今年も本日で最後です。
本年はエーテルをありがとうございました。
ある日のこと、夜明けまで遊びに来ていた後輩と朝マックで食事した時、
私たちが注文して数秒後に入れ違いで男性が現れました。
注文したものを受け取りに来たようです。
2つのトレイを持って歩く姿を何気なく目で追ったら、
戻った客席には奥さんや友人ではなく、年老いた男性が居ました。
話し振りからして二人が親子だと分かりました。
時々こんな光景を空っぽの頭で眺めてしまう自分が居ます。
以前、ある連続テレビドラマを収録したDVDを購入するつもりで、
Amazonにて検索しようとマウスに触れた時、ちょうど同じように頭が空っぽでした。
そのDVDの収録内容は1986年放送の「田原坂」という時代劇スペシャルです。
「白虎隊」などと並んで録画したVHSを、擦り切れるほど見ていたのが父でした。
本当にテープが擦り切れる状態になったのか、画像も音声も劣化し、
鑑賞に堪えないと知った私はDVDを贈るつもりだったのです。
次の給料で買うため検索しようとした矢先のことでした。
「あぁ、そうだった、何やってんだ」
再び名作を楽しむであろう父はもう居ません。
昨年からずっと、そうして何かの拍子に心の中で色々に食い違い、
改めて私の意思の一部が方角を失ったのだと思い知るばかりです。
ようやく喪が明け、暗記したお経をそらんじるのも苦でなくなり、
仕事も忙しくなって前を向いて歩かなければと考えました。
その一歩を、この大晦日から踏み出そうと思います。
それでは皆さん、良いお年をお迎えください。
- 2012/12/31(月) 22:17:52|
- 日常
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昨夜は友人と過ごしていたのですが、妹の外出で母が留守番だったため、
どうせなら三人で食事を済ませてしまおうと、外食にしました。
友人にしろ後輩にしろ、私の母とは長い付き合いです。
その少し前、ゲームを買っていました。
販売されて間もないソフトを買うのは何年ぶりでしょうか。
たしかゲームキューブの「メトロイドプライム・ダークエコーズ」以来のような。
二つあるゲームのどちらかで迷ったのですが、
友人が「こっちは売れててユーザーも多いんじゃない?」と云うので、
ついでの目的があった私は、悩んだ末に「とびだせ どうぶつの森」を購入。
一週間ほど前、妹も購入しています。
今夜こっそり持ち込んで驚かせよう───と思ったら、
その前にバレてしまい計画は失敗に終わりました。
このゲーム、現実の時間が共有されるのですね。
日付が変わる少し前にプレイを始めて、間もなくお店が閉店してしまい、
することが夜釣りしかなく、狭いテントの中で所持品数と戦っていました。
せっかくだから妹と通信で遊び、良い時間も過ごせています。
一週間のプレイ時間差を埋めるのは大変そう。
仕事の気分転換にはちょうどいいかも知れません。
- 2012/12/30(日) 23:59:59|
- ゲーム
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母も妹も友人も昨日で仕事納めですが、私と弟はまだまだ続きます。
昨日の日記で書いた「Miiスタジオ」のキャラクターを、妹に見せてみました。
「ふおぉ~、すごい」
「どうだ似てるだろ、こうやって作るんだぜぇ」
「こっちを使おうかなぁ、でもこんなに可愛かったっけ?」
「(こいつ……)」
さらっと自慢を入れて来るとは。
そっくり再現された後輩の顔には大笑いしていました。
実際に似顔絵を描くのは難しくても、こうして簡単に作れてしまうあたり、
イメージの欠落を補完できる人間の頭脳は、かなり高度なのだと分かります。
明けて本日、同じく3DSを持っている友人にも見せてみました。
「おぉーなるほどねぇ、それって俺のやつにコピーできる?」
「できるよ」
本人も納得する出来だったのか、そのまま使うことにしたようです。
後輩のキャラクタに大笑いするのは妹と同じ。
あとは後輩本人に見せるだけですが……似すぎてて嫌がられるかも。
- 2012/12/29(土) 23:50:41|
- 日常
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「Nintendo-3DS」に標準でついてくる機能には幾つかありまして、
その中で「
Miiスタジオ」という似顔絵を元にしてキャラクターを作るものがあります。
大抵は自分に模して作り、ほかのゲームで使ったり名刺代わりにするわけですが、
妹が3DSを入手し、自分で自分の顔を作っていたので後ろから見ていると、
その顔が───
「美化すんな、誰だこれ漫画か」
「美化はしますよ、そりゃあしますよ」
「えぇ~、そっくりだからいいんじゃねーか」
「女ですもの」
───という感じなのでした。
髪、眉、眼鼻、口や顔の形、眼鏡やホクロの有無など、
顔を形作る部品は世辞にも多いとは云えないので、
特徴を大まかにして微妙に調節しても、なかなかそっくりとは行きません。
それでもキャラクターは幾つも作れるので試しに母に似せて作ると、
半分くらいは私の部品と同じもので作れてしまうのが面白い。
やはり親子ということでしょうか。
「あんた上手いこと作るねぇ、でもこの髪型はどうなの」
「部品が少ないんだよ」
仕事が落ち着いたことで休憩がてらに色々と作ってみました。
父、弟妹、友人と後輩、母も手直し……あと従弟も作ってみよう。
後輩の顔が似すぎた反面、父と従弟は再現が非常に困難です。
私の目線で作った妹の顔を、あとで本人に見せてみます。
- 2012/12/28(金) 21:09:50|
- 日常
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昨日の夜は、ようやく連絡が取れた友人と食事でした。
着信音を変えた時に音量設定を間違えたらしく、鳴っているのも気付かなかったとか。
彼が電話不精なのは知っていますが、一ヶ月も気付かないってのはどうなの。
それはともかく仕事の話になりました。
「今は、あれとあれと……数件が掛け持ち」
「いいねいいね~」
「時々頭が混乱するわ」
「でも同じ時期に仕事が来る時は?」
「現状の予定を箇条書きにして、先方と交渉するようにしてる。
先方もこっちの予定が分かれば納期とか発注数を加減できるから、
最初に全部の日程をばらして、前後の微調整は先方にしてもらう。
どこの会社の発注かは伏せて逐一こっちの受注状況を伝えておけば、
先方はそれを見て必要なことには先手が打てるし、
必要のない情報は聞き流すから、こっちも日程の管理が楽になる。
できるだけメール1通で色々分かるように書くんだけど、
返信だけでも結構な時間が掛かるし、描くのと並行するからそれが大変かな。
メールの文章を考えながら書いてたら、8時間もかけてた時があったよ」
「七片ってマメだな、俺はそんなの頭がおかしくなりそうなんだけど」
「やらないとこっちが大変なことになるから、自然にこうなっちゃった。
この仕事では交渉が大事だって思い知らされた」
高校からの付き合いですから、私の仕事が順調だと彼も嬉しいようです。
この仕事が軌道に乗る前までの、私の酷い生活状態を知っているので、
なんだかんだと彼には世話になりっぱなし。
食事はその返礼でもあります。
こんなものでは全然足りないのですが。
- 2012/12/27(木) 19:55:26|
- 日常
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いつもの私は自分で洗車しますが、タイヤハウスが泥だらけだったのと、
給油のついでだったので洗車機で済ませることにしました。
そうして給油後に洗車機を通る時のことでした。
店員さんが洗車機の操作に手間取っていたので、
どうしたのかなと思っていたら、洗車機が誤作動したらしく───
「すんません、機械の調子が悪くて手洗いになるから、待ってもらえるかね?」
───と、年配の店員さんに云われました。
洗車機を通る前に洗剤を浴びせた後だったため、
洗車そのものは終わらせる必要があり、料金は支払済みでした。
時間に余裕もあったし、待つくらいは別に構わない……と思ったものの、
休憩所から外の料金表を見ると手洗いは千円増しとあります。
しかし機械の不調は私達の落ち度ではありません。
「手洗いを注文すると、あの料金みたいね」
「あら本当」
しかし折りしも空っ風の強い本日、同行していた母と洗車の様子を眺めていて、
私と母は3人掛かりで洗わせることが気の毒に思えてきました。
なにしろ目を開けているだけでも辛い寒風です。
数分後、さっきよりも年配な店員さんが申し訳なさそうに完了を告げます。
私は一応、聞くことにしました。
「本当にすみませんね、もう終わりましたので」
「あの、手洗いになりましたが料金は……」
「いえいえ、通常のもので結構です。 機械の不調ですから」
案の定、請求はされません。
こんなことはサービス上は当たり前なのでしょうが、
私は追加料金を払ってもいいと思っていたので、こちらが申し訳ない気分。
御礼を云ってから帰宅しました。
(昨日の日記が歯抜けだったので加筆)
- 2012/12/26(水) 22:11:22|
- 日常
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皆さんメリークリスマス。
私はもう数十回目となりますので飽きました。
サンタはバカ笑いしながら仰向けでワープゲートに姿を消しました。
お前も二度と戻って来なくていいぞ。
この時期になるとイルミネーションが美しいのですが、
以前、海外の動画でこんなことを云っていました。
「屋外を飾り立てておきながら、皆ろくに外出しない」
───云われてみると確かにそうです。
在宅で仕事をしている私には出かける用事すらありませんが、
クリスマスの本場である国でも無関心な人間は居るのですね。
それはともかく母と共同で妹にプレゼントを買うことになり、
気に入ってもらえたようで何よりです。
私が貰ったクリスマスプレゼントは母からのネックウォーマでした。
妹へのプレゼントを買っていた時のことです。
「巻いて寝てみれば分かるって、全然ちがうのよ」
「いいってば、こないだの中掛けシートで十分……待ちなさいって」
「いいからいいから」
引っ張って制止したにも関わらず、母は勘定を済ませてしまいました。
「───いいって云ったのに」
「使ってみれば分かるって、ほら巻いてみなさい」
「……………………おっ?」
この時期になるとニット帽は欠かせませんが、
いざネックウォーマを巻いてみたら、帽子で覆えない部分に暖かさが。
人間の体温は首からの上の皮膚で大半が放散されるそうです。
冷えているのが常態だと、体感として「寒くない」と思い込むのでしょうか。
また坊主頭の弱点について無知だったことを思い知ります。
「いいねぇ、これ」
「手放せなくなるわよ」
これから冷えに関しては女性の意見を積極的に聞こう。
そしてもう来年からサンタに願うのはお金にしよう。
- 2012/12/25(火) 21:40:09|
- 日常
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母が買って帰ったものを、大きなコタツの反対側に居る妹に投げ渡す時のこと。
「手を上げてー」
「?」
「ほい!」
「わっ」
どすっと妹の胸元に当たって落ちました。
「あんたキャッチするの下手ねぇー!」
「手を上げるんじゃなくて『手を前に出して』とかでしょ!」
「あ、そっか」
横で見ていた私も妹と同じツッコミを同時に入れました。
こうして誰かが、たまに間違った表現を使うたびに、
私がブログで日記を書いていると知っている家族は、ネタを提供します。
「ねーひどいよね、お兄ちゃん今日の日記に書きなよもう」
「やめてよ恥ずかしい……あんた変なこと書かないでよ」
「さぁ、どうしましょうかね」
私は酷い息子なので書いてしまうのでした。
このブログを読んでいるような節がないので、
私も色々と気軽に書くことが出来ます。
表現の間違いと云えば、つい先日の妹でも一つ。
「なるほどな、『山椒は小粒でも~』ってやつか」
「山椒は小粒でもおいしい!」
「ちがう」
「知ってる、『ぴりりと辛い』が本当」
すぐに訂正するあたりは正確な意味を知っているようですが、
まさか私の反応を見て楽しんでいるんじゃあるまいな。
書いていたらウナギを食べたくなりました。
- 2012/12/24(月) 21:15:41|
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圧力鍋は喜んでもらえました。
実は私も欲しかった鍋でして、その理由はラーメンの具材作りです。
圧力鍋で作るチャーシューを添えて、ラーメン好きだった父に食べさせたかった。
ついぞ望みは叶えないままでしたが、今は母に味わわせてあげたい。
父にして上げられなかったことも、こういう形での孝行なら許されると思うのです。
これはその一つ目でも、徐々に増やして行ければと考えています。
昨夜は妹が母のために即席でケーキを作ることになったのですが、
仕事中だった母が予定よりも早く引けたらしく、計算が狂ってしまう妹。
「まだ仕事中だよね?」
「なんかもう終わるみたいだぞ」
「待って! まだ生クリームも作れてない!」
(数分後)
「確定だな」
「全然用意できてない……」
「クリームは交代しろ、あんたは他のを進めなさい」
(母到着)
「終わったわぁ」
「キッチンに入ってはなりませぬ」
「なに? なんで?」
「まだ準備中だからです」
それから数十分ほど掛かりましたが、なんとか用意できました。
母も満足そうで何よりです。
- 2012/12/23(日) 19:34:32|
- 日常
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母の誕生日に、以前から欲しがっていた圧力鍋をプレゼントしました。
もともと実家にもありましたが、調圧弁が破損して長らく使えずにいたのです。
ついでにお肉も買って角煮の予約も。
妹はよそ行き用の靴を買ってあげていました。
そして(本人的には「ついに」)3DSも買って帰りました。
先日ようやく「
とびだせ どうぶつの森」のソフトだけを入手し、
ゲーム機だけ私のものを貸しておいたら、やはり自分用に欲しくなったとか。
少し前のパソコンに続いて、ちょっと贅沢したかったようです。
私も時には娯楽にお金を使いたいですが……何も思い浮かびません。
───と云うのは、手持ちのゲームに「
地球防衛軍2 Portable」があり、
頑張って全難易度を埋めようとしている途中で、ほぼ詰んでいるからです。
体力を上げるにも結構な面倒なのに、あっと云う間にゲームオーバー。
■EASY───全クリア
■NORMAL───全クリア
■HARD───全クリア
■HARDEST───全クリア
■INFERNO───残り3ステージ(陸戦兵/2 ペイルウィング/1)
・連続被弾で回避を止められ数千ダメージ。
・飛行中に連続被弾で上昇できずエネルギー切れ。
この仕様で畳み掛けられると体力が2万あっても失敗ばかり。
悔しいので新たなゲームを買う気も起こらないのです。
ゲームでストレス溜めてどうするんだ。
- 2012/12/22(土) 20:23:23|
- 日常
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そろそろ年越しも近づき、忘年会の話もちらほら聞きます。
自分には関係のない話となってから10年も経ちますが、
若い人は酒の席が苦手な人も多いようです(私も)。
妹が疲れた顔で帰って来そう。
会社の親睦会がないと、よほど旅行好きだとか宴会好きな人間でもない限り、
自宅での仕事は外出の機会が激減して「〇△へ行った」という発言も減ります。
なにしろ出勤/退社がないから景色も変わりません。
「ここ数ヶ月(あるいは半年以上)は市内しか移動していない」なんてことも。
用がなければ外出する必要もないわけで、それ自体は悪いことではありませんが、
テレビに出て来た観光地でもない他所の町並みに見入ったり。
断食すると重湯ですら感動の味になったりするそうで、
今の私の感覚は、それに近いものがあるのでしょうか。
「朝から夕方まで、ただ電車に乗って揺られるだけ」
───数年前から、これをやりたいと思って実行しないままです。
学生時代、車窓に流れる景色をボーっと眺めた日々が懐かしい。
「行動する場所が変わること」は意外と重要なのかも知れません。
先日の「家がもたらす安心」とは対極にあるような感じです。
- 2012/12/21(金) 20:14:47|
- 日常
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3日前、よせばいいのに頭を刈っています。
白髪の見苦しさから自分で坊主頭にするのも慣れましたが、
次第に「そろそろ切るか」と思える髪の長さが短くなっているような。
坊主頭が与える印象は色々でしょうが、それを云うなら長髪が与える印象もあり、
つまるところ「もういいよ面倒くさい」という感覚で坊主になる人もいるはず。
これは個人差のある話かも知れませんが、
坊主頭になると、自分の中にある執着の幾つかが消えるように思います。
心の中で煩わしさを生み出すものが、ごっそり切り落とされる感じ。
似たようなものには、私物を減らすとか携帯電話を解約するとか、
定期購入していたものを止めるとか、そういったものでしょうか。
ある海外番組で、こんなことを云っていました。
「ある発明によって便利になると、時間的な余裕が出来る。
反面、そこに別の用が入り込んで新たな忙しさが加わる。
成功した発明とは、その意味において失敗作である」
───とすると、私は坊主頭を続けることで何かに失敗しているはず。
・より怖がられる
・よりモテない
・より顔がジャガイモに近づく
ここまでは「以前と同じ」で片付きそう。
・ハゲと云われる
・反省中だと思われる
・冬は毛糸の帽子が必要になる
・何かに頭をぶつけた時に痛みが増す
・シャツを着づらい(頭が引っかかる)
・頭にタオルをかけた状態で後ろから勢いよく引っ張られると派手に転ぶ
(↑これは大怪我に繋がるので坊主頭を見かけても真似しないでください)
もういいよ面倒くさい。
- 2012/12/20(木) 21:00:29|
- 日常
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昨夜は実家で仮眠しようとしたところ寝入ってしまい、
目覚めると数時間が経ち日付も変わり、起きていたのは母だけ。
幸い、実家へ行く前に日記を書き終えていました。
「こっちでこんなに長いこと寝るのは久し振りだ」
「そうねぇ、あんた大体が1・2時間で起きちゃうし」
私が家を出てからというもの、実家での寝泊まりは数えるほどです。
一度目は交通事故で病院に搬送された帰り、自宅に戻るのが億劫で一泊。
二度目は多分、父の見舞いが連続して疲れた時に一泊。
仮眠くらいなら時々ありますが、この十数年でたったの2回。
私生活が自宅である以上、ゆったり眠れるのは自分のベッドだけかと思いきや、
この仕事を始めて以来、自宅は「仕事と生活を分けるもの」でなくなりました。
どこかでストレスを感じているのでしょうか。
3年前、実家の引っ越しで日増しに家の中から家具が姿を消し、
あとは小物が残るだけとなった頃、父と妹が新居で寝泊まりする中、
母が一人で夜遅くまで荷造りをしていた時がありました。
居間の一つだけとなった電灯の下で荷物に囲まれ、
薄暗い部屋の真ん中でぽつんとゴミをまとめている母が、
何か消え入りそうに見えて不安になったのを憶えています。
あれから古い実家が跡形もなく取り壊されて新居だけとなり、
私の中の"安心"が見た目を変えて3年も経ちました。
そうすると心が慣れて「他人の家みたいな感覚」が徐々に薄れ、
ガーガーといびきをかいて眠るのも当たり前になります。
あの時にはあった不安もどこへやら。
時々、家のもたらす安心感って何だろうなと思います。
人間の持つ複雑な感情で安らぎに関するものがあるとすると、
それはとても脆くて頼りないものなのかも知れません。
こんな散らかった自室で安心しているのも問題ですが。
- 2012/12/19(水) 19:37:27|
- 日常
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年内納期の仕事は年明け前に完了できそうですが、
年明けからはモタモタしていると大変なことになりそうです。
三箇日までは休みたかったけど、そうも云ってられない感じ。
いくつか仕事作品を公開できる数になったら───と考えていたら、
すっかりこのブログで執筆情報を書き忘れていたので、以下に現状を記します。
現在進行形で担当している仕事でもリリース状況はそれぞれ異なりますので、
告知可能かつサービスが継続中で、一つでも作品が公開されたものを挙げ、
まだ公開前のものやサービスが終了したものは除きます。
■
ゼクス[Z/X]■
モンスターコレクション<竜神殿の巫女>
■
ガーディアン・クルス■
Monster×Dragon■
天空のクリスタリア■
LEGEND OF MONSTERS上記に限らず担当した作品は殆ど掲載許可を得ていますが、
サイトでの掲載ができないものや、リリース待ちもあります。
前者はリリース状況が(ゲームをやらないと)確認できないため、
それについては個別にサイトで掲載しないので御了承ください。
最近は色々なところから依頼があり、それぞれの担当作品は1~2点が多いです。
こうして見ると、やはり人間一人で消化できる物量を痛感します。
昨日の日記みたいに辛気臭くなってはいけませんね。
- 2012/12/18(火) 19:19:13|
- 絵:執筆情報
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また雨です。
昨夜は妙に寝苦しく、早く休むつもりが朝まで仕事になりました。
気候変化の予兆を、古傷が痛むなどで感じ取れる年齢になったかと思うと、
こうして眠れなくなるという形で分かるのは、便利なのか不便なのか。
よく父に翌日の天気を尋ねたりしました(予報より当たるから)。
それはそうと前回の献血結果を見ていたら、
じわじわと数値が増えつつある項目に気付きます。
最も古い記録は10年前で、最新は今年の2月のものでした。
10年前と云えば私が退職した年。
その次の記録は2年後。
その次が1年後。
そして今年。
3度目から今年までに7年くらいの空白があり、
数値は実に2倍となっていたものの、概ね正常範囲内です。
しかしこうした数値だけでも、この先は大きな意味を持つのでしょう。
子供の頃から見てきた、親や年配者にある"子供には分からない苦痛"。
それらを「こういうことだったのか」と自身が体感するにつけ、
長く生き続けることの難しさを思い知らされます。
子育てが含まれるなら、それは尚更。
「独身は気楽」と云われても仕方がないかな、と思ったりしました。
- 2012/12/17(月) 19:59:17|
- 日常
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昨夜は妹と食事に行きました。
先日は弟、その前は母とだったので順番です。
たまたま弟と同じお店でカレーを食べることになったのですが、
その日、弟はこんなことを聞きました。
「あ、兄貴はそうやって食べるんだ?」
「?」
「それ」
何かというと、お皿の向きです。
私は"ルー"が手前でライスが奥になっていました。
かたや弟は左右になっていて、自分で向きを変えている様子。
「気にしたことないなぁ、店員さんが置いたままで食ってるだけだぞ」
「俺は、なんかしっくり来ないから変えちゃうんだよ」
「ふぅん」
そのことを妹に話すと、私と同じで気にしない様子。
長いこと家族をやっていても知らないことがあります。
弟妹も私について知らないことはありそう。
なんでも一口で食べようとして、よく口の中を怪我することとか。
- 2012/12/16(日) 21:46:38|
- 日常
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コンビニで出会うと大抵が会話になってしまう店員さんが居ます。
年齢は十年くらい離れていますが、いつもニコニコして明るい男性です。
そうして話したことのある店員さんが、この十数年で何人か居ました。
アルバイトから社員に登用された人だったり、所帯を抱える父親だったり、
夢があって下積み中の人、店長にまでなってしまった人も居ます。
昨夜に話した店員さんも、もともと私の地元で働いていましたが、
現在は市外のコンビニで働いておりヘルプで来ていたようです。
そこでふと思い出したことがあったので話題にしました。
「前に、楽器をやってて髪の長い子が居たでしょ?」
「えーと……背の高い……?」
「そうそう、たしか楽器はキーボード担当で……今どうしてるかなぁ」
数年前、深夜シフトのアルバイト店員さんに長髪の男性が居ました。
ある日のこと、私が火災保険の支払でお釣の受け取りを忘れた時、
わざわざそれを自宅まで届けに来てくれたことがあります。
私の名前は払込用紙で分かっていたし、
自宅が近所であることは、それまでの会話で知っていたためです。
記録によれば2007年10/23早朝の出来事でした。
そのことを話すと意外な返答が得られます。
「今はK店の店長さんですよ」
「そうなの?!」
「伝えておきますね!」
K店の"K"とは市外の駅名です。
先日、弟の車で通りかかり「こんな駅があるのか」と話しました。
元気そうで何よりです。
- 2012/12/15(土) 23:59:59|
- 日常
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ここのところ色々と面倒な用事があったりしたせいか、
仮眠のつもりでベッドに入ったら、そのまま6時間も眠っていました。
そして次第に寒さへの抵抗力が落ちているような。
思えば、こうした天候の気まぐれを他人事のように眺め、
昼も夜もなく、暑さ寒さとも無縁な仕事となって足掛け8年です。
屋内での作業が主体とは云え、つくづく自分は恵まれていると思います。
好きな音楽を聴きながら飲食も挟み、椅子に座って自由に休憩を取れど、
きちんと仕事を消化してさえいれば誰も私をとがめない。
代わりに失うものもありますが、本当にこれで良いのだろうかと、
いずれ大きな罰を受けるような気がしてなりません。
あるいは「いい夢」を見ているのかともさえ。
人生の途中で大きく方向転換してしまうと、
こういう感覚的なズレは仕方がないのでしょうか。
方々へ走り去る運送車や、黙々と作業をこなす制服を見かけると、
むしろ自分がその中に居ない方が不自然で、心だけが十年前に戻ります。
冬になると雑念が多くなっていけませんね。
- 2012/12/14(金) 22:03:31|
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年を越さないと12月分のデータは作れませんが、
ひとまず先月分までの経費などを洗い出してみました。
なにしろ自分の計算が信用ならないので予防線が要ります。
雑費のように細かい数字が続く場合は月毎に分けて小計を出し、
すべてが揃ったら改めて合計を出すと云ったように。
然るべき事務処理ソフトを使えば便利なのでしょうが、
新たにソフトを買うのも使い方を憶えるのも億劫です。
そんなわけでサイト作成用ソフトで作ってしまいます(つまりHTML)。
また申告用書類の中に「収支内訳書」があり、練習用を含めて2枚もらえますが、
昨年から、この収支内訳書をパソコンで表データとして作成することにしました。
見た目が変わると間違いの元なので、そっくりに作ります。
パソコンで表を作成する。
それを元に控えで検算しつつ書き込む。
さらに控えを見ながら検算しつつ清書する。
───ここまでやって、ようやく一枚の書類が完成です。
人間って自分を信用できないと際限なく慎重になるものですね。
もう申告用紙の練習用データも作ってしまおうかな。
ふと思って最も古いデータを見てみたら、2006年度分がありました。
これ以前は紙面上で悪戦苦闘していたようです。
古いデータは非常に見づらく、経費として扱われるものを算入していなかったり、
逆に必要のない数字まで計算されていました(当然ながら除外されます)。
毎年これを繰り返したことで現在があるわけですね。
こうした作業が得意な人は、読み上げただけで全容が理解できたりするようですが、
私もあと10年くらいやれば、記入違いのない美しい申告用紙を作ることが───
───できる気がしない。
- 2012/12/13(木) 20:06:59|
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この時期になると、仕事関係でのお休み状況が重要になってきます。
予め納期が決まっている以上、仕事ができる状態であれば休みはありませんが、
先方がそうであるとは限らないので、年明け前に消化しておくことも多いのです。
さて、ここしばらく先方へのメールが届かない不具合が発生していました。
詳しい原因は分かっていませんが、メールサーバの仕様によるものらしく、
そのため先方と10日間も連絡が取れず作業を一時停止する羽目に。
とっくに〆切を過ぎています。
これが私のミスであれば大問題で、そうではないと分かったものの、
そうしている間にも日程はずれるので少し余裕がなくなりました。
せっかく仕事量を調整して、この年末は骨休めしたいと思っていたのに。
まぁいいか。
貧乏ヒマなし……働け働け七片藍。
- 2012/12/12(水) 18:01:44|
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深夜に少し降ったため雪が残ったままです。
背の高いマンションなどの傍を通り過ぎると、
頭上で解けた雪が大粒で落ちて来て、頭を小突かれた気分。
昨夜は、新調した妹のパソコンをユーザー登録していました。
最近の機種は画面が綺麗で羨ましいです。
ところでアカウント作成時にパスワードを設定する時、
忘れてしまった場合の照会に、よく「秘密の質問」があります。
その質問の答えを入力することでパスワードが分かるという方式です。
しかし「ペットの名前」は飼っていない人には関係ないし、
好きな食べ物だとしても、その時々で変わってしまうこともありそう。
自分で質問内容を作成できる例は少ないようで、
調べてみると、この方式に不満を持つ人も居る様子。
そして必要であるにも関わらず、質問内容が他所と共通していたり。
2バイト文字では保管データを肥大化させるからなのでしょうか。
それはともかく、私がパスワードを考える時に一番困るのは、
語句を考えることより数字や文字数を要求される時です。
これらの両方が条件である場合、非常に悩みます。
電車みたいな文字列になって記憶に残りません(「morisoba1500」とか)。
- 2012/12/11(火) 18:56:03|
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弟妹が気の毒な朝を迎えはしないかと心配していたら、
案の定、昨日からの雪が夜通し降っては止みを繰り返し、
鋭気を殺がれる残念な週明けとなっていました。
それでも正午になると湯気でも立ちそうな天気でした。
粗方が解け、ホコリと砂をはらんで路側帯が見苦しくなっています。
「なら雪なんか降らすな!」と行き場のない不満が聞こえそう。
徒歩で出勤した妹が、残業で遅くなりそうなので迎えを頼んできます。
「もしもしー」
「もしもしぃ」
「なに? 声が変だよ」
「わたくし最近テニスを始めましたの」
「絶対ウソだ、ラケットなんか見たことない」
「あぁ、家にはバドミントンのラケットしかねぇもんな」
───などと訳の分からない冗談を云い合う、本日の夕暮れ。
- 2012/12/10(月) 23:59:59|
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朝から色々と忙しかった一日に、年末の地元には珍しく雪が降りました。
昨日の外出で市外を走った時にも見て、吹き降ろしだと思っていたのに。
もともとあまり雪が降らない土地だけに、喜ぶのは主に子供だけ。
私の中で最も古い「寒い日」の記憶は、幼稚園児の頃です。
園内の溜め池に薄氷が張り、隣にあった松の木からツララが下がり、
痛いほどの冷たさに好奇心が打ち勝って、水面に指を突き立てるのでした。
降雪そのものが珍しいと雪で遊ぶ機会も減ります。
ドカ雪でもないと雪合戦ができないし、土まみれの格好悪い雪ダルマばかり。
シャーベットになった寂しい残雪では、あまり思い出になりません。
それでも庭先に残った僅かな雪は子供心を刺激するのか、
現在でも母に雪玉を投げられたりします。
久し振りの雪。
積もったら、明日は母に先制攻撃してやろうかな。
……と思ったら、もう雪は止んでいました。
えぇい、なぜ私はいつも投げられてばかりなんじゃよ。
- 2012/12/09(日) 21:38:40|
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妹がパソコンを新調しました。
買い替えにあたりラップトップが希望だったので、
中古も含めて数店を巡ることに付き合ったところ───
「これが好みなんだけど、ちょっと頑張って新品を買うのがいいよね」
───というところまでが昨日の話だったわけですが、
あと一店だけ下見をしてみたら、昨日の下見よりも安かったこともあり、
財布の紐が固い妹もそこで買うことに決めたわけです。
「買い替えを御検討ですか?」
店員さんが笑顔で接してくるも、実は妹のパソコン知識は十分とは云えず、
どうかすると云いくるめられて予算オーバーになりかねません。
妹も自覚するところであり、私に上目遣いを飛ばして来ます。
「あれとこれの二択にするみたいですが……。
まぁたっぷり30分は悩むと思うので、またあとでお伺いします」
適当に時間を稼いでやると、本人も納得するところの品が決まった様子。
しかしそれなりに大きな買い物なので踏ん切りがつきません。
さて、購入を決めて清算する段になっても"新手"が入ってきます。
やれ抱き合わせでセキュリティソフトを買うなら安くしますよとか、
追加料金で保証期間の延長……と、財布が揺さぶられるわけです。
そうすると、また私に視線が飛びます。
「最終的にはお前の懐次第だけど、
あれとこれは必要になるし、いいと思うぞ」
私の返答に多くを委ねられても困りますが、
よく考えてからお金を使う人間であることも知っています。
よく考えてから決めるだけに、迷った時は助言も欲しいようです。
「は~、買っちゃった~」
「頭使って疲れたろ、奢るから何か食おうぜぇ」
「やったー」
新しいパソコンかぁ……私も欲しいな。
- 2012/12/08(土) 21:53:33|
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お昼から20時過ぎまで自宅に居ませんでした。
用事を消化した後、妹がパソコンの新調を予定しているため下見に。
それから実家の食材も買って帰ることになったのですが、
本日それぞれ色々やることがあって昼食を摂っていません。
下手に小腹を満たすと夕食の時間もずれます。
仕方なく早めに夕食を食べてしまう方向になりました。
しかし空腹の時に買い物なんてするもんじゃありません。
何を見ても美味しそうなので、正常な判断が出来ていないのです。
平素から、こうした傾向を「良くない買い物」と指摘しているのは、
我が家で最も財布の紐が固い妹であり、今日もそのはずでした。
そう、本人が空腹でさえなければ。
「ケチャップとマヨネーズって買い置きはあったか?」
「お母さんに聞いてみるね」
[数分後]
「で?」
「え?」
「マヨネとケチャップ」
「あー! 聞くの忘れてた……もう一回聞いてみる」
私が調味料のコーナーへ戻ると、電話を終えた妹がお菓子を持って戻ってきます。
「ケチャップはあるから、マヨネーズだけでいいって」
「なんでお菓子を追加してんだお前、いつの間にかこれも入ってるし」
「だって美味しそうだもん……」
[さらに数分後]
「あれも買っちまうか……いやいや、誘惑に逆らわないとな」
「このカゴの状態は逆らえてないと思う」
結局、憂さを晴らすがごとく買いたい物を買って帰ってしまいました。
明らかに必要以上の食材が山盛りですし、そこそこの出費。
今日の財布の紐はゴム製だったらしいです。
食事が終わって空腹が満たされると、じわじわ後悔が迫ります。
「ダメだー! やっぱりお腹が空いてる時に買い物しちゃダメだー!」
「まぁな、これは買いすぎだよな」
しっかり者の妹も本能には勝てないようです。
- 2012/12/07(金) 21:03:38|
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テレビで認知症に関する番組を観た後、実家に電話が入りました。
知り合いのお婆さんが私物をなくしたので、一緒に探して欲しいとのこと。
この人は、ご本人も自覚するところの軽い記憶障害があるそうです。
御家族は市外に居て、あまり帰って来られない様子。
投薬治療も効果は薄いとか。
探し始めたのは数時間前からのことで、しばらくして見つかったものの、
その時には、もう探し始めた時のことが思い出せないと仰います。
しかし、そうした短期間の記憶は些細な切欠で思い出したりも。
ご本人もメモをとったり日記を書いたりするよう努めていますが、
立て続けの出来事には対処が追いつかず、そこから記憶が零れ落ちるようです。
苦笑いで私達と話す中に、ほんの一瞬だけ自嘲気味な悲しい表情を見ました。
「我ながら情けない」という、声にならない声が聞こえるような。
きっと凄く恐ろしいのだと思います。
自分で自分を把握できなくなること。
その先で図り知れない何かが起こること。
そしてそれが、今の自分から更に何かを奪っていくこと。
そうして失うものは色々ありすぎます。
家族の愛や他人の信用、築き上げたもの、何もかもです。
あるいは、それらがもとで自身に危険が及ぶ可能性だってあるはず。
確固たる個人であり続けるには、人の体は脆すぎるのかも知れないと感じました。
- 2012/12/06(木) 17:17:16|
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先日から実家で「布団に挟んで使ってみて」と云われていたものがありました。
布にアルミ蒸着を施したコタツ用の中掛けです。
私のアパートは、もともと田んぼがあった所に建てられたそうで、
夏場は水はけが悪くて多湿となり、冬場は気温が下がりやすいのだとか。
一日を通して寒暖差が激しく体調も崩しがちで、
寝ても眠った気がしませんし、起き抜けの腰痛が酷くなる一方です。
さて、この中掛けは熱を逃がしにくくすることで暖房効率を上げるものですが、
「毛布と同じように使うものだから」ということで、母は寝具に使っています。
よく眠れるからと、私も使ってみることにしました。
しかし昨夜は暴走族がうるさく、夜中の3時に耳元で絶叫を聞くかのごとき騒音。
私はよほど疲れていない限りは寝つきが悪いので、また目が冴えるかと思いきや、
こてんと寝入ってしまい、その保温効果に驚きました。
明けて本日、私は母に会うなり親指を立てます。
「何? グー? 何が良かったの?」
「あれ凄いね、ぐっすり眠れた」
「ね?! でしょ!」
実は先月から云われていたことでした。
もっと早く採用すれば良かったなぁ。
- 2012/12/05(水) 18:45:25|
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同じく自営業の母に「今度は早めに確定申告の準備をしようよ」と云ったら、
あの面倒さを想起してか「思い出させないで」と露骨に苦い顔をされました。
前回(
03/13)みたいなことを避けたいから云っているのですが。
またトンボ返りをさせられやしないかと、今から疑っております。
- 2012/12/04(火) 22:00:09|
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年末も近づき、仕事納めの区切りがやって来ます。
そうすると整理し始めねばならないのが確定申告に必要なデータです。
絵を描くことが主たる業務とは云え、こうした事務作業も仕事に入ります。
ところが私は数字の羅列が非常に苦手です。
電卓を使って計算するだけでも、数字の桁が多くなると読み間違えたりします。
例えば「54,442」と読まなければならない数字を「54,424」と読んだりするため、
努めて平均3回以上は検算するので非常に疲れるのです。
・下書き用の書類をさらに未記入でコピーする
・間違いがなくなるまでコピー上で計算を繰り返す
・下書き用紙に書き写してもう一度確認する
・下書き用紙をもとに清書する
───ここまでやって「あとは住所氏名だけ!」という段階で記入欄を間違え、
泣く泣く会場で改めて用紙をいただき書き直したこともありました。
思えば小学生の頃から算数が苦手だったなぁ。
表計算ソフトとか……いや、やっぱりよそう。
ますます数字に弱くなる。
- 2012/12/03(月) 23:38:58|
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忘れていましたが、もう12月です。
今日は曇る寒空に小雨が追い討ちを掛けた一日でした。
急に大きく冷え込み、日光が暖めることもないまま夕方を迎えます。
母方の実家へ荷物を送るための買出しに行くと、店内では子供向けのイベントがあり、
道化師に扮した年配の男性がバルーンモデリングを披露していました。
細長い風船で動物を形作るやつです。
男の子が緊張しながら作ってもらいたい動物を告げると、
道化師の男性はニコニコ顔で応じます。
数人の子供が並んでいました。
初めて気付きましたが、私は道化師が好きらしいです。
赤く丸い鼻、ひょうきんな化粧、おどけた仕草。
配色が鮮やかなためか、心に明るいものをくれます。
やれお祭りだイベントだと、そうした催し物には心が動かない私ですが、
道化師の格好や大道芸は、なぜかすんなり私の心をとらえるようです。
彼らのどこかに憧れのようなものを感じているのでしょうか。
それはともかく、バルーンモデリングは見ていてハラハラします。
- 2012/12/02(日) 17:08:05|
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