第27緑化地区

フリーイラストレーター七片藍のブログ/第27緑化地区

外気でやり過ごす

20時で室内気温32℃! 暑い! でもまだエアコンは点けない!
うなだれ始める私に対して、畑の作物はぐんぐん育っています。
夏を前向きに乗り切る数少ない楽しみです。

今日は畑に置いてあるものに細工をしてきました。
100円ショップで買えるものを使って少々。

気付いた母は何と云うかな。
  1. 2014/05/31(土) 22:54:46|
  2. 菜園
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畑ログ

日中の気温上昇が著しいです。
朝まで起きて昼間に眠る───には、ちょっと寝苦しさがあります。

昨日の畑での作業から"管理"に重点を置いてみました。
まずノートを用意し、ページを畑の敷地に見立てて野菜名を記載。
3~4列の畝(うね)を1ブロックとして、4ブロックに分割。

畑は育てる作物によって必要な面積が少しずつ変わります。
また「あまり水やりが必要ない作物」もあれば、そうでない作物もあるので、
それらが隣同士にならないような配置も必要になるわけです。

しかし大きな目的としては連作障害の回避になります。
同じ場所で同じような作物を育てることによる欠点は───

・特定の養分ばかりが消費され、作物の抵抗力が低下し病気が増える。
・野菜そのものが作り出す成分が、土壌に蓄積し悪影響を与える。
・害虫が発生しやすくなり、ほかの作物も食害される。
・以上を総合し、出来が悪くなったり収穫が減る。

───これだけあります(肥料の添加は除く)。

同系統の野菜を避けつつ、場所を転々とする必要があるのです。
これらを回避するにあたり、大きな意味を持つのは日付と場所の記録。
「いつ、どこに、何を植えたかが分かれば……」というのがノートの目的。

とは云え連作障害の程度(避ける期間)は作物によっても変わります。
長いものでは数年あるので、同じ場所には5年くらい植えないこともあるとか。
収穫量の変化が取引に直結する農家では、ことさら大きな意味を持つわけです。

私達が管理する畑は「素人のままごと」みたいなものですが、
やれることは全てやってみる───というわけで、今年から始めてみました。

ブログ、個人日記、畑のノート……私は記録好きらしいです。
  1. 2014/05/30(金) 23:59:59|
  2. 菜園
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その後・2

昨日の書類を飼い主さんに届けてきました。

ご自宅は、犬を発見した現場から直線距離で約500m。
道中に大きな用水路があり小さい橋が掛かっているだけで、
歩けば十数分の距離でも、密集した住宅地のせいで迷ったのでしょうか。

犬は命の危険こそありませんでしたが入院となったそうで、
足の機能が回復するかどうかは分からないとのこと。

今後が心配です。
  1. 2014/05/29(木) 23:59:59|
  2. 日常
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その後

昨日の一件で、飼い主さんが我が家を訪ねて来られ、
仕事中で詳しい話は聞けませんでしたが、お礼にとお菓子をいただいてしまいました。

昨日のことで私達は大したことをしておらず、
むしろ学生さんや主婦の方が居てこその結果なので、なんだか恐縮です。
飼い主さんは礼儀正しい人で、すぐに解決したのも納得できます。

ところが訪れた飼い主さんは、動物病院での書類を置き忘れていってしまいました。
運良く住所が記されていたため、明日にでも届けに行こうと思っております。
処置を終えた犬に会えるかも知れません。

しばらくは天気が安定するようですし、予後は良好あってほしいな。
  1. 2014/05/28(水) 23:18:53|
  2. 日常
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小さな悲鳴

知り合いの学生から「犬が怪我をしてるけど、どうしたら……」と電話が入りました。
本人は学校へ行かねばならないため事態は私達に託されたわけですが、
車を出して駆けつけると、足は体毛の上からでも分かるほどの内出血。

自転車に撥ねられたのか、あるいは別の何かが起こったのか。
私達が到着するまでに通りすがりの目にも留まったようで、
犬の近くでは見知らぬ学生さんが慌てていました。

「知り合いの犬なんです。 でも知らせに行ってる間、歩き回られたら……」

飼い犬の印である首輪。
怪我をしている動物は普段よりも危険だったりしますが、
ほとんど吼えないため衰弱しているのかも知れない。

そこに運良く同じ界隈に住んでいる主婦の方が現れました。
飼い主から「犬が居なくなった」と聞いていたそうです。
すぐ知らせに走ってくれたので、待っている間を見守ることに。

しばらくして自転車に乗った飼い主さんが現れ、事情を説明しました。
ご家族が車で向かっているそうで、ようやく一安心。

早く治ってくれるといいな。
  1. 2014/05/27(火) 22:11:19|
  2. 日常
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背中は加工済み

これまでTCGの「Z/X -Zillions of enemy X-」にて何点か描いておりますが、
そのアニメ作品である「Z/X IGNITION」DVD第4巻の初回特典で1点を描きました。
倉敷世羅を背に乗せたルビーハウルの描き下ろしです。

以上、宣伝でした。

テーマ:Z/X(ゼクス) - ジャンル:ゲーム

  1. 2014/05/26(月) 23:10:37|
  2. TCG系
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記憶の結晶

認知症で市外のケアサービス施設に入所していた知り合いが我が家を訪れました。
入所の余地ができた直後に引越しとなり、かなり急いでいたため、
地元の知り合いには挨拶も出来ないままだったからです。

一時的な外出にも同伴者が必要になります。
施設は設備の整った良い場所で不満は全くないそうです。
ただ一つ、親しかった人間関係が縁遠くなってしまうこと以外には。

入所にあたって私物の持込には限界があり、多くの物が選に漏れましたが、
一部の品々を私の母が引き取ることになって、ご本人は泣いて喜んでいました。
かなり思い切って手放したようです。

「これ、私が主人と食卓で使っていたの」

認知症の程度とは、実に様々なのだと痛感します。
「午前中に話したことを午後には全て忘れている」のは、よくある話ではありますが、
新しい情報が記憶できないわけではなく、引っ越したことは綺麗に理解できていました。

ドタバタで引っ越したこと、思い出の品を我が家が引き取ったこと、
施設の周辺にある様々な建物、ほかの入所者との出来事などなど。

些細な情報ほど留まりにくく、強烈な情報は留まりやすいのか……と思えば、
ちょっとしたことでも憶えていて、それについての感想を述べることも出来る。
本人と周囲が消極的でさえなければ、なんとか乗り切れるものがあるように思えます。

入所から一ヶ月、何も変わっていなかったことに安心しました。
次に会った時、どんな話を聞けるか楽しみです。
  1. 2014/05/25(日) 23:59:59|
  2. 日常
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濃密な溜め息

数週間ぶりで友人に会いました。
ここのところ残業続きで疲れ切っており、自炊もままならないとか。
独り暮らしの面倒くささを、ひしひしと感じているようです。

「『あぁ、あれをやらなきゃ』とかの、『あぁ』が多いよな」
「多いねぇ」
「出先で綺麗に用事を済ませて帰るのが理想だけど、大抵は何か忘れてるし」
「そうそう、せっかく色々思いついても忘れてることが多い」

スマホにメモをとって効率よく時間を節約しているようですが、
仕事中に思いついたことはメモしきれず、「あぁ」が増えていく。
そうして改めて時間を設けると、そのせいで何かが手落ちになる。

思うに、独り暮らしは両手で風を受け止めるようなものです。
指の間を通り抜けていくものは多分にあって、取り返すのが大変。

こういう生活に耐えかねて伴侶を求める男も多いことでしょうが、
女性は家政婦ではないし、それ以前に一人の人間です。
この悩みは性別に関係なく生じます。

「会社の後輩が『部屋を見せてくれー』って云うから上がらせたら、
 そいつは父親と二人暮らしだから、男でも料理とか慣れてるんだよ。
 目の前でオムレツを作ってくれたんだけど、いやぁ感動した……手際がいい」

彼にとっては意外な刺激が連続する生活でもあるようです。
そこを埋めようとすると時間が必要で、その時間さえ日々に忙殺されていく。

「本当、独り暮らしって大変だよ」

喉の奥から搾り出すような、中年男の一言でした。
まぁ、じきに慣れるって。
  1. 2014/05/24(土) 22:49:42|
  2. 日常
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似たもの同士

朝方、後輩から電話がありました。
彼は昨年の今頃くらいに転職し、以来ずっと忙しく殆ど顔を出していませんが、
気まぐれで夜勤明けに電話をして来ることがあります。

今日は友人にも電話をしたようです。

「俺が電話した時には、まだ眠ってたよ」
「そりゃまだ眠ってるかもな」
「だってもう7時過ぎだよ? 『そろそろ出ないとまずい』って云ってた」

出勤間近に電話する後輩も、眠っていた友人も、
その時間はまだ大丈夫だと思っている私も、それぞれおかしい。
  1. 2014/05/23(金) 23:59:59|
  2. 日常
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長靴を履いた坊主

昨日一日を新しい靴で過ごしたせいか、今日はずっと眠っていました。
歩き回るなら履き慣れた靴が適していますが、足が大きくて靴がダメになりやすいので、
こういう(どこかに遠出する)機会でないと靴はボロいままで生活してしまいます。

少し前から母が畑で長靴を履いて作業をしています。
私は普段から履いている靴のまま。

「やっぱり長靴じゃないと汚れるなぁ」
「母さんのを使っていいわよ」
「いいも何も、それ僕の長靴だよ」
「そうだった」

気付かない内に私物化されている……もう一つ買おうかな。
  1. 2014/05/22(木) 23:59:59|
  2. 日常
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戦士の気合

先方が主催する親睦会に行って来ました。
詳しく書くと怒られそうなので省略しますが、
Mさん、Uさん、Nさん、お話しできて非常に嬉しかったです。
特にNさん、応援しているのでお互い頑張りましょう。

これで一年分の力を養えました。
今日はゆっくり眠って、明日から全力を尽くさねば。
  1. 2014/05/21(水) 22:14:13|
  2. 日常
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「大きいことは**いことだ」

あけすけに個人の身体的特徴を指摘するのは良くないことですが、
私個人に限れば、頭がでかい(そのままの意味)、手がでかい、足が……と、
漫画で描くなら便利そうな特徴でも、買い物で困ることがあります。

サイズが調節できない帽子は被れないことが多いし、
大き目の手袋を買っても指の付け根まで入らなかったり、
下駄箱に入れられないことすらある靴は在庫がなかったりする。

・頭の大きい人は、頭が良い。
・手の大きい人は、掴み取る幸せが大きい。
・足の大きい人は、地に足のついた職に就ける。

───と、いいのにな。
  1. 2014/05/20(火) 21:12:36|
  2. 日常
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歳をとると当てにならない

毎日、午前中に畑へ向かうのが日課になっています。
私は朝方まで仕事をしているため、畑に寄るのは「寝る前」になるわけですが、
これから夏にかけての水やりは、日中の気温上昇を避けるためでもあります。

畝(うね)を大きくして吸い上げる養分を増やす───という案は、
最初は気が進まなかった母すら一目で違いが分かるほどになりました。
晴天が続いても、土が含む水分のおかげで長持ちするのです。

畝を大きくするには、より多くの土を必要とします。
それに対して畑の土には限りがあるため、上手くやり繰りせねばなりません。

他の借主を含めた敷地一帯を見てみると、畑を区画する通路(地面)は殆どが同じ高さ。
それに対して畑の用土は盛り上がっていて、通路よりも少しだけ高い。
この少しだけ高い分を利用することで、畝の土に割り当てるわけです。

そんなわけで、これまで畑の中を歩く際に踏みつけられるだけだった土は、
新たに畝の用土となり野菜の生長に一役買っています。

あとは連作障害を避けるため、植えている野菜の範囲を管理するだけです。
しかし記憶に頼っていて、昨年の今頃に何が植えられていたか覚えていません。
同じ場所で同じ野菜を育てると、病気になったり収穫が減ったりします。

ノートを持ち込んで記録するしかないか……。
  1. 2014/05/19(月) 23:59:59|
  2. 菜園
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見に憶えのない不安

以前、夢の内容が意味するところを解説している本か何かで、
「学生時代の自分が忘れ物をして焦っている」とか、
「学校に遅刻しそうで慌てる」と云った例を紹介していました。

そうした夢は現実世界での準備や警告、または誰それに対する嫉妬とかいうもので、
「そうかも知れない」と思える指摘から根拠を問いたくなるものまで様々でした。

すると"夢の中での学校"で思い出すことがあります。
私が学校の夢で慌てる場合、なぜか机の中身についてなのです。
中で食べ物が腐っている、漫画が入っている、絵を描く道具しか入っていない……など。

これらのどれ一つとして経験がありません。
「机の中に給食の残りを腐るまで入れていた」のは他の生徒の話ですし、
学校に漫画を持ち込んだことはないし、画材だけを持って登校したこともない。

こうしてみると、自分に無関係な事例を作り出してまで悪夢を経験し、
余計な警戒によってストレスを溜めているようにさえ思います。
眠っている時くらい安心しても良さそうなのに。

そう云えば同窓会の連絡が来ていたっけ……あまり行きたくなくなった。
  1. 2014/05/18(日) 23:59:59|
  2. 日常
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虫と人の歴史

「珍しいものが見られるわよ、あんたは苦手かも知れないけど」
「毛虫なら遠慮する」
「当たり、実はね───」

知り合いが蚕(カイコ)を育てることになったので見せてもらいました。
母も昔は故郷で養蚕を手伝ったことがあるのだとか。

私は、いわゆる毛虫の類が苦手です。
畑の作業を手伝うようになって以来、根切り虫や青虫は慣れてしまいましたが、
それでも大きな幼虫はギョッとしますし、まして触れようなどとは思いません。

ところが蚕と聞いた途端に興味が湧きました。
実物を見たことがないからです。

---野生回帰できない家畜化された昆虫---であることを知識として知っているだけで、
郷土資料などで繭(まゆ)の状態を見たことがある以外は、写真や映像だけでした。
苦手と感じて避けるにしろ本物を見ておきたい。

個人で育てる場合、繭を作らせるには紙を丸めた筒の中などでも良いそうで、
すでに少しだけ糸が張られており、貴重なものを見ることが出来ました。
この細い糸が幾重にも束ねられて真綿になるとは。

本日また一つ、平気な昆虫が増えたのでした。
  1. 2014/05/17(土) 23:44:59|
  2. 日常
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引っ越したい

今年は畑で色々と工夫を凝らしていて、早くも変化が現れています。
一つの苗が占める土の量を2倍に増やしたことで、のびのびのと根を下ろしている感じ。

土の量を2倍にすれば植える面積は減りますが、今年からは畑そのものを拡大したので、
総合的な収穫量は減りませんし、連作障害の程度を抑えることも出来ます。
大きな水槽が水質を維持しやすいのと同じですね。

私の部屋も広くなれば散らからない……わけないか。
  1. 2014/05/16(金) 23:59:59|
  2. 菜園
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旧支配者

昨日に引き続き、掲載可能な仕事作品を公開いたします。

■「最強ガーディアン・クルス」より"水神クトゥルフ"
(※画像クリックで全体表示)

納期に余裕があったので腰を据えて描くことが出来ました。
色々と反省も多いのですが、描きたいように描かせてもらえて楽しかったです。

ブログで公開したものを含め、サイトに掲載する作品が十枚以上も溜まっています。
担当さんのお返事はまだかな……。
  1. 2014/05/15(木) 22:44:08|
  2. ソーシャルゲーム系
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暑い

とくに書くことがないので、掲載可能な仕事作品を公開いたします。

■「最強ガーディアン・クルス」より"ア・ドライグ・ゴッホ"(※画像クリックで全体表示)

ウェールズの国旗に描かれている赤い竜です。
角は指定によるもので、国旗の竜には角はありません。

仕事が忙しいので今日はここまで。

テーマ:スマートフォンゲーム - ジャンル:ゲーム

  1. 2014/05/14(水) 23:45:15|
  2. ソーシャルゲーム系
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ピーガー

たまに思い出してラジオ番組を聴きたくなることがあります。
仕事の上では耳だけが自由なので、気分を変えるには音しかない。

しかしラジオは母に渡してしまって、聴くのは昼間の車内であることが殆どです。
聴きたくなるのは深夜なのでラジオが欲しい……でもラジカセもない。
ラジオ番組を聴くからにはラジオで聴きたい。

学生時代には、むしろラジオは「音楽を聴く機材の付属機能」でした。
ラジカセがあればラジオを聴けるので気にしたことはなかったわけです。

そう思った昨夜、私の部屋にもラジオが一つだけあることに気付きました。
実家が引っ越す時、その姿が気に入ってしまったので持ち帰ったものです。
入れっぱなしにしていた乾電池が粉を吹いていました。

松下製AMラジオ「R-143」1974年製───古い古いラジオです。
聴けるのはAM放送だけですが、AC100Vと乾電池が両方使えます。

乾電池は受け付けなくなっていたので、電源はコンセントから引っ張りました。
このラジオはチューニングが合うと赤いダイオードが光るようになっています。
39歳の彼は鮮やかな光を放ち問題なく受信してくれました。

ところがAMラジオの内蔵アンテナでは、部屋の床に伏せて置かないとノイズだらけ。
結局、私が聴きたい番組は電波が弱くて聴けたものではありませんでしたが、
ノイズの中に放送を探すのは何だか楽しい。

彼の現役を支えるために、自作アンテナも考えよう。
  1. 2014/05/13(火) 23:59:59|
  2. 日常
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ブラッシュアップに一万年

車に乗って少し離れた神社にてお祓いを受けることになったのですが、
祝詞(のりと)の中に名前が入ると中途半端に意味が分かってしまい、
奇妙に浮いて聞こえるので申し訳ない気分になりました。

昨夜から今朝まで仕事をしていて、あまり前進しなかったので焦っています。
資料が必要な絵の場合、知識として頭に存在しないものは悩んでも仕方がないので、
さっさと調べて進めたいのに思いのほか良い資料に行き当たらない。

こういう時こそ神頼み……と行きたいところですが、
日ごろから信心の薄い私に貸してやる力なぞ無いようです。
きつい灸をすえられたつもりで朝まで頑張り、手詰まりなところで提出しました。

ダメ出しするのが同じ人間だからこそ、この程度で済んでいると考えるべきです。
神様にリテイクを出されたらラフだけで千年くらい経ちそう。
  1. 2014/05/12(月) 23:59:59|
  2. 日常
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お前は誰だ

20時過ぎに電話がありました。

「モシモ~シ」(←裏声)
「はい」
「今日ハ母ノ日ダカラ、買イ物ニ行コウト思ッテ~」

「誰ですか? イタズラ電話はやめてください!」
「妹ノ声ヲ忘レルトハ~」
「いい加減にしてください! 警察を呼びますよ!」

「えー警察? それは困るなー」
「あと10分くらいで行くわ」
「は~い」

急に素の声に戻すな。
  1. 2014/05/11(日) 23:33:05|
  2. 日常
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大冒険

昨日、畑で作業して帰り机に向かった時のこと、
左手の袖口に一匹のアリが這っていて、ポトリと机上に落ちました。
私の足にしがみついたまま、畑から連れ帰ったものと思われます。

殺すのも忍びないので、摘み上げてベランダから外に逃がそうとしたところ、
あれよあれよと云う間に小物の影を目指し、それをどけると次の隠れ場所へと一直線。
わずか10秒ほどで姿を消してしまいました。

何をするわけでもないからと放置し、明けて本日の私が見たものは、
液晶ディスプレイの画面上をウロウロする姿でした。
夜通し机の上をさまよったのか。

やはり殺すのは忍びないので、なんとか捕まえて畑に返しました。

彼が無事に"一族"のもとへ戻れたかどうかは分かりませんし、
彼の移動距離が人間でいうところの何kmに相当するのかも分かりませんが、
家族に出会えたとして、どんなことを語ったのだろうと想像してしまいます。

「大きな山だと思ったら、おれが歩いていたのは巨人(私)の足の上だった。
 すると巨人は歩き出して、大きな乗り物(自転車)にまたがって、
 遠く(100mくらい)へ移動して巨人の巣に帰りついた。

 おれは必死で身を隠して眠れぬ夜を過ごした。
 翌朝、おれが絶壁(ディスプレイ)を上って巣の全体を見渡そうとしたら、
 絶壁が光り輝いて(電源オン)、とうとう巨人に見つかってしまった。

 すると巨人は、おれを摘みあげて巣から出た。
 また大きな乗り物にまたがって移動して、ここ(畑)で解放された」

こんなところでしょうか。
奥さんアリは浮気を疑っているに違いない。
  1. 2014/05/10(土) 23:59:59|
  2. 日常
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「すぐ慣れるさ」

二日前の夜、18年間ずっと使っている自室の壁掛け時計(100円)を少し解体し、
中身の文字盤を自作したものと取替えましたが、妙なことに見づらくなりました。
ケント紙に12ヶ所の目盛りを書き入れただけの簡素なもので、数字がないのは以前と同じ。

この安物の時計は、まだ私が独り暮らしを始めて間もなかった頃から使っています。
友人と名古屋で買い物をしている最中、ゲーム屋さんの店先にUFOキャッチャーがあり、
これに挑戦した友人が、まだ自宅に時計がなかった私にくれた物です。

───こう書くと良い話なのですが、実はこれがエロゲーのキャラクターグッズで、
「また時計を買うのもバカバカしい」という理由だけで現在まで使い続けています。
ここまで来ると腐れ縁とすら呼べそうな品です。

以前の文字盤がどのようなものだったかと云うと、
まず丸い盤面にキャラクターのイラストが右下寄りで全体の40%くらいを占め、
ほかに目盛りの丸い点だけがあり、3・5・6時の目盛りがイラストに隠れて存在しません。

この文字盤を取り替えようと思い続け、実現させたのが18年後の二日前。
よくもそんなに放置し続けたものだと自分でも呆れますが、それはそれとして、
こんなに長いこと生活の基軸として利用し続けると、嫌でも「慣れ」が生じます。

3つの目盛りがないことに慣れたせいで、あえて全ての目盛りを設けると違和感がある。
微妙に時計全体が傾いているような、30分くらい時間が狂っているような。

自室を見渡すと、テレビの前にあるホコリを被った玩具が目に留まりました。
何かのジュースについてきた、いわゆる食玩の「機関車トーマス」です。
時計の文字盤を替えたことで部屋にあるキャラクターグッズの割合がゼロに近づきます。

さて、18年分の慣れは何日で上書きされるでしょうか。
  1. 2014/05/09(金) 21:34:23|
  2. 日常
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なんとでも

休みだったリサイクル店に再び行って来ました。
学生時代の私が通学路に発見して以来、かれこれ20年くらいの付き合いです。
ほかの客が来ているのは見たことがないので、便利屋としての業務が主体の様子。

普通の人が店を訪れても「個性的だね」という評価が殆どでしょうが、
私や母にとっては「かゆいところに手が届く店」で、何度となく救われています。

───と云うのは、いわゆる道具や小物が豊富なお店なので、
「自転車のカゴだけが欲しい」という要望から、鍬(くわ)やスコップまで買えてしまう。
きちんとした新品にこだわらなければ、取っ掛かりになるものが沢山あるのです。

「これです」
「構わないけど……かなりボロだよ」
「十分です。 畑に置きっぱなしにしますから」
「じゃあ200円で」

皮肉なもので、付き合いが長いと高い/安いの線引きも見抜かれています。
ずっと店先に置いても売れない物は、捨て値でも買い手がついた方が良い。

そんなわけで畑の装備も充実しつつあります。
わざわざ自宅に道具を取りに戻ることも少なくなりました。
こうして揃えたものが、このお店だけで数点になります。

あとは化成肥料かな。
  1. 2014/05/08(木) 23:25:33|
  2. 日常
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古強者のグラデーション

たまに顔を出すリサイクル店の近くに、いつごろか別のリサイクル店が出来ました。
どちらかと云うと趣味の延長みたいなお店で、かと云って知識があるわけでもなく、
それでいて品揃えは面白く、しかし価格設定は懐に優しくないという……。

前者のお店が休みだったため、少し寄り道するつもりで入った本日が最初でした。
ご主人と奥さんの人当たりが良く、買わずに店を出ても心が痛まないのは幸い。

私は昭和の終盤に生まれた人間ですが「これぞ昭和!」という古くささは大好きです。
丈夫さだけが売りの気取らないデザインが、融通の利かない頑固親父のようで楽しい。
決して多くない機能の全体を把握する際も、総当たりで何とか出来てしまうのが面白い。

もちろん昭和特有の欠点もあって、それは品物に限らず度々耳にすることがあり、
いずれ色々な場面で「全ては昭和のせいだ」なんて云われる日が来るのではと、
私は何となく恐れていますが、人は生まれる時代と場所を選ぶことは出来ません。

そうして自分が生まれた当時では既に目にすることがなかった物でさえ、
昭和という色帯の中に溶け込み、自己主張しすぎず奇妙な謙虚さすら感じます。
基本が木目調で、旧いラジオなんかが良い例かもしれません。

「懐かしさを味わえる過去があるのは幸せなこと」と以前にも書きましたが、
現在の家具や電化製品を懐かしいと感じる時代は、どれくらい先でしょうか。
その時は、どんな品の一点に味わいがあるのか。

いずれ"長老"になってしまう厳つい扇風機を見て、そんなことを考えていました。
  1. 2014/05/07(水) 23:39:04|
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セルフチェック

昼間、テレビで認知症について扱った番組が放送されていました。
少し前に知り合いが介護施設に入所したこともあり、触れる機会こそありましたが、
そこに持ってきて自身のこととなれば、自分の感覚は当てにならなくなります。

なにしろ本人には自覚しづらい、あるいは自覚できません。
「無意識を意識せよ」と云われるようなものです。
うたた寝していた母が目を覚まし「何を観てるの」と云ってきました。

いくつかのチェック項目が表示されています。

「これに心当たりが多いと、認知症の疑いがあるってさ」
「母さん大丈夫かしら」

云うが早いか画面が切り替わってしまいました。
ほとんど全てを読んでいた私は、現在の母に該当する点はないと告げます。
少し安心したようですが、胸を撫で下ろすには年齢的に逡巡がある様子。

「でも『主語を抜いて喋り出す』とかを追加されたら怪しいかもね」
「ぶふっ」

たまに私から指摘されていることを思い出し、母は大笑いしていました。
  1. 2014/05/06(火) 23:31:57|
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毎日の重大問題

短いところでは今日か明日から出勤という方も多いでしょうか。
私は結局、仕事らしい仕事をしないまま実家の用事が大半でした。
畑に出られないのは不満なので、仕事でなくとも良い面はありますが……。

こうして畑を借りて作物を育てるようになって数年になりますが、
周囲の助言や調べて得られた情報は、有効なものから疑問なものまで沢山あります。
それなりに説得力のある情報だと、何が成功で何が失敗なのか分からないことも。

そんな中での身近な例は、食卓で出た生ゴミを肥料にすることでしょうか。
調理済みの食べ残し等をそのまま肥料にすると、塩分が多くて生育を阻害するとか。

これに対して「雨によって塩分が流されるため問題ない」とする話や、
「動物の糞尿を肥料とするにあたっての含有塩分は蓄積しないのか」……等々。
ここから更に天候、作物の耐性、病気などといった要素が加わると複雑化します。

一般家庭で管理する畑では規模も小さいため、害があっても程度が知れていたり、
ここに土壌の差を含めると、素人では簡単に判断できないのが現状です。

利用者10名ほどの菜園に、それぞれ様々な条件に左右される収穫という形があり、
農家に比べれば飯事のような規模でも、それぞれに一生懸命です。
得られる情報は実践でしか本当のところは分からない。

自分が生まれてから口にした数限りない食べ物は、こうした膨大な疑問と答えの塊です。
「食べられるもの」は、途方もない労力の木になる果実のようなものでしょうか。

何気ない「おいしい」とか「まずい」の一言は、思えばとても重い言葉です。
  1. 2014/05/05(月) 21:41:12|
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なんなの

明日は雨が降るそうなので晴れている内に……ということで、
今日は花好きの母を連れて、ある花の苗を求めて県外まで車を出しました。
市内に大きな種苗店がないので、岐阜県は可児市の日本ライン花木センターへ。

ところがそこでは扱っておらず、次の心当たりとして各務原市へ。
探しているのは、まだこの時点では「ルリアザミ」という名の花でした。

その花は、とあるスーパーの生花コーナーで母が見かけて教えてもらったもので、
店員さんに聞いたところ県外の生花店から仕入れたと聞いていました。
しかしそれも昨年の話ですし、何よりお店の名前を憶えていない。

おぼろげに記憶している所在地を頼って走ると、たどりついたのは個人営業の生花店。
しかしそこにも置いておらず、愛知に戻って市内の花屋を頼ると───ありました。
長距離の運転と店員さんが無愛想だったことを除けば、とりあえずの収穫です。

そうして帰って苗を植えネットで検索してみたのですが、
画像の候補に含まれているのに数が少ない。

実はルリアザミではなく、「ルリタマアザミ(瑠璃玉薊)」という名前だったのです。
最初から名前を間違えていたのでは行き着くはずもありません。
もしかしたら一件目で買えていたかもしれない。

そしてどちらもアザミ属ではないらしく原産地も違います。
昨年からボタンを掛け違えていたようです。

そんな本日の運勢は「親孝行するとよい」……出来すぎてる。
  1. 2014/05/04(日) 23:59:59|
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活動期

家族の用事で出かけておりました。
陽気は夏の入り口といった感じで車内でも暑いです。
朝と晩が肌寒くないのなら、いっそ一日中をTシャツで過ごしたいくらい。

そんな中、電話をしてきた母が体調不良を訴えました。
たまに加齢による高血圧で気分が悪くなることはありましたが、
私が実家にたどり着く頃には、2度の嘔吐でぐったりしている状態。

食あたりです。

「とりあえず吐いちゃったほうがいい、お茶を淹れとくから」

すると1時間もしない内に吐き気が治まり、普通に飲み食い出来るように。
食あたりで強烈な嘔吐に見舞われるのは始めてだったらしく、驚いていました。

そろそろ食べ物の管理を甘く見てはいけない時期です。
  1. 2014/05/03(土) 23:10:27|
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食わず嫌い

昨日、友人がチョコミントのアイスを買っていました。
私はこのチョコミントというやつが数少ない食わず嫌いです。

ミントガムもチョコも嫌いではありませんが、
「どう想像しても口に合わない」という固定観念が頭から離れませんでした。
1円も払わずに食べる機会があるなら試してみたい───と思い続けて幾年月。

食べたことがないものを想像だけで否定するような人間にはなりたくありません。
もしかしたら、すごく美味しいのかもしれない。

そこで不意に友人から「七片ってチョコミントは嫌いなの?」と聞かれたので、
正直に食べたことがないと告げた上で味見させてもらったのでした。
子供の頃の友人は、初めて食べた時に衝撃を受けたのだとか。

「どうっすか」
「すまん、もう一口もらう」
「うん」

しかし私が食べても衝撃はなく、想像した通りのチョコミント。
例えるならミントのガムを噛みながらチョコを食べる感じ。
味わいが整合してくれない。

「……あぁ、ダメだ、紛うことなき『チョコとミント』だ」
「ダメか」
「こういうものなのか……」

真正面から「お前の口には合わない」と云われているような、
自分に対して酷く失望したような、ただただ残念な気分でした。
何かが悪いのではなく単純に相性が合わないのでしょう。

美味しいと感じる人が羨ましい。
しばらく口の中で「どうにもならないこと」が残り続けたのでした。
  1. 2014/05/02(金) 22:51:15|
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