ベランダに迷い込んだらしいコオロギが鳴いています。
私は三月生まれで、寒い時期に生まれた人は秋や冬が好きになるそうですが、
多分にもれず私も秋と冬が好きで、ここしばらく夜の気温低下を楽しんでいます。
それとは別に、この時期は強烈な引力をともなって私の生活を前向きにさせるのです。
思い出すのは独り暮らしを始めて2年目の秋、普通2輪免許を取得した年。
肌寒い風の中を走るバイクは瞬く間に体温を剥ぎ取り、カチカチと歯が鳴ってしまう頃。
電柱に「バリゾーゴン」というタイトルの怪しげな映画のポスターが残っていて、
夕暮れ時、反対側となる東の空を見て数秒だけボーっとした日。
何月何日かまでは思い出せない。
物悲しいような、明日は何をしようかと考えていたような。
夏の終わりから冬の寒さが本番になるまでの数ヶ月間、何度か同じ気分になります。
大きく深呼吸し空気の匂いを肺いっぱいに吸い込むと、奇妙に気分が高揚するのです。
なぜあの夕暮れなんだろう。
この時期、あの日のことを思い出しては「よし、頑張ろう」と勇気が湧いてきます。
- 2017/08/31(木) 23:59:00|
- 日常
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今日も仕事です。
午前中に済ませてしまうつもりが強烈な眠気に屈してしまい、
1時間のつもりで眠ったら2時間以上も経っていて予定が狂っております。
天気予報は向こう一週間が曇天。
この調子で土が乾き続けると畑の草むしりが困難です。
なぜ竹垣作りの時みたいな雨が降らんのじゃよ……今こそ必要なのに。
現状で放置して良いのは、ヤーコン、サトイモ、ハヤトウリだけ。
これらで用地全体の2割ほどしかないため、ほかは全て耕作の対象です。
云い換えれば、残り8割で雑草との格闘、耕運機、土壌改良が待っています。
竹垣作りの期間中、何度かの大雨が降ったことで土は酸性に傾いているはず。
草むしりをして耕した後は、用地全体のpHを引き上げる必要がありそうです。
苦土石灰は残っていたはずだけど、全体となると足らないなぁ。
- 2017/08/30(水) 23:59:00|
- 日常
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今日も一日ずっと仕事。
手伝えなかった自治会の除草作業は芝刈り機と刈払い機の二つを使うわけですが、
後者は昔からある円盤状ノコ刃によるもので、小石や障害物に当たると弾かれます。
もちろん刃こぼれするので取り扱いには注意が必要です。
少し前からナイロン性の細いロープを高速回転させる刈払い機(ナイロンカッター)も登場し、
いわゆる鞭(むち)を叩きつける勢いで草を切るという手法もあります。
「草は叩き切り、木や石には弾かれる」という、街路樹を傷つけずに雑草のみを刈り、
なおかつ石やコンクリートに当たっても手元がブレません。
何より人体に当たった場合の被害が軽減されるのです。
ぜひとも欲しいところですが自治会には予算というものがあります。
今回は芝刈り機を新調したことで大きな出費が生じ、刈払い機までは厳しい。
借り物で済ませてはいるものの、さすがに刃こぼれを繰り返すのは気が引けます。
ちょっと調べてみたところナイロンカッターは刈払い機の先端に取り付けるもので、
専用の刈払い機そのものを買う必要はないと分かり、これなら予算が下りそうな感じ。
交渉してみようかな。
- 2017/08/29(火) 23:59:00|
- 日常
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殆ど仕事だけの一日でした。
トンボ(ナツアカネ?)が飛び回り、日増しに暑さが退いていく感じがします。
畑の作業を進めるには絶好の季節が近づいている。
しかし仕事だ!
- 2017/08/28(月) 23:59:00|
- 日常
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竹垣作りで放置していた畑へ行き、一部用地の除草。
私は畑へ通うようになってから色々と免疫が向上しているのか、
体長5センチのゴキブリが出ても動じなくなり、むしろ攻撃的になりました。
今回は六畳くらいの範囲に繁茂した雑草を片付けます。
最後に降った雨が数日前ということもあって根が深く、半端な力では引き抜くことも出来ません。
飲んだ端から汗となって消費される水分は1リットルくらいだったでしょうか。
除草作業だけでクタクタになってしまい耕作までに手が回らず、
この日は引き抜いた雑草や残渣を埋めるための穴を掘る準備で終了。
戻ってきたぞ畑よ……まずは散髪と行こうぜ。
- 2017/08/27(日) 23:59:00|
- 菜園
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仕事と買い物だけの一日でした。
ツクツクボウシが鳴くようになって幾日か経ち、暑さの終わりを期待するようになり、
夜は外に居たほうが涼しいのでベランダかどこかで眠りたいくらいです。
今月は、あと一つ仕事を終えれば少し余裕が出来ます。
そこを利用して畑の作業を一気に済ませてしまいたい。
さぁ仕事仕事……。
- 2017/08/26(土) 23:59:00|
- 日常
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竹垣の仕上げにかかりました。
上段枠に被せる傘材はロープで縛り付ける予定でしたが、
劣化を恐れて棕櫚縄(シュロなわ)をやめてポリエチレンロープを選んだのに、
ツルツルして結びづらく、あまつさえ結び目が解けやすいことが分かって断念。
結局、結束バンドでくくりつけるとになりました。
母が「竹の節ごとにくくると違和感がない」と提案してきたので採用し、
滝のような汗が流れる中、数十ヶ所を結束バンドでくくりつけて完成。
そして撮影───まずは上から。

別の角度から。
こんな感じで全長8.8メートル続くと竹はまっすぐではないと分かりますね。
ちなみに08/06の油抜きの具合は下画像のような感じでした。
あぶり過ぎて焦げかけていますが、これが日光にさらされると殆ど消えてしまいます。
どのような理屈で焦げ色が変化するのか分からないものの、見た目としては回復です。
おまけで今年の収穫であるスイカ。
重量9.6kg、右上の物体はライターです。
そんなわけで竹垣作りは完了。
今後は半年か一年に一度の頻度で保護塗装の重ね塗りでメンテナンス。
今回の作業で学んだことは非常に多かったです(そして結束バンドは超便利)。
長かったなぁ。
- 2017/08/25(金) 23:59:00|
- DIY
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38時間ぶりに眠れば何があっても起きないと思っていたら、
意外とちょっとしたことで目が覚め、脳が興奮していると分かります。
でも無茶続きは今日まで……今回はがんばったぞ。
夕食は焼きそばでしたが、使ったキャベツは畑のものでした。
とっくに忘れていたものに食べられるものがあったので使ったものの、
これは防虫ネットを施さずに育てたので、非常に小さく可食部分が少ないです。
初夏から真夏にかけての収穫が終わり、今頃は次の準備を始める時期ですが、
竹垣作りに傾いていたため用地作りも始めておらず、やること満載になりました。
まず除草、次に用地確保、土壌改良と施肥……うむむ。
秋と冬の作物をおさらいしよう。
- 2017/08/24(木) 23:59:00|
- 菜園
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通信環境に問題が生じ、さてどうしようかと云う状況です。
この忙しい時に……買って解決するにも直して解決するにも時間が敵です。
ひとまず明日の正午までは仕事! 仕事!
- 2017/08/23(水) 23:59:00|
- 日常
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昨夜は合計2時間ほどの仮眠だけで頑張っていたので、今日は12時間睡眠。
その間に雷雨が荒ぶっていたようですが一度だけ目覚めたのみでした。
あまり湿度が高くならず過ごしやすい夜です。
今年の雨は短期間の集中豪雨に傾いている感じで、畑には良くありません。
強い雨が打ちつけると、泥水が跳ねて作物の根元に病気をもたらしますし、
大抵は雨が止んだ後に長い日照りが続いて枯れやすい。
今夏は竹垣作りに傾倒していたため畑の管理が杜撰でした。
寒くなるまでに雑草をどうにかしたいです。
これから過ごしやすくなるし、今度は畑で一汗かな。
- 2017/08/22(火) 23:59:00|
- 日常
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幸いも雨が降らない日は三日目となり、竹垣の塗装は乾いてくれました。
伐採した場所や時期が3種類くらいに分かれるであろう今回の竹材は、
その状態差により微妙に色合いが異なり、加工中の判別は容易でしたが、
日光のせいか、または早くも紫外線の影響か、現在は色が揃っています。
竹は屋外で放置すると色あせ、最終的には灰色に近くなり、
こうなってしまうと竹垣の魅力は損なわれ、あとはペンキでも塗りたくなる。
それを避けるための保護塗装でも、恐らく完璧ではないでしょう。
この数日で色合いが揃ってしまうとは恐るべし。
"2代目"の材料調達は早めに済ませたほうが良さそうです。
それはともかく、今の私は仕事仕事……。
- 2017/08/21(月) 23:59:00|
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週末の買出しに車を出し、妹と彼氏君を乗せて買い物を終えた後、
彼氏君の奢りでアイスクリームを食べることになりました。
品選びを任せたところ非常に美味しかったです。
その後、竹垣の二次塗装を済ませました。
今回は組み付けた状態の塗装なので少し面倒でしたが、
竹は十分に乾いていたので、塗料は問題なく浸透してくれたと思いたいです。
この塗料が乾燥したら、ロープで材料を結束固定して完了。
以降は半年~一年ごとにロープがあるまま塗装を施す予定です。
紫外線劣化を低減させる効果は、どの程度のものなのか……。
結束が完了したら撮影しようと思います。
- 2017/08/20(日) 23:59:00|
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久しぶりに星空が見え、終日の晴れ間で竹垣も乾きましたが、
表面張力で雨水が留まりやすいところは乾くのが遅かったり、
枯れた観葉植物がもたれかかって張り付いたり、完全とは行きませんでした。
そして足を運ぶ機会が減っていた畑は雑草が繁茂しております。
これは我が家に限らず、よその用地でも同様に緑・緑・緑。
そんな中、となりの用地を借りている方が顔を出していました。
我が家とは古い付き合いで、父とは将棋仲間だった人です。
現在は互いに軽口を叩くくらいの関係。
半月ほど前、竹垣作りの作業中には玄関先を通りかかっていました。
「よう、何やってんだ」
「竹垣作りだよ、今は休憩中」
「そうか、頑張れよー」
その数日後、また休憩していたところ───
「ちわーす」
「なんだ、作るのやめたのか?」
「やめてないよ、作業は屋内」
「そうだったのか」
───と云うことがあり、見て分かる形での作業風景はありませんでした。
そして先日、ようやく全貌が明らかになったわけです。
「見た? 竹垣」
「おう見たぞ! あれは最高だ!」
親の世代に褒められるのって、幾つになっても嬉しいですね。
- 2017/08/19(土) 23:59:00|
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年末までの雷が打ち止めになりそうな集中豪雨でした。
昼夜逆転生活の私は、窓ガラスが震える雷鳴に叩き起こされたほどです。
夜中の04時半を過ぎても外が暗く次第に夜も長くなっています。
本日の明け方、ちょっと体調不良で奇妙な症状が出ました。
調べると「まれな例」として不穏な病名が出てくる始末です。
ここ数日の天候変化によるものでしょうが、また発生したら病院へ行こう。
……疲れてるんだな、これは。
- 2017/08/18(金) 23:59:00|
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雨は降らず、夕方からは暑気が退く理想的な一日でした。
少しでも竹垣が乾燥してくれればと思います。
ところで今日は変な夢を見ました。
引っ越す前の実家にて、私が某大統領と泣きながら話し合う夢です。
原因は、この大統領の半裸が撮影された記事を眠る前に見たせいでしょう。
「私だって色々とつらいんだ」
「私もつらいので頑張ってください」
……こんな内容だったと思います(なぜか日本語が通じる)。
別に彼を敬愛しているとか、まして親しいわけではありませんが、
眠る前に見ただけで夢に出すなんて私の脳が単純なのか素直なのか。
国を背負っている人よりはつらくないよなぁ、私の人生。
- 2017/08/17(木) 23:59:00|
- 日常
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引き続きの雨なので畑へも行けません。
予報では明日の夜にも降ることになっており、その後は曇り続き。
なんだか今になって梅雨が来ているような……季節が横滑りしているのか。
一日でもカラッと晴れてくれれば竹垣の二次塗装を終えられるのですが、
この調子で高湿度の日が続くと、塗装は終わらないしカビの心配もあります。
だからと云って何が出来るというわけでもない。
竹垣そのものは知り合いや近所の方に好評だと聞いています。
劣化だけは避けたいものの、お天道様には逆らえない。
今回の竹垣作りは、せいぜい2年くらいの維持が限界でしょう。
大体の構想や材料調達、加工から組み付けまで数ヶ月を要してはいても、
それらには予定外の要素も多く到底は計画的なものではありません。
しかし様々な面で制限が多くならざるを得ないのは事実です。
・竹垣に適した竹材ではない
・煮沸による徹底的な油抜きができない
・組み付けには鉄柵の支柱を流用する(強度に限界)
現状で実践可能なのは、防腐剤に浸けることくらいかな。
反面、今回の作成における投資額の内訳は特殊です。
塗料を使い切ることはなかったし、工具は次の作業でも使えます。
最も多く消費したのはバーナーのガス缶ですが、これは割と安価です。
劣化を含めて今後の変化を知っておくのは学習のひとつ。
さりとて一ヶ月でカビが生えたりしたら落ち込むなぁ。
ああ、今の私には休息が必要なんだ。
- 2017/08/16(水) 23:59:00|
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昨夜から断続的な雨です。
竹垣の組み付けを昨日の内に終わらせたのは正解でしたが、
この雨で塗れた材料が乾くまで二次塗装はできないので、良いのか悪いのか。
竹の油抜きをすると、じわりと染み出た油は瞬く間に冷え固まるわけですが、
さながらニスを塗って艶(つや)を出した状態となり、これはこれで美しい。
では現在の(一次塗装が終わった)状態にニスを塗るとどうなるのか。
試してはいませんが、乾燥しきっていない竹の内部にある水分により、
黒カビが発生して内部から分解がすすむものと考えます。
竹で作ったペン立てや器、筆、団扇(うちわ)の骨などは、
湿度の変化が少ない屋内であるためカビが発生しづらくなります。
艶のある竹垣を見たことがないのは、このためなのでしょうか。
あるいは作ったばかりの竹垣を見たことがないだけなのか。
ちょっと調べてみようと思います。
あっ、その前に畑の草むしりだ。
- 2017/08/15(火) 19:38:00|
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竹垣作りの続き。
今日は左側格子の切り詰め、および全ての左側材の組み付けです。
格子の切り詰めを終え、あとは全ての材料を組み付けるだけでしたが、
以前にも書いたとおり「竹は真っ直ぐではない(ものが多い)」です。
実際に組み付けてみると反っていることが分かります。
これに対して、同じ長さで切り揃えた格子が立ち並ぶわけですので、
上段枠の穴から頭を出しているはずの格子が枠の下に隠れたままだったり、
あるいは枠材を突き上げてしまったりと、定規を当てたようには行きません。
さらに全て終えたと思っていた格子が一部だけ切らずに残っており、
予定外の作業が生じたものの正午過ぎには組み付けも完了。
「すごい……!」
全長8メートル、結束バンド56本、格子80本、楔160本。
簡素ではありますが、母に頼まれて作った物の中では最大となる構造物です。
ようやくの全貌を見て割れんばかりに喜んだので結構結構。
とは云え一次塗装のみなので、続いて二次・三次と重ね塗りも必要です。
強烈な紫外線の中で耐久度を上げるには、少しでも防御を高めなくては。
それが終わったら撮影しようと思います。
何はともあれ、真夏に頑張った甲斐がありました。
- 2017/08/14(月) 23:05:00|
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竹垣作りも終盤。
一昨日までの作業で左側の殆どが完了し、今度は右側です。
しかし一部の材料は油抜きが済んでいないため、まずはそれから。
続いて左側の時と同様に木灰による表面の油分除去(これは母が担当)。
一昨日の作業で分ったことですが、枠材の一部に誤った採寸がありました。
幸いにも実際の寸法より長かったので切り詰めるだけで済みますが、
材料の両端を均等に切らないと、上枠との穴位置にズレが生じます。
そうした作業を挟みつつ次は格子に挿す楔用の穴明け。
左側の時は27本でしたが、今度は53本。
楔は上下で挿すため、穴の位置を測っての罫書きは106ヶ所……やりたくない。
左側は自分で27本(54ヶ所)を終わらせましたが、
この竹垣作りも盆休み中に完了させたいので、再び母に手伝ってもらうことに。
巻尺で測り、上段は830mm、下段は105mmの位置に鉛筆で印をつけ、
ドリルで106回の穴明けを終わらせた時、既に外は暗くなっていました。
一日で油抜きと洗浄、再切断、罫書きと穴明けを53本。
もう仕事でやっている感覚でした。
あとは格子を切り詰め、それが済んだら組み付け。
塗装の塗り重ねを除けば、いよいよ最終段階となりました。
- 2017/08/13(日) 23:59:00|
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今日は竹垣作りの左側だけを急いだ理由の日です。
ある人に竹垣を見ていただくため全体完了を断念したのでした。
直に評価を聞くことは出来ませんでしたが、母の話では上々だったとか。
ところで先日の自治会文書における和/葡/西の3言語併記は───
・スペイン語のみ読める人
・ポルトガル語のみ読める人
・どちらも読める人
───このように3名の協力者によって「問題なし」となりました。
ポルトガル語については最初の翻訳で修正なし。
一人目の協力者に「全体的に表現が硬い」とされたスペイン語でしたが、
どちらも読める人が確認すると問題なかったというのは面白い話です。
いずれにせよネット翻訳は侮れないと分りました。
そしてツクツクボウシが鳴く……これからの雨は暑さを衰えさせるのかな。
- 2017/08/12(土) 21:57:00|
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竹垣作りの続き。
本日は左側材料を実際に組み付ける作業を……始めようと思ったら、
大雨が降って出鼻を挫かれ、しかも先日の塗装が乾いていないと分りました。
説明書には夏場の乾燥時間は12時間とありましたが、
こう湿度が高いとその限りでもないようで、微妙に表面がベタつきます。
しかし事情があって左側の組み付けだけは今日中に終えてしまいたい。
雨が止むまでは格子に楔を挿し、その後に試験的に組みつけてみましたが、
格子は正確な寸法よりも余裕をもって切断してあり、ちょっと長い。
20mmほど切り詰める必要がありました(27本)。
そのほか色々と調節し、支柱への固定は黒い結束バンドになりました。
最上段の傘材を被せる前の状態は、以下のような感じです。
傘材を被せて固定してしまえば作業は完了となるものの、
塗装を重ね塗りするには最初の塗装を完全に乾かす必要があります。
よって後日に塗装できるよう、傘材だけは取り外しが可能な状態で組み付け。
まさか初回の組み付けで二度の大雨に降られるとは思いませんでしたが、
ようやく全体を想像できる段階となり、母はとても喜んでいました。
さて、右側の材料は油抜きが残ってるんだよな……そして三度目の雨。
────工程表─────
▼加工
(済)採寸
(済)材料調達
(済)材料の切り出し
(済)罫書き
(済)左側材の加工
(済)洗浄
(済)右側材の加工
(済)楔作成
(済)左側防腐処理・第1段階塗装
(未)右側防腐処理・第1段階塗装
(未)左側防腐処理・第2段階塗装
(未)右側防腐処理・第2段階塗装
▼屋外
(済)鉄柵の撤去
(済)左側支柱の再塗装
(済)右側支柱の再塗装
(済)左側組み付け・調整
(未)右側組み付け・調整
────────────
- 2017/08/11(金) 21:20:00|
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竹垣作りの続き。
本日は昨日の内容でも触れた楔(くさび)の作成と、上下枠の塗装です。
楔は途中まで自作していましたが、市販の竹串を使うことになりました。
焼き鳥に使う細いものでなく、味噌田楽に使うような少し太いものです。
長さ300mm/4mm角という仕様は、格子に明ける穴の直径として最適でした。
300mm60本の串を75mmで4分割し、合計240本。
実際に使うのは80本の格子に上下2ヶ所なので160本ですが、
折れた時や後々の修繕のために予備とし、防腐剤に浸けて放置。
次は上下枠に竹用の保護塗装です。
竹垣は当然ながら屋外にありますので、紫外線の影響を受けます。
また塗膜の下でカビが発生することもあって専用塗料が必要でした。
購入した塗料は粘度が低く、油性なのに水っぽくて扱いにくいものでしたが、
竹に深く浸透するらしいので、塗膜下のカビ防止に期待したいです。
明日は組み付け・・・・…できるといいな。
────工程表─────
▼加工
(済)採寸
(済)材料調達
(済)材料の切り出し
(済)罫書き
(済)左側材の加工
(済)洗浄
(済)右側材の加工
(済)楔作成
(済)左側防腐処理・塗装 ★
(未)右側防腐処理・塗装
▼屋外
(済)鉄柵の撤去
(済)左側支柱の再塗装
(済)右側支柱の再塗装
(未)組み付け・調整
────────────
- 2017/08/10(木) 23:59:00|
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竹垣作りを少し前倒しで進める必要が生じたので、
作業は門扉の左側(全体の4割)に集中させることになりました。
昨日の油抜きでは右側の材料が大半だったので、本日は左側材料のみ。
油抜きをし、木灰を水に溶いたもので磨いて表面油分の除去。
これで左側の上下枠については最後の塗装をするだけです。
ただし格子については塗装のほかに工程が残っています。
今回の竹垣作りにおける材料を上下枠と格子に大別すると、
前者は処分場で貰った無料で、格子は購入物(単価21円)です。
そのため格子は油抜きが済んでいるという利点がありました。
一方、上下枠は支柱に固定することで"上下"に分かれていますが、
左右1ヶ所の固定のみで、上下4ヶ所だけで枠材の重量を支えています。
つまり、現状の格子は上下の枠に挿しているだけで何も支えていません。
枠材の重量を支えるには、木材の高さを定位置で固定する工夫が必要です。
竹箒なら楔(くさび)、刀なら目釘にあたるピンとなるもの。
全80本の上下なので160ヶ所となりますが今回は左側のみ。
上図の赤い矢印にある楔で上下枠を支えるわけですね。
今日は穴明けのみで作業を終えました。
この格子に使う材料を調達したことで竹垣作りを決めたわけですが、
格子の調達が01/18、実質的な作業は04/22から。
ずいぶんと時間が経ちました。
……3年くらい壊れずにいてくれれば助かります。
- 2017/08/09(水) 23:59:00|
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台風一過に竹垣作りの続き。
今日は油抜きの続きを地道に……というのが主な内容でしたが、
その中で、先日にも書いた「試していない油抜きの方法」をやってみました。
・木灰を水に溶いたもので磨く(情報不足)
畑で使う木灰が残っていたのが幸いでした。
結論から書くと「油抜きというより"油落とし"」としての効果が高く、
竹の表面で蝋のように冷え固まった油も強力に分解してくれます。
ただ、やはり竹の内部にある油分を吸い出してくれるわけではないため、
炙りによる加熱は必要で、木灰を使うなら「とどめの一回」という感じでした。
トーチ程度の炎による炙り作業では、まず竹の表面にツヤが出始め、
次に微細な泡が生じ、その直後に変色が始まって"焦げ"に移行します。
焦げる前に油を拭き取るのが油抜き……という認識になるでしょうか。
そんなわけで、本日は長尺の材料を加熱して油を拭き取る地味な作業でした。
真夏に1000℃以上(もう少し低くてもいい)の炎で竹を炙る作業は、
乾いた熱気が瞬く間に上昇するのか、意外と暑くありませんでした。
短尺の材料は全て加熱を終えており、残りは長尺の半分(6本)。
それが終わったら……まだ細かい作業が幾つかあります。
盆休みまでに仕上げるというより、盆休みに仕上がる感じ───かな。
- 2017/08/08(火) 23:59:00|
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傘を水平に構えても濡れないくらいには横殴りの雨です。
一晩で台風5号が通り過ぎてくれるといいのですが。
ところで先日から(学校の成績は最低だったのに)翻訳作業をしており、
それが何かというと、自治会で配布される文書についてです。
日本語を、ポルトガル語とスペイン語に訳しています。
───と書けば聞こえは良いですが、
より正確には、日本語/ポルトガル語/スペイン語が併記された文書作りで、
当然ながらネットの翻訳を使っており、そうでなければ私には無茶な話です。
大まかな流れとしては以下のとおり。
(1)日本語で文章を考える(適宜、簡略化したり表現を変える)。
(2)日本語をポルトガル語(またはスペイン語)に翻訳させてみる。
(3)翻訳したものを改めて和訳し、意味が通るか確かめる。
(4)和訳を再びポルトガル語(またはスペイン語)に翻訳する。
(5)それが(2)の表記と同じか見比べる。
(6)同じでなかった場合、(1)に戻る。
ようするに、同じ文章を何度か翻訳サービスにかけて確認するわけです。
英語ならともかく、ポルトガル語やスペイン語は知らない単語ばかり。
英語に似たものを見てホッとしてしまうくらいでした。
知り合いに確認してもらうなどした結果、幾つか細かいところに修正が入り、
全体としては「表現が硬すぎるので、もう少し柔らかく」とのこと。
日本語ならば「~してください」を「~していただきたい」などでしょうか。
しかし、今回の修正はスペイン語の部分だけ。
ポルトガル語については他の人に頼るので、また後日となります。
翻訳はともかく、文書が見やすくて綺麗だと云われたのは嬉しかったです。
- 2017/08/07(月) 23:59:00|
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竹垣作りの続き。
結局、ここしばらくの懸案事項であった竹の油抜きを始めました。
───と云うのは、一昨日の試験塗装が失敗に終わっていたからです。
先月29日に竹を洗浄した際、洗剤を使って油分の除去を期待したのですが、
こんなもので除くことはできず、少しだけ表面に油分が浮いただけでした。
この上から塗装しても殆ど無意味です。
通常、竹の油抜きには幾つかの方法があります。
・バーナーなどで炙る
・苛性ソーダを含む熱湯で煮る
・木灰を水に溶いたもので磨く(情報不足)
・シンナーなどで拭く(効果は薄い?)
1800mmの竹を茹でられる大きな鍋などありませんから、
消去法で加熱となり、これは竹アーチを作る時にも実践しました。
竹を炙ると表面に油が染み出し、一見するとツヤが出て綺麗に見えますが、
この油分を除くことが目的ですから、乾いた布で拭き取らねばなりません。
これが結構な重労働です。
理由は炙っても数秒で冷え固まること。
さながら蝋(ろう)のようで、拭き取った布はカチカチになります。
この布は、昔は薪風呂の焚きつけに使ったそうです。
本来は最初に済ませるべきで、かなり遅きに失しておりますが、
短い材料のみ炙ってみたところ油の量は予想通りのものでした。
これでは保護塗装が意味を成さないのも当然です。
問題は材料の全てを炙ると時間がかかりすぎること。
到底、お盆には間に合わない作業負担となります。
地道にやっていくしかないか……。
- 2017/08/06(日) 23:59:00|
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お盆前の棚経で副住職が来ることになっていたので、今日の作業はお休み。
檀家さんはお盆に入ってからのほうが多いそうですが、
我が家は檀家ではないので盆前になります。
しかし、お坊様も棚経が増えると数件だけでは済まないため、
お坊様は朝からの訪問であちこち回り、当然ながら迎える側も朝から。
よって午前中から待機しても夕方に棚経が来るという家庭もあるとか。
ところが我が家は立地が特殊でした。
棚経を無駄なく巡回するためのコースは大体が決まっており、
我が家はその地区の入り口に相当するため、必ず最初に訪問されるのです。
そのため長いこと待機している必要はなく朝方で終わり。
次のお宅へと足早に去る後ろ姿を見送っても、まだ09時を回っていません。
それでも袈裟から耐え難い暑さを感じさせないあたりは、さすがとしか。
- 2017/08/05(土) 23:59:00|
- 日常
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竹垣作りの続き。
今日は上下の枠材に竹専用塗料の試験塗装です。
試験というのは、今回の竹垣作りに用いている竹の質が一定ではないから。
竹は植物なので同質の材料を揃えるのが(経費を抑える上では)困難です。
入手時点で青竹(伐採して間もないもの)であったり、
その程度についてもバラバラであることが難点。
保管している間に割れ始め、加熱による油抜きも飛ばしてる状態です。
油抜きをしないと塗料が染み込みにくいので、当然ながら効果も薄れます。
ようするに塗装する意味があるかどうかの見極めが本日の作業でした。
───とはいえ、試験的な塗装にも乾燥時間は必要です。
今回は短い材料のみに塗装し、その結果を見ることにしました。
加工は済ませたけど、やっぱり今からでも油抜きはしたほうがいいかな……。
- 2017/08/04(金) 23:59:00|
- DIY
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竹垣作りの続き。
今日は昨日の穴明け面取り作業です。
先月23日に面取り用ドリルビットを買いましたが───これはダメでした。
竹の繊維に沿ってバリッと毛羽立ち、綺麗に面取りできません。
よほどの切れ味と高速回転での一瞬ならば可能でしょうが……。
そんなわけで円錐状に丸めた紙ヤスリにて面取りをしていたのですが、
グリグリと押し付けるだけなので、数十回も続けると指が痛い。
どうにかしてドリルを使いたい……というわけで試行錯誤。
ドリルセットの中には、ドリルのほかにブラシホイールがあります。
円盤状のワイヤーブラシを高速回転させて錆落としに使うものですが、
ホイールは1本のボルトで軸に固定されているだけです。
このボルトと軸が使える。
カップ状に成形した紙ヤスリの内と外を2枚のワッシャーで挟み、
そこへボルトを通して軸に固定してしまえば───
───竹を削るための紙ヤスリには殆ど力が必要ありません。
高速回転していれば軽く触れるだけで削れるので、面取りには十分。
結果、なんとか全ての面取りを終えることができました。
これで上下枠および傘材での作業は塗装だけです。
なんとか盆休みまでには終えたい。
ところで昨夜ブログのテンプレートを変えてみたのですが、どうでしょうか。
- 2017/08/03(木) 21:51:00|
- DIY
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竹垣作りの続き。
今日は右側材料の加工、および格子の選別と手入れ。
格子に使う800mmほどの細い竹は下画像における上下枠の穴に通すわけですが、
竹は根元から先端にかけて細くなる植物なので、当然ながら直径に差があります。
つまり一本の格子は"一組の直径"を持っているわけですね。
そして80本ある格子は、この"一組"がバラバラです。
たった3本を抜き出しただけでも同じような一組がない。
格子A───先端:10mm / 根元:16mm
格子B───先端:12mm / 根元:19mm
格子C───先端:16mm / 根元:18mm
当然ながら穴を明ける時の直径も変える必要があるわけですが、
スペードビットのドリルは、13/16/19mmの3種類しかありません。
よって直径19mmを最大とする穴明けで全ての格子に対応する必要があります。
それはそれとして、先日には格子に防腐処理を施しておりますが、
防腐塗料は長時間の放置で成分が沈殿するため、使用前に撹拌せねばなりません。
それを忘れていたため、一部の格子に泥のような沈殿物が付着しております。
その付着物はシンナーを塗布した雑巾で拭き取り。
窓を開け、サーキュレーターで換気しているとはいえ屋内作業。
92ヶ所の穴明けを終える頃にはクタクタでした。
さぁ、いよいよ終盤です。
────工程表─────
▼加工
(済)採寸
(済)材料調達
(済)材料の切り出し
(済)罫書き
(済)左側材の加工
(済)洗浄
(済)右側材の加工 ★
(未)その他加工 (追加)
(未)防腐処理・塗装
▼屋外
(済)鉄柵の撤去
(済)左側再塗装
(済)右側再塗装
(未)組み付け・調整
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- 2017/08/02(水) 23:59:00|
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