大晦日です。
一年を振り返り、今年は過去になく仕事に振り回されたように感じました。
それはもちろん良い意味においてであり、仕事が増え技術を養えた一年です。
反面、次々に消化していく作業の中で実験的な要素が減ったようにも思います。
これまで背景の目立たない箇所にて試したりしましたが、それも頭打ちになり、
そろそろ前面に打ち出して自信をつける時期が来ました。
その皮切りに今月の仕事で実行へと移し、それが問題なかったため、
実際に運用するにあたり更なる技術の向上が必要になっています。
これまでの技術に追加する形で、上手く融合させて行ければ……。
これから先、よほど大きな環境の変化がない限り、
私は現在の仕事を辞めることはありませんし、一生そうでありたいです。
そこで必要なことは際限なく学んで行きたいので、課題は山積みになります。
いまだ気持ちがぐらつく時もありますが、甘えてはいられない段階です。
「四十にして惑わず」まで、あと少し。
続ける限り進化していかなくては。
でもお正月くらい休もう。
それでは皆さん、良いお年を。
- 2013/12/31(火) 20:03:22|
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久し振りに友人と会いました。
先月からこっちは残業続きだそうで、手当ても相当なものだったとか。
「もう年末ですよー」
「そうだなぁ、今年の正月って何してたかな……」
大晦日を前にすると、こうしてその年の元旦に何をしていたか思い出そうとします。
日記によれば大晦日は実家でジェンガを楽しんでいたようです。
私が一年で唯一「休み!」と決めているのが松の内だけなので、
それが明けてしまうと、まだ世間が正月休み中であっても平日と同じ扱い。
かれこれ「週に定休日を設けない一年」というやつを8年も繰り返しています。
なるほど時間の流れが早く感じるのも仕方のない話ではありますが、
今年だけは、ここ数年の私には珍しく「長かった」と感じる一年でした。
───というのは、今年の3月は初めて仕事関係での親睦会に参加し、
過ごした数時間が素晴らしいものであったため記憶に新しく、
そこから起算して「まだ一年も経っていない」と思えるせいです。
これからずっと矢のように過ぎて行く一年を何度も味わうのだと思っていたら、
それはちょっとした出来事でも逆転すると実感した一年でもありました。
ぜひとも毎年こうあって欲しいものです。
さぁ、あと一日。
- 2013/12/30(月) 23:59:59|
- 日常
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弟の誕生日には食事が出来なかったので今日まで日延べしたのですが、
今日は今日で体調が悪いと云い、これまた日延べです。
症状を聞いてみると、私が酷い眼精疲労に見舞われた時と同じでした。
目の奥が膨張するような、耳から側頭部に液体を注入されるような鈍痛。
私がこの症状になったのは昨年か一昨年のことなので、ちょうど今の弟の歳です。
とりあえず、その頃の自分が世話になったものを渡しに行きました。
あまりに酷いときには病院へ行くように促しておきましたが、
このところの弟は睡眠が足りていないので早く休むようにも。
なんとか無事に年を越したいものです。
- 2013/12/29(日) 23:59:59|
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久し振りに朝から食品卸売市場へ行ってみました。
開場の直後なら良いものが……と思ったら、同じことを考える人は多かったようで、
積もらない雪のチラつく中でも大賑わいとなっており、年末需要の回転率を実感します。
ここに来ると必ず景品イベントに参加していた母でしたが、
今日は寒さのせいか手元が狂い、ミニゲームで特賞を得ることは出来ませんでした。
「7回も挑戦したのに……」
「700円より高いんだから、いいじゃない」
実はハズレでも一回分の値段より高い商品が参加賞となるため損はないのです。
数ヶ月前の初回で特賞、その次の二回目でそれなりの商品を獲得した母にとり、
全て参加賞に終わった今回は、年の締めくくりには残念な結果だったようです。
それでも試そうと思っていた利用利の食材が手に入ったことで、
ひとまずの納得は行ったらしく良い時間が過ごせました。
年末年始の食材はこれで十分です。
今年の残すところ三日ですね。
- 2013/12/28(土) 23:59:59|
- 日常
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出先にて、腰の低い隣室住人の男性に会いました。
今では私の次に長いこと入居している人で、殆ど話したことはありませんが、
あることをきっかけに笑顔で挨拶するくらいの関係になっています。
───というのは、よく居留守を使う外国人男性が上階に住んでいた頃、
かなり大きめのステレオスピーカーを設置して音楽を聴いていて、
上下左右といわずの騒音が夜になっても続いていた時のことでした。
高音は高く遠くへ飛んでいきますが、低音は振動となって下方へ潜るように響きます。
うるさいので苦情を云いに行ってみれば、お得意の居留守で出て来やしない。
時には大家が訪問しても出てこないほどの悪質ぶり。
すると隣人は私の部屋から音楽が流れているものと思い、
びっくりするくらいの音で壁を叩いて不快感を示したのでした。
当然ながら誤解ですので、私は即座に説明を試みたのです。
「こんばんは、さっき壁を叩かれました?」
「いやまぁ……その、うるさかったんで……」
「私じゃなくて上の階ですよ」
「え?!」
───平謝りされました。
私は誤解が解ければ云うことはありませんが、
隣人はかなりバツが悪くなったようで、以来とても腰が低いのです。
それは数年が経った今でも同じで、もういい加減に忘れてくれても良いのですが、
私がそれを利用して何かをするわけでもないので、彼の自由に任せています。
ちなみに上階の住人は色々と迷惑行為が目立ちましたが、数年後に引っ越しました。
感情的にならないことって大切です。
- 2013/12/27(金) 23:59:59|
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また雨です。
誕生日にと電話しておいた弟から、夕方頃になって連絡がありました。
本当はプレゼントも渡すつもりでしたが、ちょっと出費続きだったので月末に持ち越し。
「そういうわけで用意できてないから後日な」
外回りの仕事が多い弟のために、防寒用品を買うつもりでした。
昨年に渡したものはボロボロになってしまったとか。
色彩に悩むことも仕事の内である私は、衣服から何から暗い色が大半です。
色についての悩みから解放されたいのか、目を閉じている時と同じ色が落ち着きます。
「色とりどり」は、私にとっては配置や濃淡を思案させるだけのものらしいです。
そうすると他人の服装や好きな色についての関心も薄れてしまうようで、
誰かへのプレゼントを考える時は「似合うと思って」と服を選ぶことがなく、
品も限られ自然と役立つものしか考えなくなります。
「悪いねぇ、何もお返しできてないのに」
「なんだその『無理に頼んだみたいでぇ』とか、どっかの白々しいおばさんかよ」
品は決めてあるものの、さてどこで求めたものか。
丈夫なものを望んでいるようですが、機能と釣り合うかな。
- 2013/12/26(木) 23:59:34|
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妹は職場で同僚を前に色々と話すリーダーの立場でもあるため、
世間がクリスマスという折に社員が交通事故などに遭わないよう、
身近な例などを用いて注意を促そうと考えたそうです。
しかし本人も自覚するところの「上手く話すのが苦手」ということもあり───
「浮かれて急に道路へ飛び出す人が居るかも知れませんので、
どうか皆さん、出社や退社の際は運転に気をつけてください」
───と云った内容で話すつもりが言葉に詰まったらしく、
「浮かれて走り回る人が居るかも知れないので、
どうか皆さん、出社や退社の際は運転に気をつけてください」
……こんなことを口走ってしまったそうです。
真面目に聞いていた同僚が笑いを堪え、ようやく台詞がおかしいことに気付いたとか。
たしかにクリスマスで陽気に走り回る人は見たことないかも。
- 2013/12/25(水) 23:59:59|
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泥酔状態のサンタが酒臭い息を吐きつつベランダから入ってきたので、
全裸で愛用のバリカンを持って部屋の中を追いかけ回してやりました。
土産もないなら入ってくるんじゃねぇ。
- 2013/12/24(火) 23:21:34|
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今日が休みだと知っていながら仕事を続けていたのに、
「提出しても返事が来るのは明日以降」と気付いたのは朝でした。
どうにも休日と仕事の住み分けが体に染み付いていないようです。
「休みでも仕事が出来る」というのは、それはそれで間違いのもとですね。
- 2013/12/23(月) 23:59:26|
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母の誕生日だったので妹と買出しに行ったのですが、
一件目のお店で小麦粉を買えなかったため、二件目で買おうとしたところ、
小麦粉が置いてある棚の前で中腰になっている男性と目が合いました。
奥行きのある棚なので見た目よりも在庫があります。
男性が小麦粉を手に取って去るのを待っていたのですが、
その手は棚の奥へと伸び、次々にカートへと積まれていきます。
いくつ買おうが個人の勝手なので黙って待つと、見事に全てなくなりました。
呆気にとられ、小麦粉の袋が山と詰まれたカートを見送る私と妹。
年明け前の買いだめなのか、小麦粉が大量に必要な料理を作るのか。
もし後者なら何を作るのでしょう……パンかな。
- 2013/12/22(日) 23:54:29|
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身内に良くないことが起こっていたと知って心が痛いです。
落ち度はなかったことだけが救いですが、なぜこんな年の瀬に。
否、この時期だからこそ避けようのないことが起こるのかも。
出来るのは覚悟しておくことだけでしょうが、それでもあまり役に立ちません。
- 2013/12/21(土) 23:59:59|
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思ったとおり気温が低下しましたが、雨はまだ少し降り続いています。
窓ガラスから迫る寒さは冷蔵庫のよう───夏なら助かるのに。
昨夜からの仕事は朝になっても終わらず、仕上げて提出したのは15時頃でした。
ほぼ夜明け前に終えることが多いので、これはかなり遅い方になります。
〆切までは余裕があるので焦ってはいませんが……。
仕上げ間近になると「少しの演出で大きな効果」が見込めるようになります。
線画や基本的な着色はラフから引き継ぐことが大半なので、
あとは「より良く」を目指して小技を駆使するのです。
この時間は、私にとって作品を手玉に取る楽しい一時でもあります。
ほぼ完成しているわけですから、あとは磨くなり箱に凝るなり、
きちんと身なりを整え万全の体勢で送り出してやる。
そうして送り出してからリテイク(修正指示)が出ることもありますが、
今日の仕事は日付をまたぐことなく完了し、ひとつ仕事が終わりました。
年内の案件は、あと1.5件くらいです。
今年はゆっくり大晦日を過ごせるかな?
予定通りに済んだら、仏壇の父と話しながら飲もう。
- 2013/12/20(金) 23:59:59|
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思った通り昨夜は気温が高く、ホットマット1枚で十分でした。
明け方近くになっても室温が18度くらいなので、ストーブ等が要りません。
今日は母の買い物に車を出し、たまに利用するお店へ行ってみたのですが、
薄暗い店内で段ボール箱が乱雑に積まれているのを見ました。
すわ廃業かと思いきや、数週間前に移転して敷地も広くなっています。
年の瀬が押し詰まっての買い物ラッシュを見込んだようで利用者も多い。
取り扱う品数も増え、良い方向へ舵を取ったと云えます。
私も自営業になってから「~は、こうしよう」と考えることが増えました。
会社員だった頃には無かった悩みもありますが、能動的になれる面も増えます。
これは楽しいことであって、決して自分を苦しめるだけの要素ではありません。
コーヒー豆も買ったし、今夜も頑張ろう。
- 2013/12/19(木) 23:43:00|
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この時期に珍しい長雨になっています。
すると明後日あたりから冷え込みが厳しくなるのでしょう。
地元では大して雪は降りませんが、年末に少しは降るかも知れません。
たまたまチャンネルが合っただけのドラマ(殺人事件もの)を観ていたら、
終盤に屋上で犯人が仇に刃物を突きつけ、刑事が駆けつけてお決まりの説得開始。
これまで同じような展開を何度くらい観たのだろう───と、遠い目になりました。
こういう「最初から数えて何回目?」というのは、時々考えます。
これまでに歩いた歩数は……とか、移動した距離、呼吸の回数、瞬きの回数、
排便の回数、食事の回数、食べた米粒の数、飲み物の総量───などなど。
そしてこんな話題で日記を書くのも何回目なのか考えます。
たぶん憶えている限りではブログで2回目です。
……そのはず。
- 2013/12/18(水) 23:59:59|
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この時期になると、お歳暮で明太子の詰め合わせをいただきます。
長くお付き合いのある方で、毎年おいしく食べているのですが……。
今年に入ってから、たまたま私がテレビで「おいしい食べ方」の例を観た後、
たらこ大好き(でも明太子はちょっと苦手)な妹に教えたところ、急変しました。
我が家における明太子の消費が早くなったのです。
───と云うのは、たらこ(または明太子)にゴマ油をたらすというもので、
大層この食べ方が気に入った妹は、脳が溶けたかのような表情でいただきます。
昨日の日記にも書いたように明太子および辛いものは苦手です。
しかし詰め合わせのメインが明太子である以上、これは避けられません。
「あぁぁ辛い! 辛いけどゴマ油でまったり! 美味しい!」
「まさかそんなにハマるとは思ってなかった」
辛いと分かったら二度と食べない派……の人間がこれです。
パッケージの賞味期限を見て以下のような発言も。
「じゃあこの日までに食べなきゃ」
「何だその『おもに私が』って顔は、ニヤニヤすんな」
とは云え本人の好物なので私は意識して妹に譲ってみたところ、
案の定、大半は妹が平らげてしまうのでした。
指摘したら怒るんだろうな、絶対。
- 2013/12/17(火) 23:02:09|
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昨日とは違って昼間は少し温かいほどでした。
おかげで洗濯物は乾きましたが、夜は余計に寒く感じます。
仕事から帰った妹は、おでんの残りを食べたので夕食は要らないと云いました。
「おでんは後で腹が減るぞ」
「うーん……」
こいつはコタツに入ると動きません。
いわく「仕事で疲れたから」と繰り返しますが、動かないのは連休でも同じ。
私は何も食べていなかったので、たらこスパゲティーを作ることにしました。
すると顔つきが変わります。
「それなら食べたい」
「ほら見ろ! お前たらこが絡むと見境ねぇな!」
妹はたらこ大好き人間です。
明太子は辛いからダメなのだとか。
母と私の二人分を作った後で三人になったので三等分。
しかし足りなかったらしく、私が食べているものを見つめてきます。
仕方がないので少し分けてやり、それから本人はお茶漬けを追加していました。
子供か。
- 2013/12/16(月) 23:59:59|
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12月も半月が過ぎました。
寒さが厳しくなっており屋外で働く人が心配です。
明け方に窓の外を見ると新聞配達や運送業の方が通り過ぎます。
馬鹿げた心理かもしれませんが、どうしても心苦しいのです。
今の自分は自堕落な怠け者で、何の価値もなくなってしまったかのような。
もちろん現在の仕事に何の苦労もないわけではなく、ほとほと疲れもしますが、
怪我が付き物なわけではないし、運動不足になるほど動かない環境ですから、
「何をそんなに疲れることがあるのか」と云われると反論しづらい。
以前、自営業の先輩でもある母に話してみたところ、
「それは今でもそう思う」と聞いて、ずっと付きまとう感覚かも知れないと考えました。
怪我や肉体疲労のみに傾倒した評価をするからこそ、こういう気持ちになるのでしょう。
こうした考えは、裏を返せば自分と同じような職業の苦労を軽視することでもあります。
当然そんなつもりはないし、自分の仕事に何の苦労もないとは考えていません。
それでも、カサカサになった手で重い荷物を持ち上げる様子を見ると、
分かってはいても拭い切れず、仕事に誇りがあっても割り切れない。
頭が下がる思いで今夜も仕事に取り掛かります。
どうか安全に、どうか体調など崩しませんように。
- 2013/12/15(日) 23:26:54|
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テレビでバレエのレッスンを扱った番組が放送されていました。
体つきや動き、全体の佇まいや個々の仕草には多くの学習要素もあるのですが、
その中で私が気になったのは指導役の助言です。
たびたび音楽がストップして幾つか指摘が入り、そこが修正され演技が良くなっていく。
その時、どこを見て何を指導するのか、どんな言葉づかいで指摘しているのか。
私には部下や同僚というものが居ないので、誰かを指導する立場にはありません。
しかし仕事の上でクライアントから「ここを直してね」と指摘が入ることはあり、
それをもとに修正を施すため、自然と「意図をくみ取る」のが仕事の一部となります。
認識の行き違いを減らしつつ「より良いものを」という最終着地点は同じですが、
言葉づかいは人それぞれなので、多弁な人も居れば言葉足らずな人もおり、
後者であった場合は、こちらが聞き返すことも大切です。
その際、こちらも思いつく限りの言葉を駆使して質問や意見をします。
相手の指摘を理解した上で、分からないことは聞き、矛盾は指摘し返す。
一発で心臓を射抜くような、まさしく「的を射た」内容が理想です。
レッスンの様子を通して見ると、その指摘のもたらす効果は大きいと分かります。
決して小難しい言葉を使わず、修正に繋げやすい直線的で無駄のない指摘。
この日記でも訓練できることがあるかも知れません。
- 2013/12/14(土) 23:59:59|
- 日常
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少し前から自家用車のドリンクホルダが壊れていたのですが、
その部品を知り合いの整備工さんに頼み、本日受け取ることが出来ました。
「お代は要らない」とのこと。
この人は私よりも若い外国人の青年で、今年に日本人と結婚しました。
私の母が式の招待状を手配したことから、その返礼でもあったのでしょう。
実家の車は色々と見て三件目に寄った店で購入を決定したのですが、
そこの整備工場に勤めていたことを、後になって知ったのでした。
「うちが買った年に入社したの?」
「その一年前ですよ」
「てことは買った日にも工場には居た?」
「そうです、そうです」
"三件目に寄った店"は、もともと行く予定のなかった店でした。
そこが偶然にも知り合いの勤務先だったとは、世の中は本当に狭い。
何よりドリンクホルダに買い物袋を提げて壊してしまったのは母です。
投げたブーメランが数ヵ月後に戻って来たような、そんな偶然。
- 2013/12/13(金) 23:59:59|
- 日常
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妹が残業を終えて帰宅しました。
この時期は右に左に仕事が満載になるようで、疲労困憊しております。
「うー……」
「背中の指圧、やってやろうか」
「うー……」
「要らんなら帰るぞ」
(ガバッ)
跳ね起きました。
仕事では僅かに前傾の姿勢で、長時間の固定を強いられるようです。
しかし数ヶ月前に比べると効き目のある箇所が移動しています。
ストレスを庇うために別の箇所が酷使されている様子。
「前は押さなかったな、ここは」
「最近はそこがつらいんだよ……」
「お前、もう歯磨きも風呂もどうでもいいから、このまま眠りたいと思ってるだろ」
「フフフフフ……」
間食を挟み、なんだかんだと30分くらい付き合いました。
長い時は一時間くらい続くこともあるので今日は普通です。
ちょっと気にしておいた方が良さそう。
- 2013/12/12(木) 23:27:37|
- 日常
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私と母は自営業なので何かとコピーをとったりします。
コピー用紙は気づくと無くなったりしていて、買うとなれば安いに越したことはなく、
そしてプリンタやFAX用は大抵がA4仕様なので購入するサイズも限られます。
しかし先日ホームセンターのアウトレットコーナーで半額品を見ていたところ、
「A3」コピー用紙が格安で売られており、母はこれを迷わず買いました。
「1梱包500枚が5つだから2500枚」
「A3か」
「切ればA4だもの、つまり5000枚!」
「はいはい、僕がやるのね」
そんなわけで実家へ行き、押し切りでA3をA4に裁断していました。
「あんたが切ると綺麗だから」と、母はいつも私に任せます。
とりあえず今日は1梱包だけなので、500枚を裁断して1000枚に。
いやぁ、減らない減らない。
一度の枚数を増やすと綺麗に裁断できないため、せいぜい5~6枚。
テレビの音声を聴きながら黙々と続けるのが一番です。
斯様な単純作業が苦痛な人もいますが、むしろ私は頭を整理するための手段にします。
今の私には出勤時の車窓から眺める景色がなく、上司の退屈な演説を聞くこともなく、
工業機械が自動加工する様子を眺める数秒もなく、休憩室まで歩く数分間もありません。
自身の意思によらない思考や行動の中断や一休みは大切です。
タイムカードを押すための数秒間や、更衣室で着替えたり会社の門を出るまでの数分。
面倒だと思わせる雑多な時間こそ、脳が目的のための緊張から解放される一時です。
作業と気分転換の間に、こういう時間が必要なのですね。
- 2013/12/11(水) 23:59:59|
- 日常
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実家で夕食を食べた後、妹が受信したばかりのメールを読んで大笑いしていました。
「何だ?」
「えっとねぇ───」
送信者は妹の友達さんで、内容は以下のようなものでした。
・カレーまんを電子レンジに6分かけると消し炭になる。
・それは固焼き煎餅くらいの固さ。
・食べてもカレー味はしない。
少し譲って「きっと加熱時間の設定を間違えたんだ」と同情するとして、
なぜカレー風味の有無まで確認なんて誰も幸せになれないようなことを……。
私も試し───いいや、やるもんか絶対に。
- 2013/12/10(火) 23:59:59|
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充分に厚着して座布団サイズのホットマットさえあれば、意外と暖房器具も使いませんが、
それも食事をして体内からの発熱あってのことで、そうでないと指先から冷えます。
腰も回復して、ほぼ普通に歩ける程度までは良くなりました。
「もう大丈夫そうですね」
コンビニの店員さんから見ても回復ぶりが分かるらしいです。
一時はお店のドアを開けてくれたりと、気を使わせてしまいました。
「今回は長かったよ、年々ひどくならなきゃいいけど」
「うえぇ……どうにかならないんですか」
「10代でも、なる人はなるってさ」
「え?!」
彼はまだ20代ですが、人間は誰でも歳をとるので他人事ではありません。
悪くもない腰に手を当て「自分もそうなるのか」と不安げな様子でした。
ぎっくり腰なんて、私も40~50代でなるものだと思っていたのに。
過敏性腸症候群、自律神経失調、帯状疱疹、結石、靭帯損傷、肉離れ、ぎっくり腰。
向こう10年くらいで、ほかに何が始まるのやら。
- 2013/12/09(月) 23:59:59|
- 日常
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12月に入って一週間を経ても部屋の中で蚊が飛んでいると、
発言を求められたわけでもありませんが、何と云うか言葉に困ります。
血を吸うものでもないようで、なおさら「なんでまた?」という気分になりました。
と云うのは、仕事で「ある実在生物をもとに怪物を描く」という作業で少し行き詰まり、
"色"が与える第一印象について、改めて難しいと感じていたところだったからです。
たとえば今回の仕事が「ハチをもとに怪物を描く」という依頼のもとハチを観察し、
その大体の姿形を描き、さらに「体は真っ白」という指定のもと体色を白くすると、
ここから一気にハチらしさが失われ、全く別種の大人しい昆虫に見える……というもの。
これでは怪物らしさを損ね、依頼を全うできません。
既知の印象がもたらす効果は非常に大きく、それでいて動かし難いからです。
そして怪物は既知の印象(またはその一部)を意図的にねじ曲げた存在でもあるので、
恐ろしさや攻撃性、美しさや知性といった、もともとは無かった要素を付加するにあたり、
引き継ぐべき印象が上書きされ、いわば第一印象が第三印象くらいに後退します。
すると「ゴキブリが玉虫色だったら、現在のように忌み嫌われるだろうか?」とか、
「子猫の四肢がタコのような触手だったら、可愛いと思えるだろうか?」と、
頭の中で印象を逆転させ自問自答しては、「違うかも」と感じるわけです。
求められているのは、たとえ美しい体色でも思わず悲鳴を上げたくなるゴキブリであり、
神が悪ふざけで創った不快な軟体生物でも可愛いと思えてしまう子猫です。
なんとも難しい注文。
坊主頭で良かったと思えるほどには、ハゲそうなくらい悩んで描く毎日です。
- 2013/12/08(日) 23:38:29|
- 創作
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私用で9階建ての階段を2往復したら、さすがに筋肉痛ものでした。
エレベーターはありましたが運動不足を戒めるため上ってみたのです。
こういう極端なことをするから体を壊すのですね……バカどん。
- 2013/12/07(土) 23:59:59|
- 日常
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家族に電話で起こされ、ねぼけつつメールチェックすると先方から連絡があり、
4日前に納品済みの件が未完了であるという内容だったので、一気に目が覚めました。
しかし結局は確認漏れだったので問題なかったようです。
これまで「滑り込みで完了」という事態は何度かありましたが、
完全に仕事を落としたことは一度もないので、常に気をつけています。
未熟者にとっての最後の意地というやつです。
……かと思えば「このラフは通りそう」と思って提出したものがダメだったりと、
離陸した矢先で強風に煽られてヘロヘロと飛ぶオンボロ飛行機のようで、
格好よくは行かないなぁと感じる一日なのでした。
飛ばないよりはいいか。
- 2013/12/06(金) 23:59:59|
- 日常
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仕事でラフを描いていると少しずつ自分が成長していると気付きます。
描けなかったものが描けるようになり、描きたいものが描ける。
私は絵を仕事にする上で「絵が描けること」は最低限の技術に過ぎないと考えます。
そこから得意な分野や表現手法によって独自の形をなし、磨きが掛かり、
かつ誰かの望みに適った時にこそ価値が生じる───というような。
もちろんクライアントが求めるものと自分が求めるものは違うので、
前者を主軸に据えてから後者を車輪として前に進む感じです。
その過程で自分が出来ることは少ないようでいて凄く多い。
たまには自分なりの絵を描きたいとは思っても、実現させるには技術が足りないので、
「仕事で技術を養いつつ収入も得られる」という理想的な現在の環境は、
とてもワガママ放題で恵まれていると思うのです。
占いは話半分にしか聞かない人間ですが、私は「支援者に恵まれる星回り」なのだとか。
家族にせよ友人にせよ、そして今の仕事にせよ全くその通りだと感じます。
- 2013/12/05(木) 23:34:40|
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腰はずいぶんと回復しました。
くしゃみによる激痛も殆どなくなり、今は走ることができない程度です。
半月以上も不自由を強いられるとなると三度目は経験したくありません。
この仕事も8年になりましたが、毎年どこかしらが悪くなります。
今後は定期的に休みをとるように努め───
……これって何年か前にも考えたような。
- 2013/12/04(水) 23:22:40|
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小学四年生くらいまでご近所さんだった小母さんが実家を訪れました。
引っ越してからは母と連絡を取り合っていて、何年かに一度は会っていたようです。
母が気を許せる数少ない人なので、私も顔を出すことにしました。
小母さんには三人の子供がおり、兄弟構成は私と同じ。
その中の長男は私より一つ年下ですが、少なくとも私は彼にやられっぱなしでした。
幼稚園時代に足を骨折したことが影響して臆病になっていた私は、
分団登校の班長であるにも関わらず、口が達者で行動力もある彼に押されてばかり。
よくケンカもしましたし、しかしそこは「こども同士のケンカだから」と、
親が出張って話がこじれることもない、ある意味とても良い時代でした。
実際それらが尾を引いて禍根を残すことは互いになく、
私にとっては目の上のタンコブであり好敵手だったのです。
思えば初めて「負けたくない」と感じた対象かもしれません。
ところがそうした子供時代からの反動か、現在の彼は真逆の人間になったそうで、
翼でもあったかのような行動力は鳴りを潜め、大人しく口数も少ないのだとか。
当時、小学校低学年で華麗に前方転回して見せた闊達さはどこへやら。
彼が披露した前方転回は、数年後の私を体操部に入部させる一因にもなりましたが、
そこで補欠にすらなれなかった私は、結局のところ彼に負けを認めています。
こんなことを話したら、きっと笑うことでしょう。
今では一児の父親だそうです。
いつか会いたいなぁ。
- 2013/12/03(火) 23:20:23|
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紙切れに人間の口を描いて誰かの口元あたりに重ねると、
奇妙に漫画っぽい顔になって面白いので、実家で笑いを取っていたのが一週間前。
その紙切れを捨てずにいた母が、あるものに貼り付けていました。
夜、長い残業を終えクタクタになって帰宅した妹がうなだれていると、
ドンと背中を突かれたような勢いで大笑いします。
「あはははははははは!」
「びっくりした……何だ一体」
「だって何あれ! あははははは!」
「あれな、母さんがやったんだ」
母は例の紙切れを大きな冬瓜(とうがん)に貼り付けたのでした。
さらに「目」に見立てた白く丸いシールを貼り付け、私が黒目を落描き。
「あははははははははははは!」
「お前、あぁいうのがツボなの?」
やや疲れが吹き飛んだらしいです。
- 2013/12/02(月) 23:59:59|
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