つい

今月も終わりです。
九月生まれの友人が一足先に歳をとり、追いつくまで半年くらいあります。
仕事が忙しく祝ってあげられなかったので、早く決着をつけなくては。

今日は朝早くから家族の用事で車を出していました。
送り届けるだけだったので、あとは自宅に帰るだけでしたが、
とくに何の目的もなく10分くらい遠回りすると、少し散歩した気分です。

私の生活は非常に狭い範囲で繰り返されていて、あまり市外に出ることもなく、
気付くと500メートル圏内で一日が終わっていたりして息が詰まります。
地元の一部が様変わりしたことを半年経っても知らなかったり。

目的を重視するあまり無駄を削ぎ落とそうとするので、
そこをほんの少し、歯車に遊びを作る意味で余裕が必要だと感じました。
自転車のチェーンですら張り過ぎると動きが悪くなるのですから。

ともあれ今は目の前の仕事。
……っていう頭の切り替え方が問題なんだろうな。

今は70キロ

昨日の日記を更新するまで、26日付けの日記がないことに気付きませんでした。
午前2時過ぎになっても更新を忘れている時はありますが、二日以上は初めてです。
仕事で頭がいっぱいになると手落ちが増えます。

今日は穂じそ(シソの穂)を収穫しておりました。
このシソは我が家が植えたものではなく隣の畑から種が飛んで増えたもの。
瞬く間に拡大し他の作物から養分を横取りするため、引き抜かれることも多いです。

我が家では出番が多いことと、私は穂じその天ぷらが好きなので定期的に収穫します。
乾燥させて粉末状にしたり、しごき取って塩漬けにするなど使用方法は色々。
しばらく摘み取っていると指の色が変わってしまいました。

美味しく食べられるのは良いですが太りそうです。
食事制限で4キロ落としたけど元に戻りませんように。

次の映画は8年後までに

「見聞の狭い絵描きだ」と云われそうですが、私が映画を観に行くのは十年に一度くらい。
劇場での圧倒的な映像美と音響効果にこそ、作品の真価が余すことなく詰め込まれており、
自宅の粗末なテレビでは……と仰る方も居るかと存じます。

観に行かないのはチケットが高いからとか遠いからではなく、
映画作品を観る時の私の姿勢が、虫眼鏡を持って地べたを這いずる種類だからです。
重箱の隅を突付いて指摘したいからではなく、資料目的が主な体裁になります。

かわりによく観るのは映画の予告編(トレイラー)です。
「予告編で十分」などと評されてしまう作品もあるほどですが、むしろそれも結構。
音楽がわりに同じ予告編を何百回も再生したり、DVDは撮影スタッフの音声解説も大好物。

CG技術の進化で欲しい角度(または無茶な角度)の映像が増えたのも理由の一つですし、
閃きに一撃をくれる種類ならば、べつに高等な映像技術である必要はありません。
描こうとする怪物の演出に一役買ってくれる何かが欲しいわけです。

きっと私が絵を描く時の考え方や姿勢は近視眼的なのだと思います。
例えは悪いですが、閉じた環境にある細菌のコロニーのように多様性がなく、
その代わり水虫のように深く菌糸を潜らせられる……のが、たぶん数少ない救い。

ここ20年で観に行った作品は以下のとおり。

・セブン(これは一人で3回も観に行きました)
・スパイダーマン(弟がチケットをくれたので)

本当に少ないなあ……なんと最後から十年以上も経っています。

超回復したい

今日は他に予定があったのに結局は殆ど仕事をしていました。

先方の都合で作業が滞ってしまい、やむなく〆切は延びたのですが、
延びた納期の分だけ余裕を……とは考えないのが私のクセです。
「全力疾走すれば当初の〆切で納品できる」などと無理をしようとします。

そして今年から仕事の手法を(自分の中では)大幅に変えたため、
慣れるための訓練も含めて出来るだけ時間も取っておきたい。

継続して依頼が来る以上、私のような絵描きでも頭数には数えられているわけで、
そこに一応の目線が入っているからには、期待される品質というものがあります。
それなら品質を維持しつつ「そこから先」に主眼を置いて続けるのが良い。

しかし手法による限界というものはあります。
一度で済む行程に二回を要していれば時間が掛かるし、
加筆しにくい手法では急な変更に対応できないこともあるのです。

かと云って手法を変えることで「期待される品質」を下回っては意味がありません。
ここ数ヶ月の私は、このあたりで右往左往しておりました。
今もって格闘中です。

もう三日間くらい眠っていたい。

秋の味覚

金木犀が咲き、より秋らしい味付けが加わりました。
すっかり夜明けが遅いです。

朝までが長く感じるので気分的に仕事は気楽なのですが、
別に作業速度が上がるわけでもないし先方の返事が早まることもないので、
仕事を調子よく進めるには自分の精神的な管理も大切だと感じます。

この時期になると、私は「デカビタC」が美味しいです。
サイト運営に傾倒する以前は、よくバイクでツーリングに繰り出したものですが、
ちょうど今頃の季節に喉の渇きを潤すため、当時はよくコンビニで買って飲みました。

秋の空気の匂いとデカビタC。
この組み合わせが、揃いも揃って全員が方向音痴のツーリングを思い出させます。
山の手に漂う空気、日没後に到着する目的地、雨、風、疲労、暑さ、寒さ。

せめて原付だけでも復活させたいなぁ、走れば気分転換にもなりそうだし。

ドラゴンフライ

ナショナル ジオグラフィックの公式ページで昆虫の写真を眺めていて、
「そうだ、あれにしよう」と思い立って単語を検索エンジンにかけ、
思わず見惚れた写真画像を昨日からパソコンの壁紙にしています。

それは高解像度で撮影されたトンボの写真でした。
私は昆虫の中でトンボが一番好き(二番目はカマキリ)。
どこか機械的な造形、薄く飛行機のような羽───美しい。

子供の頃、現在より水場が多かった当時に近所で発見できたトンボは小型のものばかり。
それらが嫌いだったわけではないものの、図鑑に見る大型のトンボに出会う機会は殆どなく、
何より捕まえても飼えないので子供ながらに「愛でる」のが楽しい昆虫でした。

今日は今日で路上にのた打ち回っているハリガネムシを発見しました。
カマキリから抜け出たものか、私の目は動くものに敏感なようです。
干からびて死なせるのも忍びないので水場へ移してやりました。

真夏より周囲の生き物に目が行くのは涼しくなったせいかな、今日は暑かったけど。

敵はいつも時間

久し振りの雨です。

昨日の日記にも書いた仕事が仕上げの段階を迎え、また新たな発見がありましたが、
それは作業の九割五分が整った時点の話で、もはや修正が間に合いません。

一口に修正と云っても「間違っているから直す」時とは違って、
より良く適当であると思える状態にするための味付けです。
修正せずとも今まで通りの品質として提出できます。

しかし九割五分を仕上げてから「今まで以上の品質にする手法」を得たとなると、
部分的な手直しでは済まないほどの範囲になれば日程に支障が出ます。
いたずらに納期を延ばすことも出来ないので、今回は時間切れ。

残り時間が数分のところで試験問題の大半に正解を出せたとしても、
終了までに書き終えられなければ結果は変えようがない。
こうした場合、大抵は次回の作品に活かす形となります。

「なぜこんな簡単なことに気付かなかったのか」と自分を責める反面、
素直に発見を喜びたくもあり、それをすぐに使えないことが不満でもあり……。

だからこそ絵をやめられない。

爺さんまで続けられるか

日々仕事の上で技術なり知識なりの向上を目指す中、
私は美術の教育が中学生の時分で止まっているせいなのか、
本を読んだり誰かに説明されても、いまいち頭に入ってきません。

そういう不器用な人間は、今も昔も「体で憶える」というのが手っ取り早いわけで、
指導があれば三度で済む練習が百回になるにしろ、慣れてしまうとそれが普通。

そうした積み重ねの毎日を送るにあたり今日も新たな発見があったのですが、
こんなことを何度か繰り返すうち、同じところを堂々巡りしてはいないかと不安になります。
描く絵の種類によっては、しばらく使わない技術や表現もあるからです。

たとえば───

(A):「ガイコツの絵は……なるほど、こう描けば良い感じになるのか!」
(B):「ガイコツの絵は……なるほど、こう描けば良い感じになるのか!」

───上記の(A)から(B)までに一年くらいの間が空いたとして、
両者で「発見が同じであることを(私が)忘れている」場合がそれです。
そんなことあるもんかと信じたいのですが……。

全身が毛むくじゃら、全身が鱗、肌がただれている、骨だけ……その他諸々。
単純な外見上の表現だけでも、持ちうる技術と知識を全て投入することはありません。
必要なものを必要なだけ用いるのですから、機会がやって来るまで使わないこともあります。

そうして「その時」までに忘れていることを「その都度」発見しているのではないか。
昔の作品よりマシになりはしたものの、こうして忘れるから早く描けないのでは、と。

……そうだとしても、記録するくらいしか避けようがないな。

客の声

私の自宅近くにあるコンビニには、長いこと勤めている気さくな店員さんが居ます。
彼は若い割に言葉遣いもしっかりしており、それでいて嫌味がなく朗らか。
弟の職場に近い市外の店舗にも時々ヘルプとして出向くようです。

たまに仕事上のトラブルでぼやいていることもありますが、
弟が彼を褒めていたため───

「僕の弟が『彼はいい店員さんだよ』って云ってたよ」

───と、伝えました。
兄弟そろって入店したことがあるため、彼も私達を知っています。

「そんな、そう見せかけてるだけですよ」
「じゃあそう伝えとく」
「え?!」

彼の後輩にあたる実習中の青年が、私の会計をしながら笑っていました。

小テスト

久し振りに日中の気温が高く、室温は32℃くらいまで上がりました。
感覚とは勝手なもので、寒いと感じ始めてから本日のような気温を体験すると、
夏場ならエアコンを点けているであろう気温でも、さほど暑いとは感じません。

今日は早朝に少し草むしりをしました。
私は捻り鎌を使いながら雑草を取り除くのが好きです。

「絵を描くこと」は果てしない世界に一人で放り出されるようなもので、
それ自体は探索欲求を満たす媒体として申し分なく、私の一生を捧げるものですが、
そればかり続けると疲れてしまうので、同じく一心不乱になれるにしても"限界"が欲しい。

その点、草むしりは一応の終わりがあるし一時的に没頭できて良い結果も得られます。
無心で雑草を取り除き続け、終わる頃には作物が足を伸ばせる面積が確保できている。
自分の作業環境に置き換えるなら、机を整理して飲み物まで用意した感じでしょうか。

───が、これも続けすぎると手にマメが出来たり二の腕が張ったりします。
仕事に差し支えるとまずいため適当なところで中止。

仕事も何事も程ほどに……なのかな。
プロフィール

七片 藍

Author:七片 藍
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