年が明けて早くも一ヶ月です。
昨日の作業で感触を確かめたので、今日は15時頃から竹アーチ作成の続き。
形を整えてバーナーで炙って……という一連の工程は全ての竹材に必要ですが、
一本ずつ完成まで作っていると能率が良くないので、まずは成形から。
フックカッターを使って削ること12本。
そうこうしているとアーチ作成に助言をくださった方が訪れました。
高齢男性の古参利用者で70歳くらいでしょうか。
昨日の作業で作ったものを見てもらいます。
「やってみました」
「おぉ、いいのが出来たねぇ」
「ちょっと焦げましたけど」
ドラム缶の円周を利用して"弧"を作ったと告げたところ、
想像していた以上の出来だったらしく、とても嬉しそうでした。
そこに───
「でもそれ、ちょっと短くないか?」
───もう一人の高齢利用者の方が声をかけて来ました。
そうです、今回は素材の竹が短くて小さなアーチしか作れていません。
長さ1メートルちょっとという具合で、確保できる空間が小さいのです。
素材の竹は、二人の知り合いから調達しています。
一人目からは今回の素材である長さ1メートル・直径12cmくらいで2本。
二人目からは2メートル強/直径6cmを3本。
加工の手順や慣れを考えて初回は前者を選んでいますが、
課題は縦割りの際に真っ直ぐ割れず、"ねじれ"が入ることです。
真っ二つは良いとして、たとえば一本の竹から6本の材料を取る時、
60度ずつ縦割りしていく過程でバネのように強い力がかかり、
刃物が取られて正確に中心を通らず、断面が平行四辺形になったりします。
これに対処した竹割り器という便利なものがあるわけですが……。
作業の最初に必要なだけですし、何より買うと高い。
そこをどう工夫して完成に漕ぎつけるか。
そんなこんなで日が暮れました。
- 2016/01/31(日) 21:38:25|
- 菜園
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
夕方頃に畑へ行き、竹のアーチ作成を試してみました。
今回なぜ自作に踏み切ったかと云うと、市販のアーチが脆いためです。
高いものは丈夫なのでしょうが、薄い鉄板を丸めてパイプ状としたものは、
ビニールシートが強風に煽られると容易く曲がってしまいますし、
それを元通りに成形しようとすれば───ポキッと折れる。
つまり風にも耐えうるアーチには、適度に"しなる"素材が望ましいわけですね。
知り合いから入手した直径12cmくらいの竹を10分割くらいで縦割りに。
ちょうど竹刀に使われそうな感じになります。
鉈は入手できないままでしたが、工具箱の中に良いものを見つけました。
紐やバンドを切るために使う、オルファのフックカッターです。
意外と刃が分厚く、ささくれを取る成形に大活躍してくれました。
節の部分を薄くして厚みを減らし、片方の端を貯水用のドラム缶に固定し、
バーナーで炙りつつ、ドラム缶の円周を利用してを弓なりに反らせていくと、
いい感じに畝の幅くらいでR(工業用語)がつき、両端を削って尖らせて成形完了。
あとは防腐処理をして、塗装でもすれば十分かな。
実家へ持ち帰って母に見せてみたところ、喜んでいました。
ただし何十本も作るとなると時間が掛かります。
まぁ杭の作成と同じく気長にやって行こう。
- 2016/01/30(土) 21:00:58|
- 菜園
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
終日の雨です。
昨日は予報を受けて畑のビニールトンネルを外しておいたので、
このまま放っておけば畝の底まで潤うはず……それにしてもよく降りました。
さて、この二日は予定通りに用事を消化したので次の仕事になりますが、
竹のアーチを自作する準備が整ったので、また少しずつ畑で作業です。
自作の杭は完成したし、春からの作物に向けて役者が揃いつつあります。
あと欲しいのは……鉈かな。
- 2016/01/29(金) 23:59:59|
- 菜園
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
年末に受けた健診結果を聞きに行ったところ、色々と(肥満方面で)指摘を受け、
昨年の秋から仕事浸けで運動不足になった反動が出ていると分かりました。
おもに明け方、小腹を満たすために食べたものが原因と見ています。
私は顔から太る体質らしく体型に反映されづらいのも原因で、
むしろボテッと太ってしまったほうが危機感も煽られそうなものですが、
そこは体重計が警告し続けていることもあって、弁解の余地はありません。
よって今後は食事の内容、食事の時間、日頃の運動量に気をつけるべく、
夜明け近くの食事を控えて、畑に繰り出す時間を増やそうと思っています。
運動しながら絵を描くことは出来ないので、現状ではこの手段しかない。
問題は畑での作業後にお腹が空くことですが、作業中に補給するほうがいいのかな。
- 2016/01/28(木) 20:17:03|
- 日常
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
直近の仕事が完了でき、一気に緊張が解けました。
昨日の日記に書いたとおり夜明けには抵抗しがたい眠気に襲われ、
行き詰ったところで一時間だけ仮眠をとり、なんとか仕上げています。
こういう「少しだけ眠る」という方法は、ほとんど使わずにいました。
疲れ切ってから休むほうが進行を把握しやすいから……という理由からですが、
集中力が数分しか保てない状態を繰り返すより、仮眠したほうが良いです。
ただし、そのまま眠り続けてしまう可能性もあります。
よって今回の私は布団を丸めて背もたれとし、目覚ましをかけて眠りました。
思ったとおり目覚ましが鳴り始めて数十秒は眠気が勝り、起きられません。
結局は目覚ましが止まった瞬間に「いかん!」と飛び起き、
10分ほど寝ぼけてからは集中力が増し、一気に仕事を仕上げられました。
最後の最後には危機感が全てを掌握するわけですね。
ともあれ少しずつ仕事量が調整できているので、明日は少し休みたいです。
- 2016/01/27(水) 23:55:06|
- 日常
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
最近は夜明けの一時間くらい前から強烈な眠気に襲われます。
寒空の下を散歩することで目が覚めると分かったので、明日まで頑張る。
これが完了すれば二日くらいは休めるはず。
その二日間にやりたいことが沢山あります。
まず畑で竹のアーチを作りたいし、ホームセンターで次の作物を検討したいし、
ずっと先延ばしにしてきた耕運機の解体もしたいし、用地の整理もしたい。
全部は無理なので、とりあえずは竹のアーチかな。
ひとまず鉈の入手は諦めて、アーチ状に変形させるためのバーナーが必要。
するとホームセンターへ行かねばならないので、ついでに種を見てこよう。
よし、仕事を終わらせるぞ。
- 2016/01/26(火) 22:54:10|
- 日常
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
昨夜は店先の路上に融雪剤を撒くところもあるほどの予報となり、
実際に深夜は雪が降ったものの積もることなく夜明けを迎えました。
今夜も少し風に混ざっただけで終了───もう雪とは云えません。
今日はずっと仕事だけをして過ごしたので書くこともなし。
仕事作品の公開分も増えてきたので、近々更新したいと思っております。
ひとまず次の〆切まで、あと二日……。
- 2016/01/25(月) 21:46:54|
- 日常
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
現在の我が家は契約時の2倍にあたる用地を菜園として利用していますが、
その半分は、古参利用者の方が病気のため菜園を続けられなくなり、
三月末まで我が家が用地そのものと全備品の管理を委任されています。
先週末、その古参利用者の方が病院で亡くなられたと聞き、
初七日は不在だったため本日あらためて伺い手を合わせました。
入退院を繰り返し始めて以来の対面が「畑の先生」の遺影となっています。
知識が豊富で、そして夏場の菜園へ来られない人に代わって水遣りをしたり、
我が家もお世話になっていたため、片付けに協力したのが昨年の春。
助言を仰ぎたいという期待も叶わなくなりました。
ご婦人は実感がなく、それでいてご主人が我が家と親しかった関係から、
ほぼ畑に立ち入ることのないまま過ごして来た過去を振り返るにあたり、
どう向き合ってよいか分からずといった心持であるようです。
しかし、我が家としてはご主人が亡くなろうと気持ちは変わらず、
まして耕運機を引き継いだことで何度となく救われていもいます。
今後も折を見て収穫を届けることを約束して帰りました。
四月以降、引き継いだ用地の半分以上は我が家が管理することになりました。
持ち主を失った耕運機や備品も、そのまま我が家で生き続けます。
この皮肉な世代交代に、ますます畑がやめられなくなりそうです。
- 2016/01/24(日) 23:58:50|
- 菜園
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
昼間に少し雪がチラついたものの、本格的に降ることなく終わりました。
改めて、暑さ寒さの段階というものが雨のたびに繰り上がっていくのだと、
畑のバケツに張っていた氷が分厚くなったのを見て分かります。
仕事の日程を再確認した結果、2日ほど〆切が早いつもりでいたため、
なんとか買い物に行く時間くらいは作れたので少し外出してきました。
ふと出先でガラスに映った自分を見て、頭が白くなったなぁと感じます。
実際、母と居ると"若作りな亭主"あたりに誤解されることが増えました。
私は二十歳の時にも「既婚で子持ちだと思った」と云われたことがあり、
理由は「変に落ち着いていて父親っぽいから」だとか(変に?)。
母が平均的な還暦女性の年齢に見えるなら、問題は私にあることになります。
先日のガソリンスタンドではレディースデイだったのですが───
「奥様が同乗してらっしゃいますので、これどうぞ」
「え、あ、どうも……」
───女性ドライバー向けのトイレットペーパーをいただく始末です。
返すこともできましたが、誤解は誤解として納得行きません。
これはアレか? どうかすると60代の女性に迫られたりするのか?
そりゃ私が60代なら自慢になるかも知れんけど……。
- 2016/01/23(土) 23:59:59|
- 日常
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
友人が風邪を引いたらしく明日の土曜出勤を呪っていました。
彼に渡す白菜は我が家で消費され、新たに収穫しに行っております。
白菜を収穫する際、最も外側にある変色した葉は剥いて破棄するわけですが、
今回の大収穫で相当な量となり、ポリバケツ2つ分くらいになりました。
もう少し分解が進んだら土に埋めて肥料にする予定です。
この暖冬で白菜の出来が良かったものの、次もそうとは限りません。
毎年なんだかんだと云って苗や種を仕込む時期が遅れる作物があり、
今回の白菜も暖冬に救われていたので、実は反省すべき点です。
やりたいことが沢山ありすぎて困ります。
廃棄の堆肥化、アーチの自作、新たな作物の模索、農具の手入れ。
私みたいな人間は、神が「のんびり」という言葉を取り上げた種類でしょうか。
- 2016/01/22(金) 23:59:59|
- 菜園
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
次のページ