第27緑化地区

フリーイラストレーター七片藍のブログ/第27緑化地区

平行戦

妹への遅いホワイトデーのお返しを持って後輩が訪れました。
彼は今月いっぱいで退職する予定ですが、とくに上司から何か云われるでもなく、
ズルズルと当てにされ続ける様が見えるようで、本人も苦々しく思っている様子。

仕事の引き継ぎも芳しいとは云えず、どこか彼の続投を頼るかのように覚えが悪く、
教えたことに対しても「自分はこの方法がやりやすいから」という態度。
少し前の友人と同じような話です。

こんな会話になりました。
(読みにくいので私を"七"、後輩を"後"として色分けしました)

後「俺たちはさ、職場じゃ『見て憶えろ』みたいな育てられ方したよね。
 それじゃ効率が悪いって分かってるけど、とりあえず見て憶える努力をする。
 『自分なりの方法』は、見て憶えた方法で結果を出した後に試してた」
七「ああ、そうだな」

後「そうして『"見て憶えろ"で学習するのは大変だ』って体験済みだから、
  俺たちは説明したり数値で表わして、部下に分かりやすく教えようとするでしょ?
  だけどさ、肝心の部下は説明を聞いてないし数値も見てないし、失敗を認めもしない」
七「ふむ」

後「あれって何なんだろう、俺たちとは世代が違うから分かってもらえないってこと?」
七「世代は関係ないとは思うけど───」
後「なに?」

七「『見て憶えろ』で育てられた人間は、それで学習するのは大変だって知ってるから、
  お前の云う通り数値とか説明で、より分かりやすいと思う方法で教えようとする。
  これが『見て憶えさせられた側』、つまり自分とかお前みたいな人間な」
後「うん」

七「対して、その部下みたいに『自分はこういう方法でやりたい』って云う人は、
  『教えられた方法ではやらない・やりたくない』って意見してる気がする。
  これって『見て憶えろ』って云う人と同じ性質な気がするんだよ。
  『自分なりの方法で仕事をさせろ』っていう、命令」

後「うん……?」
七「『見て憶えさせられた側』が教育しても、相手が『見て憶えろの側』なら平行するし、
  または『見て憶えさせられた側』が教育すると、なぜか『見て憶えろの側』が育つのかも。
  そうして二つの側の人間関係が繰り返し育てられる」

後「俺の後輩は、俺とは逆の性質ってこと?」
七「そう、互いの意見が互いにとって一方通行になってて、
  ある一点で一瞬だけ上手く交差すれば良い結果が出るけど、
  基本的には交差点を通り過ぎた関係が繰り返されてる……のかも知れん」

後「だったらどうしようもないのか」
七「同じ側の人間同士なら上手く行くし、そうでなければ失敗する。
  世代じゃなくて個人の性格が原因ならって話だけど、どう?」
後「当たってるような、でもなぁ、ふーむ……」

みなさんは、どう考えるでしょうか。
退職してしまう彼にとって詮のない話になっていますし、
結局は人間性の不一致による齟齬(そご)だと思うのですが。

明日はちょっと名古屋まで出かける用事があるので、早めに休もうと思います。
  1. 2013/03/25(月) 21:02:48|
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