第27緑化地区

フリーイラストレーター七片藍のブログ/第27緑化地区

雨後の訪問者

昨夜は玄関ドアを開けて十秒にも満たない間に蚊が侵入し、
足の指を執拗に狙われ、しばらくイライラさせられました。
うかつな換気は後悔することになりそうです。

そして今夜は雨……"ヤツ"が現れなければいいのですが。
  1. 2015/06/30(火) 23:59:59|
  2. 日常
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脳温度

仕事が忙しくなると畑に居る時間は数十分から一時間程度ですが、
作業というより気分転換に近く、煮立った脳を冷ましに行くようなものです。
やや強めの風が吹いている時に行くと「脳が冷えた!」という感じがします。

この時期は気温の高さが集中力に影響を与える(と思う)ので、
室温が適正である以上、あとは気分的な温度の問題です。
でも眠い時は何をしても眠い。

……全裸になったつもりで仕事をすればいいのか?
いや、そんなことをするなら本当に全裸になればいいし。

アイスでも食べよう。
  1. 2015/06/29(月) 23:59:59|
  2. 日常
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自然治癒

この夏に育てているスイカは結実して数日でカラスに突付かれました。
中身が赤くもならない直径10センチの状態に500円玉くらいの穴。
私の母は「大きさ不問、質より量」のスイカ大好物なので───

「こんな小さいのまで食べるなんて……」

───期待が大きいだけに被害が出ると非常に残念そう。
諦め切れなかった母は処分せず、このまま生長させると云い出しました。

「もうダメだよ、それより次のやつを……」
「でも、ひょっとしたら復活するかも知れないじゃない」
「空気に触れた部分は外皮化するとか?」

折りしも他の敷地では直径15センチの中身を空っぽにされ(06/11)、
今回の"重症スイカ"を育て続ける件は、菜園の面々も知るところです。

「こりゃあダメだろう」との評されること半月、
傷んで朽ちるかと思われたスイカは、予想に反して生長を続けました。
痛々しい傷跡が白っぽく変色し、種と思しき小さな黒点まで現したまま。

そうこうしていると収穫できそうな大きさにまで。

「いけそうね」
「傷跡のまわりは固まって生長が止まってるみたい」

持ち帰って包丁を入れてみると、こんな風になっていました。

20150628.jpg

「やっぱり無事だわ!」
「うっすら断面が外皮みたいになってる」

穴の深さと同じだけ分厚くなって外皮になった感じ。
正常な果肉部分を食べてみたところ……お味は問題ありません。

スイカは傷に弱いつもりでいたので、思いもよらぬ結果でした。
  1. 2015/06/28(日) 23:59:59|
  2. 菜園
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音を聞いてみたい

幾つかの作物を収穫しました。
育つに任せてキャベツを放置したら昨日の雨で生長が加速し、
一昨日まで綺麗で大きな形を保っていたのに、真ん中から割れています。

これは裂球というそうです。
キャベツの外側と内側で生長度が異なったためだとか。
内側の生長度が外側の耐久度を越えたため、バツンと破れるわけですね。

傷んだわけではないものの、お裾分けするには格好悪い。
これらは半玉として利用しましょうか。

ほかに大量のインゲン、小松菜、キュウリ、茄子、ジャガイモを少々。
キャベツが4個分くらいあるし、ちょっと献立が偏りそうです。
破れているのでロールキャベツには向かない……何に使おう。

7月と9月にも作れるし、次こそは失敗しないぞ。
  1. 2015/06/27(土) 23:59:59|
  2. 日常
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レンズの向こう

知り合いがテレビ中継に映ると聞き、目を皿のようにして見つめました。
中継ゆえか微妙に画質が悪く、アップにもならず「どこ?」と探してばかり。

高校時代、電車通学だった私が改札を通って顔を上げるとカメラがあり、
足早に去る姿を地元の同級生がニュースで観ていたことがありましたが、
私自身が観ることはなかったものの、はっきり私であると分かったとか。

映りたいとは思いませんが、仕事作品がCMに使われたりはするので、
今後もそうした形で観ることがあるのだろうかと考えたりします。

でも自分の作品って、数週間くらい経ったら観たくないなぁ。
  1. 2015/06/26(金) 23:59:59|
  2. 日常
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野生と知恵の戦い

トウモロコシの摘果を済ませました。
一番上の雌穂一本を残し、ほかは取り除いて養分を集中させるわけですが、
現在の品種は除かなくとも問題ないという話もあり、どちらか分かりません。

時期をずらした第二弾も植えたので、摘果しないものはそちらで試すとして、
一本の苗からは2~3本程度の雌穂が出るため、その数は倍になります。
よって今回は70本の2~3倍。

除穂した雌穂は、いわゆるベビーコーンとして利用できます。
その場で食べてみると、ほんのり甘くて美味しい。
スープなどに使えそうですね。

さて問題はここからで、既にアワノメイガの幼虫が浸入しています。
さらに面倒なのは今後のハナムグリです。

カナブンくらいの大きさが雌穂の頭に10匹くらい群がります。
低いを音を立てて飛び回るためスズメバチかと思うくらい。
その光景は、大抵の甲虫が平気な私ですらギョッとするほど。

そんな中、ちょっと情報を得たので試したいことがあります。
労力は大したことなさそうですが、果たして……。
  1. 2015/06/25(木) 23:59:59|
  2. 菜園
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用法・用量を守って正しくお使いください

畑の作物に撒く薬剤には薄めて使うものがあって用量も決まっており、
「収穫の**日前まで」などと説明書きが施されています。

しかし、薄めたものを実際に噴霧する量は「これくらいかな」という目分量。
「1グラムの薬を10リットルの水で薄めて使う」と指定されていても、
作物全体を見て足りるかどうかは分かりづらいのです。

よって効き目は同じでも使い切れずに残ってしまうことがあります。
そうなると無闇に捨てるわけにも行きません。

「薬を撒こうと思ったけど、噴霧器を忘れちゃったよ」
「うちのやつ使います? 残ってて」

菜園に来ていた古参の方が、やれやれとぼやいていました。
私の申し出に最初は遠慮していましたが───

「枝豆に撒こうと思ってたんだけどね、茎がカメムシだらけになるから」
「その枝豆に使ったやつですよ」
「じゃあ使わせてもらおうかな」
「どうぞ」

───ちょうど残った量を使い切る程度でした。
昨年はカメムシ被害に悩まされたそうなので、きっと役立ちます。

「うちはスイカが変なことになってるねぇ、途中で萎んだり」

長く畑を続けていても、枯れる原因が分からない時もあります。
そうすると情報交換が始まり、意外な方法で解決することも。

仕事を終わらせて、畑で丸一日くらい過ごしたいなぁ。
  1. 2015/06/24(水) 23:59:59|
  2. 菜園
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用事が多い人には向かない

私は仕事の関係もあってブラウザは「Google Chrome」を使っていて、
昨日の日記みたいに細かな道を通った時の距離を測る時は、
地図上で"点"を次々に設定し、より正確に算出させます。

私の自宅から「いつもの場所(休憩所)」までは百数十キロ。

国道だけを走っているように見えて実際には遠回りしていたり、
酷く蛇行した道路を正確に測ろうとすると、直線計測だけでは不便です。
そんなわけで細かく"点"を設定していると……

「しまった……」

Chromeの「非表示タブのメモリを解放して負荷を軽減する」という機能で、
ほかのページを見ている最中(地図は非表示)にこれが働き、
数十ヶ所に設定した"点"がリセットされます。

何キロあるのか知りたいので再び挑戦。
しかし「そう云えば、あれを調べないと……」と思って、また非表示に。

「あ」

───三回くらい作業を無駄にしてから諦めるのでした。
  1. 2015/06/23(火) 23:59:59|
  2. 日常
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変化する休憩所

仕事が詰まると、何気なくGoogleマップのストリートビューを開きます。
これで散歩(あるい遠出)した気分になってしまうのもどうか思いますが、
20代の頃にツーリングで通った道を"おさらい"するのが楽しい。

私の仲間は目的地そのもの(または目的地での行動)に執着がなく、
日帰り道中で過ごす疲労まみれの時間を笑い飛ばせる奴らでした。
高速道路は使わず、同じコースの同じ休憩場所で過ごして帰るだけでいい。

そんな中、折り返し地点としていた場所があります。
愛知から長野への道中、廃業したレストラン前にある自販機の裏手。
そこにある利用者のない駐車場が「いつもの場所」でした。

ライダーは一日に400kmも走るとクタクタになるため、
日帰りは片道150km未満が走りやすく「いつもの場所」も大体それくらい。

誰かに運転を任せられるドライブと違い、バイクは殆ど一人で運転します。
すると景色を堪能する時間は限られるため、道中の記憶は曖昧になりがちです。
正確な場所は「行けば思い出す」という感じで、地図で確かめたこともない。

あれは「どこ」だったのか……と思い、調べてみることにしました。
少し足を伸ばして塩尻まで行ったことがあるので、そこから逆走する形です。

───が、どこだか分からない。
最後に見た時はトラック運転手が小休止に駐車できそうな場所になっていて、
たしか自販機も撤去されていたので、次々に目印が失われていたのです。

周囲の地形で推測する限り、そこは自宅から北東へ走ること百数十キロ。
記憶通りアスファルトからコンクリート舗装へと変わり、自販機はなく、
まず殆どの車が素通りするであろう場所でした。

たぶん、この場所で休憩したはず。
缶コーヒーを買って飲みながら仲間と話して、来た道を引き返す。

色々思い出して、近いうちに車で目指そうかなと思いました。
  1. 2015/06/22(月) 23:30:08|
  2. 日常
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ゴロゴロ

ここしばらく頼りにならなかった天気予報が大雨で応えました。
すわ青枯病かと疑ったナスが回復したので、ただの水不足だった様子。
どしゃ降りの中であろうと畑へは行きます(大きな川がないので安心)。

天候の荒れに呼応してか、お腹の調子が悪いです。
  1. 2015/06/21(日) 23:44:10|
  2. 菜園
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品薄状態

キュウリをハート型などに仕込んで成型したものは意外と好評で、
テレビで観たことはあるけど本物は初めて見る───という感じ。
「味が変わるわけではない」と分かった上でも、目で楽しめるわけですね。

これからの季節、キュウリは旬なので毎日のように収穫できます。
食べきれないためお裾分けすることが大半となるわけですが、
せっかくだから型を増やそうか……ということになりました。

ところが売り切ればかりです。
トマト用のハート型はあるのにキュウリだけない。

お店側も旬を過ぎると来年まで売れ残ることを見越してか、
再入荷の予定がないようなので、3件ほど振られ続けました。
4件目にて入手できた時は、思わず店員さんにお礼を云ったほどです。

文字通り味気なかったキュウリに一工夫。
成型に4~5日かかるものの、渡すと喜ばれるので続けます。

なんか最近、畑の話題しか書いてないなぁ。
(※仕事はしてますよ)
  1. 2015/06/20(土) 23:59:59|
  2. 菜園
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対価

スーパーで買い物をしていると、付き合いの長い小母さんに会えました。
引っ越した先で畑を営んでいたので、情報交換してみます。
やはり問題になるのはコスト面です。

「肥料がねぇ、近所の乗馬クラブが馬糞をくれたけど……」
「どうだった?」
「あれは匂いがキツかったわ、埋めても匂った」
「え、そうなんだ?」

牛糞、馬糞、鶏糞は有機肥料として利用できるほどのものですが、
堆肥化に必要な処理を施さないと、悪臭や害虫、病気が生じたりします。

「でも肥料を買っちゃうと『そもそも野菜も買えば』ってなるでしょ?」
「それはすごく分かる」
「でも何とか育ててるわよ、野菜は採りたてがいいし」

我が家でも廃棄野菜を堆肥化するなどの代替手段を採用しているものの、
時間がかかるので「使いたい時に使えない」という短所があります。
これについては現在も色々と考えている最中です。

そこも醍醐味だと地下足袋を履きつつ思いました(←買っちゃった)。
  1. 2015/06/19(金) 23:56:59|
  2. 菜園
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原始の力

数日前の畑にて、少しだけ作業をして帰るために長靴を履かず、
サンダルを履いたまま鍬を振るい「力が入れにくいなぁ」と感じました。

畑の土はコンクリートやアスファルトに比べて柔らかく不安定なため、
つま先や踵(かかと)に体重が掛かるとは限らず、普通の靴では疲れます。
サンダルは踵を固定しづらく動き回る作業には不向きです。

その少し前に知り合いと話した時───

「長靴は重くて疲れちゃうから地下足袋(じかたび)にするわ」
「足袋?」
「そう、動きやすくていいわよ」

───と、こんな情報を得ました。

そこで素足を試してみたところ、沈み込んだ足裏が全体で土を受けとめ、
足元を含めた下半身に不安がなく、グンと上半身に力が込められるのです。

地面に立つというよりは、足が土を握り締めるような感じでしょうか。
地下足袋ならば、よりこの感覚に近いのではと思えるのでした。
そして本日ちょっと下見に行ったりしています。

……買っちゃおうかなぁ。
  1. 2015/06/18(木) 20:18:58|
  2. 菜園
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それぞれ

昨日までの畝作りは、借主と話し合って畝は作らず完了となりました。
スイカやカボチャなど、ツルが地面で広く展開する作物に使うためです。

菜園での野菜作りは、借主がそれぞれ思い思いの手法で育てます。
最低限の世話のみで育てる人、普段から色々と勉強してキッチリ育てる人、
家計に貢献するため低コスト主体の人……と、本当に色々です。

知り合いの敷地を手伝い、草むしりと畝作りを終えれば残りは本人次第。
その人なりの"畑模様"みたいなものが出来ると思います。

手伝いが終わり今後は自分の敷地の手入れに戻るわけですが、
なかなか雨が降らないので、豆系に除虫剤でも撒こうかな。
カメムシがつくんですよね、あれ。

蛾の幼虫が出ないことを祈ろう。
  1. 2015/06/17(水) 23:56:37|
  2. 菜園
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消えて無くなれ

高齢な知り合いに代わって草むしりと畝作りを続けて数日、
18坪くらいある敷地の草むしりが済み、畝作りだけとなりました。
それも一時間で完了しますが、雨降り前に済ませないと土が重くなります。

本日の作業を終えて帰ろうとしたところ、サトイモの葉柄に───

「あああああ……出た」
「何よ」
「あれあれ、あれだけは無理、なんとかして」

───セスジスズメ蛾の幼虫です(体長10cm程度)。

昔は、ネキリムシ(根切虫)とも呼ばれるカブラヤガの幼虫もダメで、
これは作業中に何度も出てくるため、いい加減に慣れたのですが……。

サトイモは「セスジスズメ」、ゴマは「クロメンガタスズメ」。
どちらも大きな蛾の幼虫で、見た瞬間にギョッとして背筋が凍ります。
とくに前者は成長が早く葉を食い荒らすため、見つけ次第に駆除するのです。

しかし母は平気なので、ひょいと摘み上げるのでした。
そんな母は爬虫類と両生類が苦手。

私一人だったらどうするんだ……慣れなきゃいかんのか。
  1. 2015/06/16(火) 23:49:27|
  2. 菜園
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労働の行き先

菜園に出入りしていると、頻繁に色々な人が通りかかります。
知り合いはもとより、専業農家の人、畑に挑戦したい人、植物好きな人、
スーパーで買う野菜と作りたての野菜の違いが知りたい人……などなど。

ほかに外国人の方が通りかかり、香草などに目が留まるようで、
渡すと「乾燥したものより香りがいい!」と感激して帰られたことも。
香辛料を発展させた国の人にとっては、かなり嬉しいようです。

そして「新鮮な野菜は高価である」という考えが念頭にあるのか、
紫蘇(シソ)の葉を茎ごと渡したりすると───

「いいんですか? 葉っぱだけでも十分だったのに……」

───という反応があるので、
「いくらでも生えてくるから大丈夫」と云うと、これまた驚かれます。

こうした反応には段階があって、全く野菜を育てたことがない人は驚き、
庭のプランターで育てている人は「やっぱり畑は次元が違う」と感心し、
菜園を営む人同士では「じゃあ私はこれを」と作物の交換になったりします。

草むしりや畝作りは、家の中でテレビを観るよりは疲れる作業です。
しかし、育てた野菜の全てを消化できるほど胃袋は大きくないので、
こうして興味を持たれる方にお裾分けすることで役割が拡大します。

先日の中国語講師の方は、ペットボトルのお茶を差し入れてくれました。
この暑い時期には堪らない返礼です。
  1. 2015/06/15(月) 23:51:19|
  2. 菜園
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七年ぶり

コンビニでの会計時、見覚えのある男性店員さんがカウンターに立ちました。
それはともかく財布からお金を……と視線を落とした時、
思いがけず店員さんのほうから声をかけられます。

「あの、憶えてらっしゃいます?」
「? あ……」
「何年か前まで、深夜シフトで……今は別の店で店長をやってますけど」
「そうだよね、やっぱり! T君から聞いてる! 久しぶりだねぇ!」

この日記をブログ化する前の年くらいまで、何度も話した店員さんでした。
一旦は辞めると聞いていましたが、数年後に別の店員さんからの話で、
市外のコンビニで店長さんを務めていると知ったのです。

記録では、2008年の12月04日に話したのが最後でした。

「お久しぶりです」
「云っちゃなんだけど、太った?」
「太りましたぁ~……」

その言葉からは「こんなはずじゃなかった」という苦笑いも漏れました。
以前はスラリとした高身長な痩せ型でしたが、中年太りは避けられない様子。

店内に侵入したセミを虫嫌いな彼に代わって私が捕まえたり(2008/08/11)、
渡し損ねた電気料金のお釣りを私の自宅まで届けてくれたりと(2007/10/23)、
昔の日記にも何度か書いていて、店員さんの中では最も長く話しています。

お昼時で利用者が多く、ほんの20秒くらいしか話せませんでしたし、
残念ながら今日一日だけの応援なので、再び市外に戻るそうですが……。

気にしていれば、また会えるはず。
  1. 2015/06/14(日) 23:59:59|
  2. 日常
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味は変わらないけど

菜園の片付けで出てきたキュウリの型で作ってみました。


仕掛けてから四日くらいかかります(右は一円玉)。
型の内側いっぱいに膨張したキュウリの圧力は凄まじく、
いかなる術を用いてか、ポリカーボネートを変形させるほどでした。

今日は畑の収穫を友人に渡しました。
前日にスーパーで350円のキャベツを見て目を疑いもしましたし、
「小ぶりが使いやすい」という彼の役には立てたかなと思います。

昼には、弟が電話で彼女さんからの伝言を告げてきました。

「なんかね、『今年のシシトウ祭りに期待してます』って云ってる」
「シシトウか、任せろ」

彼女さんはシシトウが好きらしいです。
私も好きなので、母と相談して苗を増やすつもりでいます。

天ぷらが美味しゅうございます。
  1. 2015/06/13(土) 23:59:59|
  2. 日常
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鼻に来る夏

雨上がりに線香の煙みたいな微風だけでは蒸すばかりで、
ぬかるんだ畑の土が長靴の重量を増やし、日中は30℃を超えました。
それでも夕方からは気温が下がり始め、湿度を除けば過ごしやすいです。

山から下りてくる匂いが濃くなって「夏だなぁ」という感じ。
このにおいに懐かしさがあるのは、子供の頃に山で遊んだからだと思いますが、
すると山で遊ばなかった場合の私は、何の匂いを懐かしく思うのでしょうか。

乾いたアスファルトが雨に濡れた時の匂いか、
あるいは田んぼから立ち上る蒸した空気か、
はたまた草むしりが済んだ空き地の匂いか。

ダメだ、どれもいい感じに懐かしい。
  1. 2015/06/12(金) 23:59:59|
  2. 日常
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鳥獣被害一画

「カラスかー……」
「あーあー、ひどい」

菜園の一画で作物を見下ろす畑の借主たち。
育てているスイカが大きくならないうちに、カラスが突付いて台無し。
ソフトボール大のスイカは、くりぬいたように内側が空っぽです。

我が家でも被害が出てからはネットで覆うようになりました。

菜園の作物に被害が出るパターンは様々です。
病気、虫、鳥獣、それから人間(たまに盗む人が居ます)。

この内、鳥はスズメを始めとしてカラスが多いわけですが、
近くにある山から交通量の多い道路を横断してタヌキに荒らされたり、
暗渠を隠れ家にしたイタチや、川に住むヌートリアが入ってきたり。

「俺ん所はカラスが来ても食わねぇぞ、話したからな、『食うなよ』って」
「何いってんの」

借主ではないけれど、隣で畑を営む小父さんが冗談めかして云いました。
人に盗られるのは別として、少しばかり獣に食べられても大きな落胆はなく、
借主が気を落とすことは珍しいですし、よって軽口も出るというものです。

「こないだは『Youは何しに日本へ』って聞いてやったわ」
「あぁ、そんで『アホー』って返されるんだ」
「違う! 『賢いー!』って云うぞ!」

「あっちはイタチだったよ、足跡があった」
「イタチが出るのか?」
「話せるんでしょ、『食うな』って云ってやってよ」
「むむ、イタチか……」

人が食べても美味しいわけですから、そりゃ動物には超ご馳走ですよね。
  1. 2015/06/11(木) 23:59:59|
  2. 菜園
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眠い

昨日までの予報を無視した朝からの晴天にクチナシが香り始めると、
畑で蚊に刺されるようにもなり、夜の気温が20℃を超えました。
外の騒音さえなければ、窓は開けっ放しで生活したいです。

夜中に水分が欲しくなると麦茶を飲むようにしていたのですが、
買い忘れで仕方なく緑茶にしたところ、トイレで4回も起きることになり、
予定より四時間も早く、殆ど寝た気がしないまま目覚めることになりました。

そうして諦めて仕事を再開し、気分転換に畑の見回りをして帰るつもりが、
雑草を見ると引きたくなり、手付かずの敷地を見ると耕してしまいます。

脳と体を100%活用している気分ですが、ちゃんと休まないといけませんね。
  1. 2015/06/10(水) 23:59:30|
  2. 菜園
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趣味

向こう一週間、朝からの快晴は望めないという週間予報です。
平年では夏休み前くらいに梅雨明けするようですから、
曇りの日を利用して畑に繰り出す日々が続きそう。

───とは云え畝を作り終えたので、暑さが敵になる力仕事はありません。

そんなことを考えていたら知り合いが現れました。
菜園を借りて以来、仕事の関係で顔を出せずにいたため敷地は雑草だらけ。

雨上がりの土壌は草むしりが容易な反面、土が重くなって畝は作りづらく、
ご本人は私の母よりもご高齢なので、梅雨時の畝作りは消耗が激しいです。
そこで畝作りの代行を申し出てみました。

「いいの? しんどいのは確かだけど……」
「プランだけ聞かせてもらえれば」

そこを母が補足します。

「うちの息子は作りたいのよ。 我が家の畑も全部そうよ」
「そうなの?!」
「あっちは全部」

なんだかんだと今回の私が作った畝は30坪分くらい。
運動不足が解消できているのは自覚するところではありますが、
収穫時期が来ない限り、現在は草むしりと少々の手入れがせいぜい。

もはや私の趣味となって、ここで「することがない」のも退屈です。
移動のための通路を確保しつつ、大体の配置だけを聞いて引き受けました。
好きな苗を植えるだけの状態にしておけば、短い時間でも畑に来られるはず。

さぁ、やることが増えた。
日々に目的があるのはいいことです。
  1. 2015/06/09(火) 23:31:14|
  2. 菜園
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浄化期

仕事の一つが完了し、少し緊張感が解けたようで体調が変化します。
すると私は(お食事中の方には申し訳ありませんが)トイレの回数が増える。
体の毒素を一気に吐き出している感じです。

もう既に次の仕事が控えていて余裕もないわけですが……。
一日だけ休もうかな。
  1. 2015/06/08(月) 23:40:05|
  2. 日常
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「何の薬?」

何か面白い作物の苗か種はないか……と、探しに行ってみました。
幾つかの種苗店やホームセンターの園芸コーナーを見ていると、
それぞれ特徴があって一様ではないと分かります。

・大きいだけの凡庸な店
・農家向けの手堅い個人店
・生花店の一部で扱っている店
・新しい品種を積極的に取り入れる店
・狭いけど「ないよりマシ」という店
・「園芸なら何でも来い」の大型専門店

そして苗や種のほかに病害虫に使う防除薬もあるのですが、
その中で無料配布されていた冊子を見つけました。
薬品の用途をまとめたガイドブックです。

これは嬉しい。
大抵の薬品には小さな説明書にびっしり色々と書かれているのですが、
もともと屋外で読むことが多いため、こうした紙切れは劣化しやすいのです。

保管用に2部いただきました。
  1. 2015/06/07(日) 23:52:25|
  2. 菜園
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気になるから

夜通しの雨はカラリと晴れたものの、向こう一週間が曇りか雨の予報です。
近畿に続き週明けにも中部が入梅して、晴れ間は拝めそうにありません。
その間に出来そうなことは草むしりくらいでしょうか。

中途半端な時間まで仕事をし、床に就く機を逃し畑に来てしまうと、
見回りで済ませるつもりが、しっかり一時間くらい草むしり。

前から思ってたけど、自分って損な体質なのかも知れません。
  1. 2015/06/06(土) 23:22:02|
  2. 菜園
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土のアトリエ

午後から雨との予報に、途中まで進んでいた畝作りを間に合わせました。
昨年までは何らかの作業に母の判断を仰いでいた私でしたが、
最近は畑の状況を見て自発的に行動することが多いです。

───というのは、私には「~を育てたい」という明確な目標がなく、
今は「大抵のものは植えられる」という環境作りが楽しいから。

これまでの我が家は、多忙で畑に訪れる機会から少なく管理も杜撰でしたが、
やや余裕が出来たことで野菜作りに対して積極的になっています。
すると次に必要なのは適切な用地の準備です。

ようするに「何か植えたいものがあれば、いつでも」が理想。
絵に例えるならば、鉛筆と白い紙と消しゴムを揃えた状態です。
用地を無駄なく活用し「〇〇だから育てられない」という状況を避ける。

現在、約5ヶ所の畝が使われるのを待っています。
一つ一つ私が整えたので、そこでの生育状態を早く見てみたい。

まだ雨が降り続いているので、明日になれば土も落ち着くかな。
  1. 2015/06/05(金) 23:59:59|
  2. 菜園
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10坪の活用術

朝まで仕事、それから畑、そのあと家族の買い物に車を出す。
以前までの私なら疲労困憊でしたが、最近は体力がついたかも知れません。

今年の畑からは私の提案で少し改良を加えております。
何かというと、より多く畑の土を活用することです。
提供される菜園にもよりますが、用土は贅沢に使えるほど多くない。

畑は敷地の全面を使って作物を育てても良いですが、
畝(うね)を作れば野菜ごとに管理でき、菜園も移動しやすくなります。
畝を"山"とすると、"谷"の部分は畑の中を移動するための通路という感じ。

ただし風雨で畝が崩れて低くなると、谷部分の土は踏み固められます。
固く締まった谷の土は増える一方ですし、作物を育てるのも耕すのも大変。
そうして谷部分が「通路専用」となってから数年になります。

このままでは用土が減るばかりか、同じ土しか使わないので養分が枯渇し、
引いては連作障害に陥るので、結局は良いことが無いわけです。

そこでシャベルを使って谷部分の土を深く掘り下げ、畝に戻すよう努めました。
谷の土は10センチ以上もあり、これが全く使われていなかったわけです。
戻した結果、まるまる畝一本が作れてしまう用度を確保できました。

こんもりと豊富な土を蓄えた畝を見て、母は嬉しそう。
良質な土が多ければ収穫の増加も見込めます。

問題は何を植えるかなのですが……なかなか面白い苗が見つかりません。
  1. 2015/06/04(木) 23:41:22|
  2. 菜園
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実のある娯楽

意外にも雨は午前中で止み、その後は2時間くらいで路面が乾きました。
夜までには近畿が入梅との放送があり、地元も間もなくという感じです。
水を含んだ土が軽く長靴を沈める中、ちょっとだけ作業しました。

私が畑を手伝い始めたのは、母一人の消耗を避けるための数年前ですが、
「畑って面白いな」と思い始めたのは、つい最近になってからのことです。
それというのは、まず「挿し芽」という存在が一つ。

私のような素人からすると「作物は種か苗から育てるもの」という認識です。
まさか葉の付け根などを土に挿しておくだけで根が生えて……という、
怪物の傷がみるみる再生するかのような生命力が信じられない。

今ひとつは、食用に適さない部分を肥料として再利用できることです。
結実し収穫を終え、くたびれた葉と茎だけになってしまったものを、
再び土に埋めて分解させることで、次の作物へと繋げられる。

学校の授業で習っているはずなのに、いざ目の当たりにすると驚くばかり。
そこに自分なりの思いつきを添加することで、また結果が変わってきます。

さらにローコストで抑える努力を始めると面白さが増しました。
肥料や道具への投資を惜しまなければ結果が良くなるのは当然ですが、
そこを安価に抑え、再利用できるものを駆使して回転させるのが楽しい。

「高くて良い」は当たり前だから、「安くて良い」が理想。
個人レベルでは自己責任になるので、好き勝手に色々と試せるわけです。

純然たる私の"趣味"となり、夏を楽しむ要素として手堅くなりつつあります。
  1. 2015/06/03(水) 23:46:35|
  2. 菜園
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雨か!

あまりに疲れていたので長めの睡眠をとったところ、
午前中に予定していた畑の作業ができず、そこに明朝までは雨の予報。
耕運機を入れたい箇所があったのに……私のバカ……。

昨年は雨が多く、夏場にあくせく水遣りをせずとも済みましたが、
反面、雨が多いと土が沈んで固く締まるので耕しづらくなります。
借りている敷地は浅いところに粘土層があって水はけも良くない。

九州が入梅し、短い晴れ間を逃さず耕す必要がありそうです。
となると、私は調子よく仕事を消化しないと機会を逃します。

干してたトランクスを取り込んで、あとは雨が早く上がるのを祈ろう。
  1. 2015/06/02(火) 23:44:41|
  2. 菜園
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私は耳が痒い

1995年のテレビで放送されていた「ザ・スーパーサンデー」という番組で、
アマゾンの淡水魚を扱った回があり、未だに録画テープを持っています。
私はアマゾン水系の淡水魚が大好き。

俳優の近藤正臣さんが釣り人として出演されていて、
ウロコのない淡水魚としては最大級の巨大魚「ピライーバ」に挑むものです。
子供を丸呑みしても不思議ではないほどの大きさに育つ大ナマズ。

本日、「何か良い壁紙はないか」と古代魚から巨大魚へと調べ進めた際、
ふとピライーバのことを思い出して検索してみたところ、
当時の撮影スタッフさんのブログ記事に辿り着きました。

もう誰が何を喋るのかさえ憶えるほど何度となくビデオを鑑賞しましたが、
記事の中には番組本編では触れられていない情報などもあって、
20年ぶりに続報を聞くような奇妙な気分でした。

弓矢と小舟だけで水没した森に分け入り、百発百中の腕を持つ漁師シャンドン。
背中いっぱいに集らせた蚊を見て、当時は気が狂いそうになりましたが……。
本編では収録されなかった「蚊は大嫌いだ」との一言。

そりゃそうですよね……。
  1. 2015/06/01(月) 23:49:58|
  2. 日常
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