ウラシマ睡眠

たしか眠ったのは夜明け前だったのに、目が覚めても外が暗いまま。
着手中の仕事に見通しがついて安心したせいか、寝て起きると15時間後でした。
腰は回復しつつあり体力的な負担は減っているので、やや異常な睡眠時間です。

待機中の案件をのぞけば〆切が近いのは1件だけ。
担当さんがこのブログを読んでいたら───

「それって我が社の依頼でしょ! そんなに長く寝るなんて!」

───と怒られそう……云われたことないけど。
しかし腰さえ悪くなければマラソンが出来そうなくらい元気です。

ようし、食事して仕事だ。

首輪のない記憶

私は誰かからプレゼントをもらうと、長いこと飾ったり壊れるまで使い続けるのですが、
逆に自分が誰かに渡したものは、渡したこと自体を忘れてしまうことが多々あります。
かなり綺麗さっぱり忘れるらしいので、渡した相手に突っ込まれることも。

今日は弟が仕事先から電話をかけてきました。
この冬に外回りの仕事で寒い思いをしているはず。

「しっかり防寒してんのか?」
「うん、兄貴が買ってくれたやつがあるし」
「えーと……下に履くやつだったか?」
「いや、ジャケットの中に着込むやつ」

こんなのは軽い感じです。

「お前は忙しいし、要るものあったら代わりに買っといてやるぞ」
「あー……じゃあグローブ、兄貴がくれたやつも使い続けてボロボロになった」
「グローブなんて買ったか?」
「くれたってば、あ、今度は防水だともっと嬉しい」

2つ3つ助言がないと思い出せません。
私が選ぶプレゼントは「その人の役に立つものを」と考えて買うせいか、
買って渡した後は「相手の問題が一つ解決した」と認識し、記憶を解放してしまうようです。

……もらった物を忘れるよりはマシですし、日記をつけてるから構いませんよね。

キャストオフ

この時期にバリカンを直に当てて刈るという、うかつなことをしました。
冬は少し(5mmくらい)残したほうが良いのですが、もう遅いです。
これはニット帽が手放せなくなります。

それにしても白髪が増えた。

神がそっぽを向く日

「あ、いらっしゃいませ、どうです腰は?」
「もう中年の誇りにかけて『大丈夫』って云ってやる」
「……まだですか」

調子が良くなると雨が降りやがります。

疲れが限界に来て「今夜は早めに寝て、早起きして仕事をしよう」と思って眠ったら、
6時間後に起きるつもりが12時間も経ち「眠ってしまった」に変わります。
泣く泣く遅れを取り戻していると雨が降る。

中年の誇りにかけて養命酒は買わない。

ヒビと楔(くさび)

処方箋に筋肉疲労を緩和する薬も入っていたせいか、腰は回復しつつあります。
より保温性を高める方向で寝床を改善し、昼間の気温が高ければなお良いようです。
くしゃみをすると激痛が走るので、あとはそれが治ってくれるのを望むばかり。

ここ三日くらい、ほとんど杖なしで生活できています。
右足の靭帯にしろ、ここ数年で大切だと思ったのは体温管理でした。

歳を重ねると「暑い・寒い」が自身の体感よりも鈍化するそうですが、
そうした自覚はゆるやかで、ある年齢になって突然にというわけでもありません。
体が少しずつ変化していても、人間にとっては「気付く/気付かない」の2通りだけ。
そのため急におかしくなったような錯覚が起こるようです。

成人後は体が衰えるばかりだと云いますが……そういうことか。

おしゃべり難しい

実家で妹と話していた時、男女の「話し方」についての話題になりました。
世間でよく云われているのは「女性の話にはオチがないので男には苦痛」という点で、
それについて妹は気にしているらしく、要点が何かを踏まえるよう努力しているとか。

しかしそうした話し方は難しいようで───

「話してる内に、どうオチをつけるのか忘れそうになる時がある」
「よく車の中で長話してる時にそうなってるよな、お前」
「うん、あの時」
「少し遠回りしたら元に戻って来れない時な」

話を面白くするため修飾的に別の話題を例に出していると、
そちらに気を取られて大筋の話が何であるかを忘れそうになる、というもの。
それは私自身にもあるので女性に限ったことではないのでしょうが……。

変なストレスを溜めてそうです。

変わるものと変わらないもの

実家に幼馴染みが訪れるので、久し振りに顔を見ようと残ることにしました。
十代で結婚して2児の母となるも離婚し、長女は今年に成人しています。
一つ年下ですが、私の何歩か前を歩いているやつです。

数年前に大病を患って入院したものの、なんとか復帰し働いてもいて、
その力強さは子を持つ母親ゆえのもの───というより、昔からそうだったような。
以前は会うたびに「体は大丈夫なのか」と聞いたものですが、最近は野暮な気もします。

長女の成人式で撮った写真を見せに来ると云いつつ来ないままだったので、
きちんとしたアルバムにして持って来たのですが───

「綺麗に撮れてんな、これなんか凄くいいぞ」
「まぁ見せる人なんて身内くらいにしか居ないから」
「馴染みの連中でもなきゃ、よその子供の成人式なんてどうでもいいしな」
「そうそう」

───これくらい砕けた付き合いなので、私も気を遣わずに済みます。

「なぁ、お前って老眼は出てるか?」
「私はまだ出てないよ」
「そうか、いいなぁ」
「ちょっと待って、そういえば携帯ゲームやる時は眼鏡いらない」
「出てんじゃねーか、それだよ」

長い付き合いでも、話題は少しずつ変化するものです。
こんなことを繰り返す内に老いぼれていくのでしょうか。

朝に4本足、昼に2本足、夜に4本足

腰の具合を書くのにも飽きているのですが、どうせ他には仕事しかしていません。
夜に仕事をして昼まで寝る───という生活で睡眠時は昼間の気温なったせいか、
今日は「夜中に腰が冷えて起き抜けに痛い」ということがありませんでした。

腰の調子によっては杖がなくても歩けるのですが、姿勢が固まると痛みが出ます。
このため一日の中で杖が必要な時間にバラつきが出ました。
こうなると周囲の反応も変化して───

「あれ、治った?」
「いいや全然」

───とか、

「まだ辛そうだねぇ」
「〇時までは杖なしで歩いてたよ」

───と、私の返し方も変わるのでした。
いずれにしても走ることは出来ませんし、足元に転がっている物も拾えません。

長いなぁ今回のは……。

ウソでも大げさでも紛らわしくもない

私は昔から「言い方が具体的過ぎてイヤ」と云われることがあります。
最初に云われたのは中学生時代の親友からでしたが、少しずつ和らいだのか、
ところが「より分かりやすく」という私の意思に反し、聞く側の笑いを誘うようです。

久し振りに会った、近所で年下のパパさんに帰宅時のバイクから声をかけられ、
ぎっくり腰の予後について説明した時───

「あ! どうですかー! あれから腰の具合は?」
「ゴリラに背骨を掴まれてるような感じ、分かるかな」
「えっへへ?! そ・それは大体想像できますけど」
「なんで笑うの、これ本当に痛いよ、シャレにならない」

───というような話になりました。
笑わせるつもりはないのですが、ゴリラを選んだのが良くなかったのでしょうか。
でも「ものすごい力で締め付けられる感覚」としては適当だと思いませんか?

こんな調子ですから「あいつは放っといても大丈夫」みたいに思われています。
しかしそれでは悔しいので、もう少し同情を誘う表現に変えようかな。

……真面目に1分くらい考えたけど、何も思いつかないからやめる。

世代を越えて

病院で診てもらいました。
すっかり忘れていましたが、最初のぎっくり腰でも通院していたようです。
院長先生からは「〇歳になったんだねぇ」などと、しみじみ感心されてしまったり。

「どんな感じ?」
「姿勢が固まって……、先生は『巨人の星』は御存知です?」
「うん、分かるよ」

「"大リーグボール養成ギプス"みたいに、体中がギギギっと抵抗している感じです」
「なるほど~、うん……あれって若いと知らない子も居るだろうねぇ」
「……あの、先生って何歳になられます?」
「離れてるよ~、えーとねぇ───」

恥ずかしかったのか正確な年齢は教えてくれませんでしたが、
「大体は特定できちゃった?」などと、茶化している本人が笑っていました。
先生の後ろに居た看護士さんの女性は「巨人の星」の話題がツボに入ったのか、
やや笑いを堪えているように見えました(話題にした私自身がよく知りませんが)。

2年前と殆ど同じ処方となり、まとめるとこんな感じです。

・杖なしで歩くには早い
・まだ鎮痛剤が必要な状態
・本来なら安静にしているべき
・10日以上が経ってるから温めよう

───動き回るには早かったようです。
プロフィール

七片 藍

Author:七片 藍
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