第27緑化地区

フリーイラストレーター七片藍のブログ/第27緑化地区

「上、右、これは……下?」

ネット上で見る文字の大きさは大体が共通していて、
たまに「こんなの読めない!」と感じるほど小さい時もありますが、
大体は判読に支障のない大きさなので、とくに困ることはありません。

この日記はメモ帳ソフトで打ったものを使用していて、
そのソフト内でも文字の大きさを変えることが出来るので、
ためしに小学生の漢字ノートくらいの大きさまで拡大してみました。

……なんて見やすいんだ。

「見ようとしなくても見える」という感じでしょうか。
自分は普段から眼に負担を強いているのだと思いました。
まるでランドルト環の一番上だけを見ている気分です。

全部こうなら便利なのに。
  1. 2013/09/30(月) 23:47:41|
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ヒゲ剃って仕事しよう

長い長い線画の行程を終えました。
もう世界地図を書き写している気分でした。
きっちり身につけたから次からは悩まずに描けます。

明日で9月も最後です。
あれよあれよと夏休みが終わり、暑気が去って寒さの到来。
夜明けが遅くなって体感的な「自分の時間」が長く思えます。
ますます仕事に埋没する毎日になりそうです。

のんびり電車に乗って一日を過ごしたいなぁ。
毎年そう云っている気もしますが、まだ実現させていません。
  1. 2013/09/29(日) 22:23:15|
  2. 日常
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諦める直前が最強

調子がいいと眠る時間になっても「まだ少し……」と粘るので、
少しずつ生活サイクルがずれますし、変な時間に眠くなります。
それでも───

「よし頑張ろう、夜明けまでには線画を終えるぞ」

・1時間後↓
「なかなか進まないな……この表現で描くと時間がかかり過ぎる」

・さらに1時間後↓
「ダメだ、どうにかしないと時間だけ浪費してしまう」

・さらに1時間後↓
「何か良い方法は……待てよ、この方法なら───」

・さらに1時間後↓
「もう4時間も経った! でもいい感じになった!」

・3時間後↓
「うひひひ……眠い……でもまだ描ける……お腹が空いた……」

・3時間後↓
「うるせぇ朝が何だ! 『跳べ』と云われたら『高さは?』だ!」

───こんな時間を過ごした以上、最初の3時間を繰り返すのは御免です。
せっかく連続ジャンプできるなら遅れた分は這いつくばっても取り戻す。

そして今夜も始まります。
  1. 2013/09/28(土) 23:47:53|
  2. 日常
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社長兼事務員兼イラストレーター

昨夜はかなり冷えました。
窓を10cmくらい開けて外気を取り込むと室温は25℃。
今夜は少し落ち着いていますが、夜はもうエアコン要らずです。

夜になってから仕事帰りの弟が実家に来ました。
責任ある立場になってからの役職名は口頭で告げるのみでしたが、
ようやく会社側が名刺を作成してくれたと報告しに来たのです。

「これが最初の一枚だよ、だから親父に」

仏壇に報告できるのが誇らしいようです。
ケースに入った一枚目は母に手渡されました。
妹も会社では部下をまとめる立場にあり、母も嬉しそう。

私に役職はありませんが、せめて実績だけは増やしたいです。
  1. 2013/09/27(金) 23:59:59|
  2. 日常
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油断

こんな冴えない日記コンテンツにもコメントが入ることはあり、
大体は応援してくださる嬉しい内容ですが、少し不便な点がありました。
何かと云うと「コメントがあった時はメールで知らせる」という機能です。

滅多にコメントされないからこそ手落ちがあってはいけません。
「何かあったら知らせてね」的な意味で機能をONにしています。
しかし「記事に対するコメント」と「拍手コメント」は別々です。
現在まで前者には連絡がありませんでした。

そして今日になって初めて気がついたことですが、
これらは個別に設定項目があり、どちらも連絡可能でした。
片方(拍手)のみを指定したことで安心しきっていたのです。

さらに非公開コメントは管理ページで確認しないと気付かず、
そもそも読むことすらしていない……という状態になっていました。
このため、現在で全く反応しないままだったコメントが1件あります。

7月28付けで非公開コメントをされた方、大変申し訳ありません。
非公開コメントへの返信は公開コメントと同じ扱いになるため、
その性質を尊重し返信はいたしませんが、ここにご報告申し上げます。

仕事にかまけて先送りになっているものが幾つかあるので、
直近予定から書き出し、一つずつ埋めて行くつもりです。

やるべきことが沢山あるのは良いことですよね。
  1. 2013/09/26(木) 23:10:32|
  2. 日常
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専用

昨夜、久し振りに母の夕食作りを手伝って包丁を扱ったのですが、
ただネギを刻むだけなのに「どうやるんだっけ?」と感じ、
ここ数ヶ月は料理をしていないことに気付きました。

刻み終えると、左手の人差し指と中指の爪に細かい傷が数ヶ所。
もちろん削り落とすほど包丁は入っていませんが、
しばらく離れていると感覚が鈍るものらしいです。

同様に、紙に絵を描く機会があった時のこと、
久し振りに握った鉛筆では上手く描くことが出来ませんでした。
紙面に線画を起こさなくなってから、もう数年が経っています。

それ以上に困ったのは、眼と紙面の距離が合わなかったことです。
嫌だなぁ、老眼。
  1. 2013/09/25(水) 23:39:11|
  2. 日常
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鰹節の心

仕事の一つを仕上げました。
一枚を描ききると異常な疲労感があります。
十年くらい前に「魂を削って描いてるね」と云われましたが、
脳が焦げて炭になったような感覚は、本当に魂が削れた気分です。

さぁ朝まで頑張るぞ。
その前に坊主頭にしよう、髪が邪魔だ。
  1. 2013/09/24(火) 22:39:53|
  2. 日常
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日付も

この仕事を始めてから月曜日の祝祭日を忘れがちです。
正確には、会社員だった頃は週休2日のほかに休みが少なく、
祝祭日でも基本的には出勤だったので執着がありません。

「あいつ、あんな時間まで起きてて明日の出勤は───」
「明日は休みよ」
「え? あれ?」

こんなことが頻繁にあるのです。
同時に仕事でもクライアントの日程を読み誤り、
まだ一日の余裕があるのに焦って睡眠時間を削ったり。

この日記を書く時には必ず日付を読むことになりますが、
祝祭日かどうかは表示されないので、とことん憶えないままです。
昨日の数字の話と同じで、数字に意味を持たせるのが苦手。

そのくせ明後日が友人の誕生日であることは記憶しています。
何もやらねぇぞ、お金ないし。
  1. 2013/09/23(月) 23:59:59|
  2. 日常
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だけど数字にゃ

私は昔から数字が苦手で、算数も数学もさっぱりでした。
私にとって数列(例えば「1234」)は0~9の数字を並べ替えた"姿"で、
これを並べ替えた「1324」の場合、「姿がよく似ている」と感じるのです。

桁が一つ増えて「12345」となった場合なら、"5"は角や尻尾。
「指を一本だけ立てた状態の手」として認識してもいいですし、
「片腕を上げて立っている人」のように、増えた桁は"おまけ"なのです。

ようするに、ある数列を記憶しようとする時、
同時に"姿"を刷り込まれるので、余計な情報が増えます。

文字が顔に見えたりするのと似ている気もしますが、
世の中には数字や音を"色"として認識する人も居るそうで、
特殊かどうかはともかく、どこかに同じような人が居るのかも。

これについて最も古い記憶は、小学生の時です。
1,2,3...と数えて、29の次が30になる時、
30という数字を理解できず、「20と10」と理解していました。

ようやく憶えた"20"という数字の姿や読み方を変えるより、
よく知っている数字に"おまけ"を付けて記憶しようとしたのでしょう。

もちろん今はそんなこともありませんが、
どこかに染み付いていて、たまに理解の邪魔をします。

商品コードやIDは苦手です。
  1. 2013/09/22(日) 23:59:59|
  2. 日常
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夢で遭(会)えたら

仮眠中に悪夢を見ました(悪夢しか見ない)。
大小様々な怪物が私を追いかけて来るのですが、
リボンウオ(リュウグウノツカイ等)のような魚類が、
空中を蛇行して泳ぎ迫るのは、もうとにかく恐怖です。

体高は人間くらいで全長は50メートルくらい。
翼もないのに体を波打たせて空中を泳ぐわけですから、
体の大きさよりも「ありえないことが起こった」という怖さです。

それでも興味深く「観察したい」と思う心理もあったようで、
これ以上は危険───という距離までは呆気にとられていました。
日ごろから怪物ばかり描いているせいでしょうか。

……すごい綺麗な女性が挨拶してくれるとか、
どうしてそういう平和な夢を見られないんだ。
  1. 2013/09/21(土) 23:41:34|
  2. 日常
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プルプル

歯医者での治療中、口内に"しこり"のようなものを感じ、
舌先でペロペロと触っていたら、それは医者の指だった。

───という、
ネットで見た記事を歯医者での治療中に思い出してしまい、
笑いで口元が歪まないよう我慢するのが大変でした。
しかも奥歯の治療だったので変な顔になっていたはず。

笑いを堪えるのって腹筋を使いますね。
  1. 2013/09/20(金) 23:17:51|
  2. 日常
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炙られ出し

夕方以降の空気がとてもいいです。
バイクを駆っていた頃の記憶が思い出される時期でもあります。
乗り物は車に変わってしまいましたが、どこか走りたいなぁ。

昨日、昼食にカップラーメンを食べようとした時、
注いだ湯が半分めくった蓋紙の上を伝い、左手にかかりました。
もちろん熱湯だったので軽い火傷になります。

こういう事故の際、とっさにカップ麺を放り投げそうなものですが、
慌てずコンロにヤカンを置き、カップ麺をまな板に載せるという、
妙な冷静さが自分にもあったことは驚きでした。

目立って外傷がなかったため母がベランダのアロエを使い、
ゼリー状の葉肉で次第に痛みは引きましたが、患部は赤いです。
湯の飛んだ方向が鮮明に残り、絵の具を垂らしたようになっています。

それを見て、のん気に「はっきり浮き出るなぁ」などと感心しました。
  1. 2013/09/19(木) 23:06:47|
  2. 日常
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無駄

私は病院で診察を受ける時には、その前の食事を摂りません。
具体的には、午前中の診察ならば朝食を摂らないし、
昼すぎなら昼食を摂らないといった風にです。

元来やや胃腸が弱いらしいので、長い検査中に腹痛になっても困るし、
とくに指示がない限りは自主的に行っていて、それが今日でした。
歯医者に行くだけなのですが。

「あと3時間か……」

口にするのは水分だけ。
そうこうしている家に時間が来たので、空腹のまま歯医者へと赴きます。
そして受付で診察券を提出し1分と経たず───

「七片さ~ん」
「はい?」

───診察日を間違えていたと分かりました。
  1. 2013/09/18(水) 23:55:16|
  2. 日常
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いでで

サーキュレーターで外気を取り込みながら朝まで仕事をしたところ、
一晩エアコン要らずで爪先が冷たくなるほどの冷気でした。
これは下手をすると風邪を引きそうです。

───などと思っていたら、
寝違えたように首が痛くなるし腰が重い。
温度差のせいなのでしょうが今回は一気に来ました。
環境変化に左右されることが多くなったような。

……なんだか親に近づきつつあるなぁ。
  1. 2013/09/17(火) 21:28:13|
  2. 日常
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ひんやり

台風一過と云いたいところですが、晴天とまでは行きません。
それでも夜になると昨日までとは別物の気温低下です。

仕事で一晩中を起きていて、進展はラフのラフでした。
「ラフのラフ」は私が勝手にそう呼んでいるだけで、
ようするに提出するラフが形になっていない段階です。

考えても悩んでも空振りな時は往々にしてあるもので、
過ぎてしまった数時間が無意味なものに思えたりしますが、
しらみ潰しだと考えれば、正解に近づくための地道な手段です。

最近、私は自分の(仕事上での)悪いクセが何であるか、
それを表現する言葉がやっと見つかった気がします。

[付箋紙を貼りすぎて壁を見づらくする]

───これです。
描こうとするものに対して近眼的すぎます。
石橋を壊さないよう叩き続けた結果、全体がイビツなのです。

常々「最小が最重要」と考えて進んできましたが、
それとは別に調和が足りていないと感じました。

先は長いなぁ。
  1. 2013/09/16(月) 23:59:59|
  2. 日常
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嫌なものは嫌

台風が近づくと山から招かれざる客が侵入します。
実家に行った時、不意に黒い物体が視線を独り占めしました。
テレビを観ていた妹は、物凄い勢いで部屋を飛び出します。
まるでビーチ・フラッグスのライフセーバーです。

殺虫剤を噴霧し、弱ったところを母が捕獲。
捨てに行くため部屋を出ようとすると、引き戸が開きません。
妹が引き戸に力を込め、母が出てくるのを阻止していました。

「うぅ~~~!」
「こら、開けなさい!」

数秒後、急に戸が開くや否や妹は自室に駆け込み、
戸を閉めきって私と母の様子を伺います。

「おーい、もう処分したぞ」
「本当に?」
「───と見せかけて~」
「わああああ!」
「冗談だ、もう出ていいってば」

こうした反応には理由がありました。

と云うのは、たまに母がふざけて妹を追い回すからです。
虫が苦手な妹は断固として母の暴挙を食い止めます。
引き戸が最後の障壁という感じ。

こいつ一人になったらどうするんだろう。
  1. 2013/09/15(日) 23:59:59|
  2. 日常
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発表

2ヶ月以上ぶりに友人と会いました。
夏休み前から続いていた激務が僅かばかり落ち着いたようです。

彼から譲り受け完成させたツイーターも見てもらったところ、
予想していたより出来が良かったらしく驚いていました。
ツイーターそのものは丸裸の内蔵部品だったからです。

「この穴、例のカッターを取り付けたコンパスで?」
「そうなんだけど、もう素材が固くて苦労した」
「でも綺麗に明けたねぇ」

ようやく本当の意味でのお礼が云えました。
見せるのがこんなに遅くなるとは思っていませんでしたが。
  1. 2013/09/14(土) 23:59:59|
  2. 日常
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イタチごっこ

サイトの掲示板を一時閉鎖して久しいですが、
実はまだ削除はしておらず、復旧できないか様子を見ています。
ところがスパム記事は止むことを知りません。

こうした記事は専用ツールによる自動投稿なので、
投稿者は放置するだけでも目的が果たされています。

掲示板の仕様として、一定数を越えた記事はログに収容されていて、
たとえば3件が投稿された場合、最も古い3件がログに保管されます。
しかし投稿を削除すると最後尾の記事が現行復帰しません。

つまり現行50件の記事を確保するよう設定している場合、
3件の新規スパム記事が投稿され、それを削除すると、
末端の3件がログへと押し出され、閲覧できる記事も47件になります。

これを繰り返すと、最終的に表示されるのは最初の1ページ目だけです。
そんなわけで純粋な投稿そのものは次々にログへ格納され、
先頭の数件を残して「スパム投稿→削除」を延々と繰り返しています。

色々と対策を調べてはいますが、なかなか実行に移せず、
復帰させたところで利用価値が戻るかどうかも疑問符です。

アイコンキャラクタを描くコンテンツでもあるのになぁ。
  1. 2013/09/13(金) 23:09:01|
  2. 日常
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「忘れろ!」

自分の上腕二頭筋が怪物なみに隆起する夢を見ました。
なぜこんな夢を見たのかが夜になって分かります。
昨夜ずっとラフで描いていた箇所です。

夢に出るのか……。
  1. 2013/09/12(木) 23:56:34|
  2. 日常
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「チタン製にして!」

何度目かの歯医者に通院しております。
思ったとおり歯根が砕け、そこから雑菌が入って化膿しています。
すでに神経がないため痛くはないのが救いです。

この症状は、乳歯から永久歯に生え変わる頃にも経験しました。
かなり長いこと放置していたため歯根の半分が消失したのです。
抜歯してもらうと、2本の脚を切り落とした椅子のようでした。
歯茎の中で溶かされてしまったのです。

これが永久歯で起こるとどうなるか、考えるまでもありません。
小沢昭一さんの「父チャン音頭」を思い出しました。

───四十、五十は鼻タレ小僧───

鼻タレ小僧になる前に歯がガタガタでございます。
  1. 2013/09/11(水) 21:51:44|
  2. 日常
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誰かやって

妹に全身マッサージのフルコース(1時間)をやらされました。
ここ最近は残業と土曜出勤が続いており疲労も溜まっています。
夢心地の妹に対して、指先に力をこめる私は暑くてしょうがない。

「一度でいいからさぁ……」
「なんだ」
「夕食を済ませて、お風呂にも入って『あとは寝るだけ』の状態で、
 マッサージされながら、そのまま眠ってしまいたい」
「金とるぞこの野郎」

女性はマッサージ好きと聞いていましたが本当ですね。
以前に勤めていた会社でもパートさんに頼まれたりしましたが、
5人中の2人は途中から眠ってしまいました。

かたや男性はと云うと、これが2種類に分かれます。

・軽めに揉まれるのがいい
・くすぐったいから嫌い

肉体労働の代表格ですしマッサージは重要なのかと思いきや、
他人に感覚をあずけるのは不安なのでしょうか。
私の家族ですと、前者は弟で後者は父でした。

これだけ色々な反応が得られるにも関わらず、
誰一人として私の肩を揉んでくれる人は居ません。

どういうことなの。
  1. 2013/09/10(火) 23:48:11|
  2. 日常
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以心伝心

長いこと家族をやっていれば親兄弟の考えが読めたりします。
私もたまに「こう考えているんだろう」と思ったことを口にし、
云い当てて笑いをとったりするのですが……。

今日は知り合いからいただいた和菓子を食べることになり、
仏壇に供えてあったものを取りに行くところでした。

「Kさんから芋きんつばをもらったわよ」
「へぇ、いいね」
「食べる~」

母と私と妹の三人でした。
しかし妹は常態化した残業や土曜出勤で疲れています。
代わりに私が持って来ようと思ったところで───

「『私が行ってもいいけど、このままお兄ちゃんに任せよう』」

───と、妹が考えているであろうことを云ってみました。
すると予想した以上の言葉が返ってきます。

「分かってるならその通りにしてもらおうっと」
「うわ、こいつ信じらんねぇ」

もちろんそのまま取りに行きました。
和菓子にはお茶が欲しいので母に聞いてみると、
用意がよく水出し茶が作り置きしてあります。

そこでまた云い当ててみました。

「『ついでに私のコップを出してくれるといいなー』」
「今のは一言一句、全部当たってる!」
「こいつ……」

もう黙ってよう。
  1. 2013/09/09(月) 22:38:34|
  2. 日常
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となりの戦場

仮眠のつもりが数時間も眠り続けてしまいました。
毎度のこととは云え、ラフを描く時が最も頭を使います。

絵を仕上げて行く過程もそれなりに疲れますが、
それ自体は用意された部品を組み立てるようなもので、
どちらかと云うと肉体労働的です。

しかしラフは仮組みと分解を繰り返す作業ですから、
「これはダメだ」と知るために数多くの部品を掻き分けます。
全く見当違いなものに時間を費やすことも多いのです。

「県内を駆け回った結果、ようやく使えるものを見つけた」

───これが私の現状。
経験や知識で選別する能力を上げるのも仕事です。

昨日は久し振りに友人と連絡が取れました。
先月上旬から殆ど休みなく働き、夏季休暇も返上しています。
人件費を浮かせるために少数精鋭で回転させる方針となり、
結果として古株で専門知識も多い友人が出ずっぱりに。

どこも大変だ……。
  1. 2013/09/08(日) 23:59:59|
  2. 日常
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「それなり」は大事

仕事の息抜きに母の用事で車を出しました。
曇り空は日光を遮って気温を低く保っていますが、
夕方から始まる雨を待っての湿度は高く、少し蒸し暑かったです。

家族の誰に限らず車内では色々な話をするのですが、
お店への道すがら、ある会社の敷地内にある広場が目に留まりました。

「ここにも来たわねぇ、あんた憶えてる?」
「あの時は遠いところへ来たような感覚だった」

実際は自宅から車で十数分の場所にあります。
小さなイベント向けに開放されることがあり、
幼い頃の私も来たことがあります。

「あの頃は家も大変だったから。
 少しでも何か楽しませようと思って自転車で行ったわ」

私の実家は自営業でしたが家計が芳しくなかったため、
地元企業のちょっとした催事すら"おでかけ"でした。

「それで十分だったな」
「それならいいんだけど」
「子供は比較なんて退屈なことより遊べるほうが大事」

公園の芝が綺麗に整えられているのを見て、
思い出の場所が美しいままであると知り安心しました。
  1. 2013/09/07(土) 23:59:59|
  2. 日常
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都合の悪いことは思い出せない

正午でも「日差しが強いな」と思う程度の気温です。
蒸し暑くもなく、残暑と呼ぶにはスッキリしすぎています。
夏が来る前は数ヶ月も続くような想像をしていますが、
日付を見てみると大して長くない。

時々、子どもの頃はどうだったろうと考えます。
今より暑くなかったにしても、こらえ性のない子供の感覚ですから、
暑いものは暑いですし、わざわざ肌を焼きに行きたくなんかない。

しかしエアコンは現在に比すれば性能が低い時代ですし、
実家は家計が厳しかったので、肌寒くなるほど部屋は冷やせません。

どうにか暑さを忘れられる何かがあったのか、
あるいは不満を口にしている内に夏が終わってしまっていたのか。
まるで思い出すのも嫌だとばかりに、昔の感覚は折り畳まれています。

そんな子供が夏休みの間中ずっと自宅に居るわけですから、
親にしてみれば、さぞかし面倒な存在だったでしょう。

夏に一ヶ月以上の休みなんて、何に使ってたんだろう。
  1. 2013/09/06(金) 23:56:49|
  2. 日常
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雨の後は

ようやく雨が落ち着き、気温も抑えられて過ごしやすくなりました。
昔は少しずつ雨が降って、少しずつ気温が下がったように思いますが、
こうまで急激に入れ替わると体の弱い人が心配です。

実家に居る時、不意に踵がムズムズしました。
びっくりして足を上げたら黒い影が走り去って行きます。
離れたところに山があるため、まれにベランダから進入してくるのです。

「出やがった!」

彼らは高所から飛び立つことは出来ても、床からは飛び立てません。
母は山育ちで平気ですし、私も独り暮らしで慣れていますが、
どうしても過剰反応する者が一人だけ。

「おう、あっちで『出た』ぞ」
「……!」

みるみる表情を強張らせるのは妹でした。
既に殺虫剤は食らわせてありますが、足取りが追えない。

「じゃあ仕事に戻るからな、あとは頑張れ」
「お、お母さ~ん!!」
「ハハハハハ」

もうその歳なら自分で始末しなさい。
  1. 2013/09/05(木) 23:34:16|
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相転移

断続的な豪雨と暴風に雷も激しく、外では何もできないほどでした。
これでも午前中は行動できましたが、荒れ方が凄いです。
なんとか乾かそうと思っていた洗濯物がずぶ濡れに。
ここ数日、まともな晴れ間がありません。

「兄貴、これからまだ起きてる?」
「雨のことか」
「そうそう、これはバイクじゃ帰れない」

弟が電話をして来ました。
玄関ドアが押されるくらいの暴風雨です。

彼は変則勤務で帰宅しても深夜に出勤するため、
車を出す以上は文字通り送迎になります。
それまで私も起きている必要があるのです。

雨足は強くなったり弱くなったりと一定せず、
仕方なく弟の職場まで車を走らせましたが……すごい渋滞。
結局、弟を拾う頃には雨が止んでいました。

それでも空が真っ白になるほどの雷は止まず、
コンビニの駐車場に巨大な水溜りが出来たり、
あと数十センチで大きな用水路が溢れるほどの降水量。

これだけの水が数時間前まで空にあったなんて。
ドカッと目の前に現われるたび不思議な気分になります。
  1. 2013/09/04(水) 20:03:25|
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偏ったインターバル

母を手伝って畑の作業をしていましたが、
昼食の直後だったせいか、酸素と血液が足らない感じでした。
すぐ電池切れになって肩で息をし始め、まったく続かない。

「あんたちょっと休んでなさい、顔色悪いわよ」
「心臓がバクバクいってる……」

曇り空で大して気温が高いわけでもないのに、
そして大して暑いわけでもないのに滝のような汗。
眼鏡が水滴だらけになって気分も悪くなってきます。

これは帰宅して一眠りかと思っていたら───

「わ~来た来た」
「これはザーッとあるわね」

───にわか雨が物凄い勢いで降り出しました。
肥料を撒いた後なので、これは嬉しい。

バケツの水をかぶったような状態になっても奇妙に気分が良く、
ずぶ濡れのまま帰宅し、そのままシャワーを浴びました。
そして少し休憩しただけで回復します。

腹ごなしの運動は、そろそろ程度を弁える歳らしいです。
  1. 2013/09/03(火) 21:24:06|
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私のような人のため

空は曇り続けていて湿度が高いです。
真夏日より気温が低いことに期待して網戸にしてみるも、
高い湿度と室内灯による放熱で、あっと云う間に30℃。
蛍光灯って結構な熱源ですね。

昨夜は眠気に任せて眠ったまでは良いのですが、
05時前という中途半端な時間に目が覚めてしまい、
おかげでいつもの二倍くらい一日が長いです。

夜間は変化に乏しく時間が短く感じます。
集中するには良いけれど……。

ふと───

・退屈すると長く感じる
・熱中すると短く感じる

───これが逆だったらどうだろうと考えました。

しかしダラダラと無駄に過ごす時間が早く感じては、
ますます「明日にしよう」と問題を先送りにしがちです。

上手いこと出来てるんだなぁ。
  1. 2013/09/02(月) 22:49:22|
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欲するままに

とうとう九月です。
また少し雨が降って気温が下がりました。
こうなると、むしろ車内は湿気で窓ガラスが曇ります。

今日は久し振りにのんびり過ごしました。
仕事は既に発注済みですが、ここのところ休みなしだったので、
眠りたい時に眠って起きたい時に起き、ストレスを消化したいです。

「眠りたい時に眠りたいだけ眠る」って最高に気持ちいいですね。
  1. 2013/09/01(日) 23:08:14|
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七片 藍

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