さん。

ああ、ここも間違ってる……。

  1. 2017/11/12(日) 23:59:00|
  2. 日常
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ズズズ……

法事で姉を出迎えたり花を揃えたり、あちこち走り回っておりました。
09時に自宅を出てから帰宅したのは23時くらいです。

姉は小説や連続ドラマが好きで、今は海外ドラマにハマっていて───

「ウォーキング・デッドって観たことある?」
「ゾンビのやつ?」
「そう、私あれ好きなのよ、Huluで一気に観ちゃった」

───初っ端のタイトルに私のほうが面食らったほどです。

思えば私は、いわゆる「続きもの」を楽しむ習慣が定着しない人間で、
とくに社会人になってからは漫画にしても完結したものを買いたいし、
連載中でも2・3巻分が発売されるまでスコンと忘れてしまいます。

・続きが気になるのに一週間も待つのは嫌
・待ってる間に内容を半分くらい忘れる
・最初から筋道を立てて理解するのは苦手
・「前作は観なくても問題ない」とか云われると余計に気になる

これは私が描く絵にも繋がっているようで、酷く近視眼的であり、
全体の調和に手を出すのは最後の最後で、それすら近視眼的に進みます。
きっと前世がミミズか何かで、大空を舞う鳥ではなかったのでしょう。

「一気に観られるなら、そりゃ観てみたいよ」
「面白いわよー」

そうして帰宅して調べてみたら本作は2010年のシーズン1に始まり、
現在2017年をもってシーズン8が───

あぁ……まるで這って山を越えるミミズの気分だ。
  1. 2017/11/11(土) 00:00:00|
  2. 日常
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よく刺される人

法事の準備で走り回っておりました。
その中で、8月に作った竹垣の手入れを行いました。
具体的には先月までの雨続きで生えてしまったコケの除去です。

根気良くスポンジで磨けば流し落とせる程度のものでしたが、
いかんせん"完成品"である竹垣が相手では作業がしづらく、
解体した材料を風呂場で洗うような思い切ったことは出来ません。

そして大量の蚊が飛んでくるので、いちいち集中できない。
なぜ彼らは顔や首を無視して服の上からばかり刺すのか。
再塗装するには、この洗浄での水分が乾かないと無理です。

木酢液とかを塗ったら、蚊とコケの両方を防げたりしないだろうか……。

  1. 2017/11/10(金) 23:59:00|
  2. DIY
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時間と余裕は作るもの

強風で黒マルチが煽られ続け、玉ねぎの苗が何本か抜けて飛ばされました。
昨夜に調べた結果、母が買った早生種の苗は中生種に近く、
そこそこ保存が利くと分かって侘びたのですが───

「ただ、植えるのは僕なんだよね」
「あっはっは、まぁまぁ頑張って」

───菜園仲間のお婆さんが苦笑いするほどには数が多い。
現状は2メートル前後の畝(うね)を3本使って半分を消化しています。
しかし残り半分を植えるには新たに用地を確保せねばなりません。

一昨日の作業で一部のサツマイモを収穫して用地が空いたものの、
300本を植える面積には少しばかり足らない。

苗の間隔を詰めすぎると傷んでしまうし、通路に植えるわけにも行かない。
今期はジャガイモと玉ねぎに占領されている感じです。
あとは残ったサツマイモを収穫してしまうしか……。

でも知り合いが芋掘りをしたいと云っているらしいし、どうしようか。

  1. 2017/11/09(木) 23:59:00|
  2. 菜園
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隔靴掻痒11年

久々の雨は視界にソフトフォーカスをかけるような薄い霧を生みました。
空気に厚みが加わり、なんとなく呼吸が重く感じられます。
地元では雪よりも少ない出来事です。

今日は母の仕事で使うカレンダーを作りました(まだ途中)。
これは私が毎年の作業としており大体は11月か12月に作成するのですが、
8月に作業用パソコンが壊れて以来、作成用ソフトがないままです。

───というのは、これまではホームページ作成ソフトで作っており、
しかし「作れなくはないけど見た目が悪い」のが以前からの懸案でした。
そこで「まともな表作成ソフトで作り直そう」と考えていたのです。

ついては一から(似たような形式を)再現する必要があったため、
まだ使いこなせていないソフトと格闘しつつ頑張ってみると、
割かし違和感がない程度には作れています。

こんな作業も12年を続けており、ようやくの刷新です。
(作成上の)かゆいところに手が届く素晴らしさ……何より見た目が綺麗。

無駄に色々と文書を作りたくなるなぁ。
  1. 2017/11/08(水) 23:59:00|
  2. 日常
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師の教え

玉ねぎ用地に張った黒マルチに穴を明け、苗を植えました。
母が安売りの苗を何本くらい購入したかと云うと───

「これ全部?」
「全部、早生(わせ)です」

───700本くらい。
本日の作業で消化できたのは250本ほどでした。
私の呆れ具合を見た菜園仲間は苦笑いするばかりです。

収穫後の玉ねぎは、紐(ひも)で束ねて干すことで長持ちしますが、
この貯蔵方法は晩生種に施すものであって早生種では出来ません。
水分が多くて傷みやすいため、乾燥させると漢方薬のように縮まるとか。

「俺やったことあるけど、これくらい小さくなるよ」
「そんなに……」

ゴルフボールほどの大きさに縮むらしいです。

それはそれとして、苗の根が長くて穴に挿しづらい。
根を切って良いものかどうか母に聞いても要領を得ないので、
ここは先輩方を頼ろうと菜園を尋ねて回りました。

「Mさんは分からないって、Hさんはどうしてます?」
「切ってもいいし、挿せなかった根っこは枯れて脱落するだろ?」
「Iさんにも聞いてみよう……どうです?」
「俺は切っちゃいかんと思ってるがなぁ」

古希を過ぎた人生の先輩でも三者三様です。
どうしようか迷っていると、お三方が玉ねぎ用地に集まりました。
男ばかりが揃ったので母は何事かと思ったようです。

「苗が細いな、こういう品種なのか、ほ~」
「もう植毛してる気分ですよ」
「これ全部が早生ね……おお沢山ある、そりゃ大変だわ」
「700本くらいです」

「でも大丈夫だろう、下手なもんを売るはずないし」
「母さん、サミットで決まったから失敗したら三人のせいにしよう」
「それいいわね」
「俺たちのせいか?! はっはっは!」

苗をお分けして、そちらでも試していただけることになりました。
早生なら結果が出るも早いので、お試しなら好都合でしょう。

「うちに晩生種の苗が余ってるから、次はボックスの上に置いとくよ」
「本当ですか、お願いします!」

2時間ほどの作業でしたが、とても楽しかったです。
  1. 2017/11/07(火) 23:59:00|
  2. 菜園
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暗い! 狭い! 暑い!

玉ねぎ用地を確保して苗を挿すだけの状態に整え、
改めてホウレン草の用地も儲けて種を蒔いておきました。
玉ねぎ用地は、化成肥料と水を撒いた上で黒マルチを張るというもの。

黒マルチとは黒いビニールシートのことで、おもに防草や消毒が目的です。
玉ねぎは苗を挿す間隔が狭く、雑草が生えると草むしりがしづらいのですが、
苗を挿す穴のほかは日光を遮断することで雑草の生長を抑えるわけですね。

そして日光の熱を吸収するため、昼間の用地を暖かく保つことができます。
これを利用して、夏場では高熱による殺菌も期待できるわけです。

───が、少なくとも玉ねぎの生長に貢献するかどうかは色々と説があり、
黒マルチはないほうが良いとする人もいれば、必要だとする人も居ます。

ただ我が家では前回の玉ねぎで使わず、ホトケノザに埋め尽くされました。
全て除くために二日間を要したので、今回は使ってみることにしたのです。
効果のほどは……防草目的だとしても冬だからなぁ(そもそも生えづらい)。

ところで先日に母が購入した早生(わせ)の玉ねぎは600本くらいありました。
これらを全て植えるだけでも大変ですし、早生種は保存に向かないため、
私も「そんなに買ってどうするの」と云ったのですが……。

これとは別に晩生種も買うつもりでいるとのことで、
さらなる問題として用地の確保が挙がり、どうするか悩んでいます。

もうサツマイモは収穫しちゃおうかな。
  1. 2017/11/06(月) 23:59:00|
  2. 菜園
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長い寄り道

少し前から膝の痛みと足のだるさを訴えていた母と歩くことになり、
これで何日目かですが、少しずつ回復しているようです。

原因によるものの、加齢や運動不足で筋肉が衰えて膝の固定が甘くなり、
不安定な歩き方で膝を痛め、更なる歩行の困難(運動不測)を招きます。
痛みで歩くこと自体から避けてしまう人もいるそうです。

また、ふくらはぎの筋肉が衰えることで足先から戻る血流に遅延が生じ、
心臓にも負担がかかるため、体全体に不調が拡大するのだとか。

これらを解消するには最低30分間の連続歩行も有効ということで、
片道15分を歩き続けてから引き返すことを繰り返しておりました。
自宅から15分間なら、すぐに帰宅できる点も長所です。

ただ過去には10km以上も歩き続けたことがあります。
それというのも中途半端な田舎町が助けた遠足のような感覚でしたから、
本日も同様に、30分の予定が2時間ほど歩き続けることになりました。

地元には大きな用水路があり、これは夏場の導水量こそ膨大ですが、
秋からは極端に低下して長靴でも歩けそうな浅い水路になってしまいます。

その浅い水深の川魚を狙ってカワセミやシラサギが降りて来るのを見たり、
護岸されていない草ぼうぼうな法面(のりめん)の花を見たりして───

「居た!」
「あぁ~綺麗!」
「日当たりが良かったから背中が真っ青なのが分かる」

───あっと云う間に15分、30分が過ぎたことも忘れてしまうわけです。

そうは云っても久しぶりに2時間も歩くと疲れます。
こういう時は翌日に休みを設け、加熱した膝の回復に努めるのです。

食欲が増す季節ではありますが、今のところ体は絞れている……はず。
  1. 2017/11/05(日) 23:59:00|
  2. 日常
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虫眼鏡の中の攻防

知り合いの用地にハマスゲを抑える黒マルチを敷き、
我が家の白菜に覆いをして、玉ねぎ用地を少し整えました。

白菜は害虫が多い野菜であり、近縁種と交配しやすい野菜でもあります。
白菜が一般的に知られている形になることを「結球する」と云いますが、
この性質は非常に脆く、現在でも結球性の維持は容易くないのだとか。

理由は、上記のとおり近縁種との交雑性が高いことにあるそうで、
アブラナ科の花粉によって容易に品種が変化してしまいます。
過去に紫白菜を育てましたが、わずか2代で色と結球性が失われました。

とくに狭い土地では品種を維持する上で交配が起こりやすいので、
白菜を育てるには「無事に結球するか」ということも一つです。
結球しなくとも食べられるものの、お裾分けには使いにくい。

そして害虫は結球した状態をも食害するのです。
形が整って喜んだところを切ってみたら虫だらけ……ぬか喜び。

結球状態の内部を食い荒らすという悪質さで、
この日、菜園仲間の方が被害に遭ったと聞かされました。
外側から一枚ずつ剥がし、どこまで剥がしても虫がいる悪夢。

こうした現状を知るにつけ、ただ買って食べるだけでは何も分からず、
ただ「知らない」、ただ「見ない」だけで、「居ないわけではない」と、
いかに上っ面だけで生活していたかを思い知らされるのですが───

「だからって、お前らに供するだけじゃ終わらんぞ」

───人知れず作物を食み、あわよくば逃れて殖える彼らに抗うには、
知ったことを役立てるほかはないわけであります。

今回は無事に育ってくれますように。
  1. 2017/11/04(土) 23:59:00|
  2. 菜園
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「席なら空いてるぞ」

玉ねぎの種は買ってありましたが台風の影響で蒔き時を逃し、
とうとう種では遅い時期になってしまったので、苗を買いに行きました。

苗には早晩性というものがあり、これは野菜および品種の性質を指し、
大まかに分けると、早生(わせ)、晩生、中生などとなります。

・早生───短期間で生長、保存性が低い、収量が少ない
・晩生───長期間の生長、保存性が高い、収量が多い
・中生───早生と晩生の中間

「野菜は収量が多くて保存性の高いものが最高では」と考えがちですが、
用地が狭くて作物の回転率が高く、収量よりは調達を優先したい場合や、
台風のような気候災害が多い時期を避ける目的もあります。

そんな本日、早生の苗が安売りになっておりました。

玉ねぎの苗は数十本くらいの単位で売られていますが、
50本で300円だったものが100円にまで値下がりしています。
先週までは通常価格だったものが今週になって売れ残りとなったとか。

どうせ我が家は用地が限られるし、台風で無駄になった用地があるし、
お裾分けで配る分も多いので多めに買っておきました。

さて、明日は知り合いのハマスゲ抑制にマルチを敷かなくては。
  1. 2017/11/03(金) 23:59:00|
  2. 菜園
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街の毛細血管

弟が車のバッテリー上がりで救援を求めたので行ってまいりました。
その場所はシャッター街へと変わりつつある古い商店街にあり、
数十年前から掲げているであろうボロボロの看板やらを目にします。

鉄工所、贈答品店、金物屋、酒店、文房具店、たばこ屋、呉服店、
洋菓子店、クリーニング店、家電店、薬局、宝飾品店、美容院、
家具店、司法書士事務所、古本屋、人形店、寝具店、カメラ屋……。

それぞれ一人一役を受け持つ分かりやすい並びでありながら、
ちょっと歩けば似たような店もあり、それでも需要があった場所。

殆どは道路に面して似たような広さの敷地に店を構える格好で、
出し抜けに大きな店はなく、錆の浮いた庇の鉄パイプが痛々しい。
車ではなく、歩く人の往来が主体であった頃の佇まい。

8割くらいは、前にシャッターを上げたのが何年前なのか分からず、
開いていたとしても住人が出入りするだけの玄関がわりです。

これらの全てが現役で営業していたら、なんと賑やかなことか。
それでも私は、この息を潜めて隠れたような景色が好きです。
いつか失われてしまうことを思うと、今は絶好の機会ではないのか。

活気に満ちていたであろう頃に行き交った人々の幻を見るには、
もしかしたら、私は最も良い時代に生きているのかも知れません。
この商店街が輝いていた頃の様子を、記憶のどこかに保存しています。

背丈が大人の半分にも満たなかった頃の、自分の視線を思い出しました。
  1. 2017/11/02(木) 23:59:00|
  2. 日常
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「いらないなら、くれ」

11月です。
この時期になると今年の抱負は何だったろうかと考えますが、
10ヶ月も前のことなんて憶えていないので、そんな時こそブログの……

───やめよう、反省なんて日々と年末だけで沢山だ。

本日は少し早く畑へ行って草むしりとジャガイモの土着せをしました。
先日にも書いたとおりジャガイモの発芽率は全体の6割くらいでしたが、
収穫しきれなかった前回の小芋が種芋となり、それが苗になっています。

こうした後発の苗は時期的に考えると生長も見込めないわけですが、
どうせ確保した用地の4割分は発芽がなく無駄になってしまうので、
一個くらい収穫を期待できればと、生かすことにしています。

土着せの用土は全てのジャガイモ用地に用意してありますが、
場所によっては不十分なので使わない4割分から補填します。
発芽が6割なら土着せ効果で収穫数を増やせるかも知れません。

この辺はケガの功名……になるといいなぁ。
  1. 2017/11/01(水) 23:59:00|
  2. 菜園
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七片 藍

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