第27緑化地区

フリーイラストレーター七片藍のブログ/第27緑化地区

なんでもよくない

仕事と睡眠と手伝いの一日でした。
天気が良かったので畑へ行きたかったのですが、疲労には勝てません。

ところで最近の私は2日に一度くらいの頻度で実家の台所に立っており、
たまに失敗するものの、概ね母に料理を食べてもらえています。
本日は鮭と白菜の味噌汁と煮魚でした。

人間、自分一人の食事を消化するだけとなると色々だらしなくなり、
最初は張り切って自炊を始めても次第に面倒になるものです。
きっちり毎日を自炊で乗り切り、それが何年も続く人は凄い。

昨今はスーパーの惣菜が安いこともあって拍車がかかり、
まして家族分の食事量を賄うのは主婦または主夫の大きな悩みです。

そんな中で家族が気を利かせて(あるいは気まぐれに)食事を作ると、
待っているだけで料理が並ぶという現象に感動してくれたりします。
ただ、そうと分かっていても毎日は続かないのも事実です。

そうした「やりたくない」と思う心理の中にあるものを考える時、
面倒だから人任せにするといった消極的要素を除いていくと───

・冷蔵庫にある食材の消費予定が分からない

───という要素もあるなと感じました。
翌日以降の料理や弁当に使うつもりだった食材を消費してしまっては、
目先の食事を賄うことは出来ても、やりくりを度外視することになります。

食材の使用予定を把握することで、私は少し前向きに料理が作れました。
やりくりを考慮した上で何を作るか考えると、買うものは最低限で済み、
その結果として作るものには無理がなくなります。

何度かやってみると、冷蔵庫の中身を把握できている現状が嬉しい。
そこに基づき、献立について能動的に参加するだけでも十分な協力です。
なるほど、「なんでもいい」よりは建設的です。

いささか以上に気づくのが遅れたのは……ごめんなさい。
  1. 2017/10/31(火) 23:59:00|
  2. 日常
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共感は時を越える

終日を仕事で過ごしたので、ほとんど外のことが分からないままでした。
こういう生活(仕事)をしていると自由になるのは耳と足くらいで、
歩けない仕事なら専ら耳からの情報が手放しです。

ラジオを聴くこともありますが、たまに目を離すくらいなら動画も良しで、
誰が編集したのか昭和の古い記録映像やコマーシャル動画が豊富にあり、
その中で、まだ自分が生まれる前の様子を収録したものも散見します。

撮られた時代は両親の若い頃で、映像の発色、言葉づかい、音楽が独特。
衣服や生活環境が違うし、「良し」とされる価値観も微妙に異なります。
それでいて親から聞いて知っている部分も多く、なぜか懐かしい。

歳をとってから、こういう映像が堪らなく好きになりました。

自分の子供時代というものは、まさしく「通り過ぎた」時代ですが、
映像の中に観る時代は、過ぎていながら"通って"はいません。
知識として知っているだけです。

積極的に畑へ行くようになったことも関係していて、
昔の農家を撮影した映像などは使っている農具が興味深く、
部分的に現代と差がないことを知ると嬉しくなったりするのです。

これは、むしろ当時が専門的に機械化されていない点も関係します。
我が家が管理しているような小規模な畑では機械化の必要性が低く、
ものによっては自作の選択肢もあり得るわけです。

そういう視点で観賞している……いよいよ押切が出て来たりする。
やっぱり欲しいなぁ、サツマイモのツルなんかザクザク切れるじゃないか。

すぐ壊れることを覚悟した上で自作してみようかな。
  1. 2017/10/30(月) 23:59:00|
  2. 菜園
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土地の有効活用

台風は思ったよりも早く通り過ぎ、被害らしい被害はありませんでした。
降水量も低かったようで、畑の泥濘化は避けられたかと考えます。
これ以上に土が軟らかくなるのは困ります。

予定にないほど植えたジャガイモの発芽率は6割といったところで、
短期集中した雨のせいで分解されてしまったものが多いようです。
残りの4割は沈黙したまま雑草の温床となっています。

こうして中途半端に発芽した用地は、その作物を避けつつの作業となり、
さらに他の作物を植えてしまうと収穫時期や廃棄の時期が変わります。

すると一度で用地を耕作できないので土の状態にも偏りが生じ、
種が落ちたりすると、以後その場所で生え続けたりもするのです。
苗を移動できない作物の場合、諦めて育てきるか間引いてしまうか……。

そんな中、2メートルほどの小さな畝(うね)では発芽がゼロでした。
こうして一ヶ所の用地で全く成果がない場合は耕運機を入れられます。
白紙のようなものなので、かえって与しやすくなるわけですね。

問題は、その小さな用地を何に利用するか。
残渣を埋める穴でも掘ろうかな。

そうだ、そろそろサツマイモのツルが廃棄になるぞ。
  1. 2017/10/29(日) 23:59:00|
  2. 菜園
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火の玉はどこへ行く

予報どおりの雨になりました。
またハマスゲが活気づくかと思うと忌々しいったらありゃしませんが、
月曜からは晴れ間が期待できるそうで、長続きしないことだけが救いです。

ところで一昨日の流れ星について調べたところ他県でも目撃例があり、
車のヘッドライトが送電線に反射した等ではないと分かりました。
00時になる直前だったこともあって記憶に残りやすいのでしょう。

デブリ(宇宙ゴミ)だった可能性は置いておくとして、
小学生の頃(80年代)に人工衛星の落下を見たことがありました。
大小いくつかの火の玉が固まって南の空へ緩やかに滑って行ったのです。

母や弟たちと大騒ぎで追いかけ、実家から100メートルの距離で諦め、
たしか後日の新聞で落下地点を知ったような、そうではないような。
いずれにしろ人工衛星であったと記憶しています。

夜空の月くらいある大きさの火の玉が流れていく様は、
二十代の半ばに初めて見たペルセウス座流星群より強烈で、
小学生だった自分には衝撃的で色濃い体験となりました。

そうしたことを思い出すにつけ、まともな日記を始めたのが24歳の時で、
以後、記憶に残ったことを端から書き留めるクセが出来てしまった現在、
あの火の玉に関する何らかの記録がないことは悔やまれるばかりです。

こうして書き続けるのも、かれこれ18年かぁ。

  1. 2017/10/28(土) 23:05:24|
  2. 日常
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嘆息のゆうべ

11月まで数日とは思えないほど生温かい窓ガラスと、
28℃に迫る室温に何度かエアコンの切り忘れを疑いました。
長雨と台風に続いての寒暖差に、いよいよ調子が狂う人も出そうです。

暑さも退いた16時頃に畑で一時間ほど草むしりをしていたところ、
あっと云う間に日が暮れて、とっくに手元が覚束ない暗さです。
土と雑草の明暗差だけの作業を……長く続けられるわけもない。

「なあぁぁぁ! 暗くなるのが早い!」
「へっへ、全くねえ、あと少しで終わるってのに」

私が叫ぶと、男性の菜園仲間が苦笑いしました。
私の親と同じくらいの年齢ですから、ずっと先輩です。

「涼しくなるのを待ってたら今度は見えやしない」
「16時だと遅いね、俺はもう今度から15時にする」
「明日は僕もそうしようかなぁ」

「明日は駄目だよ」
「え、雨でしたっけ」
「台風、台風」

「そうだった……あああ、もういい降らなくていい……」
「続いたもんねぇ一週間、そんでまた降る」
「集中して降られても意味ないのに」

知り合いの用地で手伝っているハマスゲの除草も中止したままです。
マルチシートで覆って一時的に生長を抑える予定だったのに、
土が乾いてくれず、そこへ持ってきて台風22号。

ステンレスさえ腐りそうな10月は、あと4日。
  1. 2017/10/27(金) 23:59:00|
  2. 菜園
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黒い弾丸 闇夜の閃光

実家でテーブルを移動させた時に小さな「ヤツ」が出たので、
天板を持ち上げていた私は動かず、母が殺虫剤を噴霧したのですが───

<<プシューッ、プシューッ>>
「あの、せめて窓は開けようよ」
「逃げられちゃうわよ」

<<プシューッ>>
「僕は動けないんだからさぁ───」

<<プシューッ>>
「ちょっと、こっちに向───」

<<プシューッ>>
「ちょっ……」

<<プシューッ>>
「息をさせろぉ!!」

───というようなことが起こりました。
母は私が「ちょっと待って」と云うと、大抵は少しも待ってくれません。
老いては子に従えという言葉もありますし、たまには自重してほしいです。

ところで日付が変わる直前くらいに東の空へ向かって閃光が走りました。
流れ星というよりは、何かが高速で落下して燃え尽きる感じ。

宇宙ゴミか何かが落下したのでしょうか。
  1. 2017/10/26(木) 23:59:00|
  2. 日常
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砂上の楼閣 多湿の竹垣

夏に完成した竹垣の表面に、早くも黒いカビを散見します。
ここしばらくの雨続きで多湿となったことが原因なのでしょうが、
今月中か来月上旬に三度目の塗装をするつもりだったとは云え……早い。

もともと竹を用いた細工物は使う場所によって処理が異なります。
屋内で使うものであれば年間を通して湿度は大きく変化しませんが、
こと屋外では、日光と雨が「乾燥と多湿」となって極端だからです。

生きた人間ですら肌が蒸れたままでは湿疹が出来るのですから、
まして伐採後の植物となれば、あとは緩やかに分解して朽ちるのみ。
そこを防腐塗装などの薬品で延命しているに過ぎません。

本来、竹を使用するには種類のほかにも色々と条件があります。

・寒い時期に伐採したものが良い
 (生長時期は水分を多く吸い上げているので腐りやすい)

・生えてから5年くらいの肉厚なものが良い
 (若い竹は水分が多く、繊維が弱く、変形しやすい等)

・十分に自然乾燥させたものが良い
 (上記のような水分を可能な限り抜く)

                 ……などなど。

今回の竹垣作りは事情もあって急ごしらえが否めず、
ある程度は予見していたものの、最後の塗装から3ヶ月しか経っていない。

そうこうしている内に台風22号……どういうことなんじゃよ。
  1. 2017/10/25(水) 23:59:00|
  2. DIY
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世代交代

大根の間引き(2回目)を済ませました。
これで苗は最後の一本を残すだけとなって、あとは放置です。
きっちり間隔を測りながら種を蒔いたし収穫が楽しみだなぁ。

それとは別に、畑の面々に「今年が最後かも」という話を聞きます。
周囲の全てが先輩である私にとり、とても寂しくて辛い話です。

年齢的には男性では70代の半ば、女性では80歳が限度のようで、
それ以上に続けられる人は「田舎育ちで苦にならない」とか、
「農業の経験がある」とか、加齢に伴って用地を縮小するか───。

また、作業そのものより菜園までの移動(徒歩や自転車)に自信がなく、
この年齢層は車の運転も怖くなりますし、仮に送迎されるとしても、
ご子息が何かのついでに車を出す程度で「いつでも」とは行きません。

畑が好きな人は、許されるなら一日中でも畑の面倒を見たいものです。
私ですら、20代で畑に目覚めなかったことを悔やんだくらいでした。

眠っていても、無為に過ごしても、くだらない喧嘩をしても、
万事が底抜けに軋んでいても作物は生長を続けます。
彼らは簡潔で美しく、健気です。

それでも維持が難しくなって管理を諦めねばならなかった人がいて、
その人は菜園の前を通りかかると必ず私たちに挨拶をしていきます。
さながら私たちに水遣りをする感じです。

人間は身に余る責任を負い過ぎではないかな、と思ったりするのでした。
  1. 2017/10/24(火) 23:59:00|
  2. 菜園
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再編成

昨夜の台風は、風雨としては先月の18号が強い感じでした。
サッシは鳴らず、車道に水しぶきが立つ音だけを聞く程度で、
02時頃は雨音すら聞こえず予報を見直したくらいです。

そうして迎えた本日は台風一過の晴れ間を覗かせる空模様となり、
畑を見に行った母から、大して被害がないと聞いて安心しました。
つくづく地元は平和で、選挙にも行けています。

さて前回の台風で洗い流されてしまった作物の種は、
ニンジン、ホウレン草、白菜、ビーツの4種類です。
この内、白菜だけは菜園仲間のご厚意で難を逃れています。

ほぼ完全に浚(さら)われたホウレン草とニンジンは諦めるとして、
ビーツは中途半端に残っており全体の半数といったところ。
春蒔きの生長が良かっただけに今回はガッカリしそうです。

ビーツの短所として、植え替えが出来ない点があります。
発芽して苗となった後に移動させると必ず枯れるのです。

よって生き残った半数の苗を別の用地にまとめることは出来ず、
幾らかの収穫が見込める以上、専用地として残さねばなりません。
用地内で発芽しなかった面積に雑草が生えてしまうのは諦めます。

そうすると余る用地はホウレン草とニンジン。
それぞれ一つずつ確保していたので、以後は何に使うべきか……。

母と相談して購入する種を決めよう。
  1. 2017/10/23(月) 23:47:03|
  2. 菜園
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「もう無理」

駐輪所の自転車が台風による暴風で倒れていたので引き起こしました。
すると───

「ああぁぁぁ……」(ガシャンガシャン)

───マンションやアパート、または何らかの施設にある駐輪所ですが、
本日のように風が強い日で、通路を挟んで両側(左右)に止められる場合、
左右どちらかで自転車が倒れにくくなることに気づきました。

自転車の駐輪スタンドというと、ママチャリでは両立スタンドですが、
とくに倒れやすいのは若い人が利用するシティサイクルのサイドスタンド。
片足一本だけのせいか非常によく倒れます。

また、とくに調整しない限りサイドスタンドは角度が浅いです。
私は自分で整備するので、購入時よりも少し深く曲げました。
これは不安定な場所に止める時に有効だと思います。

さて、例えば私が住んでいる環境の場合は大抵の風が西から吹き、
これに対して駐輪所は、通路を挟んで北向きと南向きの両側にあります。

サイドスタンドで倒れやすいのは、自転車の向きに対して左側からの風。
つまり北向きの場合は西からの風ということになります。
サイドスタンドがある側から吹かれると弱いようです。

これは自転車が正立するまで風に煽られてしまった場合、
サイドスタンドのない側へは「倒れるしかない」ためでしょう。
北向きの場合は自転車を前後逆にすると倒れにくいわけですね。

───という点に気づいたのが数年前の話ですが、
風の強さによるとは云え、本日も南向きの駐輪所では倒れていません。
北向きで倒れているものは引き起こした端から倒れていきます。

(ガシャンガシャン)
「……やめよう」

諦めて夜明けまで放置することにしました。
  1. 2017/10/22(日) 23:59:00|
  2. 日常
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転んだ後の杖

18時頃に見た予報で大雨表示が一日早くなっていたので、
19時過ぎにハガキも開かず小雨が降る中を走りました。

選挙には必ず行くか完全に忘れているか、そのどちらか。
そして私は期日前投票というものを利用したことがありません。
なぁに、場所は知っているし20時までなら余裕で間に合───

「あれ?」

───投票所は真っ暗で入り口の前には誰もいませんでした。
街灯を頼りにハガキを見ると、投票日は22日とあります。
ここでも私はハガキを開いていません。

仕方なく引き返し、この日記を書いている途中のことでした。
期日前投票のことを知るため、ようやくハガキを開いてみると───

「そうだったの?」

───期日前投票所は、指定投票所とは違う場所だと知りました。
ハガキを街灯に照らした場所の少し先に設けられていたようです。
あのまま通り過ぎていれば気づけたのに、現在は19時56分。

明日、車で行こう……。

  1. 2017/10/21(土) 20:03:57|
  2. 日常
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曇天の歓迎と雨の祝福

友達さんの結婚式に行く前の妹を美容院へ連れて行きました。
正午過ぎから静かに降る雨で、午前中までは頑張ってくれた感じです。
時間的には昨日の日記に書いたとおりの「祝福」になったかと思います。

さて予報では週明けの地元に台風が直撃する感じです。
雨続きで作業らしい作業も出来ておらず、心配なのはヤーコン。
株の高さが1メートルを超えているため強風で折れるかも知れません。

用地は集中しているし、まとめてロープでくくってしまおうか。
  1. 2017/10/20(金) 23:59:00|
  2. 菜園
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雨 雨 雨

色々とあって疲れております。
再びの雨は断続的で、そんな中で妹は友人の結婚式を明日の雨に控えます。
せめて新たなる門出の祝福だけは、曇るに留めてほしいところです。

───と思っていたら「雨降って地固まる」という言葉もあるように、
海外では結婚式の雨が神様の祝福(天使の降臨)と捉えたりするそうで、
悲観的になる必要はないのかなと思いました。

最も大切なことは、皆の祝福する気持ちということですね。
  1. 2017/10/19(木) 23:59:00|
  2. 日常
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完全な不完全

昼間は曇天のまま日没を迎え、夜になって静かに雨が降り始めました。
畑の土を(表面だけでも)乾かすには不十分で、そしてまた雨です。
ハマスゲの除去は2週間くらい先になるのかな。

ところで私のブログを読み続ける奇特な方が僅かにおられ、
その中でも一部の方が前回のサイト更新で作品をご覧になられ、
さらに一部の方は追加更新の件を憶えているかも知れませんが───

───なぜ更新されないのかと云うと、先方からの返事がないからです。
これは完全に忘れられているか、何かのついでに報告がありそう。

思えば、この仕事を始めてからは仕事のやり取りがメール主体となり、
年間を通して仕事関係では誰とも会わないし喋ることもありません。
待っている時間が長く、それを考えると電話のほうが手っ取り早い。

手紙のように紙や封筒を消費せず、字を書くのが下手でも問題なく、
あっと云う間に届いて便利……というのがメールであるわけですが、
用件を伝えても実行されるかどうかは別の話です。

しかし伝えた以上は再三の連絡というのも送りづらい。
かえってメールが不便に思えてきてしまいます。

たまに「携帯電話がなかった頃、どうやって人と待ち合わせたのか」とか、
「電話がなかった頃、どうやって遠方の人と連絡をとったのか」とか、
現代と昔を比較した時の、ちょっとした疑問の記事を見たりします。

私の親の世代ではテレビのない時代があったし、電話にしても同様で、
便利になってしまった側の疑問として当然ではありますが、
以前に見たドキュメンタリー番組で、こんなことを云っていました。

「道具を進化させて便利になり労働を縮小して余暇も作れたが、
 せっかくの余暇に新たな用事を入れるので相変わらず忙しい。
 素晴らしい発明品の全ては、その意味において欠陥がある」

メールにしても実現したのは目的までの経緯を短縮することです。
目的が確実に果たせるかというと、そこは最後に人間が入ります。
結果的に「忘れてた」なんてことがあって面白いですね。

めっきりと字を書く機会が減り、そうこうしていると老眼です。
とうとう紙に絵を描くことすら億劫になっています。

自分の体に欠陥が生じる年齢ということか。
  1. 2017/10/18(水) 23:59:00|
  2. 日常
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「ほかの奴らはどうした」

昼間に僅かな晴れ間が覗き、それからは雨が降っていません。
週間予報では再び雨が降ると報じているため、一時的なものなのでしょう。

「そんなに作ってどうする」と云われそうなジャガイモの生長状況は、
今のところ半数が苗となり、残り半分はどうなるかと云うところです。
同じ時期に種芋を仕込んでも沈黙したままだったりします。

ジャガイモの種芋は、大きなものなら半分に切り分けて2つとし、
この時に切断面を乾燥させるか石灰を塗して腐敗を防ぎますが、
これは春作の種芋に施す処置で、秋作では切り分けないことが多いです。

理由は、秋作の種芋を仕込む時期が春よりも暖かいこと。
虫や菌が活発な時期ですし、切り口から雑菌が入り込んで腐敗します。
これを防ぐために切り分けず、小さな種芋を丸ごと一個で仕込むわけです。

しかし種芋が小さいということは、最初の養分が少ないことでもあります。
人間で云えば「運動する前に食事を摂っているか否か」といったところ。

よって、小さ過ぎたり抵抗力が弱い種芋は淘汰(とうた)されやすく、
仕込んでも畑で分解されてしまい、苗となることはないわけですね。

そうなってしまったのか、あるいは生長が遅いだけなのか、
はたまた近頃の雨を待っていたのか、現在は仕込みの半数が苗です。
出来れば全て育ってほしいし、土着せだってしてやりたい。

う~む、ここまで没頭するとは思わなかったなぁ。

  1. 2017/10/17(火) 23:59:00|
  2. 菜園
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暑くても寒くても

季節の短期集中修正。
むしろ今こそ梅雨時では思うほどの雨が降り続いております。
Tシャツに少し何か羽織った程度では寒いと感じるくらいの気温です。

こうなると気になるのは畑の隼人瓜(はやとうり)。
寒さに弱く、秋から冬にかけての僅かな間しか収穫できず、
霜が降りると瞬く間に枯れ始め、止めることはできません。

根元に籾殻を積んで株だけを冬越しさせ、もう2年株になりますが、
この雨続きが生長を妨げはしないかと気を揉んでおります。

無事に結実すれば、最低でも100個は収穫できるわけですから、
薄切りにして、浅漬けにするなりスープに入れるなりの立派な食材。
これといった味わいこそないものの、白い隼人瓜はクセがなく───

・葉酸が豊富
・むくみ解消
・お肌に良し
・お通じに良し
・ストレス緩和

───女性にこそ試していただきたいですね。
あまり売られていないし旬が短いのも難点ですが。

さて水遣りをしなくていいのは助かるけれど、ほかの作業もできません。
先日のハマスゲ除草も再開したいし、まだやるべきことは多いです。
向こう一週間に雨が降らない日は───ないか。

どうしてこう極端なんじゃよ。
  1. 2017/10/16(月) 23:59:00|
  2. 菜園
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拳でも語り合えない

知り合いの畑でハマスゲ(コウブシ、またはコブシ)の除去作業をしました。
生薬として利用されますが、非常に厄介な植物としても知られます。
理由は増殖性の高さと、その殖え方です。

植物が版図を拡大させる方法は、その場に種を落とすほかに色々あります。
種を飛ばして遠くで発芽させたり、動物が食べて排泄することで拡がったり、
何かに付着させることで運ばれたり、周囲の光合成を妨げて"一人勝ち"したり。

そうした手段の一つにランナーがあります。
これは親株から地下茎が伸び、離れた場所に子株を形成するものです。
身近な例ではイチゴがあり、親株から子株、孫株として増えていきます。

人間で云えばヘソの緒みたいなものですから、親株は子株を養う形となり、
これによって枯れる確率が下がるため殖えるのが早いわけですね。

ハマスゲもランナーによって殖え、地下茎が少々深いところで伸びます。
地下茎は細くて切れやすく、地上から引き抜いた程度では根絶できません。
これが殖え方の一つであり花が咲けば種子も落とすので、もう悪夢です。

よって除草剤に頼ったほうが手っ取り早かったりしますが、
畑で軽はずみに除草剤は使えないし、下手をすると作物まで枯らします。
耕運機で掻き混ぜるなど火の粉を飛ばすに等しい行為です。

地道に取り除くのみ……それにしても簡単に地下茎が切れる。
見える範囲で取り除き、あとは時間をかけるしかなさそう。
マルチで一時的に勢力を抑えることも検討してもらわなくては。

「ハマスゲだけを枯らす薬」───そんな妄想までしてしまいます。
  1. 2017/10/15(日) 22:08:26|
  2. 菜園
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座して待てども

母の用事で走り回った後、妹の用事で車を出しました。
友達さんの結婚祝いを買うにあたって先日から悩み、買う直前でも悩み、
とっぷり日が暮れた頃に決まって帰ることが出来ています。

ちなみに私は友人と後輩の二人に───

「自分にはお金がないから、お前らは結婚するな。
 もし結婚したら祝儀のついでに香典も送りつけてやる」

───と云ってあるせいか二人とも独身です。

品選びには私も参加したものの途中から万策が尽きた感じになり、
飽くまでも妹が決めることなのでモール内のベンチで待つことに。

女性の買い物に付き合う男としては有り勝ちな構図ですが、
背後ではしゃぐ幼い兄妹の会話を聞くとなしに聞き、
やがて落ち着いたかと思うと……

「お父さんとお母さん、なかなか帰ってこないねぇ」
「そうだねぇ」

前者は小学2年生くらいの兄で、後者は幼稚園児くらいの妹。
買い物から離脱して両親が戻るのを待つだけとなった兄妹の、
ドラマで聴けそうな模範的な台詞───ここにも待つに飽く者が居た。

彼らでさえ、ただの待ち時間を腐らず過ごすというのに。
ややあって親御さんが戻ると二人に平謝りしていました。

聞いてしまって急に反省し、妹のもとへ戻る私でした。
  1. 2017/10/14(土) 22:19:00|
  2. 日常
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生き延びるということ

午後から雨が降るとの予報は、21時過ぎから静かに始まりました。
よって本日は見回りのみで作業なし。

ところで母の仕事場は用水路沿いにあって、水路には小魚も居るのですが、
導水量が減ったことで少ない水に行き場を失いかけています。
やがては腹を擦らんばかりとなり人知れず消えるのです。

この水路の健全性は限定的で、その理由は導水量の変化にあります。

古い戸建住宅からの生活廃水も流れ込んでいるものの、
夏季は水田向けに導水が増えるため毒性も薄まるわけです。
しかし導水停止後の水質は劣悪で、近づくとドブの匂いがするほど。

一方、母は仕事場でタナゴとメダカとミナミヌマエビを飼っており、
タナゴとメダカについては知り合いにいただいたもので、
エビは干上がる前の用水路からすくい上げたものです。

それでも病気や原因不明の突然死が相次いで数を減らし、
助けるつもりで昨年に引き上げたヨシノボリは半年で全滅しました。

「助けても死ぬのを見ちゃうとねぇ……」
「ここで泳がせても死ぬわけだけど」

そんな本日、また水路に小魚が群れを作っていました。
薄く油膜が張った水面下で直径5メートルくらいの範囲しか移動できず、
離れたところに真っ白な死骸が沈み、環境の悪さを物語っています。

さらに離れたところで群れからはぐれた一匹が泳いでおり、
背びれから尾びれにかけて白く変色し、これは壊死と思われます。
寄生虫などの外傷から感染でもしたのか、きっと長くはないでしょう。

すくい上げて僅かながらも長生きさせてやるのが良いのか。
運良く生きながらえたエビは強健で世代交代までしています。

その前に、現状の水槽を大きくしてやらないと無理かな。
  1. 2017/10/13(金) 23:59:00|
  2. 生物
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知らないことは面白い

今日も水遣りと除草作業。
通路の雑草が増えて見っともないので一掃です。

ところで最近は母の仕事が忙しいので私が夕食を作りに行っており、
本日は(やったこともない)鯛の煮付けに挑戦してみました。
魚を綺麗に捌けない程度には料理音痴で───

「……食えなくはない」
「なんでよ、十分に美味しいじゃないの」

───みりんと水飴を切らしていたので料理酒とザラメで代用し、
さらに少々煮すぎたので上々とは云えませんが、味はそこそこでした。
歳をとってから焼き魚より煮魚が好きになっています。

ほかに白菜の味噌汁を作り、あとは母が野菜天ぷらを追加しての夕食。
今回の畑ではニンジンの種が台風で吹き飛ばされてしまったため、
私の好物である「ニンジンの葉の天ぷら」が食べられない。

なかなか美味しいのですよ、あれは。
  1. 2017/10/12(木) 23:59:00|
  2. 菜園
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昔なら初老

今日は水遣りと除草作業を少し。
台風によって白菜とニンジンとホウレンソウの種は殆ど全滅し、
確保した用地が用済みになったため、また別の野菜に使う予定です。

ところで本日は母の仕事に関連して外国人の小学生女児と会い、
母が「私の息子よ」と云うと───

「子供……なんで?!」
「なんでって?」
「子供なのに、お爺さんなの?!」

───私の白髪頭を見て「白髪=老人」と認識したようでした。

「あっはっはっは! 白髪はね、人によるのよ」
「こっの……云うに事欠いて爺かよ」

まぁとにかく口が達者で、軽口を通り越して憎まれ口で、
父親と数歳しか変わらないことを告げると今度は実父と比較し、
「お父さんの頭は真っ黒!」と返して来るので始末に終えません。

「染めてるかも知れんじゃねーか」
「染めてない!」
「うちのお父さんは染めてる! おじさんなら普通じゃん!」

その場に居た他の小学生男児が加勢してくれるほどでした。

この男の子は父親が私と同年代と聞いていますから、
きっと自分の父親を悪く云われた気分になったのでしょう。

一方、あまりに負けん気が強すぎるので少し云い返してやると、
こっちが追い回された挙句、軽い蹴りまで飛んでくる。
私が子供の頃には、男にも級友にも居なかったな、こういう子。

人生で初めて老人扱いされた日として、いい思い出になりそうです。
  1. 2017/10/11(水) 23:59:00|
  2. 日常
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ほしいものいっぱい

昨日の白菜の苗は、くたりと枯れる様子もなく定着してくれそうです。
24本の苗を分けてくださった方は、ご自身で苗を育てているとか。
栽培のみならず提供できるなんて格好いいなぁ。

本日は水遣りのみで作業はなし。
台風で殆ど発芽することなく沈黙してしまった白菜の用地は、
今期から挑戦する玉ねぎの苗を作るために利用しようと思います。

ところで、そろそろ籾殻が尽きそうです。
例年どおりならば、今月と来月にそれぞれ籾殻の無料提供があります。

前者は分解の進んだヤタ(提供元での呼称)を入手できますし、
後者は完全に乾いた良質な籾殻なので、どちらも欲しい。
越冬のため隼人瓜の根元に積んでおく分も必要です。

また、先日に知り合いが使っていた「押し切り器」が気になっています。
半切り、かみ切り(咬み切り?)などとも呼ばれる刃物がついた道具で、
残渣などをまとめて裁断する時、とても楽に切ることができます。

巻いたままのカーペットすら切断できる恐ろしい代物ですが、
土の中で残渣を分解させるには非常に役立ちますし、
雑草は切り刻んでおいたほうが発芽の可能性を減らせます。

ただ、ちょっと高いんだよなぁ。
  1. 2017/10/10(火) 23:59:00|
  2. 菜園
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渡りに船

白菜の種を蒔いたのに全く発芽の様子がない……と思い始めて幾日か、
はて蒔いたのは何日前だったかと、次の雨こそはと期待に裏切られる中、
先日、隣の用地を借りている方が白菜の苗を分けてくださいました。

もう発芽は諦めかけていたので、これは嬉しいです。
そんな本日、今度は別の方が白菜の苗(24本)を分けてくださいました。
ご自身の用地では消化しきれず、余ってしまったのだとか。

なんと合わせて37本!
蒔いた分も少しだけ発芽しており、それも合わせると40本超え。

白菜のために確保しておいた用地が完全に埋まってしまうどころか、
新たに確保する必要が生じたほどの苗数となりました。
この思いがけない「渡りに船」は本当にありがたかったです。

思えば種を蒔いたのは台風の前でしたし、これで今冬も白菜を───

───台風だって?
そう思ってブログを検索すると蒔いたのは先月の17日。

よし、完全に諦めがついた……あの数本で発芽は終わりだ……うぬぬ。
  1. 2017/10/09(月) 21:16:20|
  2. 菜園
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釣瓶落とし

母が自治会の会計監査に明け暮れていたので、かわりの雑用を消化しました。
家計のやりくりなら間違いも許されますが、人のお金が絡むと面倒です。
会計作業が楽になるような表でも作ってあげようかな。

しかし私のサンダルを履いたまま監査に向かって3時間くらい帰宅せず、
私は妹の軽食や洗い片づけをして待っていると夕方になってしまいました。
畑の様子を見に行くつもりだったのですが……。

暮れるのが早くなって作業の時間も限られます。
夏は暑さにやられ、寒くなると暗くなるのが早い。

気が済むまで畑で暴れられるのは春くらいか……。
  1. 2017/10/08(日) 23:59:00|
  2. 日常
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栄養袋

知り合いのお婆さんは畑で使う石灰を自転車で調達しており、
ほかの買い物に合わせると手荷物だけで結構な重量になってしまうため、
かわりに買って来てあげることがあり、今日は運び入れでした。

我が家用の化成肥料を保管庫に入れようとして底のビニール袋に気が付き、
精米所で入手した糠(ぬか)が入っていたので中身を覗いてみました。
しまった、こいつを忘れていた。

本来は粗い小麦粉のような糠が入っているはずでしたが、
パンのように大きく固まって粉とは云えない状態でした。
ノシメマダラメイガの蛹(さなぎ)があちこちにあり───

[もぞもぞもぞ……]

───ミズアブ(便所蜂)と思しき幼虫が蠢いていました。
初めて見る人は悲鳴を上げるところでしょうが、私はもう見慣れています。
さすがに放置できないので、ふるいにかけて100匹くらいを除きました。

この糠は自作のボカシに入れようかな。
  1. 2017/10/07(土) 23:59:00|
  2. 菜園
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「出番だぞ」

終日の雨だったので畑も散歩もなし。
かわりに自治会駐車場の来客用スペースを示すプレートを作りました。

こうしたものを、私は事務処理ソフトなりCGソフトで作成しています。
役員なんてものは好きで担当するものではないし、若い人なら尚更。
付随する些細な作業にしても、例え親に頼まれたってやりたがらない。

よって高齢ばかりの役員は文書ひとつを作るにも気をつかいます。
ここで問題になるのは、手書きか否かで変化する一長一短。

◆手書き
・自分で書いた字───作成者次第(クセ字は読めるかどうか)
・言葉づかい───知識次第(送り仮名や敬語等は適正か)
・絵図や表───工夫次第(分かりやすいか)

◆パソコンの文書
・すべてはソフトを扱えるかどうか

つまり後者は最初の一歩に大きな壁があり、ここが高齢者の悩みです。
(どうでもいいけど"手書き"の対義語がないのって不便ですね)

幸い、私は仕事や趣味でパソコンを使用していますし、
その上で必要なソフトの使い方は独学で(そこそこ)習得しました。
母に頼まれれば引き受けますし、母が役員なら自治会にも協力します。

しかしパソコンで作るにしても、もとから使える要素は限られます。
その一つに文字(フォント)があり、これが侮れない。

そんな中、私は十数年前に「ダイナフォント」という製品を購入しており、
これは様々な書体が使えるため非常に役立っています。
「もうちょっと太めの文字が欲しい」といった問題が解決してしまう。

もともと作品に使うつもりで購入したものでしたが、意外な出番でした。
幾らで買ったっけなぁ……CD-ROMのタイムスタンプが1999年になってる。

ともかく道具は役立ててこそ、ですよね。
  1. 2017/10/06(金) 23:59:00|
  2. 日常
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よく知る土地の、よく知らない道

母の体調管理のため、しばらく散歩に付き合うことになりました。
数年前も散歩というには長すぎるくらいの距離を歩いたりしましたが、
現在では、その半分にも満たない距離すら歩けていません。

一方、会社で肉体労働をしていた頃の私も運動の質は偏りがちでした。
必要な作業から無駄が省かれることで、結果として運動も省かれるのです。

まして日ごろから座ったままで仕事をしていては一念発起するしかない。
寒くなると自転車を派手に転ばせた時に痛めた靭帯が痛み出します。
とにかく歩く……30分でも十分。

景色に飽きてしまうから、ちょっと新しいコースを考えよう。
  1. 2017/10/05(木) 23:59:00|
  2. 日常
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涼と寒

今日は昨日の続きを3時間ほど。
刈り草を集めるために延々と竹箒を振るっておりましたが、
意外と腕が痛くもならず、これは畑で鍛えられたかなと感じます。

ところで実家にて夕食(炒飯)を作っていたら暑くなったので、
外に出て涼もうと思ったら、既にTシャツ一枚では厳しい寒さでした。
汗が蒸発したからなのでしょうが、あれは風邪を引く寒さです。

日中が過ごしやすい時期になると、今度は日没が早い。
気が済むまで畑で暴れられる時期は短いです。

芽は出たかな……。
  1. 2017/10/04(水) 23:59:00|
  2. 日常
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今度はこいつだ

自治会の除草作業を手伝ってきました。
今回からナイロンカッターを採用するにあたり買い付けから担当し、
どうせ会の予算なのだからと、店員さんのお勧めを聞くことに。

「お客さんは『切れないやつをくれ』って云いますね」

ナイロンカッターとは、刈払機のディスクソーと交換する形で取り付け、
ナイロン製のひもを高速回転させて雑草を叩き切るもので───

・ディスクソーに比べてコンクリートなどに衝突しても反動が少ない
・壁面などに密着して生えている草でも刈ることが出来る
・切断面が破壊されるため刈られた草が再生しづらい

・刃はないので小石を弾いても刃こぼれしない
・部品の交換が簡単である
・切断音が少し静か

───などの利点がありますが、「切れないやつを」とは?
「切れ味が悪いものを」という意味かと思ったら、さにあらず。
「ナイロンひもが千切れてしまわないものを」ということでした。

さて刈払機に取り付け、母には壁に面した雑草を刈ってもらいます。
コンクリートの壁に弾かれることもなく、きっちり刈れましたが……

「やったぁ、綺麗に草が───あれ? ひもが取れちゃったわよ」
「取れたんじゃなくて消耗したんだよ、ほら」

わずか4メートルを刈っただけでナイロンひもがなくなりました。
お店で聞いた「切れないやつを」とは、こういうことなのです。

「ひゃー! ちょっと、これじゃあ広範囲は……」
「回転数を落とそう」

刈払機は回転数を調節することができます。
試験的に最低レベルまで下げて使ってみたところ───

「あ、これいい、これで十分よ」
「狭いところはでスロットルを放してね、ハンドルを取られるから」

───あっと云う間の消耗は回転数が高すぎただけと分かりました。
障害物まで寄せることが出来るので、刈り残しもなくサッパリ。
なにより回転ノコギリを振り回す恐怖が和らぎます。

「あら、頑張るわねぇ」
「最近イラストレーターを始めたんですよ」
「こっちが本業ってこと?! あっはっは」

知り合いに冗談で返すと大笑いしていました。
  1. 2017/10/03(火) 20:34:00|
  2. 日常
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「遅い!」

昨日までの予報に反して雨が降りました。
これを機に、蒔いた種が発芽してくれればと思います。

ここしばらくで蒔いた種と、その発芽率は以下のとおり。

・大根……10割
・白菜……なし
・ビーツ……3割
・ニンジン……なし
・ホウレンソウ……1割

大根は本当に早かったのですが、問題は他の種が大根より前であること。
殆ど雨が降らなかったため水やりで対策したものの効果は薄く、
そうこうしている内に用水路の導水が止まってしまいました。

本日は長時間で雨量の少ない雨です。
しっかり染み込んでくれることを期待しています。

その雨が降る前に母と散歩したところ、30分のつもりが1時間を歩き続け、
母はともかくとして、私の歩行速度が低下していることに気づきました。
2時間だけ眠った後だったので体力的にも辛かったのは事実ですが……。

ううむ、畑で暴れるだけじゃ足りないか。
  1. 2017/10/02(月) 23:59:00|
  2. 菜園
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