第27緑化地区

フリーイラストレーター七片藍のブログ/第27緑化地区

張りのある人生の構成要素

午前中は畑に繰り出して穴を掘り、残渣を埋めておりました。
前回に仕込み忘れた石灰も撒き、こんもり土を盛って完了。
ここ数日で生じた残渣の殆どを処理。

そんな中、昨年の夏頃に療養のため菜園を解約した方が現われました。
昨日の朝方にも会っており───

「はい、持ってきたよー」
「ありがとうございます」

───自宅に育苗ポットが残っているので譲ると仰っていたのです。
菜園をやめてしまうと道具やら何やら色々と不要になるわけですが、
基本的に畑で保管するものは消耗品が多く、いくつあっても困りません。

「それにしても、畑をやらなくなると寂しいね」

この菜園は、そこそこ人気があって予約が多いです。
用地は借り主が居ないままの期間が短く、大抵は新規契約者が現われます。
最も長い例では十数年を契約している方もいて、常に名簿が埋まっている状況。

長く契約している人ほど顔なじみであるし、生活の一部と化していきます。
それをやめてしまうと一日が空虚になるのでしょう。

「いつでも来てくださいよ、今はちょっと作物が少ないけど」
「そうするね」

実は貴重なんだな、ここは。
  1. 2017/03/31(金) 23:59:00|
  2. 菜園
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人生の岐路に立つ日

母の携帯電話のことでショップを訪れた時のこと、
新たに暗証番号を設定する必要があり、4桁の数字を求められました。

「確定……と」
「ちなみに何にしたの?」
「*月*日」
「あぁ」

何の日であるかは私も知っています。
改めて尋ねる理由は「母が暗証番号を忘れた時のため」ですが、
へいへいと頷く私と対照的だったのは、応対していた女性店員さんでした。

「あ……素敵ですね」
「主人はもう亡くなったけどね」
「いいなぁ……私もそうなりたいです」

この店員さんが独身なのか既婚者なのかは分かりませんが、
数秒のやり取りに、男を押し黙らせる何かがあったように思います。

聞いたか親父、たまには夢枕に立ってやれ。
  1. 2017/03/30(木) 00:00:00|
  2. 日常
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左腕ガチガチ

昨日の畝に残渣(※ざんさ)を仕込み、こんもり土を盛って完了。
かさばっていますが分解が進めば半分くらいにまで減るでしょう。
(※以前から"廃棄"は野菜らしくない感じがしていたので変更)

しかし石灰の仕込みを忘れていました。
残渣の分解過程で酸性化が始まるためpH調整が必要です。
後から入れて意味があるか分かりませんが、今後は気をつけよう。

あと3ヶ所か……体力勝負だな。
  1. 2017/03/29(水) 23:59:00|
  2. 菜園
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earth to earth

畝を幾つか整理しました。
玉ねぎやレタスの用地を埋め尽くしたホトケノザは生長が早く、
他所の用地でも同様に野菜の生長を妨げており、菜園全体で拡大中であります。

なお一雨が済んだ後のレタス用地は、息を吹き返したように元気です。
玉ねぎも生長が盛んになり、頑張ってホトケノザを除去した甲斐がありました。

問題は、他のアブラナ科と交配してしまった"白菜もどき"の廃棄です。
この「チンゲン菜(アブラナ科)と交配したらしき『もどき野菜』」ですが、
柔らかく食べやすいまま、長いこと畑で収穫せずにおけるという在圃性の高さ。

それでも旬を過ぎたので収穫を終え、あとは廃棄するだけとなったものの、
かなり太い根を残して大量にあるため、コンポストの限界容積を超えます。
こうなると畑に穴を掘って埋めるしかない。

廃棄を埋めて作った畝は、地下茎の生長を妨げるため根菜が植えられません。
地上で生長するものに限られる……というわけで夏野菜向けの用地です。
今日は草むしりだけで済ませ、明日から耕して用地確保となります。

全て埋められるだろうか……。
  1. 2017/03/28(火) 23:59:00|
  2. 菜園
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破壊と創造

直近の仕事が一件完了。
昨日の雨で土が重くなっているため耕耘機は入れられません。
現状で出来ることは用地の確保のみなので、土が渇くまでは待機です。

夜になって実家でテレビを観ると、コンビニ販売の野菜栽培キットが紹介され、
自宅で簡単に野菜が育てられる代物であると説明されていました。

我が家は畑があるので買う必要はないわけですが、
こうした切り口から「畑があったらいいな」と思って始める人が居るとして、
私のように何度か母の手伝いを続けても───

・1年目───母さんの負担を減らすために力仕事だけでも手伝おう
・2年目───(一年目と同じ)
・3年目───あれ? これは面白いぞ!?

───という、なぜ3年目だったのか分からない人間もいるのですから、
キットが動機であろうと、それはとても良いことではないかなと考えます。
私の場合、大体は畑で暴れると気持ちがいいというのが大きな理由です。

・耕す───「うおおおおお!」
・畝を整える───「うおおおおお!」
・廃棄を埋める穴掘り───「うおおおおお!」
・廃棄をシャベルで細切れにする───「うおおおおお!」

私が急に死ぬとしたら心筋梗塞か何かではないでしょうか。
  1. 2017/03/27(月) 23:59:00|
  2. 菜園
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食べたい時に食べるのが贅沢

終日の雨です。
玉ねぎ、レタス、キャベツに水が欲しかったので、この雨は嬉しい。

本日は、母と妹と妹の彼氏君を乗せて買い物に行きました。
こうして彼氏君を乗せるのは彼が自家用車を持たないためで、
同じスーパーへ行くので、ついでということです。

このお店には近くにタコ焼き家さんがあります。
なかなか人気があり、スーパーを出てからタコ焼きに釣られる人が多く、
数分~数十分の待ち時間があることも珍しくありません。

しばしばスーパーでの買い物を予約(待ち時間)に当てる人も居るようで、
そうすると店側は予約を捌くことに明け暮れ、待たずに買うのは無理。
彼氏君も狙っているのですが、前回は15分待ちのため断念しています。

本日も挑戦するようで妹と共に向かったのですが、
トーテムポールの上から何番目かにありそうな変顔で戻りました。

「30分待ちでした……!」
「よくよく運がないねぇ」

もう素直に予約するのがいいと思います。

[私信]
Mさん:
玉ねぎ+シーチキン+トマトは材料が揃った時にやってみたいです。
私はトマト風味が大好きなので、一人で食べきってしまいそう。
ただ、こないだ体重を量ったら太ってたんですよね……。

ご案内いただいたサイトに行ってみました。
最初の扉を開けたら海中(フィリピンのアポ島)だったので、
思わず「海?!」と驚いた次第です。
  1. 2017/03/26(日) 23:59:00|
  2. 日常
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労働の対価

レタス用地の除草作業を済ませました。
玉ねぎと同様にホトケノザが繁茂し、レタスの下敷きなっているため、
全て除くとなると非常に面倒くさいのですが……根性で終わらせる。

この日、(数日前に菜園を契約解除すると書いた)古参の方が現われました。
菜園の用地は、契約を解除する際に原状回復が必要です。

具体的には用地に作物が残っていない状態にして耕しておき、
農具を回収し、ほかには何もない状態で引き払うこと。
耕す行程は地主に頼むことも出来ます。

私は除草作業に明け暮れ、お世話になった返礼に母は原状回復のお手伝い。

そして私は、数日前に母の知り合いから用事を頼まれていました。
町内清掃の日程表(手書き)をパソコンで清書するというもの。
これは仕事の片手間で終わらせています。

お手伝いと除草作業を終えた後、母が日程表を届けに行ったところ、
私宛に礼金を預かって帰ってきました。

「そんなつもりなかったのに……」
「何もお礼をしないんじゃ、そもそも頼みづらいってことよ」
「じゃあ、来期に頼まれた時こそタダでやるって伝えて」

お手伝いでヘトヘトになった母は昼食を作る元気もなかったので、
半ば泡銭だった礼金で外食することになり、車を出しました。

こういうのは、良いお金の使い方だと思っています。
  1. 2017/03/25(土) 23:59:00|
  2. 菜園
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最初からやってみる

母がトマトの苗を種から育てることになり、堆肥を買いに行きました。

野菜を育てる上では接木(つぎき)という方法があります。
異なる植物を接いで癒合させ、ひとつの植物として扱うという技術です。
癒合箇所から上を接ぎ穂、下を台木と呼びます。

目的としては病害虫への対策。
例えば、育てたい野菜の根が特定の害虫に食害される傾向にある場合、
少々の食害では枯れない植物の根を、台木として置き換えるわけです。

こうすることで接ぎ穂への栄養供給に問題がなくなり、無事に結実します。
ただし、まれに癒合箇所で遺伝子のやり取りが行われてしまったり、
台木から芽が出た結果、接ぎ穂に取って代わることもあるようです。

ともかく、トマトも同様に接木の苗が多く販売されています。
しかし種から苗を育てて植えた場合、接木ではないので病気に弱い。

うまく行くかな。
  1. 2017/03/24(金) 23:59:00|
  2. 菜園
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寄る年波

仕事のあと畑へ行き、昨日の続きを済ませました。
今日は白菜の用地を潰して2列の畝を作って二十数個の種芋を仕込み。

そんな中、少し前から古参利用者の方が菜園を契約解除すると聞いており、
本日になって奥さんを伴って畑に現われ、改めて報告を聞くことになりました。
もともと学校で校長を務めておられた方です。

胃癌を患っておられ手術は内視鏡のみでしたそうですが、
食事制限が厳しく、あれもダメこれもダメと云われて拷問のようだと。

この方は他にも菜園を借りており、そちらの管理は続けるそうです。
夫婦の野菜をまかなう程度で十分であるとして、こちらの用地を解除するとか。
82歳という年齢もあって、面積の縮小は致し方ない判断です。

作業を終えて帰宅しようと、ふと菜園に振り向いた時、
各用地に残る面々は亡き父に近い年齢の男性ばかりでした。
そうして今回のように、病気や体力が原因で後退を余儀なくされています。

とっくに中年の域に入った私ですら若手です。
この菜園は趣味の範囲で、義務や責任は契約に限られますが、
担い手が不足している業界も、こんな思いをしているのでしょうか。

暮れ始める菜園の人影に、いつまでも先輩で居てほしいと願うばかりでした。
  1. 2017/03/23(木) 23:59:00|
  2. 菜園
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あと20個くらい

雨を含んだ土は重たく耕しづらいのですが、
彼岸に済ませておきたいと思っていた作業が残っているため、
仕事の後に30分ほど畑で作業することにしました。

一部の野菜は在圃性の高いものがあります。
生長しすぎて食用に適さない状態を「薹(とう)が立つ」と云い、
薹が立つまでの期間が長く、いつでも収穫できるものが在圃性の高い野菜。

私にとって身近な例を挙げると白菜やヤーコンです。
前者は外葉で保護されており、後者は豊富な水分を蓄えたまま冬の地中。

今回、まさに薹が立ち始めた大根を全て収穫しました。
その跡地を耕し、ジャガイモの種芋を仕込みます。
先日にも同じ作業をしましたが種芋が残っているのです。

───十数個を埋めましたが、まだあります。
品種を分けて仕込んだため、ここでやめると種類が偏ってしまう。
私の見立てでは今回と同じくらいの用地が必要です。

ううむ、夏野菜の用地は大丈夫か?
  1. 2017/03/22(水) 23:59:00|
  2. 菜園
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