絶対に悟ってやらない

「あのさ、明日あいつを映画に連れて行ってやってよ」

昨夜、弟から電話がありました。
開口一番が上記の発言だと、私が支払って観に行くように聞こえます。

「あ? まぁ明日は収入もあるし、別に構わんけど」

ここのところ弟の用事に付き合うことが多くなっていましたし、
日ごろ兄貴と妹には世話になってるから───という殊勝な心がけかと思いきや、
どうにも会話が噛み合っていない感じが、最初からしていました。

「いや、タダ券が2枚あるから」
「なんだ、そういうことか」
「うん」

しかし今のところ私は観たい映画がありませんし、妹には彼氏君が居ます。
どうせタダ券があるなら、あの二人で観に行かせたらいい。
彼氏君も礼儀正しい男だし労ってやりたい。

「あいつらに譲ったほうが良くないか?」
「そう、二人で行くにも車がないって云ってたし」
「あ……そう、つまり送迎しろってことね……」

私と妹にタダ券をくれたわけではありませんでした。
あえてそれを云ってやると、弟の話を彼女さんが聞いていたようです。

「あのね、後ろで『お母さんと行きたいのかー!』ってツッコミ入れてる」
「……『うるせぇ』って云っといてくれ」

そして本日は約束通りに二人を映画館まで送り、私は時間まで暇を潰していたのですが、
妹が連絡する番号を誤り、私の携帯電話でなく自宅の電話に連絡していたのでした。
ようやく電話が入る頃、妹らは映画を鑑賞し終わり夕食も済ませていました。

私は映画館の駐車場にて古本屋で買った漫画(聖☆おにいさん)を読みつつ、
ジャムパン1個を夕食にしながら待ちぼうけていたのでした。

「本当ごめんね! 私が勘違いしてて!」
「……あぁ」

独身男性なんて所詮は便利屋なんです、フッ。

そして自宅の駐車場で私を嘲笑うかのように3ヶ所も刺したヤブ蚊ども。
なんか面白くないから、お前らは許さねぇ。

ガツガツ

昨日の昼から本日の昼過ぎまで起きていて、大半が家族の用事でした。
しっかり食べれば動けるものなのだと、ちょっと意外に感じます。

本日はトウモロコシを収穫したのですが、ややのんびり構えすぎたようです。
その糖分を目当てにハナムグリ(シロテンハナムグリ?)が集まり、
多いところでは10匹以上も居て、トウモロコシをもいだらワラワラと……。

芯の中に至るまでかじるとは恐るべし野生。
カナブンやハナムグリなどは子供の頃から親しんだ昆虫ではあるものの、
樹液に集る昆虫よろしく、大量に群がってトウモロコシを食む様子はギョッとします。

けたたましい羽音はスズメバチなみに存在感があり、まるで生きた弾丸です。
人間が食べても美味しいのですから、そりゃあ彼らにはご馳走ですよね。

そんなこんなで19本を収穫できました。
父の大好物だったのでお供えしたいと思います。

塩漬け

そこそこの気温に反して湿度が低く、夜は乾いた汗が塩になっていました。
今日は色々と駆け回ったり作業したりと仕事以外の用事です。
これで数日前の天気なら熱中症になっていたかも。

その乾いた空気のせいかヤブ蚊には一度も刺されずに過ごせました。
屋外にいる時間が長かったので虫除けスプレーも使ったのに。
用意がいい時に限って用を成さないとは。

それにしても疲れました。
ほんの少し仕事を進めて、今日は早めに休もう。

災い転じて

昨夜、出先の自販機にて飲み物を買った時のこと、
銀行に行きそびれて小銭しかないにも関わらず、その小銭を飲まれました。
辺りが真っ暗な中、取り出し口を覗けどボタンを押せどジュースは出てこない。

「なんだよもう……」

深夜ですし、諦めて別の自販機で購入し帰宅しました。
本当は残りのお金で寝酒でも買うつもりでいましたが、
その小銭もなくなったので眠くなるまで仕事を進めることに。

すると朝になって弟から電話が入ります。
職場の上司が早朝出勤に遅刻し、そのため始業に遅れるとのこと。
ところが今度は代役を引き継ぐ弟のバイクが不調で動かない。

「何件か遅れちゃいけないお客があるんだよ、出られる!?」

数分後には弟の自宅に向かって車を走らせていました。
なんとか弟を出勤させることができ、遅れて出勤していた上司も申し訳なさそう。
この人と私は顔見知りで、最近になって同い年であると分かり少し親近感があります。

それもあって私には「すまん!」という感じに頭を下げ、大急ぎで取引先へ向かいました。

「兄貴ありがと!」
「気をつけてな」
「本当かどうか怪しいけど、上司が食事を奢ってくれるってよ?」
「はっはっは」

あの時に寝酒を買っていたら、車を出せなくなるところでした。

似てるから

昼過ぎに少しだけ降った雨は、秋を先取りしたような夜の空気をもたらしました。
自転車に乗っていると今が夏であることを忘れてしまいそうです。
ずっとこうなら助かるのですが……。

夜になって弟が退社後に迎えを頼んできたので車を出し、
先日のテレビで放送されていた昆虫食を話題にしたところ、
弟が数年前の実家で出された頂き物の"イナゴの佃煮"を思い出しました。

「あの時さ、俺が兄貴の茶碗にイタズラしたでしょ」
「何だっけ」
「俺がイナゴの足だけを兄貴の茶碗にのせて、
 とぼけて『兄貴、ご飯に何か変なもの入ってねぇ?』って云って」

「そんなことあったか?」
「兄貴が別の虫の足か何かと勘違いして驚いて、後ろで母ちゃんが大笑いしてた」
「憶えてねーなー」
「いやー、あれは笑った」

───笑うな。

ちなみにイナゴの佃煮は好物ではありませんが食べることは出来ます。
ハチノコは……今でも食べられるかな。

渇き

昨日よりは風があって過ごし易いはずですが、いかんせん気温が高いです。
トイレで座っているだけでも暑いのでタオルが手放せませんでした。

夏の野菜は発汗を促して体温を下げるものも多いですが、
それだけでは食事が物足りないのも事実で、やっぱり男は肉が食べたい。
そこを天ぷらなどにすると味わいも変わって満足度が変わりました。
今日はシシトウの天ぷらが美味しかったです。

畑への導水の停止は一夏に一度はあるそうで、しばらくすると再開されると聞いています。
ようやく収穫が最盛期に入った今、日照り続きで作物がダメになるのは避けたいです。
小さなスイカがカラスにやられてしまいましたし、まともな収穫が減るのは辛い。

明日は曇り時々雨だそうですが……畑を潤すほどの雨は降るかな。

閉じた空気

ほぼ無風の生ぬるく湿った空気は、横倒しにした冷蔵庫の裏側をベッドにした感じです。
いっそ思い切り暑いほうが清々しいとさえ思えるほどでした。
しかしまだまだ7月です。

先日までの雨続きで稲作向けの水量が確保されたのか、用水路は導水が止まりました。
こうなると、水やりはお天気任せか自前で調達するしかなくなります。
雨水を溜めておいたポリバケツも一日分の水やりに満たない。

三輪自転車の出番かな。

良い夢と良かった夢の違い

5千円札を拾いました───夢の中で。
なぜか拾う時だけ2cm四方くらいに小さく折り畳まれていて、
手にすると二ツ折りになって、律儀に交番へ行く過程までありました。

交番は私の子供時代にあった時のもので現在は移転しています。
そのくせ登場人物は移転後に知り合った人たちばかりでした。
時系列を無視して作られたショートムービーという感じ。

普段から「たまには良い夢を見たい」と書いている気がしますが、
それは目覚めると損をする夢のことじゃないんだけどなぁ。

でも夢の中であろうと良識を維持できているのは良いことです。

級友

昨日とは違って日差しが強い一日でしたが、湿度が低いことだけは救いです。
しかし流石に暑いのでエアコンに頼らざるを得ませんでした。

お昼過ぎ、弟の用事を手伝い終えてから近所のスーパーへ行き、
二人で飲み物を買って涼んでいたところに、見知った顔の男が通りかかりました。
小学生時代からの知り合いで、特別支援学級から一人だけ編入されていた同級生です。

「よう、久し振り」

たしかに頷くか否定するかのYes/No的な反応が大半で、
大人しくて返答に困っている感じはありましたが、
私にとっては何か遮る理由はなかったのです。

むしろ彼より態度が悪く、授業中に私語が多いだの校則を守れないだの、
(私自身の成績を除けば)同い年だと思われたくない生徒のほうが記憶に残ったくらい。

弟が頭の上にハテナを付けていたので説明しました。

「───それで、よく親御さんと買い物に行くのを見た時に話したりする」
「別に何もないように見えたけど」
「親御さんには『息子と話してくれるのは、あなただけですよ』って云われちゃったけどな」
「ふぅん……でも俺も兄貴と同じだ」

彼だったからこそ今も話せるのか、彼でなければ私は違ったのか。
一括りにできないかも知れませんが、彼に対してはそうありたいです。

水分不足と睡眠不足

今日は方々に走り回っていて疲れました。
予報とは異なる曇り空でなければ、こうして日記を書かずに眠っていたことでしょう。
ヤブ蚊が多くなって、じりじりと夏らしい夏に覆われつつあります。
この時期から学生の夏休みが始まるのも納得です。

仕事をするつもりだったけど、睡眠不足なので早めに休もう。
プロフィール

七片 藍

Author:七片 藍
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