隙間のない情報

愛知芸術文化センターで催されている展覧会の招待チケットをもらったので、
行ってみたいという母を乗せ、車を出すことになりました。

昨日は妹の用事で車を出しましたが、もともとそちらは予定外でした。
私の仕事が立て込んでいることもあり、展覧会へは母一人で行かせるはずでしたが、
つい先日まで腰を悪くしていたし、心配なので私は時間を調節して付き合うことに。

名古屋の道は苦手です。
建物の並びが目まぐるしいので、ちょっと目をそらすと目印を見過ごします。
つくづく車で来るべきではないと感じますが、仕方がない。

予定より数十分の遅れとなったものの観覧を終えることができ、
地元へ戻ると名古屋よりも涼しく、妙に遠方まで走った気分でした。

次第に人ごみが苦手になっている気がします。

一瞬の輝き

妹からの電話で目が覚めました。
市外で催されている花火大会に間に合わないとかで、車を出せないかとのこと。
交通の便が良くないところなので、遠回りになってしまうようです。

私はあと2時間くらい眠って仕事の続きを進めたかったのですが───

「なんだ、それじゃ休暇中は全滅か」
「せっかく浴衣を買ったのに……」

───お盆休みの花火大会は悪天候の中止続きで、妹は残念そうでした。

彼氏君と日程を調節したものの天気ばかりは変えられません。
この週末に望みをかけていたようなので、どうにかしてやりたい。
ところが道中は一方通行が多く、とにかく迂回ばかりさせられます。

「ごめんね急に頼んで……」
「お願いします……」

彼氏君も申し訳なさそう。
せめて数分だけでも楽しみたかった様子。
しかし、もう開場に間に合わないというよりは「終了に間に合わない」。

ようやく目的地に着いたのは花火が終わる3分前でした。
車中から綺麗な光が5秒ほど見えただけです。
会場に流れる寂しい解散BGM。

「……誰かに感想を聞かれたら『あれは名曲だね』って云っとけ」

後部座席から聞こえる二人の寂しい引きつり笑い。
さらにこの後、もともと頼りなかったガソリン残量に警告が出てしまい、
いつガス欠になるかハラハラしながら帰途を辿ることにもなりました。

まぁ、その内に良いことがあるって。

機械の力

数日振りに畑へ行きました。
私が畑へ行かなければ、大半の仕事は母が担当することになります。
無理をしないよう云ってあるものの、私も仕事が立て込むと外に出られない。

今日は菜園仲間が一人だけ来ていました。
小型の耕運機を入れたようで、新しい畝がふっくらしています。

「うちも買おうかなって考えたんです。 でも安いのは軽いから深く耕せないし」
「そう、高いと家庭菜園の意味もないよねぇ、良かったら勝手に使ってやってよ」
「え? そんな……」
「いいからいいから、まずここを外すでしょ、これがチョークで───」

近所のホームセンターで貸し出していた時期があったものの、
メンテナンスの問題からかサービスが終わり、当てがないままでした。
新たに開店したところでは、やたらに料金が高くて現実的じゃない。

耕運機を入れるなら、それなりに広い面積を確保してから一気にやるのが良いですが、
当然ながら作物があると耕運機を入れられないため「いつでも」ではありません。
機会ができ次第に甘えさせていただこうと思います。

里芋の背が母の身長くらいになりました。

もう夜だけでいい

自宅にこもっていたので、外のことは天気くらいしか分かりません。
日没後は10月くらいの気温になり、昨年の今頃にも同じような日がありました。
こうして半端に気温が低い夜を体験してしまうと、後の日中を過ごすのが辛くなりそう。

お盆の少し前あたりから生活が不規則になっていて、ここのところ調子が悪いです。
いい加減、体に負担をかけるようなことは自重しなければ。

持ち回り

今日も今日とて空は暑い雲に塞がれています。
昨夜はエアコンなしの外気だけで過ごせました。

私の脳には「暑さは一年分の定量がある」みたいなものがあって、
夏に曇りが続くと、注がれるはずだった日差しによる暑さはどこかへ移動して、
そのせいで他県が異例の猛暑に見舞われたり───とか考えてしまいます。

……別に蒸し暑さで頭がおかしくなったわけじゃない。

もう勘弁

一日中の曇り空に、今が8月であることを忘れてしまいそうです。
昨年の同じ頃に書いた日記を見る限り、暑さには差がないようですが……。

たまに気温が上下すると大抵は家族が体調不良を訴えます。
今は母が腰に不調を抱えているので、しばらくすると私もそうなるでしょう。
今年は畑に出る機械も増えているし、運動不足を解消して昨年のような腰痛は避けたい。

「ぎっくり腰で洗車してた」
「なんでそんな無茶するの!」
「だって姉さんが来るから車を綺麗にしようと……」

───昨年の法事で姉からも怒られています。
2年連続で腰巻の世話になったら、さすがに呆れられそう。

まだまだ

よく降ります。
乾燥剤にすらカビが生えそうな勢いで湿度が高いです。
車で走っている時は窓さえ開けていれば涼しいので、それだけが救いでしょうか。

母が農家の祖母と電話で話していて、作物の話になったとか。
そろそろ何か苗を……と話すと、祖母はジャガイモを話題にしたそうです。

「ジャガイモ? これからジャガイモなんてあるの?」
「"秋じゃが"があるじゃない」
「あ、そうか」

私はこんなことも知りません。
年間を通じて入手できるものの全てを、頭の中で「輸入」として処理しています。
夏の終わりに仕込んで年末あたりに収穫できる……それが秋ジャガイモ。

「じゃあさ、トウモロコシの跡地を使おうよ」
「母さんもそこを予定してるの」

知識を得つつ能動的になれるのは嬉しいです。
うんざりするような湿度でも畑の緑は嬉しそう。

根を上げるは私ばかりなり───ということでしょうか。

屋内作業の屋外事情

雨が降ったり降らなかったりで安定しません。
自室に閉じこもって仕事ばかりでしたので湿度は気になりませんが、
不意に外でゴロゴロと空が鳴ると、雷サージ対策をしていても不安になります。

……作業中のデータ、バックアップ取っておこう。

当たり前からの離脱

畑で少し作業を手伝いました。
主立った作物の幾つかが収穫を終え、次の作物を準備したり植えたりする時期です。
こうなると、それまで毎日のように取れていた作物を当てに出来なくなります。
具体的にはキュウリ。

「冷やし中華でも作ろうかしら」
「でもキュウリ買わないと無いよ」
「あー……」

母は野菜好きなので不満らしいです。

6月からのキュウリは全体で200本くらいの収穫でした。
お裾分けでも好評で、半分くらいはそちらで消化したほどです。
それが当てに出来ないと分かると、急に「買うのは損」という気持ちが強くなります。

「収穫が集中したから一時的に燃え尽きたみたいになってる」
「本当にそうだわ」

次第に作物を育てていない箇所が増えてきたので、次に何を植えるか考え中です。

分かってるつもり

コンビニでアイスコーヒーを買って出ると、私の自転車の前に見知らぬ小母さん。
財布にレシートを入れ身なりを正し、さぁ自分の自転車に───

「!?」

───乗ろうと思ったところで、ご自身のものでないことに気付いた様子。
ハンドルの高さが同じくらいですし、シルエットだけで認識したのでしょう。
傍らで待っていた私に気付くや否やバタバタと動揺していました。

「ご、ごめんなさいね、勘違いしちゃって……!」
「いえいえ」

恥ずかしそうな顔で自転車にまたがり、去っていきました。
人間は、一部の感覚だけで済ませている確認作業が意外と多いのかもしれません。

仕事の仕様書を読み落としたりとかね……(←経験者)。
プロフィール

七片 藍

Author:七片 藍
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