けぬぐ・2

昨日の観光で山を歩き回ったので、今日は筋肉痛か───と思っていたら、
超回復が始まっているのか全身が熱を帯びて暑いくらい。
そうして毛布をけぬいで寝冷えしてしまいました。

上記の「けぬぐ」は以前にも日記の話題としており(2010/11/17)、
おそらく語源は「蹴り脱ぐ」で、これは九州の方言だと書きましたが、
標準語には相当する言葉がないようなので、あえて方言のまま書いています。

けぬぐって表現は簡単で良いと思うけどなぁ。
でも「けぬぐ」で検索すると私のブログが該当するのは恥ずかしい。

祖父より前の

県内に明治時代の建物などを扱った野外博物館があり、
弟が入場券をくれたので、休みの母と妹を連れて車を出しました。
桜も見ごろで駆け込み客が多く、券がなければ長蛇の列に飲まれています。

県民にとって県下の観光施設というと、
「いつでも行ける」または「あえて行く気もしない所」となりがちですが、
以前に訪れたのが四半世紀も前になると、私の記憶も殆ど残っていません。
どんな所かと聞かれても恥ずかしくない程度には知っておきたいところです。

午前中から出発して帰宅したのは16時くらい。
天気も良く山の中は暑くも寒くもなく、時期的には最適でした。
良い観光地だと思うので、愛知にお越しの際はぜひ見ていただきたいです。

ただし歩き詰めになるので時間には余裕を持って。

博物館明治村

スイミーとかスーホの白い馬とか

たまに、友人との談笑や仕事のほかに「やってみたいこと」は何かと考えた時、
小学校~高校時代の"国語の教科書"を読み直してみたいなと思うことがあります。

昔の私は本を読むのが苦手で、どうやら認識力が近眼的だったようです。
10行くらいの文章は、読んだ端から内容が零れ落ちていく感じ。
こういうのを「笊頭(ざるあたま)」というのでしょうね。

分からないなりに区切って少しずつ理解すれば良かったのでしょうが、
映画やゲームも同様で、物語を一からそらんじるのは無理でした。
日記をつけるようになってから多少はマシになったようです。
(そうでないと13年も続く日記は「初めて書くことだらけ」になります)

そんな少年時代にいくつも通り過ぎたであろう国語の教科書には、
様々な名作が収録されていたはずで、今になって無性に読みたくなります。
なにしろどんな作品が載っていたかすら憶えていないのですから。

さらっと検索してみると、聞き覚えのある題名がいくつか出て来ました。
在学当時の収録内容を知ることは出来ないのかな。

高校時代の担任が星新一の「おーい、でてこーい」を朗読してくれたなぁ。

べぇっひょい

「何、どうしたの?」
「妹菌に感染した」
「?」

昨日くらいから、妹は鼻炎なのか鼻の両穴にティッシュを詰めています。
ふがふがと喋る言葉も要領を得ず、食事も不便で大変そうです。
今度は起き抜けの私が鼻に違和感を覚えたので、
早めに風邪対策をしたほうが良さそう。

「鼻だけならいいよ、口内炎まで出てるんだよ」
「ああ知ってる、見せなくていい」

わざわざ唇をめくって見せてきます。

「ホラ、なんか今度のは深くない? 酷くない?」
「見せんな」
「エヘエヘエヘ」
「やめろって」

くしゃみを2連発した私を見て嬉しそうでした……ひどい。

象を倒す蟻の如く

私は過去に結石を患っており、それはもう激痛でのた打ち回ったのですが、
昨日のイラストレーターさん同士の食事でコーヒーが出た時、

「ミルクを入れる派なんですね」

───と云われ、その理由を(食事の席ではありましたが)話しました。
心当たりがあったのか、みなさん真面目に聞かれていたように思います。
シュウ酸と呼ばれる物質が含まれる食べ物などを多く摂取すると、
知らないうちに体内で石のように結晶化することがあるそうです。

石の形や大きさは様々ですが、表面がガラスの破片のように鋭利なものがあり、
それが尿管をザクザクと切りつけながら排泄されるため、
たとえ米粒ほどの結石でも血尿と激痛をもたらします。

女性の場合は気付かない人が多く、手術で老婆の腎臓からこぶし大の石が摘出されたり、
いい大人が顔面蒼白で脂汗をかくほどの痛みとなる場合もあるので、
人間が味わう三大痛の一つに数えられたりするようです。

この石の主成分はシュウ酸とカルシウムが結合した「シュウ酸カルシウム」ですが、
シュウ酸を含む食べ物は同時にカルシウムを摂取することでも結合するため、
体内で結晶化する前に、排出しやすい状態にすることで結石を予防できるとか。

つまりコーヒーに含まれるシュウ酸の摂取量を減らしたければ、
ミルクに含まれるカルシウムと結合させて排出を期待するわけです。

───というのが当時の私が得た知識でした。
さらっと調べ直してみたら、難しいことはともかく概ね合っている様子。

なぜこんなことを今日になって書くのかというと、
今夜はほうれん草と豚肉の水炊き(ポパイ鍋?)にする予定だからです。
ほうれん草にはシュウ酸が多く含まれるのだとか。

下茹ですることでシュウ酸が減るとか減らないとか……どっちなのでしょうね。

至福の時間

先方の主催で県下のイラストレーターさんらに会える機会が設けられ、
年がら年中ずっと独りで仕事をしている私なので、
こんな数少ない機会を逃すまいと名古屋へ行ってまいりました。

色々書くと怒られそうなので短めに書きます。
本日お会いした皆様、本当に良い時間を過ごせて感謝しております。

とくに最後までお付き合いいただいた御三方、Sさん、kさん、Nさん。
得がたい時間を過ごせたと思っております。
これからの励みになります。

本当に良い一日でした。

平行戦

妹への遅いホワイトデーのお返しを持って後輩が訪れました。
彼は今月いっぱいで退職する予定ですが、とくに上司から何か云われるでもなく、
ズルズルと当てにされ続ける様が見えるようで、本人も苦々しく思っている様子。

仕事の引き継ぎも芳しいとは云えず、どこか彼の続投を頼るかのように覚えが悪く、
教えたことに対しても「自分はこの方法がやりやすいから」という態度。
少し前の友人と同じような話です。

こんな会話になりました。
(読みにくいので私を"七"、後輩を"後"として色分けしました)

後「俺たちはさ、職場じゃ『見て憶えろ』みたいな育てられ方したよね。
 それじゃ効率が悪いって分かってるけど、とりあえず見て憶える努力をする。
 『自分なりの方法』は、見て憶えた方法で結果を出した後に試してた」
七「ああ、そうだな」

後「そうして『"見て憶えろ"で学習するのは大変だ』って体験済みだから、
  俺たちは説明したり数値で表わして、部下に分かりやすく教えようとするでしょ?
  だけどさ、肝心の部下は説明を聞いてないし数値も見てないし、失敗を認めもしない」
七「ふむ」

後「あれって何なんだろう、俺たちとは世代が違うから分かってもらえないってこと?」
七「世代は関係ないとは思うけど───」
後「なに?」

七「『見て憶えろ』で育てられた人間は、それで学習するのは大変だって知ってるから、
  お前の云う通り数値とか説明で、より分かりやすいと思う方法で教えようとする。
  これが『見て憶えさせられた側』、つまり自分とかお前みたいな人間な」
後「うん」

七「対して、その部下みたいに『自分はこういう方法でやりたい』って云う人は、
  『教えられた方法ではやらない・やりたくない』って意見してる気がする。
  これって『見て憶えろ』って云う人と同じ性質な気がするんだよ。
  『自分なりの方法で仕事をさせろ』っていう、命令」

後「うん……?」
七「『見て憶えさせられた側』が教育しても、相手が『見て憶えろの側』なら平行するし、
  または『見て憶えさせられた側』が教育すると、なぜか『見て憶えろの側』が育つのかも。
  そうして二つの側の人間関係が繰り返し育てられる」

後「俺の後輩は、俺とは逆の性質ってこと?」
七「そう、互いの意見が互いにとって一方通行になってて、
  ある一点で一瞬だけ上手く交差すれば良い結果が出るけど、
  基本的には交差点を通り過ぎた関係が繰り返されてる……のかも知れん」

後「だったらどうしようもないのか」
七「同じ側の人間同士なら上手く行くし、そうでなければ失敗する。
  世代じゃなくて個人の性格が原因ならって話だけど、どう?」
後「当たってるような、でもなぁ、ふーむ……」

みなさんは、どう考えるでしょうか。
退職してしまう彼にとって詮のない話になっていますし、
結局は人間性の不一致による齟齬(そご)だと思うのですが。

明日はちょっと名古屋まで出かける用事があるので、早めに休もうと思います。

ハズレの日

買い出しをする直前に母が「久し振りにあの店に行きたい」というので、
予定を変更して県境まで走り、大きな種苗店を訪れました。
休日は人でごった返すほど人気のあるお店です。

その隣にある骨董品店で見た品が目当てだったのですが、
夜逃げでもしたかのように店内には何もありません。
廃業してしまった様子。

「……どうしようもないね」
「そうね……」

結局、種苗店で花を何種類か買って帰りました。
こういう日もあります。

ちなみに私が買ったのはプラティセカという花です。

迷ってもやめない

■エーテルレポート
仕事作品を9点掲載しました。

今日は妹の買い物に付き合って車を出しました。
妹は自室用のハンドクリーナー(掃除機の小さいやつ)を予定していたようで、
お店に入ってから真っ直ぐに取り扱いコーナーを目指します。

「これがいいと思うんだけど、どう思う?」
「お前は絶対にそれを買うと思う」
「うーん……」

よく考えてから買い物をする人間であると知っていますが、
傍らで駄目出しすると決心が揺らぐ人間であることも知っています。
私も余計な横槍を入れられるほど詳しくはないので、
妹の顔色を見た上で「きっと買うだろうな」と思ったのでした。

私は私でプリンタのインクを買うため別のコーナーへ。
10分ほどで戻ってくると、妹はまだ掃除機コーナーで考え込んでいます。

「買い物は一目ぼれって云うからな、というわけで頑張れ」
「うーん……」

まとめて会計してもらい、ポイントは妹の会員カードに。
結局、ハンドクリーナーは最初に決めたものを買ったようです。

私のは15年くらい前に買ったっけなぁ、取替えゴミパックの単価が高いやつ。

伝統技術

仕事を終えて実家へ行くと、同じく仕事明けの弟も来ていました。
この少し前に、弟から「バリカンを持ってきてー」と電話があります。
散髪したかったようです。

髪を切る時、床屋で刈ってもらうか自分で切るかに分かれますが、
こうして我が家が自前で散髪を始めて数十年になっている経緯には、
当時の実家の家計と、何よりその発端となる弟が関わっていました。

というのは、まだ弟がヨチヨチ歩きの頃に床屋へ連れて行ったところ、
散髪を嫌がって泣いたため、いくらか割り増しを取られたのです。

「泣くたびに追加料金を取られるし、
 何度か散髪すればバリカンを買えちゃうじゃない」

……こんな理由で母はバリカンを買うに至ったとか。
以来、高校から身だしなみを気にするようになった弟はともかく、
自分の外見に関心のない私に及んでは、学生時代の全てが自家散髪でした。

そんな弟も仕事で忙しくなると形振り構っていられないようで、
「もう実家で済ませよう」と、仕事明けに転がり込んできた様子。
しかし母はプロではないし出来ることにも限界があります。

「ここをこう───この線に沿って刈ってほしいんだけど」
「めんどくせぇ、もうマジックで頭皮に線を引くか」
「あんたは坊主頭だから、失敗しても頭を黒く塗ればいいわよねぇ」

私は自分で坊主頭にしてしまうこともあり、
難しい注文をされる母に代わって散髪することになりました。

「そうそう、そんな感じ、兄貴うめーな」
「難しいぞこれ」
「いいよ、失敗したら坊主でも」

1時間ほどかけて、本人の希望通りになったようです。

「うん、うん、あーこれでいいや、兄貴ありがと」
「風呂に入れ」

散髪スキルに何ポイントか加算されました。
プロフィール

七片 藍

Author:七片 藍
フリーイラストレーター

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