第27緑化地区

フリーイラストレーター七片藍のブログ/第27緑化地区

理想の将来

9月も終わりでございます。
雨は多いですが過ごしやすい気温で、苦手な季節が過ぎようとしています。
今日は直近の仕事を終えたので色々と走り回っておりました。

そんな中、市役所の相談窓口で所員を怒鳴り散らす中年男性を見ました。
傍らで書類の手続きをする私は口頭で色々と伝えねばならず、
その声に被さる形で怒声が飛ぶため迷惑この上ない。

こういう人間を初めて見るわけではなく、むしろ慣れてしまいましたし、
それこそアルバムに綴れるほどの人数は見てきたことでしょうが、
過去こうした例には年上も多くありました。

ここで、ふと思うことがあります。
やれ世代が教育が云々という話ではなく、自分自身のことです。

私も「あの頃に怒鳴っていた人」と同じ歳になっています。
何か別世界のようにさえ思っていた、あの年齢に届いている。
あの時に怒鳴っていた人が、今度は自分であるかも知れない。

心掛けていても感情に左右されやすいのが人間です。
強大な意思をもってしても理想と現実は同一のものではない。

怒鳴ると腹が下る訓練とか出来ないかな。
  1. 2016/09/30(金) 23:59:00|
  2. 日常
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休みたい

弟に頼まれて通販でゲームソフトの購入手続きをしました。
今はコンビニで払い込みが出来るので便利です。

明日は今月最後の案件が〆切……明朝まで頑張ろう。
  1. 2016/09/29(木) 23:59:00|
  2. 日常
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センスない

妹の足ツボを指圧している最中、スマホのゲームについて話しました。
私は遊ばないので分かりませんが、怪物同士を掛け合わせるゲームにて、
新しく合成された怪物には名前を付けられるそうなのですが───

「最初はいいけど、だんだん名前を考えるのが億劫になってきてー」
「ふむ」
「緑色だったから緑茶、赤いから紅茶ぁいたたたたたた!」
「ろくな名前がねぇな」

(中略)

「薄い青はブルーハワイ、それから金時、白湯……」
「なんで食い物ばっかりなんだ」
「だって身近なものじゃないとピンと来ないから」

───こいつは自分の兄貴が怪物絵描きだという自覚が足りません。
  1. 2016/09/28(水) 23:59:00|
  2. 日常
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「もう無理」

仕事を終えた後に畑へ行って来ました。
先日の日記に小型耕運機のリコイルスターターを修理したと書きましたが、
やはりゼンマイへの負荷が大きかったようで、再び壊れてしまいました。

リコイルスターターには、50cm程度のロープが巻かれています。
これを引いてプーリーを回転させエンジンを掛けるわけですが、
引かれたロープは内部のゼンマイで巻き取られるという仕組みです。

このゼンマイと"50cm"というのが重要で、
ロープが長すぎると内部のゼンマイでは収容しきれません。
逆に短いとプーリーの回転数が減り、エンジンが掛かりづらくなります。

そしてゼンマイは金属ですから、金属疲労で傷むと折れてしまうのです。
既に一度は折れており、これを直したのが前回までの話。

そうして今回、再びゼンマイが損傷してしまいました。
もともと素人修理で直した程度で期待はしていなかったものの、
結果としてロープの巻き取りは25cmまで減ってしまいました。

回転が減ってしまったのでエンジンが掛けづらくなり、
そこそこ勢い良く引っ張る必要もあるため、さらに壊れやすくなります。
ううむ、リコイルスターターだけ注文するべきか。

古い型ですし、メーカーが部品を扱っているか不安です。
  1. 2016/09/27(火) 23:59:00|
  2. 菜園
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ちょうどよくない

仕事づけでした。
今度の〆切は月末で、できれば明朝までに仕上げたかったのですが、
始めてしまうと意外に時間のかかる作品だったりして、思うように行きません。

現在、作品の中に「実在するもの」を描いています。
ただし精密に描くと差品の雰囲気を損ね、軽く描くと玩具のように見える。
作品そのものの質を、上げもせず下げもしない描き方が求められます。

「ちょうどいい」ものは、ちょうどいい努力では作れないという矛盾……。
  1. 2016/09/26(月) 23:59:00|
  2. 日常
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ほとんど棍棒

菜園に行ったところ地主が来ていました。
十数ヶ所の用地に区画された菜園は、ほぼ全てに利用者が居ますが、
水路から遠い用地は、とくに夏場の水やりが厳しいため避ける人が多いです。

そうした用地でも放っておけば草ぼうぼうになってしまうため、
地主がサツマイモを植え、それによってツルが用地を覆い尽くしました。
日光が遮断されると雑草も生えづらく、天然の防草シートになるわけですね。

この上、サツマイモは肥料を施すとツルばかり伸びる「ツルぼけ」があります。
よって肥料を使わないほうが良いため、放置に向いている野菜です。

「なかなか収穫に来られなかったんで、育ちすぎちゃったよ」

そう云いながら2個を手渡してくれました。
体積が1リットル半くらいの大きく綺麗なサツマイモです。

「すごい!」
「食べるにしても苦労しそうだよ」
「天ぷらとか……あとは芋餡にしちゃうとか」
「なるほど!」

我が家のはどうかな。
  1. 2016/09/25(日) 23:59:00|
  2. 菜園
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勝手に年上

2ヶ月ぶりくらいに友人と会いました。
諸事情で連絡が取りづらかったものの、元気そうで何よりです。
今日は誕生日でもありました。

彼は同年ですが、私が3月生まれのため歳をとるのが5ヶ月ほど早い。
やれ厄年だの、前厄だ後厄だと云われるうちに混乱してしまったのか───

「いやいや違う、1974年、昭和49年」
「えーと……しまった、俺こないだの書類に歳を一つ多く書いてる」

───会社に提出する書類の年齢記入を間違えたらしいです。
もう年齢なんてどうでもいい歳になったということでしょう。

だがボケる歳でもない、しっかりしてくれ。
  1. 2016/09/24(土) 22:43:47|
  2. 日常
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夜も涼しい

雨続きの毎日でしたが、ようやく落ち着いてくれました。
仕事に決着がつくと同時なので妙な気分です。
私が忙しいと雨が降る? 失敬な……仕事は大真面目なのに。

洗濯物も乾くようになったし、また洗い直しです。
私のアパートは交通量が多い道路に面しており、窓を開け放すと騒音が酷い。
そして閉めたままでいると湿度が上がりすぎて部屋干しもままならない。

やはり外の空気で乾かすのが一番。
先日の草むしりで泥がついた衣類が洗えてないんじゃよ。

月末にかけての仕事は残っていますが、明日は畑の様子を見に行こう。
  1. 2016/09/23(金) 23:59:00|
  2. 日常
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明日は〆切

ずっと雨です。
愛知県の水がめは底なしではないでしょうか。
洗濯しても干すことが出来ないので、そろそろ着るものが……。

まぁいいや、どうせ仕事で出掛けられないし。
  1. 2016/09/22(木) 23:59:00|
  2. 日常
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紳士たれ

先週末の日記に書いた用地の借り主が、久しぶりに菜園を訪れました。
やはり畑をやめられるそうで、農具を引き取らないかと持ちかけられ、
草ぼうぼうの用地は我が家が更地に戻す予定です。

早く安心させてあげようと、さっそく草むしりを初めて数十分が経った時、
農具の保管庫を整理していた母が悲鳴を上げました。

「あぁぁ出た! 小さいの!」
「えー?」

体長20cmに満たないジムグリ(蛇)の子供です。
毒性はないと聞いていたので、ゴム手袋を装備して頭のあたりをパッと掴み、
用水路の向こうにある人が歩かない草むらに投げ放しました。

「かぁ~っこいい! 仕返しされるかと思ってたのに」
「そんな子供みたいなことしません私は」
こないだ云ってたじゃないの」

そりゃ云ったけどね。
太っている母に気絶されても運ぶのは私なんです。
  1. 2016/09/21(水) 23:59:00|
  2. 菜園
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「雨が欲しいならくれてやる」

一昨日からの雨は今朝から猛威を振るい始め、あっと云う間の豪雨となりました。
昨夜から本日の16時頃まで仕事を続けていたので、17時頃に就寝してすぐ、
酷い風雨で妹が帰宅できないとのことで迎えに行くことになりました。

しかし駐車場は自宅から300メートルくらい離れています。
傘が全く用をなさない中、傍らを通り過ぎるトラックの音を聞いた直後───

「うぅおおお~!」

───浴槽の半分はあろうかという大量の水しぶき。
雨で迎えに行く人間が見事ずぶ濡れになりました。

ようやく車に辿り着いたものの、変形してしまったのか傘が閉じない。
そうして車内に乗り込むと、私はドアに傘が挟まっていることに気づかず、
急いで勢いよく閉めた際に傘が折れてしまいました。

「……」

会社に到着し、職場が近い彼氏君も乗せて送り届け、
妹を実家で下ろして、やっと任務完了。
異常に疲れました。

私が会社勤めをしていた頃、一度だけ父に車を頼んだことがあります。
たしか足の指を手術したばかりで、2日目はタクシーを使い、
3日目からは包帯に血がにじむも自転車で通勤しました。

しかし、こうして誰かを乗せられることを含めて車は本当に便利です。
軽四で雨の中はトタン屋根のようにパタパタとやかましいですが、
あの独特な「守られている感じ」は、バイクにはない。

風邪を引かなくて良かった……。
  1. 2016/09/20(火) 23:59:00|
  2. 日常
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名脇役

終日の雨です。
降らない降らないと思っていたら今度は雨続き。
仕事だけの一日を送るには丁度いい天気ですが、洗濯物が干せません。

コンビニの店員さんと天気の話をしていたところ畑の話題になり、
「今頃は何が獲れます?」と聞かれました。

「収穫よりは次の野菜かな」
「これからは……」
「白菜とか」
「白菜!」

鍋を想像したのか、良い笑顔をしていました。
  1. 2016/09/19(月) 23:59:00|
  2. 菜園
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はい

朝方から断続的な雨が続き、一日中の路面が乾くことはありませんでした。
私がよく使う表現の「季節が短期間でまとめに入る」というやつです。
この夏に降らなかった雨が帳尻を合わせています。

今日は母と妹と、そしと妹の彼氏君の4人で買い物でした。
昼食は妹の奢りでカレーでございました。

食事中、とある食べ物を母が話題にした時のことでした。

「───それで、固める時に灰を使うのね」
「はい……っていうのは?」
「灰、木を燃やした時の」

「あぁ、灰ですね、はいはい」
「……ぷっ」
「ち、違います! 今のはシャレとかじゃなくって!!」

彼氏君と狼狽ぶりが面白かったです。
  1. 2016/09/18(日) 23:59:00|
  2. 日常
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まだまだ

少し落ち着きましたが、眠ろうと思えば幾らでも眠れそうです。
ただし後半が始まっているので、のんびりは出来ません。
年末にかけて日程を調整しなくては。

菜園を見に行くと、しばらく顔を出していない人の用地が荒れていました。
土いじりが好きな人なのですが、以前から病気で手術を受けるなどしていて、
年齢的にも体力的にも無理があるため、このまま手放すのではと思われます。

仕事の忙しさにかまけていると、一年なんて「あっ」と云う間。
それが何年も続いて畑を持て余すような日が来るのでしょうか。

いやいや、私はまだ中年だぞ。
  1. 2016/09/17(土) 23:59:00|
  2. 菜園
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残り2枚

今月前半の山場が終わりました。
疲れた……せめて一日くらいは休みたい。

まずはお風呂に入ろう。
  1. 2016/09/16(金) 23:59:00|
  2. 日常
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小心者の戦い

仕事だけ!

明日の正午前までに提出できれば少し余裕が出来ます。
そして本日は、あと2時間くらいで徹夜になってしまいました。
夕方あたりで眠るはずだったのに、気が立って眠れないままです。

血圧が高くなるので、こういうのは避けるべきなのですが……。
  1. 2016/09/15(木) 23:59:00|
  2. 日常
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トウモロコシの味に似てると思う

仕事が中心。

一昨日から昨日の午前中にかけて雨が降ってくれたので、
畑では盛大に雑草が……出たのかと思ったら、白菜の芽でした。
条件が良かったのか過去にないほどの発芽率です。

そんな中、近所の種苗店にビート(ビーツ)の種を買いに行きました。
以前に買っておいたものが見当たらないので買い直し。

「あれぇ? 残ってたはずなんだけどな」
「デトロイト~……って名前の種なんですが」
「そう、デトロイト」

私たちが購入するのは、デトロイト・ダークレッドという品種。
ペルー人の知り合いに「故郷で食べたものと似てる!」と好評でした。
しかし品切れだったので注文することに。

このお店は家族操業で、お婆さんが客の応対をしているのですが、
あまり売れ筋ではないのに品切れという状況に、少し疑問の様子でした。

「葉酸が多くて妊婦さんにも食べられているって」
「へえぇ! そうなの?」

母が説明したところ、近くに居た別の女性店員さんも寄ってきて、
食べ方やビート尿についても話すと、興味深そうでした。
種のカタログを囲んで輪が出来たほどです。

三日後に受け取り予定でございます。
  1. 2016/09/14(水) 23:59:00|
  2. 菜園
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塩加減

今日も仕事づけです。

この仕事をしていると、題材によって明らかに注力の差が出ると分かります。
原稿料の多少による「この品質でいいや」という話ではありません。
具体的には、一枚の絵に投入される情報量の密度みたいなものです。

極端な例を挙げれば、昆虫と恐竜を別々に描くという依頼の場合。
一枚の絵とする以上は、それなりに"欲しい密度"みたいなものがあります。
どうしても細かく描かれがちなのは恐竜です。

虫眼鏡を使って昆虫を観察し、微細な模様や体毛で密度を上げても、
ある程度まで描ききってしまうと密度にも限界があると分かります。
実在の生物を題材とする以上、存在しないものは描けないからです。

では、それが怪物である場合はどうか。
誰も本物を見たことがないし、そもそも本物が存在しません。

そして依頼で描く場合、大抵は怪物にも色々な設定があるわけですが、
とくに細かく設けられていない場合、新たに情報を添加することも出来ます。

問題なのは「これ以上の設定は必要ない」とされた、お手本のように描く場合です。

密度を上げる要素を断たれた上で、いかにして情報量を増やすか。
ようするに、退屈なものを面白くするには……という課題。

現在、手がけている仕事が「それ」です。
  1. 2016/09/13(火) 23:59:00|
  2. 創作
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降り溜め

夜になってから時間をかけて雨が降っています。
にわか雨のような降り方は何度かありましたが、今回は違う様子。
しっかり畑の底まで染み渡るような水分を期待できそうです。

今日も仕事づけ。
週末くらいまでは同じような調子です。
日に日に30分程度の仮眠による効果を実感します。

普通に眠るより爽やかな感じがするのはなぜでしょうか。
  1. 2016/09/12(月) 23:59:00|
  2. 日常
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「問答無用」

ほぼ仕事だけをしていたので書くことが少ないですが、
フューチャーカード・バディファイトDDD」にて、
エクストラブースター第3弾【HEAVEN&HELL】で一枚描いております。

■斬首の獄卒ブルジェリア

フレーバーテキスト:
「無法者は斬り捨てる。 偽善者は斬り捨てる。 逃亡者は斬り捨てる」

ものすごく厳しい戦国時代の父親から叱られているような気分です。
  1. 2016/09/11(日) 23:59:00|
  2. TCG系
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訓練

先日と同じ場所にキイロスズメの幼虫が居ました。
よく見ると、少し離れた場所にもう一匹。
またしても母と居合わせていたので、思わず睨む私。

「なによ、もう邪魔しないわよ」

キイロスズメの幼虫には2種類あるようです。
先日のものは枯れ葉の保護色に似た感じで、本日に発見したものは薄い緑色。
こちらは葉っぱの上でも目立ち、むしろ捕食される可能性が高そう。

相変わらず母は事もなげに触るわけですが、枯れ葉色の幼虫は少し様子が変わり、
蠕動(ぜんどう)を繰り返し、脱皮するかのように見えます。
正直、この動きが2番目くらいに苦手です。

そして母が触れた瞬間に、全身を振って抵抗しようとしました。
人間で云うところの"イヤイヤ"ですが、これが一番の苦手です。
彼らにしてみれば必死の抵抗で、私には効果抜群といったところでしょう。

それはともかく先日の決心が揺らいだわけではありません。
静かに人差し指を伸ばし、薄い緑色のほうに撫でてみる。

「……本当だ、お餅みたい」
「でしょ」

再び試そうとは思いませんが、間近に見ても多少は心の準備が出来ます。
いつかは「どうってことない」と思える日が来るでしょうか。

それでも起き抜けの枕元に居たら絶叫するんだろうな。
  1. 2016/09/10(土) 23:59:00|
  2. 生物
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片付けでも暑い

夜風に当たり続けると肌寒いくらいになりました。
昼間もそうなると嬉しいですが、それでは野菜が育ちません。

今日は備品を補完している収納ボックスの整理をしてきました。
畑では農具の他にも色々な道具や小物があり、その多くは自宅に持ち帰れません。
そして片付ける時には疲れ切っていて、とにかく雑然としがちなのです。

そんな中でビニールタイをまとめました。
配線などを結束する際に使う、針金が通ったリボンのことです。
巻かれていたものが解けてしまったので、木材を芯にして巻き直し。

これは支柱を組む時に固定したり、野菜の茎を誘導する時に使えます。
30メートル分もあるので、絡まった部分を元に戻すのも大変。
終わる頃には母がボックスの整理を終えていました。

早く仕事を終えて、せめて一日くらいは畑のために費やしたいです。
  1. 2016/09/09(金) 23:59:00|
  2. 菜園
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中年にも繊細さはある

少年時代を過ぎると昆虫が苦手になる男性は多いと思いますが、
私は子供の感覚が抜け切らないのか、カナブンやらカブトムシやらは平気です。
刺されたり怪我をしたりする可能性がないなら、発見しても驚きません。

そして菜園へ入り浸るようになってからは免疫が向上したらしく、
あれほど嫌いだった幼虫も、小さければ摘まんで除くくらいは出来ました。
ただし、さすがに大きなものは一時的に鳥肌が立つし、できれば避けたい。

そんな本日、とある通り道に沿った柵に大きな幼虫が居ました。
食害している植物と大きさからしてキイロスズメの幼虫で、体長は100mm程度。

「うぅあああ……居た……」
「何よ」
「そこ、でかいやつ」

この日は母の用事で車を出していました。
母は山育ちで苦手な虫などなく、こうした幼虫も指で触れるなど造作もない。

「こんなの平気よぉ、ほら、お餅みたいな感触」
「餅……ねぇ」

私は"同じものを避け続ける"のが嫌いです。
さっさと慣れてしまえば何でもないことで、長いこと思い煩いたくない。
夏休みの宿題を最終日に持ち越していた子供も、そこそこ変わった様子。

これで平気になれるかも知れない……と、私は決心してしまいました。
人差し指を伸ばし、今まさに積年の嫌悪に決別せんとした瞬間───

「ホラッ!」
「おおわぁぁぁぁぁ!!!」

母が急に私の背中を押しました。
この一瞬に、指で虫を押し潰す様を想像して反射的に手を引く私。

「あっはははははは!」
「バカ! バカか! バカじゃないの?!」

口から心臓が飛び出しそうな仰天とは、こんな感覚なのでしょう。
虫は潰さずに済みましたが、親に向かってバカを連発するほど動揺しました。
人の決心を泥足で踏みつけるとは、許すまじ。

母は蛇やカエルが苦手だったな、さて……。
  1. 2016/09/08(木) 23:59:00|
  2. 生物
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醍醐味

先日の、ちらし寿司をいただいたお礼を渡しに行きました。
この人は菜園仲間でもあり、既に70代を越えたお婆さんなのですが、
介護職に従事しているため仕事は深夜に及び、畑に来られていません。

そうこうしていると夏は雑草だらけになってしまいますから、
初夏の頃に黒マルチ(黒いビニールシート)を買っておくよう勧め、
草の隆盛が本格化する前に、私と母が一部の用地を覆っておいたのでした。

覆ったのは用地全体の7割近くで、残りの用地は栽培に使われる予定でした。
しかしやはり畑には来られず、その間にも雑草が繁茂していたわけですが、
範囲は3割にまで抑えることが出来たのです。

最近は少し余裕が出来たそうで、残った3割の除草作業中だとか。
それでも大変なことに変わりはありませんが……。

「本当に助かったわ……あれ全部だったら一人じゃ無理よ」

本当は3割分も手伝いたいところですが、作業の全てを奪うことにもなります。
畑では、それなりに自分で苦労することも楽しみの内の一つです。

私が自由に出られるようになるのは、10月くらいかなぁ。
  1. 2016/09/07(水) 23:59:00|
  2. 菜園
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使えるだろうけど

知り合いのお宅に上がった際、古いヘアマニキュアが出てきました。
ご家族に使う人が居なくなり、捨てるか「いずれ使う日」のために保管するか。

それはそうとして、以前に妹が私の髪を染めてくれましたが、
あれから時間が経って緩やかに白髪へと戻り、元通りになっています。
生え際だけが白く残ることもないので、私のような人間には便利ですね。

さて冒頭のヘアマニキュアですが、2本入りの残り1本らしく未使用。
現在でも市販されている銘柄ではあるものの、説明書は取り出された後で、
製造年月日は見当たらず、いつ頃の物なのか分かりません。

───が、古さを示すものがありました。

「かなり古いと思うよ」
「どうして?」
「さて、なぜでしょう」

私がパッケージの裏面を見せたところ、数秒後に大笑いとなりました。
製造元の住所表記に、郵便番号の下4桁がなかったからです。

7桁が導入されたのは1998年だそうですから……20年近く前の物?
  1. 2016/09/06(火) 23:59:00|
  2. 日常
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春より眠い

午前中で徹夜になってしまったので14時以降は眠っていました。
起きて外へ出ると、少し雨が降っていたようで地面がしっとりしています。
しかし十分な降水量ではなく、この夏にとっては霧吹き一回分というところ。

本日は知り合いから、ちらし寿司、ニジマス、アユをいただき、
そこに冷奴と味噌汁を持ってきて非常に美味しい夕食でした。
これで夜風が涼しければ何も云うことがないくらい。

早く10月になれ~。
  1. 2016/09/05(月) 23:59:00|
  2. 日常
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面から線へ 線から点へ

弟の彼女さんが作ったマフィンをいただきました。
今回はジャムを使うのが前提のようで、薄味ですが美味しかったです。
そういえば最近はキッチンに立つことがないなぁ。

本日は仕事だけで一日を終えてしまいました。
非常に眠いのですが、まだ少しやることが残っています。

ここ数ヶ月、この眠気の中で仕事をすることが奇妙に心地よくなりました。
脳も体も休みたいばかりなのに、いい感じに無駄な力が抜けるというか、
必要なものだけを取り出せる引き出しがある感じです。

───が、あまり良いことではありません。
こうなってしまうと、次の段階は「本当に何もない」からです。

やっぱり眠……いやいや起きなければ。
  1. 2016/09/04(日) 00:00:00|
  2. 日常
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降るのは蝉しぐれだけ

暑気が退きつつあるせいか、周囲で体調不良が続出しています。
今年の地元は台風の"た"の字もないほどに、雨と風そのものから少ないです。
こういう場合、大抵は短期間で一気に秋冬へと変わる大雨が待っています。

忙しくて風邪を引く暇もない。
  1. 2016/09/03(土) 23:59:00|
  2. 日常
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朝食は夜明け前に

仕事が立て込んでいて身動きしづらいです。
同時期に依頼が集中することは多く、消化できる物量も心得ていますが、
そこに先方の事情などが重なると、日程が狂って調整が必要になります。

この仕事をしていると日々が短く、一週間は2・3日、一ヶ月は二週間、
半年は2ヶ月くらいになり、思ったより早く納期が近づく感じです。

日程の管理、先方との相互連絡、実作業、その他諸々。
あらゆることを一人で消化する環境の特徴なのでしょうが、
では誰かに任せたいかというと、それも何となく心配になりそう。

結局、私は自分の仕事を一望できないと不安なのだと思います。
責任を取れる範囲は最少人数にすることも、一人で仕事をする身の保険です。

とは云え、予定より3時間も眠りすぎると焦ります。
  1. 2016/09/02(金) 23:59:00|
  2. 日常
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終わらない宿題はない

九月です。
昨日の過ごしやすさを撤回するような八月風の暑さでした。
九月には八月より5℃くらい低い気温を期待するのは私だけでしょうか。

今日は母が仕事で使っている複合機の調子を見に行きました。
先日からエラーを吐いており、印刷関係が全く機能しなくなっています。

原因は「廃インクを溜めておく場所がいっぱい」とのことですが、
空にすれば良いのかというと、それが出来るようには作られていません。
メーカーに頼んで処置してもらう必要があり、そしてそれが高い。

調べてみると色々な対処法があるようで、その一つを試してみましたが、
一度だけ印刷が可能になったきり、試す前と同じ状態に戻りました。
もう長いこと使っているし、壊すつもりで色々やってみるかな。

……私の生活には課題が多すぎます。
  1. 2016/09/01(木) 23:59:00|
  2. 日常
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プロフィール

七片 藍

Author:七片 藍
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