妹の買い物に付き合って車を出しました。
妹は勤務している会社での待遇に不満があるようです。
私は話を介してのみ妹の会社を知っていますが、積もり積もれば憶えてしまいます。
「上司が会議中に一人だけ飲み食いしたりとか・・・・・・誰もそんなことしないのに」
「いるなぁ、仕事できなくても地位と金だけはある、いや地位と金があるからなのか?」
部下を律する上司が陥りやすい傾向として一つの大きな例が挙がります。
上司が自身を律していない場合です。
畢竟、他人の落ち度にうるさい人間は自身(あるいは身内)の落ち度に甘い。
「───それで結局、改善の話もお流れになって尻拭いばっかり」
「いざとなったら責任を取らされるから部下より給料が高いんだろうにな」
「はぁあ……」
「そこを部下に尻拭いさせりゃ責任なんか取らなくていいわな」
それでも若い社員には、跳ねっ返りの一人や二人は居るものです。
「───だけど新しいリーダーは現状を知らないまま文句を云いに行って……」
「ふむ」
「『この***って人は誰スか? このままじゃ困るんですが』って云っちゃった」
「ははははは、云っちまった」
「こないだの飲み会で初めて知ったみたいで、でもフォローはしないって」
「痛快だなぁ」
そんな話を、上司も部下も同僚もいない私が聞いていました。
そういう種類の悩みが懐かしいような、解放されてホッとするような、
理解者が少なく性質の違う悩みを抱える現在が寂しいような。
いいや、この仕事が好きだから。
- 2014/11/30(日) 23:56:08|
- 日常
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仕事の請求書を作成して封筒に入れ、郵送するついでにバイクのパーツショップへ行き、
品物を受け取って店を出た直後、内ポケットに入れておいた封筒が落ち、
2通あった請求書の一通が雨上がりの地面に。
「(あああ、くそっ、何だよもう……)」
それだけでは終わらず、踏み出した右足ではなく左足の下にも封筒が……。
一通目の封筒は無事でしたが、二通目は踏みしめてしまいました。
泣く泣く自宅に戻って新たに封筒を用意する私。
その数時間後、手を滑らせて寝酒に用意した発泡酒を落とし、
落とした先にあった椅子のキャスターで缶に穴が明き、
部屋で中身の4割くらいをぶち撒けました。
───あと3時間で今日が終わるけど、もう何も起こりませんように。
- 2014/11/29(土) 21:25:03|
- 日常
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家族が知り合いの子から貰ったというドラミちゃんの玩具がありました。
上から押し込むと目がキョロっとするだけの仕掛けらしいのですが、
内部で動作不良を起こしているのか、ドラミちゃんが白目をむいたまま元に戻りません。
「気絶したみたいになっちまった」
「あははははははは!」
「おい、しっかりしろ」
大笑いする妹、あさってな言葉をかける私。
- 2014/11/28(金) 23:59:59|
- 日常
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私のような自営業は、原稿料を請求する際に請求書を郵送します。
継続的な依頼では、初回のみ提出して以後は省略されたりしますが、
記載事項は仕事内容や先方の事務処理的な事情で変わります。
たとえば発注番号やコード化された品名の記載がそれです。
書式が決まっている場合、記入漏れがあると受理されません。
規定の請求書がある場合、多くは印刷用データとして送られてきます。
そのデータを読み出すには専用ソフトを指定されることが殆どで、
こちらで必要事項を入力し、印刷して郵送するまでが私の仕事です。
規定の請求書がないなら、必要事項が明記してあれば請求書は何でも結構。
しかし市販の請求書は記入内容が制限されたり、書ききれないこともあり、
その場合は別紙を用意する必要があるため、出来ればそこを一枚で済ませたい。
先述の専用ソフトは無料で利用できますから、それを使って作成に挑戦してみました。
とは云え、これまで該当項目を少し修正する程度しか触ったことがありません。
「さっ………………ぱり分からん」
パソコンのソフトに限らず「出来ることが多いもの」の第一歩には高い壁があります。
私の場合、絵(CG)に関係のない機能には理解するための"取っ掛かり"がありません。
とにかく新規作成、それから思いつく操作で手当たり次第に入力してみました。
「線が入った……けど、これはどうやって消すんだ?」
「なんだこりゃ、線の外にある内容は印刷されないのか」
それでも数時間かけて格闘した結果、少しずつ分かりかけてきました。
こうなると「もしかしたら、こうなのかな」と類推して操作するようになります。
「セルのフォーマット? 記入欄を仕様変更できるってこと?
数値……金額……そうか、数値にカンマを付けたり出来るのか。
───ということは、金額の記入欄には同じ設定を適用すれば……」
ドキドキしながら印刷してみると……成功しました。
これで今後は、請求書の内容によって書式が変わっても一枚で済みます。
新しい分野に挑む時は柔軟でありたいです。
- 2014/11/27(木) 20:00:45|
- 日常
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一昨日の晩からの雨は、何度か止んだものの基本的には振り続けて路面も濡れたまま。
取り込み忘れた洗濯物が殆ど濡れてしまい、干すことも取り込むことも出来ません。
ようやく夕方になって止んでくれたので明朝まで再び放置です。
連日、仕事で悩むことが多くて疲れ気味になっています。
思うように描けず、手法を見直し費やした時間に見合う成果がない。
そうかと思えば、終盤に差し掛かると坂を駆け下りるように上手く行くのです。
ふと思いました。
進退窮まっている時の私が「坂を駆け下りる私」に助言されたとしたら、
私は途端に上手く描けたりするのでしょうか?
私の絵画についての教育は義務教育で止まっています。
高度な指導や添削を受けずに来ているため、良し悪しの判断は仕事上のみです。
現状、具体的にはリテイク指示の有無だけによって為されます。
さて、これが良いことかどうかは別にして当たり前の環境である場合、
私が「そういう時には……」と助言したところで、きっと理解できないでしょう。
数ある手段や思いつきの中から一つを提示されただけのように思うのではないか。
自分が何に失敗しているのかさえ分かっていない時すらありますし、
正解を受け取るには誤答しておかないと違いが分からない。
坂を駆け下りるには、その前に上っておかねばなりません。
してみると「一晩中を進展がないまま過ごし、明け方に上手く行く」のは、
朝までに頑固な頭を砕くため夜通し頭突きを繰り返していたのか。
一晩かかってようやく割れるなんて私は随分な石……いや坊主頭。
- 2014/11/26(水) 23:30:19|
- 創作
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健診を受けに行きました。
担当医師は何度も顔を合わせている方ですが、少し痩せて見えたので心配です。
身長は変わりないものの、財布や小物を持ったままとは云え体重は増えていました。
先月よりも5キロ重くなったことを考えると、食べすぎなのか運動不足なのか。
先月は畑に出ていることが多かったので食べすぎなのかな。
昨夜から長いこと雨が降っていて、畑が久々に潤っています。
そんな寒暖差のためか疲れが抜けきらないので、風邪を引くことだけは避けなくては。
家族や友人も仕事の忙しさを訴えていることが多くなったような。
年末らしい年末ということなのでしょうか。
- 2014/11/25(火) 23:59:59|
- 日常
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昼間は殆ど眠って過ごしていました。
ここ最近は仕事の疲れが溜まっていて、眠っても眠っても頭が重いです。
仕事にかまけて畑へ出られてもいないので、体が不満を訴えている感じ。
実家で夕食を食べた時、その献立の具材は半分以上が畑の作物でした。
年齢的に肉中心の食事から離れつつあることも含めて良いことですが、
具材の野菜を全て畑の作物にしようとすると、ちょっと大変です。
たとえばゴボウ(私の好物)。
品種にもよりますが、土を深く耕す必要があって連作障害は5年くらい。
ミニゴボウという品種があるものの、畑の事情も考えると難しい。
それに季節外の作物(夏場でいえばトマト等)は買うか諦めるしかありません。
限られた土地の有効利用と、設備の限界と費用の問題。
そんな中で先日のヤーコンを思い出しました。
南米原産で、もともと日本にはなかった品種です。
この季節に豊富な水分を蓄えた食材としては嬉しいかぎり。
現在の日本で入手でき、かつ育てても問題ない外来品種を、
今後の畑で育てる予定に含めるのも良さそうです。
- 2014/11/24(月) 23:22:58|
- 日常
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今が11月の半ばを過ぎていることを忘れるくらい気温の高い一日。
ちょっとした買い物や洗濯のほかは、ずっと仕事をしていました。
省略の利かない作業が多くて集中力が続かず、手を休めたり音楽を変えたり。
この仕事を始めた頃に比べて色々と作業工程を見直してきましたが、
そうして得られた時間的な余裕は、さらなる段階に進むための踏み台であり、
結果として所要時間の短縮には繋がっていないのが、何とも皮肉な話です。
そして年に何度か同じようなことを書いているはず。
そんなお昼前、知り合いのパパさんに会いました。
左腕に娘さんを抱き、ベビーカーに末っ子、その傍らに長男がいます。
交通量の多い道路を横断するところでした。
「大変だね、大丈夫?」
「大丈夫っすよ~」
手伝う必要がないくらいカラッとした返事でした。
今の自分に3人の子供が居たら、同じように返せたでしょうか。
いかんいかん、ちょっと仕事に行き詰ったくらいで甘えてはいられないのだ。
- 2014/11/23(日) 23:59:59|
- 日常
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・とある人物に濡れ衣を着せられ、家族が犯罪者扱いを受ける。
・自分には犯人の見当がついており、証拠(?)を入手するため行動開始。
・犯人は会ったこともない女性教師(登場しない)。
・教師の自宅マンションに忍び込み、証拠は得られなかったが合鍵を入手。
・階段で見知らぬ女性に声を掛けられ、教師についての良くない噂を聞く(★)。
・教師が犯人であると確信し、さらなる復讐心を燃やす。
・日を改めて合鍵で再び教師宅に侵入し、ついに証拠を入手(動画データ?)。
・玄関から出るところを清掃サービスの女性に見付かり、教師の夫と間違われる。
・教師について幾つか質問されたため、適当に話を合わせる。
・しかし「先日(★)の会話内容と食い違う」と指摘される。
・噂を話した女性と清掃サービスの女性は、家捜しに気付いた教師が雇った探偵。
・「逮捕が確定する前に、証拠を公開して家族の無念を晴らす!」と決意する自分。
・いずれ家宅侵入の件が露見することに気持ちが暗くなる。
・これら全てが自分の行動とは思えず我に返る。
・夢から覚める。
───という、普段まともにサスペンスドラマを観ることさえない私が、
数段構えの凝った悪夢を見た原因は、眠っている時に胸が圧迫されていたから。
なんだか最近、夢の世界で戦く時間が長くなっているような……。
- 2014/11/22(土) 21:27:13|
- 日常
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先週から約束していた知り合いに時間ができたので、私の原付を見てもらいました。
とっくに自賠責は満期となり、ナンバーも返却して処分を待つだけの状態でしたが、
修理するにせよ処分するにせよ、見てもらえることになっていたのです。
さて、この原付は問題児でした。
ずっと乗っていなかった知り合いから引き取ったものの、まともに走らなかったのです。
調べたところエアクリーナーがボロボロに劣化していて機能していませんでした。
それから忙しさにかまけて放置していたのです。
数年ぶりにキックしてみたところ、なんとエンジンが始動しました。
そうして本日に見てもらうとチャンバーの排気が少ないことが分かります。
線香の煙くらいしか出ません。
「こりゃあ詰まってるよ絶対」
「何が……?」
「何かが」
ドライバーでほじくりつつアクセルを開けると……信じられないことが起こりました。
いきなり吹け上がって、排気口から何かが撒き散らされたのです。
干草を丸めたようなものと、ハチか蛾のものと思われるサナギの抜け殻が一つ。
「こいつが?!」
「あぁやっぱり、俺もそうだったもん」
枯れた植物の繊維などを繭のように詰め込んでいたらしいです。
「おれはオオカミたぜ」とばかりに快調な排気音の雄たけびを上げる原付。
呆気にとられて感心するしかない私。
整備は少し残っていますが、この原付は生かしたいと思いました。
- 2014/11/21(金) 23:59:59|
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