第27緑化地区

フリーイラストレーター七片藍のブログ/第27緑化地区

現実逃避

仕事の待機が長引いているので困っています。
世間の連休は私には無関係です。

最も時間のかかるブラッシュアップ(清書)にこそ長時間を割くのが一番。
しかし待機のまま連休に入ると何もすることがなく、休み明けが忙しくなります。
こういう時間の無駄は出来るだけ避けたいのですが……。

じゃあ部屋の片付けでもしろって?
全く、その通り。
  1. 2014/04/30(水) 23:54:34|
  2. 日常
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何植物?

しっかり雨が降っております。
畑にとっては良いことでも急な気温低下は腰に来る。
こう考えると、何も考えずに行動できる夏の期間は短いですね。

昨日の卒業アルバムを見返したら、それが地元の学校であることが奇妙に思えました。
雪に白む校舎や雨に打たれるプール、いつ撮ったのか生徒のカバンが置かれた下駄箱前。

こうした写真の中にないものとして、パソコンの授業を受ける教室があります。
たしか私が卒業する年に作られた教室で、授業を受けたのも2回だけでした。
もちろん今となっては古い機種ですし、現在は様変わりしていることでしょう。
体育館の放送室や、薬品が置かれた理化準備室は入ったことすらない。

一つの強烈な思い出として、野球部の部室があります。
水泳大会等の行事では臨時の更衣室としても使われる簡素な部室なのですが、
その片隅に積まれた野球の塁ベースに、とんでもない事が起こっていました。

県大会の際、ある程度は生徒が自由に飲み物を持ち込めたらしく、
誰かが飲みさしをベースの上に放置した結果、何らかの植物が生えて来たのです。
ベースの中身に藁のようなものが使われていたためか、何かの種が含まれていたのか……。

40cmくらいの高さまで成長していて、ただただ不気味でした。
それまでの教育課程において教わったことがない現象です。
ちなみに紙パックの飲み物でした。

……なんでこんなことを思い出すのでしょう。
  1. 2014/04/29(火) 20:26:18|
  2. 日常
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13分の1

先日、知り合いから母校の同窓会について話を聞いていたのですが、
引っ越しても電話番号が同じだったことから私にも連絡がありました。
「七片なんて根暗は呼ばなくていい」とか云われそうなのに、意外です。

連絡してきた懐かしい名前に、なぜ彼なのだろうと疑問に思っていると、
よくよく考えれば彼はクラス委員長で、リーダーシップのある人物でした。
幹事になることも二十数年前に決まっていたのでしょう。

しかし当時を思い起こすにあたり、これがとんと記憶に残っていません。
実家が厳しい状態だったこともあり忘れたい情報が多かったのも理由ですが、
付き合いのある友人が2年生の時にクラス分けされたためです。

現在よりも生徒の数が多くクラスも8組ほどに分かれていて、
結局3年生でも同じクラスなれず、友人が少なかった私には不満でした。
学力や進路という形で差がつきやすい時期であることも手伝っているはず。

それでも久し振りに卒業アルバムを見ると、少しずつ記憶が戻ってきます。
一年という決して短くない期間を3度も繰り返し、色々なものを見ただろうに、
あまつさえ劣等生で勉強漬けでもなかった私は、その代わりに何を記憶したのか。

……10代って何だろう。
  1. 2014/04/28(月) 23:59:59|
  2. 日常
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雨乞い

午後から畑を手伝ってきました。
いよいよ夏を目前に植物の隆盛が期待できる時期です。

母が自治会役員をしていた時は、畑に来られる機会が少なく手抜きがちでした。
雑草は程度が軽ければ放置していましたし、種や苗を植える時期を逸していたりと、
それで収穫を期待するのは無茶というものです。

畑だってタダで借りているわけじゃない。

「今度から試しに畝(うね)を大きめに、こんもり作ってみよう。
 ふんだんに養分を吸わせて、根菜は足を伸ばしやすいように。
 種も苗も時期を逃さずに仕込んで、残念な結果に終わらないように」

そう母に提案してみたところ、賛成を得られました。
役員を辞退して時間が増え、その分を畑に回せるようにもなったので、
互いの運動不足を解消する目的も兼ねて一念発起。

「畝はこれくらいでいいかしらね」
「十分だと思う」
「あとは水ねぇ……」

これが問題です。
まともな畑とは云え、所詮は農家向けの導水を利用させてもらっている身分なので、
田んぼに水が入る時期にならないと用水路は干上がったままで、こっちの畑は雨頼み。

わずかな水が流れている用水路まで水を汲みに行き、それを畑で使ってみると、
よろよろと土の上を歩く小さなものが見えました。
体長1cmくらいのザリガニの子供です。

もとの用水路に戻してやりました。
彼らも少ない水の中でどうにか命を繋いでいます。

てるてる坊主を逆さ吊りにするか……。
  1. 2014/04/27(日) 22:12:03|
  2. 日常
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頂と麓

お昼過ぎに知り合いと長話をしました。
以前、私がタンスの運び出しを手伝った人です。
先日は自宅の鍵を(市外から1時間半かけて来る)娘さんに預けたまま帰してしまい、
やむなく24時間営業のキーサービスに頼り、私はその時も少し関わりました。

「こないだはありがとうね」
「そんな、何もしてないよ」
「結局、特殊な鍵だから開けられなかったのよ」

解錠できないため窓の一部を取り外して入ったのだとか。
「しっかり別料金を取られた」と、ぼやいています。

介護に従事していることから色々と話を聞くのですが、
ご自身が70歳でも現役で介護職を続けるのは理由があるそうです。
それというのも、介護対象の「家族の醜い一面」を多く見てきたからだとか。

さしあたって話題になりがちなのは、やはり遺産問題だそうです。

「すごく品のいいお嬢さんでも、親のためにはティッシュ1枚すら買わない人とか、
 『介護が続けば遺産も残り少なくなるから』って親には早く死んでほしい人とか。
 そうすると私に対する態度が変わったりして……遺産なんて残すもんじゃないわ」

私は母に「自分には遺産なんか絶対に残すな」と云ってあります。
母は祖父母を残して田舎から嫁いで来たこともあり、権利は放棄しているとか。
私もそれが良いと思うし、欲しい人間同士で勝手に争うなり持ち崩すなりすればいい。

「若い時は階段を上るけど、歳食ったら下りて来なきゃいけないのよ」

木登りするなら下りて来られることが大前提。
頂は足場が狭く、ちょいと押されるだけで転がり落ちる。

さても人生は絵を描くより難しいことです。
  1. 2014/04/26(土) 23:59:59|
  2. 日常
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光の差す生活

閉め切った車内は30℃くらいになりました。
この調子だと来月からは夏の陽気だと思ったほうが良さそうです。

私の部屋の壁掛けアナログ時計は、私が独り暮らしを始めた頃から使われていて、
それは友人がプライズマシンで取ってくれた代物で、かれこれ十数年になります。

極端に狂うこともないし長いこと役に立っくれていますが、
忘れた頃に電池が切れ、いわゆる「上り坂」を秒針が上れずにいました。
どうやら昨夜の内に停まっていたらしいです。

電話の時計で正午前だと分かり、その後は母の用事に付き合って車を出し、
それが済んだ後に何気なく実家の玄関先でボーっとしていると、
誰かが捨てた菓子袋が風に煽られて高く飛んでいきます。

マンションの4階くらいまで舞い上がり、階段の踊り場に入ろうかという時、
これまた踊り場からの風に押し返され、さらに飛び続けてどこかへ。
夜型生活をしていると忘れがちですが昼間っていいものです。

せめて起床が16時になる生活は見直そう。
できれば正午くらいに。
  1. 2014/04/25(金) 23:59:59|
  2. 日常
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訓練と限界

午前中に畑の草むしりをしました。
雨上がりの土が草を引きやすい───のは数日前までのことですが、
耕した時に籾殻を仕込んでおいたので、乾いても土がほぐれやすい。

こうして畑の土を触るようになって数年になり耐性もつきました。
根切り虫が出ようと蛾のサナギが出ようと、もう逃げたりしません。
つまみ上げて駆虫するところまで面倒が見れます。

……が、毛虫だけはダメです。
これから葉桜を這い回る輩が出るので早くから警戒しています。

あれが畑に出るなら絶対に無理だったんだろうな……。
  1. 2014/04/24(木) 23:57:07|
  2. 菜園
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らしくない

このブログは別として、サイトのほうは独自ドメインにレンタルサーバです。
年に一度は契約を更新する必要があり、今年も案内が来ていました。
すっかり忘れていたので焦って料金を振り込もうとする私。

こういう手続きに留まらず、私は定期的に何かをするのが苦手です。
週に一度の連続ドラマも翌週には忘れていますし、まして年に一度なら尚のこと。
私の脳は、回転数の大半を毎日の生活に使い切っているのでしょうか。

ところがサーバ料金は昨年に支払済みで、あとは手続きするだけにしてありました。
ドメインの更新も数年先まで済ませてあり、しばらく何事かと考えを巡らせると、
昨年の更新時に前もって用意しておいたことを思い出します。

なんだ七片のくせに用意がいいじゃないか……と、素直に安心できないほど気持ち悪い。
お前はいつの間に自分の裏をかくような真似をする人間になったのか。

どちらに転がっても自分を信用しきれない性格が面倒くさいです。
  1. 2014/04/23(水) 19:36:57|
  2. 日常
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お金は大事

昨夜になって急に背筋が痛くなりました。
雨で寒暖の差でもあったのか、背中の一面が筋肉痛になった感じです。
眠って半分くらいは治ったものの、まだ左半分が痛みます。

そんな状態でしたが、畑の草むしりを手伝ってきました。
雨上がりの土は柔らかいので、根の浅いものなら簡単に引き抜けます。
始めると気になって全て引き抜きたくなる。

その最中に母方の叔母から電話が掛かってきたので、
たまたま自宅に居た従妹と久し振りに話すことができました。

「兄ちゃん結婚せぇへんの?」
「スーパーで298円くらいなら買っといて」
「お金かー!!」

いい反応です。
  1. 2014/04/22(火) 21:49:37|
  2. 日常
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スパルタ脳

枕を変えたせいなのか悪夢にうなされ、珍しく早く休んだのに2時間で目覚めました。
うなされた時の特徴として、普段は何とも思わないものを怖く感じたりします。
早く明かりを点けて安心したいし、暗いところへは行きたくない。

独り暮らしは、自分が動き出さなければ万事が立ち行かない環境ですが、
それはつまり「何もしない限りは何も起こらない」ということでもあります。
すると何らかの異常には気付きやすくなり、音に対しても敏感になるわけです。

そんな環境で不意に恐怖を植え付けられると、まず現状確認が先立ちます。
今は何時なのか、いつから眠っていたのか、部屋の中で変わったことはないか。
しかし悪夢にうなされただけですから、身の回りでは何も起こっていません。

眠り直すことは出来なかったので、結局は起き出して仕事をしていました。
すると恐怖はどこへやら、空が白み始めたことにも気付かず没頭しています。

私の脳は仕事をするために悪夢を見たのでしょうか。
  1. 2014/04/21(月) 23:32:24|
  2. 日常
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自己評価

友人の買い物に付き合ってきました。

「面倒だと思ってることが、どんどん疎かになってくね……」
「そんなもんだってば、お前はしっかりやる方だけど」

私が独り暮らしをすると告げた時、彼は羨ましかったそうですが、
数ヶ月しても片付かない荷物、畳まず放置された洗濯物を見るにつけ、
内心では「片付けろ!」と思っていたことが自分にも起こっている様子。

もちろん彼の部屋は新築で綺麗です。
しかし本人が反省する程度には「自分の舵取り」が難しいと感じていて、
誰もが思う「自分ならやれる」という根拠のない自信が日増しに打ち砕かれる。

自分に対する小さな失望。
独り暮らしって、自分を見つめるには密度が高いのかもしれません。
  1. 2014/04/20(日) 23:59:59|
  2. 日常
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忘れた頃に

「独りで運転してても退屈だから」と、昨夜は弟の仕事に付き合いました。
車で商品の届け先を確認しつつ、道順の見直しをするわけですが……。
とにかく山の手の田舎町は起伏が激しく、おまけに曲がり角や一方通行も多いです。

手元の帳面を見ながら弟に行き先を指示し、ぐわんぐわんと揺られ続けること一時間の後、
自分が乗り物酔いする人間だったことを数年ぶりに思い出しました。
車を運転する身分になっても、根底では何も変わらないらしいです。

「今のカーブ、すっげぇ来る……」
「マジで? 帰ろっか?」
「もうちょっとだけ頑張る……」

乗り物酔いする人間にとって、"酔い"への抵抗は涙ぐましいものがあります。
やれ遠くの景色を見ろだの、黙ってないで喋れだの、カーブでの傾きに対抗しろだの。
しかし大抵は先制攻撃として「車内の匂い」があり、そこからして手遅れです。

芳香剤から苦手な人も多いことでしょうし、何より観光バスのシートは耐え難い。
あの食べ物とも化粧品ともつかない異質な匂いは、嗅覚から脳を縛り付けます。
いっそ車内に肥料でもぶちまけたほうがマシに思えるほどです。

次に揺れですが、胃液が攪拌(かくはん)されるのかゲップが出そうで出ない。
匂いを遮断するため鼻呼吸をやめると、開いたままの口では頻繁に唾液を飲むため、
泡状の空気をはらんだ唾液が飲み込まれ胃袋は膨張する一方。

ここまで苦しんでも世間は車での移動が主体ですし同情もされないので、
しばしば絶望して旅行と聞くだけで落ち込むという、自身の行動範囲を狭める結果にも。
吐こうものなら周囲からも鼻つまみになり、そうして車内の匂いも無視され続けます。

そんなこんなですから、往々にして「もうちょっとだけ頑張る」のは無意味です。
一秒でも早く車を降りるか横になるべきですし、もう道中に置き去られたいくらい。

「……今どの辺だ?」
「帰り道に向かってるよ」
「うぅ……」
「本当ごめん」

ルート確認は半分以上も残っていましたが、途中下車。
数時間後に詫びの電話を入れたところ、むしろ詫びられてしまいました。

・睡眠不足の日は長時間の同乗を避ける(重要)。
・「ん?」と思ったらすぐに止めてもらい、外で軽い運動をする。
・レモン風味の飴か飲み物を用意する。

ここ数年は自分が運転するだけだったので、うっかりしていました。
弟には埋め合わせしなければ。
  1. 2014/04/19(土) 23:59:59|
  2. 日常
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もう四捨五入でいい

昼間はニット帽を被らずに済む程度には暖かいし、そうこうしている内に暑くなります。
そう思った昨夜に髪を刈ったところ、てっぺんにオバQみたいな毛が立っていました。
私は髪を切った直後に入浴するため洗髪で流し損ねるとは考えにくい。

……と思ったら、タオルの糸くずが器用に立っていただけでした。
白い糸くずが白髪に見えても残念に思わない歳です。

仕事の忙しさが一段落しているし畑を手伝いに行こうかな。
  1. 2014/04/18(金) 20:10:59|
  2. 日常
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出張修理

朝まで起きていたら実家に呼び出されました。
近所の学生が自転車に乗れず困っているので、直してやってほしいとのこと。
今日は校内行事の振り替え休日だったようです。

車体は普通のシティサイクル。

「……よそ見をしてて電柱に……ハハハ」
「そりゃまた漫画みたいだね」

こうして修理することは何度かありましたが、大体が男の子です。
女の子は派手な乗り方をしないとして、よそ見の頻度はどうなのでしょう。

・リムに若干の歪みが生じ部分的にブレーキをかけた状態が続く。
・チェーンカバーが変形してペダルを漕ぐたび異音がする。
・チェーンの張りに遊びがなくなりガチガチになっている。
・前照灯(ライト)が大破。

聞けば親御さんは車のみで、自転車に乗るのは自分だけ。
今までに故障した自転車も処分せず残っているそうなので、
ライトは故障車から引っ張ることにしました。

1時間くらいで修理完了。
その辺をくるっと走って来させる。

「バッチリです!」
「結構」

暖かいし作業もしやすかったです。
  1. 2014/04/17(木) 20:54:11|
  2. 日常
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一を聞いて十を悟る

ちょっと眠かったので昼寝したところ、どんな寝返りを打ったものか、
枕元に置いてあったマフラーが背中に敷かれつつベッドを横断し、
片方が左手に巻き付いていました。

その昼寝の間にも夢は見ていて、それは仕事で返事が来ていないラフについて。

結論から書くとラフは採用されず、細かくリテイク(修正指示)が出ていました。
夢の中でメールを読んで「リテイクだった」と理解した記憶はあるのに、
思い出すと文面は意味不明で、モザイクの中に文字を散らしたような奇妙な映像です。

思うに夢は意味や理解が先行していて、そこに映像が後付けされている気がします。
心配や不安が「見たい(見るべき)夢」の筋書きを決定後に関連映像を付け足すような。
それとも心配や不安に端を発する夢に限り、そうなのでしょうか。

楽しい夢を見たいな。
もう何年も前から云ってるような気がするけど。
  1. 2014/04/16(水) 23:59:59|
  2. 日常
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どちらも水分補給が大事

家族が体調を崩してお腹を下してしまったらしいのですが、
「どっちが前か後ろか分からない」という酷さだったとか。
それはまた凄い勢いです。

今日は畑の水やりをして来ました。
一部では水田への導水が始まっているものの、大部分は用水路も干上がっており、
この上に全く雨が降らないためポリバケツに水を汲みに行かねばなりません。

菜園仲間の人と話しました。

「先週は月曜日に降るって予報してて、でも降らなかったですね」
「明後日くらいに降るらしいよ?」
「その予報でも半日くらいだったような……」
「えー、じゃあ降らんかも知れんなぁ」

私ならともかく、60歳を過ぎた方だと水を汲みに行くのも重労働です。
ポリタンクでは量が知れているし、近場では水路が低すぎて持ち上げが大変。
用水路は米農家向けですから、ちょっとした菜園くらいで導水は始まりません。

葉桜に変わり、あとは暑くなるばかりの時期になりました。
雨が先か導水が先か……。
  1. 2014/04/15(火) 21:21:12|
  2. 菜園
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記憶の結晶

何日か前に親しい知り合いが介護施設へ入所しましたが、
独り暮らしだった自宅は引き払うことになり、昨日が片付けの初日でした。

入所に当たっては、ほぼ私物が持ち込めないようです。
思い出の品、お気に入りの服、もう手に取ることもない道具。
お裁縫が得意だったせいか、色々な小物が上品で綺麗でした。

手伝いに行った母は、そうした品をご家族の希望もあり引き取ることになりました。
初老のご長男は過去に私の父と親交があり、二人の娘さんは母と繋がりがあります。
私も知らない長年の信頼関係が、そこにはあるのでした。

認知症という今日では無視して通れない問題から生じたとは云え、
こうした品々を託されるのは光栄である反面、少し心苦しくもあります。
持ち主から無理やりに引き離すような感じがするのです。

心の準備はあれど、ある日に私物の多くを手放す瞬間。
自分はまだ生きていて、ものを考え歩くことさえ出来るのに、
人生の一部を冷酷に消されるような、無かったことにされるような。

いいえ、託されたことを誇らしく思うべきですね。
  1. 2014/04/14(月) 23:59:59|
  2. 日常
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アルバイト

知り合いが娘さん夫婦の引越しで小さなタンスを引き取るとかで、
車で運んでもらえないかと頼まれ、明日の午前中に行くことになっていました。
しかしマンションの鍵を預かったままなので、夕食前に済ませることに。

この人は既に70歳を超えていますが、現役でデイサービスに就いています。
原付バイクでどこへでも行き、いつも4時間くらいしか眠らないほど。
現在は95歳の寝たきり男性を介護しているとか。

母と仲良しである人の頼みとあれば断れないので、さっそく車を出しました。
2回に分けて2つのタンスを運び、なんとか任務完了。

数十分後にご本人が封筒を持って我が家を訪れました。

「はい、お礼」
「Kさんからお金はとれないよ」
「何いってるの、ダメよ、夕食もまだでしょ」
「……」

「2回に分けたし、1000円プラスしておいたのよ!」
「じゃあまた運びたいものがあったら、その時こそタダでやる」
「分かりました、お願いね」

貰ってしまった……本当にいいのかしら。
  1. 2014/04/13(日) 23:59:59|
  2. 日常
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金魚のフン

「起きてからー……えーと、ガス料金を払いに行ったくらいかなー……」
「ふむ」
「それで洗濯物しようかと思ったけど面倒くさくなってー」
「食材は?」
「もう面倒だから冷蔵庫の残り物を片付けようかなって思ってる」

話題を変えるまで、友人の口から何度か"面倒"が出ました。
人任せだったものを自分が担当するわけですし、ご無理ごもっとも。
雑事に忙殺されることで「自分のための自分」が希薄になりつつある様子。

ツーリング三昧だった頃は15時くらいに出発することが多く、
すると日帰りでは帰宅が夜間になり体力的にもキツいものがありました。
「もっと早く出発すれば……」と何度思ったか知れません。

それが無理からぬ生活となることで十数年越しに納得が行く反面、
自分が動かないと何も進展しない状況は、依然として目の前に横たわる。
その中の僅かな時間を見つけるか、何かを犠牲にして時間を確保するか。

「明太スパを作るとか云ってたじゃん」
「あー、そうだった……」

とりあえず今は、いっぱいっぱい。
  1. 2014/04/12(土) 23:59:31|
  2. 日常
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指が冷たい

夜の冷え込みが少し戻っています。
予報では来週まで雨が降らないらしく畑の土もカラカラ。
先んじて幾つか植えたいものがあるのに、農業用水も導水が止まったままです。

昼間は実家の自転車を少し調整していました。
この自転車は母が使うもので、かっちり整備した一台が嬉しそうです。

もう歳ですし、できれば三輪自転車のほうを使って欲しいのですが……。
  1. 2014/04/11(金) 21:58:59|
  2. 日常
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1+1=1

実家の自転車を修理することになりました。
以前の妹が乗っていた自転車も残っており、それぞれに問題があるため、
使えるものを流用して一台の自転車に再構成することが目的です。

■どうにかしたい自転車
[〇] カゴあり
[△] 変速機なし
[〇] 前後ともにパンクなし。
[〇] ハンドルは扱いやすく問題なし。
[△] リムダイナモなので夜間はペダルが重くなる。
[×] ギアが欠けてしまい安全に漕げない。

■妹の古い自転車
[×] カゴなし
[〇] 変速機あり
[×] 前後ともにパンク
[△] ハンドルが低く前傾姿勢になる。
[〇] ハブダイナモで夜道も快適。
[×] スタンドが壊れかけている。

どちらか一方に長所だけを移植すれば乗れるので、
変速機のある方を土台にして作業を始めました。

のんびり進めた結果、5時間も経っていました。
天気は良いものの手放した紙切れが真横に飛び続けるほどの強風で、
途中で10分程度の休憩しか挟まなかったこともあってクタクタです。

細かい調整は明日に。
  1. 2014/04/10(木) 21:08:09|
  2. 日常
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学校の今と昔

入学式などを経て新入生さんが歩くのを見かけます。
とくに中学生は慣れない制服に歩き方まで制限されているように見え、
自分が中学生だった頃は何を考えて登校していたか、ふと遠い目になる。

そんなことを考えていると母から電話があり、
私が通った小学校で、知り合いが保険医を担当していると聞きました。
だらしない長男が独身のせいで、孫がお世話になることもありませんが……。

その話に並んで、こんな話も聞けました。

「O先生が校長だって」
「名前だけは知ってる」
「I先生も」
「うわ~、教員生活って長いなぁ……僕が小学生の時からなのに」

その当時は怖い先生で有名だったのです。
担任ではなかったので直接の指導を受けたことはありませんでしたが、
思えば教師を怖いと思った最初の例として、今でも記憶に焼きついています。

そんな私が再び会ってみたいのは、高校時代の恩師です。
授業の内容とは程遠い分野を職業とする元生徒に、何を云ってくれるかな。

「やっぱりな」と、笑いながら呆れられるかも。
  1. 2014/04/09(水) 23:40:20|
  2. 日常
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努力はしてるんです

ふと思い立って、この仕事を始めてから交わされたメールの総数を数えてみました。

メーラーでは会社別(または案件別)でフォルダを分けてあります。
新年の挨拶や最終的に仕事とはならなかったものは全体の一割未満ですので、
殆どのメールに業務上のやり取りが記されており、ここ数年の履歴となっています。

数えてみると、およそ3500通。
1通のメールに対して1通の返信をしている───とするなら、
私はこの数字の半数を送信していることになります。

もともとが工場で機械を扱っていた人間ですし、
事務的な文面を学ぶ機会はなかったので考える時間が長いです。
最も長い時は8時間くらい悩んで打っていたこともありました。

ところで継続して仕事が来ている例では8年分のやり取りがあり、
それくらい長くなると、ざっくばらんな文面のメールが来ることも多いです。

しかし私は事務的な文面を崩すことが少ないため、かなり硬く感じます。
「万事において不足がないように」と考えてのことではありますが、
これでは先方の雰囲気を空回りさせているようなものです。

そろそろ和やかなメールが書けるように……と考える頭で硬い文章を書く私。
  1. 2014/04/08(火) 22:59:13|
  2. 日常
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あの頃

昨日のチャーシューでラーメンを食べたという友人から電話がありました。
食べる前に加熱してから食べたところ、本人も納得できる味だったとか。
私が思っていた以上に、自炊は彼の日常を右往左往させるようです。

私も自分が2ヶ月目を迎えた頃を思い返してみましたが、
これがとんと思い出せず、はて何に振り回されていたか記憶がありません。
計算すると、2ヶ月目は年が明けて出勤も始まっていた頃です。

何か一つくらいありそうなものなのに、それほど日々が忙しかったのか。
思えば私がこうして日記をつけるようになったのは4年目くらいの話で、
それはサイト運営の開始と同時なので、一日を振り返らずに来たせいでしょう。

なんだか寂しいなぁ。
  1. 2014/04/07(月) 23:08:51|
  2. 日常
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正直なところ

友人の家にお邪魔し、ラーメン用チャーシューの作り方を教えていました。
意外と簡単に(それなりのものが)作れると知って以来、我が家でも実践しています。

「最近、時間を持て余すことが無くなったろ」
「あぁー、ないね、本当に無くなった!」
「何かしら、することがあるからなぁ」

望んで独りになってはみたものの、やはり毎日のことともなれば億劫なことが増え、
「人任せ」を当てに出来ないことが、かくも時間を消費させるものかと実感します。
それが思いがけず共通の話題となり、いちいち私の発言が先回りしているこの状況。

20年以上の付き合いで、これほど感覚を共有することも珍しいと云えば珍しい。
生活に根差しているからこそ身につまされるし、本音が云えます。

「晩飯どうする? 牛丼くらいなら奢るけど」
「ご馳走になろうかな」
「俺も自分で作らなくて良くなるから楽だわ」

まぁ、面倒くさいもんな。
  1. 2014/04/06(日) 22:35:00|
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独りの力

仕事をしている時は深夜に猛烈な空腹を感じ、畑の手伝いをすると昼間にお腹が空きます。
生き物の道理から云えば後者が望ましいのでしょうが、慣れるとそうでもないので、
むしろ久し振りに感じる昼間の空腹感が奇妙です。

先週までは私が忙しかったため2週間ぶりに友人と連絡をとりました。
引っ越してから2ヶ月となり、自分なりの生活回転も安定しているはず。

「そろそろ足りない物も無くなって来たんじゃねえの」
「いいやー、まだ座椅子も買ってないし、冬物を整理する衣装ケースとか……」
「まだ座椅子ないのか、正座してゲームやってるのを見た時は笑ったけど」

平日は疲れて帰ると用事をこなす気にもならないようです。
私は二十歳の時に独り暮らしを始めたので体力に余裕もありましたが、
現在の年齢で一から始めるとなると、大抵の用事は週末に偏ります。

「土日に起きるのが昼の1時とかになるねぇ」
「誰も起こさないからな」
「そうそう、何かの音で目が覚めることもないし……その意味では眠りが深い」
「それ下手に慣れると連休明けとかキツくなるぞ」

独り暮らしは全ての物事が自分を中心に回転する───というのは大きな間違いで、
実際は、全ての物事が自分を中心に集中するのが現実です。
家族は些細な用事を肩代わりしていたのだと知ります。

その"些細"が凝縮されて些細でなくなる。

「書類とか保管するファイルも買わなきゃ……」
「ポケットになってるやつがお勧めだ」

ぼやきを聞くたび、18年前の自分を思い出します。
  1. 2014/04/05(土) 23:12:31|
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機械の力

午前中は畑の手伝いをしておりました。
ちょっと力仕事をしただけで腕がプルプルと……運動不足の証拠です。

このたび畑の地主が耕運機を入れてくれることになりました。
畑の土は、時間の経過とともに重力や雨によって沈み込んでいくものですが、
その上で人間が歩き回れば、当然ながら踏み固められてしまいます。

十分に耕してある土は、人が倒れこんでも衝撃を吸収するほどに柔らかいです。
しかし踏み固められた土は本当に固いので、これを人力で耕すには骨が折れます。
畑全体に鍬(くわ)を入れるなら、そのあと何もしたくないくらい。

最近の家庭菜園ブームに端を発し、個人でも買える小型の耕運機も売られていますが、
自重の軽さもあって深く耕すことが難しく、面積が広ければ時間もかかります。
そこを本格的な耕運機に頼れば結果も大きく異なるわけです。
「ふかふかの土」という表現が誇張でないと分かるほどには。

耕運機か……まず保管場所がないなぁ。
  1. 2014/04/04(金) 20:14:49|
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単気筒

仕事上の書類を整えていたほかはサイト更新の作業をしていました。
予定として掲載できる作品は数多いものの、幾つかは問題があります。

2種類を提出した後、どちらが採用されたか分かっていないものや、
ネット上では確認しようのないものは、改めて確認をとらないといけません。
サービス開始や発売の都度に、報告があったりなかったりするためです。
先方にとっては完了したことなので、掲載は案件そのものとは無関係なわけですね。

そして掲載にあたっては、それなりに理由をつけて交渉しています。
実績として記載したいからとか、何より販促に貢献したいからとか。
最近は掲載に寛容なところが多く、その意味では助かっています。

掲載可否が分かっていないのは、何点くらいあるのかな。
立て続けに仕事をこなしていると、日ごとに管理が難しくなる。

無給で働いてくれる助手が欲しいです。
  1. 2014/04/03(木) 23:59:59|
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年間休日がわからない

コトンと音がしそうな感じで仕事が片付き、思いがけず休暇となりましたが、
急に忙しさから解放されると「休み方」を忘れるのが私です。
今日はずっとサイト更新のための作業に明け暮れていました。

次の更新で掲載する作品は(ここ数日でブログに掲載したものを含め)十数点あるため、
描いていた時期を確認しつつ、さらに当時の所感を思い出しながらの作業になります。

仕事からの離脱感覚を引きずりながら文章を考えるのって大変です。
  1. 2014/04/02(水) 23:38:09|
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嘘をつく暇もない

四月です。
昼間に子供の姿を見かけると思っていたら、いつの間にか学校は春休みになっていて、
桜が五分咲きくらいになっていて、夜中でもファンヒーターが要らなくなりました。
部屋にこもってばかりいると、身近な環境の変化を知らずに生きています。

先月末は仕事が立て込んで、ちょっと疲れてしまいました。
明朝までの作業はないから今日はゆっくり休もう。

四月バカは午前中だけなのに、あと十数分で4月1日が終わる……。
  1. 2014/04/01(火) 23:44:16|
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