第27緑化地区

フリーイラストレーター七片藍のブログ/第27緑化地区

魔女の一刺し

ぎっくり腰を三年で二度も経験した私には、起き抜けに日課があります。
起き上がる前に、寝たままフラダンスのような腰つきを行うことです。
就寝時の姿勢で固まった腰の筋肉をほぐす効果がある様子。

入院など、寝たままの姿勢で長期間を過ごすことになった場合、
病状や怪我の予後は別として、腰が弱ると聞いたことがあります。
長く上半身の重さから解放されると、急な体重移動に耐えられないのでしょう。

さて、そんな本日たまたま"日課"を忘れました。
ほっと飛び起きて、その後の一時間ほどは大丈夫でしたが───

「うごぉ……うぅ」

───次第に腰が重くなり、間もなく姿勢が限られました。
経験上、ここで変に姿勢を保ったまま痛みを避けるのは良くありません。

まず普段の自分が最も長時間を過ごしているであろう姿勢に戻すこと。
私の場合は座っていることが多いので、まず座ることが大切。
そこから少しずつ可動範囲を拡げ、しかし決して無理はしないこと。

いくらかマシになり、洗顔に苦労しない程度には回復しました。
日課は最低限の「動き出す準備」になっています。

準備体操の前に準備体操が必要になったか……。
  1. 2016/07/21(木) 23:59:00|
  2. 日常
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

急がば

弟の会社まで並走する必要があったので、付き合ってきました。
私がツーリングを楽しんでいた頃、私や弟、友人に至るまで全員が方向音痴で、
せいぜい2時間ほどで到着できる場所に一晩かけて走ったことがあります。

そうして本日、会社までの道のりを弟の後続として走ったところ、
私が思っていた道路を外れ、いくつかの信号を通過せずに走り続けました。
通るつもりでいた道では、あと二つばかり信号を通ったはずです。

さらに数キロを走ったあと、バックミラーの中に居たはずの弟が姿を消し、
あろうことか私より早く会社に到着していたので驚きました。

「近道か」
「そう、実は早いんだよね」

どう通ってきたのか帰り道で尋ねてみると、感覚的には遠回りに感じるほどで、
思い込みで「近いはず」と認識している道からは大きく離れていました。

「へえぇ、こんなところを通ってんのか」
「『なんか兄貴は遠回りしてんなぁ』と思ってさぁ」
「ムカつく……!」
「へへ」

仕事で地理に明るくなったと聞いてたし、次からは頼りにしよう。
  1. 2016/07/20(水) 23:59:00|
  2. 日常
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

破壊してでも

少し前、母が自転車の鍵を紛失してしまいました。
特殊な馬蹄錠で、ハンドルロックと連動しており前後の自由も利きません。

スペアキーも無かったため仕方なくディスクグラインダーを使い、
馬蹄錠(リングロック)の閂(かんぬき)を切断しました。
パイプ材ではなかったので物凄い火花が出ます。

移動の足が戻って母は喜んでいましたが、その母から九州が梅雨明けしたと聞き、
今年は本当に空梅雨だったのだなぁと思い、これからが心配になりました。
十分な雨を得られないままだったので野菜の成長が遅いのです。

おまけに日照りで土が固く締まるので草むしりにも時間が掛かります。
今年の夏は母の仕事を手伝うことが多かったし、あまり収穫が期待できないかも。

姉さん、野菜セットは冬になりそうです……。
  1. 2016/07/19(火) 23:59:00|
  2. 日常
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

十年選手

重い腰を上げて部屋の掃除を始めてから数十分後のこと、
長らく使っていたハンディクリーナーの吸引力が低下していると気づきました。

紙パックを交換しても変化がなかったので本体側に問題があると判断し、
排気口にあるスポンジをエアフィルターと見て分解することにすると、
わずか五つのネジを緩めただけで、象でもむせそうな埃と共に縦割れします。

フィルターを指で押すと、へこみが残るほどに埃が堆積していました。
中性洗剤で洗い、紫外線で劣化するといけないので天日干しはせず、
キッチンペーパーで脱水して元通りに組み直し───始動。

「俺はブラックホールだぜ」とでも云いたそうな音でした。
十年以上も前に買ったものですが、まだ現役で活躍してくれそうです。
  1. 2016/07/18(月) 22:18:36|
  2. 日常
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

古さの物差し

家族の自転車を修理したり、友人に会いに行ったりと色々でした。
疲れて帰り、眠って起きると頭の中で「飛んでスクランブール」が流れます。
つぼイノリオさんの作曲です。

起き抜けに何らかの歌や曲が勝手に流れ出すことは(たまに)ありますが、
「飛んでスクランブール」はアナログレコードの"針飛び"を模しています。
収録内容の一部分が延々と繰り返して演奏される現象を利用した曲です。

数字で例えるなら、1-2-3-4-5-6-7-8……と順序よく並んでいるものが、
針飛びによって「1-2-3-4-5-6(針飛び)4-5-6(針飛び)4-5-6 ...」と、
同じ演奏帯で繰り返されるため、実際に聴いていると非常に困るのです。

それはさて置き、こうした針飛びやレコード独特のプチプチというノイズは、
現代でも"古さ"を演出する上で使われたりすることがあります。
レコードが現役だった頃の世代には懐かしい特徴です。

では、レコードを見ても何に使うのか分からないほどの未来では、
どのような音質が「古さを感じる要素」になるのでしょうか。
曲の作り方や楽器の音色を除いた場合の話です。

写真であれば、モノクロ、セピア、カラー化の直後あたりが古さを演出しますが、
そうした変遷が知識や経験にない場合の、"古さの演出"に興味が湧きました。
時代を計れそうな服装や建築や技術などを除いても、さらに何かあるものなのか。

昭和の記録映像などに見入ることが多くなりました。
  1. 2016/07/17(日) 23:59:00|
  2. 創作
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

完成

昨日の鍵直しの仕上げを行いました。

引き違い戸は2枚の戸が行き交うため、中央の重なったところで施錠しますが、
錠自体を取り付けるのが1枚目の戸として、2枚目の戸には"受け"が必要です。
ベランダなどでサッシの内鍵を見ると分かりやすいと思います。

今回の加工そのものは簡単でしたが、ヤスリをかける工程が結構な作業で、
スチールを研磨できる硬度のリュータービットが欲しいなと思いました。
あと、ゆるみ止めにロックタイトも欲しい。

思えば会社勤めをしていた頃は、こうした道具や備品が豊富でした。
会社に材料を持ち込んで加工しても許されていた頃が懐かしいです。

選んで去った工業界なのに、この気持ちは未練というやつなのかな。
  1. 2016/07/16(土) 23:59:00|
  2. 日常
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

現役45年

昨日の鍵直しの続きを行いました。
母を留守番にして引き違い錠そのものを取り外し、昨日の金物屋さんへ。

結局、建てつけによる位置ずれは関係がありませんでした。
当初の予想どおり部品の一部が磨耗していたのです。
ただ、修理に出して使えるものならば直して欲しい。

鍵はトーヨーサッシ製(現在のトステム)。

「これは……無理ですねぇ、部品すら存在しないみたいです」
「やっぱり、そうですか」
「この資料に、71……1971年製造と書いてあります」

「71年?!」
「鍵は20年くらい保てば良いほうなので、かなり頑丈だったんですね」
「十分に働いてくれてたわけですか」

なんと、私よりも年上でした。

しかし直す方向も潰されてしまったのでは、あとは買うしかない。
鍵そのものは購入すれば数千円ほどと痛い出費ですが、
捨て値の品を入手したので、あとは取り付けるだけとなりました。

───が、いかんせんサッシの形状に合いません。
そこで新たに自前で加工した金具を土台とすることにしました。
ついては厚さ2.5mmくらいのスチール板に幾つかの穴を明ける必要があります。

キーシリンダーの直径と同じ18mmの穴が一つ、4mmネジ用の穴が八つ。
さて、この前者で大変な苦労をさせられることになります。
所持しているドリルの最大直径は10mmがせいぜい。

ホームセンターの加工部を訪ねてみると、係員さんが早退してしまったとか。

「もし、お客様ご自身で作業されるのであれば……」
「工業卒なのでボール盤くらいなら使えますが」
「あ、出来ますか? ではどうぞ」

案内された先にボール盤はあったものの、18mmの鉄工用ドリルがない。
どうしようもないので別のホームセンターに電話で確認してみたところ、
やはり鉄工ドリルはなく、商品を買って使うならどうぞ───という姿勢。

一回しか用がないのに新品のドリル刃なんて買いたくない。
諦めて帰宅し、スペードビットと呼ばれる刃で少しずつ削ることに。

あれこれやっていたら、いつの間にか眠る時間を六時間も過ぎていました。
苦労の甲斐あって鍵は取り付けることができ、母は大喜びです。
施錠に十数分もかかる時があったのですから。

私って器用貧乏なんだな……知ってたけど。
  1. 2016/07/15(金) 23:53:34|
  2. 日常
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

プロの助言

昨日は日中に雨が降りましたが、夜にも一時的な大雨となり、
明けて本日は快晴となったものの、また少し雨が降ったようです。
どれだけ降らせたら良いのか分からないかのような空模様。

実家の仕事場の鍵が不調なので、取替えのため鍵探しに走りました。
サッシに取り付ける、いわゆる引き違い錠です。
古い型なのでホームセンターが当てにならない。

最後に辿り着いたのは、地元で昔から鍵屋を営んでいるお店でした。
いつから置いてあるのか知れない古い鍵が、所狭しと積まれています。

事情を説明すると、まずは取替えより調節を勧められました。

「古い家屋だと、建てつけが悪くなって鍵の位置もずれるんです。
 そうすると鍵そのものが正常でも上手く機能しなくなるので、
 少し調べてみて、位置を調節すると直ったりしますよ」

即商売に繋がる会話ではなく、直すことを優先する姿勢。

「分かりました、やってみます。 すみません、買いもしないのに」
「いえいえ」

挑戦してみます。
  1. 2016/07/14(木) 23:59:00|
  2. 日常
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

濡れて帰ろう

母が自転車で仕事場から帰るまでにお金を落としたと気づいたそうで、
持ち去りの可能性を下げるため、帰り道をどう通ったのか詳しく聞くも、
本人が冷静ではないため要領を得ず、そうこうしている内に雨が降り始めました。

仕事場に落としたことも考えられるため連絡するよう促しましたが、
現金紛失は誰かを疑うことになるからと、それを嫌って電話もしません。

何度目かの質問で、ようやく帰り道の行程を聞き出せた私は、
すでに土砂降りとなった中を自転車で探し回りました。
しかし、ずぶ濡れになるも現金は見つからず。

「そんな顔をしないでよ、大きなお金ではなかったから……」
「はぁ……」

バケツに浸した雑巾のような格好で帰宅してお風呂に入り、
数分後に母から現金が見つかったとの報せがありました。

「バッグの内側にポケットがあって、そこに入れといたの忘れてた!」
「うるさいわ!」

こんなことが半年に一回くらいあります。

「はー良かった、でも雨でサッパリしたわ」
「うん、ちょっと気分が良かった」

夏の雨だったから許してしまう自分は可愛い奴だと思います。
  1. 2016/07/13(水) 23:59:00|
  2. 日常
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

遠回り

仕事にて、実在の動物をもとにした怪物を描いています。
この仕事も十年が経ち、描いてきた怪物の数は百を越えましたが、
いまだに動物を綺麗に描き上げるのは難しく、学習と修正の連続です。

それでも長いこと描いていれば形が整ってきます。
見ないようで見ているし、憶えていないようでいて憶えている。

昔の作品を見ると「なぜ気づかなかったのか」という点ばかり気になりますが、
失敗を踏み台にして学べた点は、きちんと描けていて現在に役立っています。
存在しない生物であっても素材となる部品が物語るのです。

怪物を描き続けることで動物を描く技術が上達するのも変な話ですね。
  1. 2016/07/12(火) 23:59:00|
  2. 創作
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
前のページ 次のページ

プロフィール

七片 藍

Author:七片 藍
フリーイラストレーター

当ブログについて
:本家[ether]
:mixi[499935]

カレンダー

06 | 2016/07 | 08
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 - - - - - -

カテゴリ

絵:執筆情報 (63)
ソーシャルゲーム系 (28)
TCG系 (14)
書籍系 (17)
絵:個人作品 (14)
トップ等 (10)
聖域 (1)
悪魔 (1)
神威 (1)
ほか (1)
日常 (3334)
創作 (85)
DIY (94)
菜園 (580)
疑問 (3)
ゲーム (27)
スポーツ (2)
探しもの (6)
生物 (49)
未分類 (2)
修理 (8)

検索フォーム

最新コメント

月別アーカイブ

QRコード

QR