第27緑化地区

フリーイラストレーター七片藍のブログ/第27緑化地区

夢想に安息なし

昼間の車内は真夏日のごとき高温で、日没後の気温は独特の生ぬるさを帯びます。
適度な雨は野菜の生長を促すものですが、向こう一週間先まで雨の予報はなく、
すでに前回の雨でキャベツの裂球が起こり、降水量の偏りを感じます。

……という真面目な話は置いといて、変な夢を見ました。
私より20cmは身長が低い女の子と、結婚することになっているという内容。
見た目は十代でも通用しそうな、それでいて気が強い女性らしい。

夢は偉大なる強制力で私の現実を揉み消し、いい歳してベタ惚れの生活でもなく、
まるで共に老後を迎え、人生の伴侶に心からの謝辞を告げるような雰囲気です。

同時に、私は非常に安心していました。
「僕は結婚したのか」と、どこか他人事のような気分でありながら、
現在をもって気がかりの一つである母に、唯一最大の親孝行ができたと。

覚めてしまうと不愉快な出来事であることは云うに及びませんが、
恐ろしいと思ったのは、かくも夢の強制力が抗いがたいものであることです。

いわゆる「夢の内容を記憶できる人」の中には、そこに自分の意志が及び、
目覚めて現実へ戻るための裏口を開けることができる人が居ます。
さながら音楽プレーヤーの停止ボタンを押すがごとくです。

「起きろ、これは現実ではない」

私も同様に目覚めることができる人間で、大抵は起床時間の近くです。
利点としては悪夢から逃れられることだけですが、殆どは十分に恐れた後。

しかし今回は何度となく「現実ではないはず」と思って確認に走るも、
先回りして「そんなことないよ」と私を夢の世界へ連れ戻す。
あやうく私は親孝行を終えた満足に浸りかけました。

それから徐々に現実の感覚と混ざり合い、半ば内容を忘れつつ目覚めます。
あぁそうとも、私はオレンジ色の髪なんて趣味じゃない。
記録によれば3年前にも同じような夢を見ています。

あの"安心"から逃れるための裏口を、一時的に施錠されること。
それが悪夢であると云いたいのでしょうか。

なぜそうまでして手の込んだ皮肉たっぷりの夢を……。
  1. 2017/05/21(日) 22:29:00|
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