仕事と睡眠と手伝いの一日でした。
天気が良かったので畑へ行きたかったのですが、疲労には勝てません。
ところで最近の私は2日に一度くらいの頻度で実家の台所に立っており、
たまに失敗するものの、概ね母に料理を食べてもらえています。
本日は鮭と白菜の味噌汁と煮魚でした。
人間、自分一人の食事を消化するだけとなると色々だらしなくなり、
最初は張り切って自炊を始めても次第に面倒になるものです。
きっちり毎日を自炊で乗り切り、それが何年も続く人は凄い。
昨今はスーパーの惣菜が安いこともあって拍車がかかり、
まして家族分の食事量を賄うのは主婦または主夫の大きな悩みです。
そんな中で家族が気を利かせて(あるいは気まぐれに)食事を作ると、
待っているだけで料理が並ぶという現象に感動してくれたりします。
ただ、そうと分かっていても毎日は続かないのも事実です。
そうした「やりたくない」と思う心理の中にあるものを考える時、
面倒だから人任せにするといった消極的要素を除いていくと───
・冷蔵庫にある食材の消費予定が分からない
───という要素もあるなと感じました。
翌日以降の料理や弁当に使うつもりだった食材を消費してしまっては、
目先の食事を賄うことは出来ても、やりくりを度外視することになります。
食材の使用予定を把握することで、私は少し前向きに料理が作れました。
やりくりを考慮した上で何を作るか考えると、買うものは最低限で済み、
その結果として作るものには無理がなくなります。
何度かやってみると、冷蔵庫の中身を把握できている現状が嬉しい。
そこに基づき、献立について能動的に参加するだけでも十分な協力です。
なるほど、「なんでもいい」よりは建設的です。
いささか以上に気づくのが遅れたのは……ごめんなさい。
- 2017/10/31(火) 23:59:00|
- 日常
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終日を仕事で過ごしたので、ほとんど外のことが分からないままでした。
こういう生活(仕事)をしていると自由になるのは耳と足くらいで、
歩けない仕事なら専ら耳からの情報が手放しです。
ラジオを聴くこともありますが、たまに目を離すくらいなら動画も良しで、
誰が編集したのか昭和の古い記録映像やコマーシャル動画が豊富にあり、
その中で、まだ自分が生まれる前の様子を収録したものも散見します。
撮られた時代は両親の若い頃で、映像の発色、言葉づかい、音楽が独特。
衣服や生活環境が違うし、「良し」とされる価値観も微妙に異なります。
それでいて親から聞いて知っている部分も多く、なぜか懐かしい。
歳をとってから、こういう映像が堪らなく好きになりました。
自分の子供時代というものは、まさしく「通り過ぎた」時代ですが、
映像の中に観る時代は、過ぎていながら"通って"はいません。
知識として知っているだけです。
積極的に畑へ行くようになったことも関係していて、
昔の農家を撮影した映像などは使っている農具が興味深く、
部分的に現代と差がないことを知ると嬉しくなったりするのです。
これは、むしろ当時が専門的に機械化されていない点も関係します。
我が家が管理しているような小規模な畑では機械化の必要性が低く、
ものによっては自作の選択肢もあり得るわけです。
そういう視点で観賞している……いよいよ押切が出て来たりする。
やっぱり欲しいなぁ、サツマイモのツルなんかザクザク切れるじゃないか。
すぐ壊れることを覚悟した上で自作してみようかな。
- 2017/10/30(月) 23:59:00|
- 菜園
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台風は思ったよりも早く通り過ぎ、被害らしい被害はありませんでした。
降水量も低かったようで、畑の泥濘化は避けられたかと考えます。
これ以上に土が軟らかくなるのは困ります。
予定にないほど植えたジャガイモの発芽率は6割といったところで、
短期集中した雨のせいで分解されてしまったものが多いようです。
残りの4割は沈黙したまま雑草の温床となっています。
こうして中途半端に発芽した用地は、その作物を避けつつの作業となり、
さらに他の作物を植えてしまうと収穫時期や廃棄の時期が変わります。
すると一度で用地を耕作できないので土の状態にも偏りが生じ、
種が落ちたりすると、以後その場所で生え続けたりもするのです。
苗を移動できない作物の場合、諦めて育てきるか間引いてしまうか……。
そんな中、2メートルほどの小さな畝(うね)では発芽がゼロでした。
こうして一ヶ所の用地で全く成果がない場合は耕運機を入れられます。
白紙のようなものなので、かえって与しやすくなるわけですね。
問題は、その小さな用地を何に利用するか。
残渣を埋める穴でも掘ろうかな。
そうだ、そろそろサツマイモのツルが廃棄になるぞ。
- 2017/10/29(日) 23:59:00|
- 菜園
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予報どおりの雨になりました。
またハマスゲが活気づくかと思うと忌々しいったらありゃしませんが、
月曜からは晴れ間が期待できるそうで、長続きしないことだけが救いです。
ところで一昨日の流れ星について調べたところ他県でも目撃例があり、
車のヘッドライトが送電線に反射した等ではないと分かりました。
00時になる直前だったこともあって記憶に残りやすいのでしょう。
デブリ(宇宙ゴミ)だった可能性は置いておくとして、
小学生の頃(80年代)に人工衛星の落下を見たことがありました。
大小いくつかの火の玉が固まって南の空へ緩やかに滑って行ったのです。
母や弟たちと大騒ぎで追いかけ、実家から100メートルの距離で諦め、
たしか後日の新聞で落下地点を知ったような、そうではないような。
いずれにしろ人工衛星であったと記憶しています。
夜空の月くらいある大きさの火の玉が流れていく様は、
二十代の半ばに初めて見たペルセウス座流星群より強烈で、
小学生だった自分には衝撃的で色濃い体験となりました。
そうしたことを思い出すにつけ、まともな日記を始めたのが24歳の時で、
以後、記憶に残ったことを端から書き留めるクセが出来てしまった現在、
あの火の玉に関する何らかの記録がないことは悔やまれるばかりです。
こうして書き続けるのも、かれこれ18年かぁ。
- 2017/10/28(土) 23:05:24|
- 日常
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11月まで数日とは思えないほど生温かい窓ガラスと、
28℃に迫る室温に何度かエアコンの切り忘れを疑いました。
長雨と台風に続いての寒暖差に、いよいよ調子が狂う人も出そうです。
暑さも退いた16時頃に畑で一時間ほど草むしりをしていたところ、
あっと云う間に日が暮れて、とっくに手元が覚束ない暗さです。
土と雑草の明暗差だけの作業を……長く続けられるわけもない。
「なあぁぁぁ! 暗くなるのが早い!」
「へっへ、全くねえ、あと少しで終わるってのに」
私が叫ぶと、男性の菜園仲間が苦笑いしました。
私の親と同じくらいの年齢ですから、ずっと先輩です。
「涼しくなるのを待ってたら今度は見えやしない」
「16時だと遅いね、俺はもう今度から15時にする」
「明日は僕もそうしようかなぁ」
「明日は駄目だよ」
「え、雨でしたっけ」
「台風、台風」
「そうだった……あああ、もういい降らなくていい……」
「続いたもんねぇ一週間、そんでまた降る」
「集中して降られても意味ないのに」
知り合いの用地で手伝っているハマスゲの除草も中止したままです。
マルチシートで覆って一時的に生長を抑える予定だったのに、
土が乾いてくれず、そこへ持ってきて台風22号。
ステンレスさえ腐りそうな10月は、あと4日。
- 2017/10/27(金) 23:59:00|
- 菜園
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実家でテーブルを移動させた時に小さな「ヤツ」が出たので、
天板を持ち上げていた私は動かず、母が殺虫剤を噴霧したのですが───
<<プシューッ、プシューッ>>
「あの、せめて窓は開けようよ」
「逃げられちゃうわよ」
<<プシューッ>>
「僕は動けないんだからさぁ───」
<<プシューッ>>
「ちょっと、こっちに向───」
<<プシューッ>>
「ちょっ……」
<<プシューッ>>
「息をさせろぉ!!」
───というようなことが起こりました。
母は私が「ちょっと待って」と云うと、大抵は少しも待ってくれません。
老いては子に従えという言葉もありますし、たまには自重してほしいです。
ところで日付が変わる直前くらいに東の空へ向かって閃光が走りました。
流れ星というよりは、何かが高速で落下して燃え尽きる感じ。
宇宙ゴミか何かが落下したのでしょうか。
- 2017/10/26(木) 23:59:00|
- 日常
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夏に完成した竹垣の表面に、早くも黒いカビを散見します。
ここしばらくの雨続きで多湿となったことが原因なのでしょうが、
今月中か来月上旬に三度目の塗装をするつもりだったとは云え……早い。
もともと竹を用いた細工物は使う場所によって処理が異なります。
屋内で使うものであれば年間を通して湿度は大きく変化しませんが、
こと屋外では、日光と雨が「乾燥と多湿」となって極端だからです。
生きた人間ですら肌が蒸れたままでは湿疹が出来るのですから、
まして伐採後の植物となれば、あとは緩やかに分解して朽ちるのみ。
そこを防腐塗装などの薬品で延命しているに過ぎません。
本来、竹を使用するには種類のほかにも色々と条件があります。
・寒い時期に伐採したものが良い
(生長時期は水分を多く吸い上げているので腐りやすい)
・生えてから5年くらいの肉厚なものが良い
(若い竹は水分が多く、繊維が弱く、変形しやすい等)
・十分に自然乾燥させたものが良い
(上記のような水分を可能な限り抜く)
……などなど。
今回の竹垣作りは事情もあって急ごしらえが否めず、
ある程度は予見していたものの、最後の塗装から3ヶ月しか経っていない。
そうこうしている内に台風22号……どういうことなんじゃよ。
- 2017/10/25(水) 23:59:00|
- DIY
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大根の間引き(2回目)を済ませました。
これで苗は最後の一本を残すだけとなって、あとは放置です。
きっちり間隔を測りながら種を蒔いたし収穫が楽しみだなぁ。
それとは別に、畑の面々に「今年が最後かも」という話を聞きます。
周囲の全てが先輩である私にとり、とても寂しくて辛い話です。
年齢的には男性では70代の半ば、女性では80歳が限度のようで、
それ以上に続けられる人は「田舎育ちで苦にならない」とか、
「農業の経験がある」とか、加齢に伴って用地を縮小するか───。
また、作業そのものより菜園までの移動(徒歩や自転車)に自信がなく、
この年齢層は車の運転も怖くなりますし、仮に送迎されるとしても、
ご子息が何かのついでに車を出す程度で「いつでも」とは行きません。
畑が好きな人は、許されるなら一日中でも畑の面倒を見たいものです。
私ですら、20代で畑に目覚めなかったことを悔やんだくらいでした。
眠っていても、無為に過ごしても、くだらない喧嘩をしても、
万事が底抜けに軋んでいても作物は生長を続けます。
彼らは簡潔で美しく、健気です。
それでも維持が難しくなって管理を諦めねばならなかった人がいて、
その人は菜園の前を通りかかると必ず私たちに挨拶をしていきます。
さながら私たちに水遣りをする感じです。
人間は身に余る責任を負い過ぎではないかな、と思ったりするのでした。
- 2017/10/24(火) 23:59:00|
- 菜園
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昨夜の台風は、風雨としては先月の18号が強い感じでした。
サッシは鳴らず、車道に水しぶきが立つ音だけを聞く程度で、
02時頃は雨音すら聞こえず予報を見直したくらいです。
そうして迎えた本日は台風一過の晴れ間を覗かせる空模様となり、
畑を見に行った母から、大して被害がないと聞いて安心しました。
つくづく地元は平和で、選挙にも行けています。
さて前回の台風で洗い流されてしまった作物の種は、
ニンジン、ホウレン草、白菜、ビーツの4種類です。
この内、白菜だけは菜園仲間のご厚意で難を逃れています。
ほぼ完全に浚(さら)われたホウレン草とニンジンは諦めるとして、
ビーツは中途半端に残っており全体の半数といったところ。
春蒔きの生長が良かっただけに今回はガッカリしそうです。
ビーツの短所として、植え替えが出来ない点があります。
発芽して苗となった後に移動させると必ず枯れるのです。
よって生き残った半数の苗を別の用地にまとめることは出来ず、
幾らかの収穫が見込める以上、専用地として残さねばなりません。
用地内で発芽しなかった面積に雑草が生えてしまうのは諦めます。
そうすると余る用地はホウレン草とニンジン。
それぞれ一つずつ確保していたので、以後は何に使うべきか……。
母と相談して購入する種を決めよう。
- 2017/10/23(月) 23:47:03|
- 菜園
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駐輪所の自転車が台風による暴風で倒れていたので引き起こしました。
すると───
「ああぁぁぁ……」(ガシャンガシャン)
───マンションやアパート、または何らかの施設にある駐輪所ですが、
本日のように風が強い日で、通路を挟んで両側(左右)に止められる場合、
左右どちらかで自転車が倒れにくくなることに気づきました。
自転車の駐輪スタンドというと、ママチャリでは両立スタンドですが、
とくに倒れやすいのは若い人が利用するシティサイクルのサイドスタンド。
片足一本だけのせいか非常によく倒れます。
また、とくに調整しない限りサイドスタンドは角度が浅いです。
私は自分で整備するので、購入時よりも少し深く曲げました。
これは不安定な場所に止める時に有効だと思います。
さて、例えば私が住んでいる環境の場合は大抵の風が西から吹き、
これに対して駐輪所は、通路を挟んで北向きと南向きの両側にあります。
サイドスタンドで倒れやすいのは、自転車の向きに対して左側からの風。
つまり北向きの場合は西からの風ということになります。
サイドスタンドがある側から吹かれると弱いようです。
これは自転車が正立するまで風に煽られてしまった場合、
サイドスタンドのない側へは「倒れるしかない」ためでしょう。
北向きの場合は自転車を前後逆にすると倒れにくいわけですね。
───という点に気づいたのが数年前の話ですが、
風の強さによるとは云え、本日も南向きの駐輪所では倒れていません。
北向きで倒れているものは引き起こした端から倒れていきます。
(ガシャンガシャン)
「……やめよう」
諦めて夜明けまで放置することにしました。
- 2017/10/22(日) 23:59:00|
- 日常
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