妹の買い物に付き合って車を出しました。
妹は勤務している会社での待遇に不満があるようです。
私は話を介してのみ妹の会社を知っていますが、積もり積もれば憶えてしまいます。
「上司が会議中に一人だけ飲み食いしたりとか・・・・・・誰もそんなことしないのに」
「いるなぁ、仕事できなくても地位と金だけはある、いや地位と金があるからなのか?」
部下を律する上司が陥りやすい傾向として一つの大きな例が挙がります。
上司が自身を律していない場合です。
畢竟、他人の落ち度にうるさい人間は自身(あるいは身内)の落ち度に甘い。
「───それで結局、改善の話もお流れになって尻拭いばっかり」
「いざとなったら責任を取らされるから部下より給料が高いんだろうにな」
「はぁあ……」
「そこを部下に尻拭いさせりゃ責任なんか取らなくていいわな」
それでも若い社員には、跳ねっ返りの一人や二人は居るものです。
「───だけど新しいリーダーは現状を知らないまま文句を云いに行って……」
「ふむ」
「『この***って人は誰スか? このままじゃ困るんですが』って云っちゃった」
「ははははは、云っちまった」
「こないだの飲み会で初めて知ったみたいで、でもフォローはしないって」
「痛快だなぁ」
そんな話を、上司も部下も同僚もいない私が聞いていました。
そういう種類の悩みが懐かしいような、解放されてホッとするような、
理解者が少なく性質の違う悩みを抱える現在が寂しいような。
いいや、この仕事が好きだから。
- 2014/11/30(日) 23:56:08|
- 日常
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仕事の請求書を作成して封筒に入れ、郵送するついでにバイクのパーツショップへ行き、
品物を受け取って店を出た直後、内ポケットに入れておいた封筒が落ち、
2通あった請求書の一通が雨上がりの地面に。
「(あああ、くそっ、何だよもう……)」
それだけでは終わらず、踏み出した右足ではなく左足の下にも封筒が……。
一通目の封筒は無事でしたが、二通目は踏みしめてしまいました。
泣く泣く自宅に戻って新たに封筒を用意する私。
その数時間後、手を滑らせて寝酒に用意した発泡酒を落とし、
落とした先にあった椅子のキャスターで缶に穴が明き、
部屋で中身の4割くらいをぶち撒けました。
───あと3時間で今日が終わるけど、もう何も起こりませんように。
- 2014/11/29(土) 21:25:03|
- 日常
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家族が知り合いの子から貰ったというドラミちゃんの玩具がありました。
上から押し込むと目がキョロっとするだけの仕掛けらしいのですが、
内部で動作不良を起こしているのか、ドラミちゃんが白目をむいたまま元に戻りません。
「気絶したみたいになっちまった」
「あははははははは!」
「おい、しっかりしろ」
大笑いする妹、あさってな言葉をかける私。
- 2014/11/28(金) 23:59:59|
- 日常
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私のような自営業は、原稿料を請求する際に請求書を郵送します。
継続的な依頼では、初回のみ提出して以後は省略されたりしますが、
記載事項は仕事内容や先方の事務処理的な事情で変わります。
たとえば発注番号やコード化された品名の記載がそれです。
書式が決まっている場合、記入漏れがあると受理されません。
規定の請求書がある場合、多くは印刷用データとして送られてきます。
そのデータを読み出すには専用ソフトを指定されることが殆どで、
こちらで必要事項を入力し、印刷して郵送するまでが私の仕事です。
規定の請求書がないなら、必要事項が明記してあれば請求書は何でも結構。
しかし市販の請求書は記入内容が制限されたり、書ききれないこともあり、
その場合は別紙を用意する必要があるため、出来ればそこを一枚で済ませたい。
先述の専用ソフトは無料で利用できますから、それを使って作成に挑戦してみました。
とは云え、これまで該当項目を少し修正する程度しか触ったことがありません。
「さっ………………ぱり分からん」
パソコンのソフトに限らず「出来ることが多いもの」の第一歩には高い壁があります。
私の場合、絵(CG)に関係のない機能には理解するための"取っ掛かり"がありません。
とにかく新規作成、それから思いつく操作で手当たり次第に入力してみました。
「線が入った……けど、これはどうやって消すんだ?」
「なんだこりゃ、線の外にある内容は印刷されないのか」
それでも数時間かけて格闘した結果、少しずつ分かりかけてきました。
こうなると「もしかしたら、こうなのかな」と類推して操作するようになります。
「セルのフォーマット? 記入欄を仕様変更できるってこと?
数値……金額……そうか、数値にカンマを付けたり出来るのか。
───ということは、金額の記入欄には同じ設定を適用すれば……」
ドキドキしながら印刷してみると……成功しました。
これで今後は、請求書の内容によって書式が変わっても一枚で済みます。
新しい分野に挑む時は柔軟でありたいです。
- 2014/11/27(木) 20:00:45|
- 日常
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一昨日の晩からの雨は、何度か止んだものの基本的には振り続けて路面も濡れたまま。
取り込み忘れた洗濯物が殆ど濡れてしまい、干すことも取り込むことも出来ません。
ようやく夕方になって止んでくれたので明朝まで再び放置です。
連日、仕事で悩むことが多くて疲れ気味になっています。
思うように描けず、手法を見直し費やした時間に見合う成果がない。
そうかと思えば、終盤に差し掛かると坂を駆け下りるように上手く行くのです。
ふと思いました。
進退窮まっている時の私が「坂を駆け下りる私」に助言されたとしたら、
私は途端に上手く描けたりするのでしょうか?
私の絵画についての教育は義務教育で止まっています。
高度な指導や添削を受けずに来ているため、良し悪しの判断は仕事上のみです。
現状、具体的にはリテイク指示の有無だけによって為されます。
さて、これが良いことかどうかは別にして当たり前の環境である場合、
私が「そういう時には……」と助言したところで、きっと理解できないでしょう。
数ある手段や思いつきの中から一つを提示されただけのように思うのではないか。
自分が何に失敗しているのかさえ分かっていない時すらありますし、
正解を受け取るには誤答しておかないと違いが分からない。
坂を駆け下りるには、その前に上っておかねばなりません。
してみると「一晩中を進展がないまま過ごし、明け方に上手く行く」のは、
朝までに頑固な頭を砕くため夜通し頭突きを繰り返していたのか。
一晩かかってようやく割れるなんて私は随分な石……いや坊主頭。
- 2014/11/26(水) 23:30:19|
- 創作
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健診を受けに行きました。
担当医師は何度も顔を合わせている方ですが、少し痩せて見えたので心配です。
身長は変わりないものの、財布や小物を持ったままとは云え体重は増えていました。
先月よりも5キロ重くなったことを考えると、食べすぎなのか運動不足なのか。
先月は畑に出ていることが多かったので食べすぎなのかな。
昨夜から長いこと雨が降っていて、畑が久々に潤っています。
そんな寒暖差のためか疲れが抜けきらないので、風邪を引くことだけは避けなくては。
家族や友人も仕事の忙しさを訴えていることが多くなったような。
年末らしい年末ということなのでしょうか。
- 2014/11/25(火) 23:59:59|
- 日常
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昼間は殆ど眠って過ごしていました。
ここ最近は仕事の疲れが溜まっていて、眠っても眠っても頭が重いです。
仕事にかまけて畑へ出られてもいないので、体が不満を訴えている感じ。
実家で夕食を食べた時、その献立の具材は半分以上が畑の作物でした。
年齢的に肉中心の食事から離れつつあることも含めて良いことですが、
具材の野菜を全て畑の作物にしようとすると、ちょっと大変です。
たとえばゴボウ(私の好物)。
品種にもよりますが、土を深く耕す必要があって連作障害は5年くらい。
ミニゴボウという品種があるものの、畑の事情も考えると難しい。
それに季節外の作物(夏場でいえばトマト等)は買うか諦めるしかありません。
限られた土地の有効利用と、設備の限界と費用の問題。
そんな中で先日のヤーコンを思い出しました。
南米原産で、もともと日本にはなかった品種です。
この季節に豊富な水分を蓄えた食材としては嬉しいかぎり。
現在の日本で入手でき、かつ育てても問題ない外来品種を、
今後の畑で育てる予定に含めるのも良さそうです。
- 2014/11/24(月) 23:22:58|
- 日常
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今が11月の半ばを過ぎていることを忘れるくらい気温の高い一日。
ちょっとした買い物や洗濯のほかは、ずっと仕事をしていました。
省略の利かない作業が多くて集中力が続かず、手を休めたり音楽を変えたり。
この仕事を始めた頃に比べて色々と作業工程を見直してきましたが、
そうして得られた時間的な余裕は、さらなる段階に進むための踏み台であり、
結果として所要時間の短縮には繋がっていないのが、何とも皮肉な話です。
そして年に何度か同じようなことを書いているはず。
そんなお昼前、知り合いのパパさんに会いました。
左腕に娘さんを抱き、ベビーカーに末っ子、その傍らに長男がいます。
交通量の多い道路を横断するところでした。
「大変だね、大丈夫?」
「大丈夫っすよ~」
手伝う必要がないくらいカラッとした返事でした。
今の自分に3人の子供が居たら、同じように返せたでしょうか。
いかんいかん、ちょっと仕事に行き詰ったくらいで甘えてはいられないのだ。
- 2014/11/23(日) 23:59:59|
- 日常
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・とある人物に濡れ衣を着せられ、家族が犯罪者扱いを受ける。
・自分には犯人の見当がついており、証拠(?)を入手するため行動開始。
・犯人は会ったこともない女性教師(登場しない)。
・教師の自宅マンションに忍び込み、証拠は得られなかったが合鍵を入手。
・階段で見知らぬ女性に声を掛けられ、教師についての良くない噂を聞く(★)。
・教師が犯人であると確信し、さらなる復讐心を燃やす。
・日を改めて合鍵で再び教師宅に侵入し、ついに証拠を入手(動画データ?)。
・玄関から出るところを清掃サービスの女性に見付かり、教師の夫と間違われる。
・教師について幾つか質問されたため、適当に話を合わせる。
・しかし「先日(★)の会話内容と食い違う」と指摘される。
・噂を話した女性と清掃サービスの女性は、家捜しに気付いた教師が雇った探偵。
・「逮捕が確定する前に、証拠を公開して家族の無念を晴らす!」と決意する自分。
・いずれ家宅侵入の件が露見することに気持ちが暗くなる。
・これら全てが自分の行動とは思えず我に返る。
・夢から覚める。
───という、普段まともにサスペンスドラマを観ることさえない私が、
数段構えの凝った悪夢を見た原因は、眠っている時に胸が圧迫されていたから。
なんだか最近、夢の世界で戦く時間が長くなっているような……。
- 2014/11/22(土) 21:27:13|
- 日常
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先週から約束していた知り合いに時間ができたので、私の原付を見てもらいました。
とっくに自賠責は満期となり、ナンバーも返却して処分を待つだけの状態でしたが、
修理するにせよ処分するにせよ、見てもらえることになっていたのです。
さて、この原付は問題児でした。
ずっと乗っていなかった知り合いから引き取ったものの、まともに走らなかったのです。
調べたところエアクリーナーがボロボロに劣化していて機能していませんでした。
それから忙しさにかまけて放置していたのです。
数年ぶりにキックしてみたところ、なんとエンジンが始動しました。
そうして本日に見てもらうとチャンバーの排気が少ないことが分かります。
線香の煙くらいしか出ません。
「こりゃあ詰まってるよ絶対」
「何が……?」
「何かが」
ドライバーでほじくりつつアクセルを開けると……信じられないことが起こりました。
いきなり吹け上がって、排気口から何かが撒き散らされたのです。
干草を丸めたようなものと、ハチか蛾のものと思われるサナギの抜け殻が一つ。
「こいつが?!」
「あぁやっぱり、俺もそうだったもん」
枯れた植物の繊維などを繭のように詰め込んでいたらしいです。
「おれはオオカミたぜ」とばかりに快調な排気音の雄たけびを上げる原付。
呆気にとられて感心するしかない私。
整備は少し残っていますが、この原付は生かしたいと思いました。
- 2014/11/21(金) 23:59:59|
- 日常
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妹が「食パンにチーズをのせケチャップをかけてオーブンで焼いただけ」を食べていました。
出前ピザも美味しゅうございますが、妹はこれが好きなのだそうです。
酸味+脂肪分+少しの甘味の組み合わせは食欲を満たしやすい様子。
「ピーマンの輪切りがあれば云うことねぇな、薄いやつ」
「それは邪道だ!」
「何でだよ……ピーマンうまいだろう」
「そう云えば昔、お兄ちゃんが色々オヤツを作ってくれたけどさ」
「ああ」
「私はホットケーキとかお好み焼きより、あれが思い出に残ってるなぁ」
毎日というわけではないにせよ、子供が夕食までに小腹を空かせることは間々あり、
とくに我が家は夕食が遅くなる傾向にあり、母に代わりに私が何かを作るのは普通でした。
弟は「ほぼ毎日だった」と云っていましたが、たぶん記憶違いでしょう。
それはともかく小麦粉は腹持ちが良いのでオヤツには最適ですが───
「きな粉と……えーと……丸めて……」
「なんだそりゃ、そんなの作ってたか?」
「作ってくれたよ!」
「憶えてねぇなぁ」
───この日に妹が思い出せたものは、とんと私の記憶に残っていません。
団子に似たようなものでも作って出したのでしょうか。
あの頃を思えば、中年は甘いものを本当に食べなくなりますね。
- 2014/11/20(木) 23:52:52|
- 日常
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人間の体温は首から上の肌によって半分くらいが放散されるそうですが、
坊主頭に近いと必要以上に体温を奪われるので、冬場は熟睡しづらいようです。
眠っても頭の芯が疲れを訴えている───と云えば分かってもらえるでしょうか。
しかし今、私は猛烈に髪が切りたい。
うっとうしく感じる髪の長さは人それぞれであると思います。
普段から坊主頭の人間は「むさ苦しい」と感じるまでの期間が短い様子。
また、寒さ対策にニット帽をかぶるとクセがついてしまい、
ペタンと寝た髪は白髪が目立ちますし、ハリボテの裏側みたいで間抜けです。
ネコジャラシを手の中でニギニギすると動き出す要領で、
この中途半端(10mmくらい)に延びた髪の毛は、知らず知らずニット帽を回転させます。
そして内側に縫い目がある帽子の場合、いつの間にか斜めにずれていたりするのです。
これのせいで微妙に押さえつけられ、ヘッドホンを着けると頭皮が痛い。
ああ髪を切りたい……でも後悔するんだろうな。
- 2014/11/19(水) 23:59:59|
- 日常
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三日前の日記に書いたヤーコンを、ようやく食べることが出来ました。
初めて食べた感想としては「不思議な食べ物」という感じです。
独特の風味、ほんのり甘い、何より水分が多い。
この季節で夏野菜に期待するような水分が得られるのは面白いです。
そのままサラダでいただける手軽さも良いです。
株ごといただいたので、我が家の畑でも継続して収穫していければと思います。
- 2014/11/18(火) 23:57:05|
- 菜園
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県外に住む姉が、私のブログに目を通していると云っていました。
サイトにしろブログにしろ、私は家族や友人に隠すことなく続けています。
"基本的に毎日"という形は暇つぶしにも持って来いですし、私もそうありたい。
「***の話とか、あれ酷いでしょ」
「うん、ひどい」
一週間前、母に靴を踏まれた日記のことです。
こちらの生活が透けて見えるようだとも云っていました。
このブログも4年になります(全体の日記としては14年間)。
ここに昨年から始めた非公開の個人日記も含めると、かなりの文章量です。
100文字につき1円が貯まっていたとしたら、そこそこの貯金になっていそう。
いつかじっくり読み返すこともあるだろうかと思う反面、私には記録が重要で、
記録が用を成さなくなるのなら、それはそれで安心するのだと思います。
問題は文字を書く機会が減っていることでしょうか。
ううむ、手書き文字がテキストになる機材があればいいのか?
- 2014/11/17(月) 23:59:59|
- 日常
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畑の作物に殺虫剤を撒きました。
作物によって色々な害虫がいて、小さなイモムシから大きなものまで。
よく調べないと隠れていたりしますし、堂々と青葉を食んでいるやつも。
そんな中、水菜を見るとカブラハバチの幼虫がついていました。
もともと水菜の葉は複雑な形をしていますから、虫食いの穴には気付きにくいです。
体長1センチくらいの真っ黒い姿も、葉の向こう側にある土の色に化けるかのよう。
人間は動物の肉を全く食べなくとも生きて行くことは出来るでしょうが、
野菜だけを食べるにしても、こうして害虫を駆除する必要があります。
この日だけで四種類の害虫を見ることができ、ただただ圧倒されるのです。
日増しに寒さを増す風の中、人の手を逃れた虫たちが舌を出して笑っている気がしました。
- 2014/11/16(日) 23:59:59|
- 日常
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仕事明けの朝から畑で耕したり穴を掘ったりしておりました。
この日"ヤーコン"と呼ばれる、お芋に似た作物を隣の借主からいただいています。
ヤーコン……聞いたことがない。
思わず古い名古屋弁で「大根」と云ったように聞こえたほどでした。
お歳を召した方でもないし、そも大根を「でゃーこん」と発音するかどうか。
名古屋弁の「みゃーみゃー」も、とんと聞かなくなっています。
帰宅して、ようやく"ヤーコン"が正しいと分かりました。
焼いてよし、和えてよし、炒めてよし、煮てよしの食材です。
見た目はお芋ですが、割れやすいので掘り出す時には注意が必要でした。
そのまま15時過ぎまで起きていたため、寝て起きると日付は16日。
まだ食べることは出来ていませんが、明日が楽しみです。
- 2014/11/15(土) 23:59:59|
- 日常
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数年前の引越しで実家の鍵が変わってからというもの、その構造は複雑らしく、
半端なスペアキーを作ったところで上手く開錠できないこともありました。
たまに鍵穴から注油してやらないと、一切の例外を許さぬ頑固な番犬と化します。
本日の私は寝酒に発泡酒1缶を飲んで2時間くらいで起こされました。
実家の母が外出から帰ったところで「鍵が……」と云って来たのです。
たとえ自転車でも飲酒運転は厳禁ですから、仕方ないので歩いて実家へ行き───
「あなたは人の睡眠時間を何だと思ってるんですか」
「だって昨日までは開いてたから……」
───到着して1分で解決してしまいました。
「昨日、注油しといた方がいいって云っといたのに」
「したわよ? ほらこれ、使えるやつでしょ」
「それはダメだってば、ノズルが細くないと内部には届かないでしょ」
たしか以前も同じことを云われた……と思い出した様子。
「あ、あそこの建物、かなり出来てきたわね」
「そう云って母はごまかすのであった……」
最近、身内の考えや行動に先回りするのが楽しかったりします。
- 2014/11/14(金) 23:59:59|
- 日常
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朝方に少し畑で作業をしました。
廃棄(食用外の部分)は土に埋めて肥料にすることができるので、
収穫後の敷地に浅い穴を掘ったり、ひとまずの準備をしたりします。
また今年は空いた土地でヘチマを育ててみたところ、
放置しておいたら「キュウリの化け物」みたいな巨大ヘチマになりました。
さながら大きさ1メートルの捻じ曲がった緑色の棍棒です(中身はスカスカ)。
硬くなったものを水に浸け込み、頑丈な繊維のみを残して果肉を腐らせ、
それを漂白すると白い「ヘチマのタワシ」が出来上がります。
ほかに湯で煮て皮を剥く方法もあるとか。
腐らせるには水が必要になりますが、生憎の季節で雨水を確保できません。
実家に持ち帰って玄関に置いておいたら、知り合いの小学生の目に留まったようです。
「学校で育てたことあるけど、こんなに大きくなるの?」
学校の授業で───というとアサガオなどを育てたりもします。
しかしこうまで大きく成長したものを見るのは初めてだったようです。
夏休み前に、重い鉢を持ち帰った記憶が思い出されました。
あの時「面倒くさい」と思っていたことに、今では嬉々として取り組んでいます。
- 2014/11/13(木) 23:59:59|
- 日常
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「今日は火曜日だし、時間があるわね」
「あ、そうか今日は火曜日だ、水曜日のつもりでいた」
───これは昨日の私の話。
「今日は火曜日だし、七片さんは家に居ると思って来てみたの」
「今日は水曜日よ?」
「え?! あ、そうだわ!」
───これは今日の昼に母を訪ねた知り合いの話。
「さっきゼリーを買ったから、一緒に食べましょうよ」
「ゼリー?」
「ごめんなさい、これ豆腐だわ……」
───これは今日の昼過ぎに訪れた知り合いの話。
最後の話は1カップずつ連なっているタイプのゼリーを買ったつもりが、
よく似た形の小さな豆腐も買っていて、そちらを持ってきてしまったとか。
微妙に抜けている話が続いて、私も人のことが云えなくなっている気がします。
- 2014/11/12(水) 23:31:33|
- 日常
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私の仕事机は一昔前の学校の職員室から持ち出したようなグレーの金属製で(今も?)、
ガガッと音がする引き出しを探ると、ゴトゴトと机全体に響くような振動が生まれます。
そして椅子は、何度か買い換えた果てに安っぽい中古品を使っていました。
なにしろ座っている時間が長いので背もたれが重要です。
座ったまま上半身だけストレッチをしてみたり、背骨をそらせて伸びをしてみたり、
体重の半分を預けるため、背もたれは大きく倒れてくれるものが理想なわけです。
───と、そんな使い方をしていると傷みも早くなります。
先日、嫌な予感とともに背もたれがグニャリと「曲がり過ぎ」ました。
そのまま元通りにならず、誰が見ても折れたと分かる状態に。
そんなわけで代わりのものを買ってきたのですが……失敗でした。
背もたれの倒れる角度が浅すぎて、壁にホウキを立てかける程度にしか倒れません。
こうなると体重は背もたれに行かず、お尻が痛くなります。
そして少し前にマウスを買い換えましたが、こちらも早々に調子が悪いです。
カラカラとホイールを回すと、逆方向へスクロールするようになりました。
……次は何が壊れるんだ。
- 2014/11/11(火) 23:55:46|
- 日常
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どこかの飼い犬のフンを───
「足もと! 足もと! 犬のフンがある!」
「え? え? どこよ?」
「あぁぁぁ!!」
───私の母が踏み、よろけた母が同じ足で私の靴の先を踏みました。
「これは最低の中の最低だ」
「何メートルか先にあると思ったのよ……」
この程度で怒ったりはしませんが、神様は朝から虫の居所が悪かったのでしょうか。
それにしても限度があると思うのです。
- 2014/11/10(月) 23:55:53|
- 日常
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機会があったので小~中学生の作品展覧会に行ってきました。
私は児童の、とくに小学生が手掛けた作品が大好きです。
迫力が「技術なんてどうでもいい」と思わせてくれる期間は、そう長くないからです。
仕様に阻まれ、どうしても小さくまとまってしまうのが大人の作品であるとすれば、
しばしば児童の作品は重要なことすら忘れ、表現したいことだけが前面に押し出されます。
始まって間もない人生で出会った興奮の数々を、彼らなりの全力で封じ込め、
それが作品という形をとって共通言語になるのでしょう。
幾つかの作品を見ていると、大人の私でも「その手があったか」と思うものがあります。
仕事だからこそ使わない視点や表現が盛り込まれていて、もう嫉妬するくらいでした。
多少強引でも作品として一応の形にしてしまう力が、玄人の精緻さを容易く上回る。
私は、いわゆる名画からは何らかの感動を受け取りづらい人間です。
「凄い」とか「綺麗だ」という感覚以上の何かは分からないまま。
絵描きとしては、どこかで道を誤っているかも知れません。
しかし児童作品の中にある卵殻を内側から蹴破るような力は分かります。
きっと心のどこかで、小さくまとまった今の自分を否定して欲しいのでしょう。
否定され反発する時の力を、彼らから貰っているように思いました。
おじさんも頑張る。
- 2014/11/09(日) 23:40:29|
- 創作
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母の買い物に付き添った道中、子供達が遊んでいるのを見ました。
しばしば「今の子供は外で遊ばず家の中でゲームばかりしている」などと揶揄され、
これに対して「大人は子供がゲームをしている時しか見ていない」とも云われます。
どちらが正しいかはともかく、この日に見た子らは10人くらいでした。
駆け回っている子も居ればスケートボードに乗る子もいて、実に楽しそう。
すぐそばにある公園で遊ぶ子が居ないのは……むしろ大人の都合なのでしょう。
子供はクタクタになった電池切れまで遊べる体力を持っています。
眠って目覚めれば殆ど完全に回復し、大人のように疲れを引きずらない。
しかし、かつて自分がそうであったことを忘れがちなのが大人です。
電池───と書いて、ふと思いました。
アルカリ乾電池とマンガン乾電池の違いです。
子供の時期だけを見れば前者でしょうが、人生という幅で考えると後者に相当しそう。
こういうことを考えるにつけ自分がマンガン乾電池の年齢だと認識するとともに、
小学校の教師は、実は凄く体力の要る職業なのだろうなと感じるのでした。
私の小学生時代に担任が病欠することは終ぞなかったからです。
そこに持ってきて通常の五科目に体育の授業、指導、相談etc……超人だ。
- 2014/11/08(土) 23:59:59|
- 日常
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昨夜は殆ど雲がなく空気が澄んでいたのか深夜の空は深い青で、
路面の白線が蛍光塗料のように浮かび上がっていました。
よく出来たCGの背景を見る感じです。
色気も何もない坊主頭だから───という理由で、私は頭も体も石鹸で洗うのですが、
水が冷たくなる季節は泡立ちが良くないので、みかんネットに入れて使っています。
何だかんだといって、これが昔から一番の安上がり。
ただし末端の絞られた溶着部分は固くゴリゴリして使いづらいため、
その少し前で結び目を作っておいたら、石鹸の滑りと手もみで解けていました。
より結び目がきつくなる方向へは滑っていかないようです。
「最近ちょっと体重が増えてるのよね、確実に」
「この時期は仕方ないよ」
肥満を気にしている母が体重計に乗りたがりません。
こちらも放置したからといって、より細くなる方向へは変化しません。
寝たきりになっても面倒は見ますが、介護役の私が心筋梗塞になっては無意味です。
物事を維持するのは難しいですね(片付けた部屋とか)。
- 2014/11/07(金) 23:59:59|
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忙しさにかまけて日課の散歩をサボっていた母に付き合い、5キロくらい歩きました。
道すがら農家の方に鉈豆(なたまめ)をいただいたり、母が保母さんと話し込んだり、
サネカズラやカラス瓜など季節の植物を観賞したりもします。
鉈豆は小さく若いものが食用とされ、大きくなったものは薬効があるとか。

(撮影:妹 / 比較用の硬貨提供:たぶん母)
そんな道中の半ばを過ぎたあたりで不意に顔面が何かに触れました。
視界を横切っていたクモの糸が、たすき掛けに眼鏡をまたいだようです。
手で払い除けて歩き続けると……またクモの糸。
そこに保母さん一行を挟んで、またクモの糸。
それを払い除けても糸が─────────なぜこんなに多い?!
払い除けたつもりで、実は長い長い糸を引いて歩いているのかと思ったら、
左手の袖口に小さなクモが留まっていて、彼は「しまった」とばかりに身を隠しました。
私が腕を振り回すたび、彼は次々に糸を張っては振り落とされないようにしていたらしい。
百年くらい動かずにいれば捕食されたでしょうか。
- 2014/11/06(木) 23:50:35|
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久し振りに熟睡できました。
昼夜逆転の生活は、寒すぎない時間帯(昼)に眠れるのが利点です。
いつの間にか掛け布団がベッドからずり落ちても、毛布だけで十分な時があります。
外の喧騒は……もう"慣れ"です。
昨日の日記には書きませんでしたが朝方に仕事の失敗があり、
誤操作で三時間分くらいの作業が消失して、巻き返しに一生懸命でした。
しかし結果的に消えた内容よりも良くなって、10/30の日記みたいな終わり方をしています。
力押しで乗り切るよりも、知識と経験が頼れるくらいにはなったのかな。
「何十年やってると思ってるんだ」と怒られそうです。
- 2014/11/05(水) 23:45:47|
- 日常
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昨日の日記に書いた黒枝豆を県外の姉に送ったものの、普通の枝豆とは色が異なるので、
傷んではいないことを電話で説明するよう母に頼んでおいたのですが───
「それだけは必ず説明しておいてね、ほかのお喋りで忘れないように」
「分かった、分かったわよ」
「必ずだよ」
───夜になって聞いてみると、見事に忘れていたようです。
「だって、お喋りが楽しくなって……つい」
「念を押したから忘れたのか、念を押しても忘れるのか、一体どうすりゃいいのよ」
ちなみに天ぷらとしても食べてみましたが、やはり豆ご飯のほうが美味しいと思います。
- 2014/11/04(火) 23:55:05|
- 日常
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昼間はともかく夜は11月らしい冷え込みになりつつあります。
ようやく雨が終わってくれたので洗濯物を干し、上着に洗剤の香りが戻りました。
先月あたりの日記にも書きましたが今年の我が家では枝豆を育てており、
それは「黒枝豆」と呼ばれるものでビールのつまみに食べる枝豆と比しても黒く、
黒ずみの度合いによっては斑模様にもなるため「傷んでいる」と間違う人もいるとか。
なかなか花をつけないので気を揉んでいたら葉っぱに隠れていただけのことでした。
知らない間に大量の豆を実らせており、いつ頃に収穫するか考えていたのです。
さて本日、せっかくだから豆ご飯でいただこうと思ったら……。
炊く手順を間違えてしまい、夕食に食べるつもりが間に合いませんでした。
私は豆類が大好きなので、明日の昼食に楽しもうと思います。
冬瓜も撤去が決まり、また新たに畝を設ける箇所が増えました。
冬に向けて何を植えようか、母と相談しております。
- 2014/11/03(月) 23:49:37|
- 菜園
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弟が近く仕事で大阪へ行くというので、土産に豚まんを買ってきてくれと頼みました。
「あれって神戸の名物じゃなかったっけ」
「でも新大阪駅にもあったぞ、たしか」
私の大阪に関する知識や体験というものは、この十年で訪れた2回についてだけです。
どちらも仕事関係で、目的地と新大阪駅での記憶しかありません。
と云うのは、新大阪駅を下りてから1kmを歩いたかすら怪しいからです。
仕事を除く滞在時間の全てを、大阪に住む唯一の友人と話す機会に割いたため、
観光よりも人と話すほうが好きな私にとっては、思ってもない落とし穴でした。
そして大阪の土産というと、当時の私が家族に買って帰ったものが思い出されます。
白いパッケージに大きな極太文字で"大阪"とだけ書かれた代物でした。
中身は忘れてしまいましたが強烈に憶えています。
元気にしていますか、菊池どん。
- 2014/11/02(日) 23:59:59|
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とくに書くことがないので仕事作品を掲載します。
■「
最強ガーディアン・クルス」より"ハスター"(またはハストゥール)

(※画像クリックで全体表示)
クトゥルフ神話では四大元素の"風"に結び付けられる存在ですが、
ここではロバート・W・チェンバースの著作「黄衣の王」が黄金の鎧を着たイメージです。
ゲーム自体に登場してから、公開許可が出るまで長いこと放置しておりました。
時期的には、アースガルドやジズより前の一月頃に描かれた作品です。
コテコテの「悪役っぽい鎧の戦士」にするのが指定でした。
鎧を着た悪役というより、鎧の形をした悪役というほうが近いのかな。
- 2014/11/01(土) 23:59:59|
- ソーシャルゲーム系
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