第27緑化地区

フリーイラストレーター七片藍のブログ/第27緑化地区

臭いは旨い

夜からの仕事を正午頃まで続け、ようやく区切りをつけたところで畑へ行き、
少々の作業で脳の"こり"を解してから眠りに就く……というのが私の日常。

室温が30℃に迫る本日、ほったらかしだったニンニクの収穫をしました。
色々と説がある中で私が知っているのは、ニンニクには有機肥料が効果的で、
肥料不足や化成肥料だけで育てると、香りや味が弱くなるというものです。

それを多少なりと気にしておいた上で育てた今回のニンニクは、
香りについては「まぁまぁかな」と思える代物でした(まだ食べてない)。

ネットで仕入れた知識を含め、先輩の豊富な知識という下地もあって、
野菜を育てる作業はパズルを楽しむようなところがあります。
手をつける前が暗中模索というわけでもないからです。

うぅむ……毎日が楽しいけど作業だらけだな。
どうして私には「休みは休む」という感覚がないんだろう。

欲張りなのか。
  1. 2016/05/21(土) 23:59:00|
  2. 菜園
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行き先の選定

仕事が一段落したところで気分転換に畑へ行きました。
そろそろ玉ねぎを収穫しないといけないので、すべて済ませてしまうことに。

野菜を育てる上で"在圃性(ざいほせい)"という言葉を聞きます。
食べごろに収穫しないと薹(とう)が立って不味くなるわけですが、
品種によっては薹が立つまでの期間が長いものもあるのです。

つまり"とれたて"で収穫できる期間が長いということですから、
急いで収穫し冷蔵庫で保管する必要もなく、いつでも収穫が可能です。
これを指して在圃性が高い/低いなどと表現するのだとか。

例を挙げれば、トマトのように熟れてから腐るまでの時間が短い野菜と、
大根や白菜などのように、ある程度は収穫を後回しにできる野菜があり、
前者に対して後者は「在圃性が高い」と云うことが出来そうです。

暖かい時期は収穫が遅れるとダメになってしまう野菜が多いので、
お裾分けで消化することも増え、本日の玉ねぎもそうなることでしょう。

300個はあるなぁ。
  1. 2016/05/20(金) 23:59:00|
  2. 菜園
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お裾分け用

知り合いのお婆さんが実家の母に花を持ってきてくれました。
その際、畑の山芋についての話題になっています。

「あたしが若い時にはね、山へ掘りに行ったもんだよ」
「うん、今でも掘ったやつを貰ったりする」
「ザクザク掘ってねぇ」

「うちは今回から山芋用の畝を作ってパイプも沈めたんだよ」
「そうそう、パイプな、横向きにな」
「だけど花畑の下にも6本くらいあって……」

「全部食っちまえばいいじゃないか」
「畝で作ってるの12ヶ所、そこに花畑のやつ───そんなに食えないよ」
「もうあれだ、売っちまえ、ヘッヘッへ」

畑を始めてからというもの、お年寄りと話題を共有できて楽しいです。
反面、私が独身であるせいか同世代とは話す機会がありません。
そうでなくとも私一人の職場なのに。

今年の山芋はどうするかな、ムカゴも美味しゅうございますが。
  1. 2016/05/19(木) 23:59:00|
  2. 菜園
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そっちじゃない

知り合いのお店にて、母が亀の置物を買いました。
ここでは2頭の人懐っこくて可愛い和犬が飼われており、
お店の敷地から出ないようにしてあるものの、たまに脱走するとか。

「俺ぁ、その置物の目が苦手でよう」
「どうしてよ、可愛いじゃない」

その亀の置物はデフォルメされており、キョロっとした目をしています。
大人が両手で抱えるほどの大きさなので、人によって不気味かも知れません。
私は、少し首を傾げているところが可愛いと思うのですが。

「んじゃあ、まいどあり」
「おいでおいで、うちに行こうか」
「何っ?!」

置物を車の後部座席に積もうとしたところで、店主が慌てました。

「どうしたのよ」
「なんだ……うちの犬が逃げたのかと思ったじゃねぇか」
「違う違う、この亀よ」

ぶっきらぼうな店主の顔色が変わる様子は、見ていて面白かったです。
  1. 2016/05/18(水) 23:59:00|
  2. 日常
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「はっ?!」

仕事で思いのほか集中して、数時間が経っているとビックリします。
チャイムがない環境では同僚が声を掛けたりするなどもありますが、
その同僚も居ないとなると、休憩や昼食といった仕切りもなくなります。

よって、体力や気力が続けば目的を達成するまで時計を見ない。
本日においては、10時くらいだと思っていたら13時半でした。
ただ、やるべきことは消化できたので悪いことではありません。

もう時報でも用意しようかな。
一時間ごとに「**時です」とか報せてくれるやつ。

うるさいかな?
  1. 2016/05/17(火) 23:59:00|
  2. 日常
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居残りは大所帯

実家にて、ヤツ(黒い弾丸)の話になりました。
家賃を払わない同居者は梅雨時になると活動的です。

「たまたま日記ブログを読んだ時に書いてあって───」
「そんなの書いたっけ」
「『もう絶対お兄ちゃんのアパートのトイレには入らない』って思った」

妹は、すくみ上がって声が出なくなるくらいには過剰反応します。
日記は「トイレに入ったら頭上から落下してきた」という内容だったとか。

・父……「何とかしろ」
・母……「素手でも平気よ」
・私……「独り暮らしで慣れちまった」
・弟……「あれも嫌いだけど蛾も嫌い」
・妹……「この世から消えてなくなればいいのに!」

このように、5人家族でもそれぞれ異なります。

私はというと、アパートの住人が(悪い意味で順調に)減少しており、
生活の匂いを求めて集中する可能性が向上し、全く嬉しくありません。

お前ら裏山に引っ越してくれよ頼むから……。
  1. 2016/05/16(月) 23:59:00|
  2. 日常
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手当たり次第OK

仕事明けの午前中、古い知り合いがお子さんを連れて畑へ来ました。
私の母が苺狩りを約束していたためです。

我が家の苺は、昨年も移転前の畑で育ててはいたのですが、
持て余すほどに子株ばかりが増え、殆ど結実せずに旬を過ぎました。
その子株がもったいないからと、母が空いた土地に植えていたのです。

その当時は移転前だったため用地に余裕があったものの、
実際には、移転後に他の作物を植えるための用地を圧迫していました。

しかし引き抜くには忍びなく、この時期には毎日のように収穫できます。
せっかくの機会なので知り合いに苺狩りの約束をしたわけですね。
(ただし、その場では食べず持ち帰っていただきます)

「いちごだー!」

とくに幼稚園児くらいの長男が大感激しておりました。
「こっちにもある、あっちにもある」と、さながら宝探しの様子でした。

「男の子にとっては獲物みたいなもんかね?」
「そうかも」

おもに形が良く熟れたものを持ち帰ってもらいました。
楽しめたようで何よりです。

ところで我が家の苺大福は、いつになったら作ってくれるんじゃよ。
  1. 2016/05/15(日) 23:59:00|
  2. 菜園
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百になる一

少し畑を見回りに行ったら、今年度から用地を借りているご夫妻に会いました。
以前から畑を続けているそうで、この菜園は2ヶ所目とのこと。
初日から作業展開が早く、そして綺麗に管理しています。

先月ご主人と話した際は、余ったキュウリの苗をいただきました。
その苗も大きくなったので挨拶がてら報告することに。

「おはようございます、こないだのキュウリは元気ですよ」
「本当? 今度はナスの苗が余っちゃったけど要るかな?」
「余るって、毎回そんなに買われてるんですか?」
「いやぁ、実はね───」

ご自宅に小さなビニールハウスを設けているそうで、
そこで種から苗を育て、余ると知り合いに譲っていたのだとか。
野菜ごとに異なりますが、一期の苗に使う総額は軽視できません。

「よろしいんですか?」
「いいよ余ってるから、今から取りに帰って……時間ある?」

当初の話ではナスの苗だったはずが、戻ってきたご主人は両手で抱えています。

「これがスイカでしょ、こっちがメロン───」
「メロンんん?!」
「それから約束のナスね」
「え、あの」
「これはキュウリだけど、誰かに上げてよ」

スイカ2本、メロン2本、キュウリ2本、ナス3本。
とくにナスは収穫までの期間が短縮されそうなくらい育っていました。
そしてキュウリ以外は、まだ植えていないものばかりです。

「ちゃんと育てますので!」
「はっはっは、じゃあね~」

費用が浮いたので、その分は肥料に使おうかな。
  1. 2016/05/14(土) 23:59:00|
  2. 菜園
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まだまだ若い

早朝に畑へ行くと先客が一人、次いで一人と現われました。
こちらは学校の校長先生をしてらした方で、畑は2ヶ所を管理しています。

「早いねぇ」
「先生、おはようございます」

定年後は古文書解読の講義をしていたそうですが、最近になって辞めたとか。

「細かい字を読むのが大変で、とんと億劫になっちゃったよ」
「あぁ……」

先日は散歩中に学生の自転車から追突され足首を骨折。
持病の高血圧も重なり、医師からは畑の作業を一時中断せよとの達しでした。
それが解ける頃には、続けてきた講義の仕事を断念することになっています。

「でもね、気が楽になった」
「この畑みたいに、納期だ納品だって、責任がないから───とか?」
「そうそう、本当にそう、私は67まで給料仕事してたけどね」
「67か……」

菜園の面々は過半数が男性で、それも定年後の方が殆どです。

私は、父を亡くしてから心のどこかに師を求めていると思います。
人生の師の一人を失い、この上いつかはもう一人を見送らねばなりません。
第一子の長男という位置づけに、途方もなく嫌気が差すこともありますが───

「さて、こっちに手をつけるか……」
「それじゃあ、僕は仕事に戻ります」
「はい、おつかれさん」

───師に近い年齢からの労いは、しっかりしなければと思わせます。
  1. 2016/05/13(金) 23:59:00|
  2. 日常
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趣味の世界

今日は朝から様々なことがあったので疲れました。
そんな中、家族の用事で知り合いのお宅を訪れています。
趣味で骨董品や古道具を集めている70歳代のお爺さんです。

高価なものは少なく、古い柱時計や置物、朽ちかけた木材、農具の一部……。
普通の人が一見して「何に使うの?」とか「これは何?」と尋ねてから、
数分で興味を失って手持ち無沙汰に陥るようなものばかりです。

しかし母は以前から「あんたに会わせたかった」と云っています。
なるほど、なぜそう思うのかが分かりました。
この人が集めているものが殆ど実用品だからです。

「あんた、これ何だか分かる?」
「多分シャボネットみたいなやつ」
「今はシャボネットって云うの?」

形は似ていますが、容量は2Lくらい入りそうな鉄製です。
吊り下げ式で、下部のピンを押し上げると内部から液体が出てきます。
サイロ(家畜飼料の収蔵器)が小型になった感じです。

「昔は、よく便所にあったんだ」
「昔はそうでしたよね」

お爺さんが説明し、母が懐かしんでいました。
シャボネットそのものは、私が小学生の時から学校にもあったものですが、
腐食の可能性を考えるとすると、充填するのは石鹸水ではなく普通の水?

このように、用途を見越した会話が出来るので紹介したかったのでしょう。
現在の生活で使うかどうかは関係なく、私が興味を持つと知っているのが理由。

時々顔を出すと面白そうな場所が増えました。
  1. 2016/05/12(木) 23:59:00|
  2. 日常
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