第27緑化地区

フリーイラストレーター七片藍のブログ/第27緑化地区

少し予定変更

この日は久しぶりに畑で作業をしました。
と云うのも、畑に出ていた母から呼ばれたからです。

畑では様々な支柱があり、それを空のコンポストに立てていたのですが、
重心が高くなって引っくり返り、用水路に転げ落ちてしまったとか。

「やっぱり固定しなきゃダメだって」
「分かってるんだけどねぇ」
「そもそも最初から傾いてるし」

自治体で無料提供されるコンポストは樹脂製で頑丈ですが、
底のない筒状なので、自重を超えれば簡単に倒れてしまいます。

地面を10cmほど掘り下げ、均してコンポストを設置。
足元に土を盛れば、あとは雨が降って固定されます。
さて、畑での問題は支柱だけじゃない。

耕運機……やっぱり部分解体しなきゃ無理かな。

  1. 2024/02/16(金) 23:59:00|
  2. 菜園
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誰かの面目

この日は畑の帰り道にて副業のベテランさんに会いました。
持病のリハビリで近所の診療所を利用しているそうですが、
そこから徒歩1分の所に私たちの菜園があります。

「大根と白菜は?」
「んー……ある!」
「まぁ作ってるもんね」

こういう会話(お裾分け)は、畑をやっている人同士でよくあります。
主要な野菜を育てていない人こそ少ない一方、質や収量はそれぞれで、
あっちの畑では平年並みの収穫なのに、こっちでは全滅……ということも。

人によっては、お裾分けしていたら自分が食べる分を忘れていたり、
品種の違いを試したい人、野菜を見たら夕食の献立を思い付いたり。
そういう時、野菜作りをしている人同士でも分け合うのです。

「あ、でも貰えるなら欲しい!」
「うっす」
「病院の看護師さんにあげる!」

こんな変化球は初めてですが、面目躍如に化けたということでしょうか。

  1. 2024/01/17(水) 23:59:00|
  2. 菜園
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1割でも可

この日はキャッサバの苗作りをしました。
キャッサバは、切った枝を挿し穂として土に挿すだけで苗になります。

ただし日本の気候ではビニールハウス等の保温環境下での越冬が前提で、
気温5℃で生長が止まり、それ以下になると黒ずんで枯れます。
さらにキャッサバは多湿を嫌う植物でもある。

調べてみると、ビニールハウスを用いず屋内での管理を前提とし、
少々の湿り気がある土に包んで保存することで───6割の成功率。

一方で、キャッサバは生長すると大きくなるのが特徴です。
和名の「芋の木」が示すとおり2メートルくらいの低木となり、
それなりに用地確保が必要とされます。

そのため越冬に成功したとしても植えられる数は多くない。
さりとて何本が生き残るかは(初挑戦で)分からないので、
保存と苗の両方で100本くらい用意してみました。

これだけあれば……数本くらい生き残ってくれるのでは。
2階の通路で管理し、ここは10℃くらいの温度です。

どうなるかな。

  1. 2023/12/17(日) 23:59:00|
  2. 菜園
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冬越し準備

この日は修繕の予定をとりやめて畑でキャッサバを収穫しました。
キャッサバとは熱帯原産の低木で、根は芋として食用されます。

身近な例ではタピオカの原料として知られ、和名はイモノキ(芋の木)。
私の周囲では、ポルトガル語圏(ブラジル)の人は"マンジョカ"と呼び、
スペイン語圏(ペルーやボリビア)の人は"ユカ"と呼ぶとか。

芋の皮と芯の部分には毒素が含まれますが、新鮮なものほど皮が剥きやすく、
タケノコの皮みたいにバリッと簡単なので素人でも対処しやすいのが特徴。
甘味種と苦味種があり、前者に近いほど毒素が低いそうです。

生産農家が少ないのか日本のスーパーで見ることは(少なくとも私は)稀で、
副業の現場仲間であるブラジル人さんいわく───

「七片さんマンジョカ作るといいよ、高く売れるよ!」
「そんなに高いの?」
「私が買った時は1本600円くらいだね!」

───とのことで驚きました。
昨年末に来ていたアルバイトのブラジル人女性の話によれば、
1kgあたりでは最高で800円であったと聞いています。

責任は取れないし売るつもりもなく、自己責任のもとお裾分けする予定ですが、
知り合いのペルー人が畑で育てたところ、苗ごと盗まれるほど需要がある様子。

その知り合いから苗をいただいたのが今年の4月。
スクスクと生長して害虫もなく、ハヤトウリで大打撃を受けた我が家としては、
年内の収穫物で唯一「どれだけ採れるか」が気になる野菜でした。

ただし植えたのは東から西へと並べた3本だけで、収穫期がハッキリしない。
この内、西側の一本は2メートルを超える高さにまで生長し、
東と真ん中は少し小さかったので、これらを収穫することに。

持ち帰って皮むきを終えると一部に黒い筋が入っています。
調べたところ、この筋は「収穫が遅い・不味くなる」の目印となるそうで、
母とともに急いで畑へ取って返し、全て収穫してしまうことなりました。

畝(うね)を立てずに植えたので収量は少ないものの、とにかく"強い"。
地上茎の直径は100mmを超え、暴風にも倒されることなく地面に食らいつきます。

固い土壌にも根を張って「まだあるの?」と驚くほどの大きさになり、
はじめての収穫としては上々で、知り合いにお裾分けする分は確保。
キャッサバの弱点は寒さで、時期としてはギリギリの収穫となりました。

皮むきの後は茹でて芯を取り除きます。
茹でると縦に裂けはじめ、これが「もういいよ」の合図。

「ほんのり甘いわね」
「裏ごしした後のサツマイモって感じだ」

繊維質を感じさせるのは除去した芯の部分だけで、滑らかさが凄い。
芋と云うよりは餡子(あんこ)で、そのまま饅頭か何かに使えそう。
これは……ぜひ来年も栽培しなくては。

しかし問題は越冬の難しさで、成功例でも半分がダメになるとか。
基本的にはハウス栽培が推奨され、個人レベルでは実現が困難です。

むむむ、どうにかならんか。

  1. 2023/11/22(水) 23:59:00|
  2. 菜園
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馬乗り往復ビンタ

この日は待望の雨となりました。
今年は長引く暑さで色々とおかしいわけですが、
害虫その他により被害を受けた野菜は以下のとおり。

・隼人瓜(はやとうり)
炭疽病→ウリハムシで3年株がパァ。

・ビーツ
発芽率が低すぎて収穫できても数本。

・里芋
オオタバコガによる食害。

・白菜の苗
オオタバコガ、およびネキリムシ。

・サツマイモ
土が悪すぎてツルぼけ。

例外的に元気なのは、菊芋とキャッサバです。
前者は我が家だとチップスとして人気がある一方、
後者は初めての栽培となり結果が楽しみでもあります。

耕運機が治るかどうか分からないので、何とも云えない年越しになりそう。

  1. 2023/11/06(月) 23:59:00|
  2. 菜園
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半径1メートルの大暴れ

この日は(耕運機が使えないので)人力での耕作でした。
点火系を疑って配線の導通検査はしてみましたが、
一本だけリコイルの裏側から出ていて端子に触れない。

リコイルを取り外すとなると、キャブレターやら色々と外すことになります。
そしてキャブレターを外すとガスケットも新調することになりますから、
雨が降る前に済ませておきたい作業もあるし休戦です。

そんなわけで備中鍬を使って耕すことになりました。

昨年暮れは堆肥を調達できなかったため、この一年で土が締まっています。
落雁(らくがん)のように固く、耕すというより"切り崩す"ほうが近い。

分解が進んだ籾殻を大量に投入し、いざ。
剣先の備中鍬は普通の鍬より能率は良いのですが───

「うおぉぉ……!」
(小休止)
「うおぉぉ……!」

───無闇に掘り起こすのは、むしろ良くありません。

目的は籾殻を漉(す)き込んで土を柔らかくすることなので、
一度の鍬で切り崩す量は少なく、より細かいほうがいい。
ただ、そうすると耕運機が最適という皮肉。

2畳くらいの面積に1時間くらい要しました。
とにかく固く、堆肥の重要性を痛感することしばし。

数時間後の今、手足が抜けるようにだるい。

  1. 2023/11/05(日) 23:59:00|
  2. 菜園
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彼の正体

この日は籾殻の調達です。
片道15分(約7km)の場所にある提供施設まで走りました。

ここで提供される籾殻はホームセンター等で買えるものと同等ですが、
吹きさらしで「勝手に持って行ってね」という状態です。
よって雨が降った後は重くなる。

籾殻は車をつけられる舗装面の前にあり、大抵の人はここを利用します。
ただし実際には25メートル先から体積が続いていて、そちらは古いもの。
日光と雨ざらしで分解が進んでおり、こちらが私たちの目的です。

ただ、この日は奥の施設前で別の堆積物がありました。
サイロに居た所員の方に尋ねたところ、持って行っても問題ないとのこと。

「(これって糠(ぬか)かな……)」

雨ざらしなのは籾殻と同じ扱いで、これも十分に有用です。
籾殻より少ないものの持ち帰ることになりました。

しかし問題は重量です。
湿気た古い籾殻は一袋あたり10kg前後ですが、
小麦粉のような粉末のほうは、30kgほどもあって袋が破れそうになる。

そして何より粉塵が凄い。
こんなものを自家用車に……積むのです!
後部座席は酷いことになりますが、まぁ掃除すればいい。

最初に10袋ほどを積み、袋詰めを続ける母を残して私は畑へ。
戻って再び詰め込み、3度目の積み込みで母を乗せて完了。
籾殻と粉末あわせて32袋を畑に持ち込みました。

もう少し欲しいので、また行くかも。

  1. 2023/10/27(金) 23:59:00|
  2. 菜園
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怠け者の節句働き

この日の副業は週次の激務でした。
案件から解放されて頭と身体を休めたいところですが、現実は非情です。

帰宅後は農協に電話を入れ、一つ確認したいことがありました。
私と母が管理している菜園では、コストを抑えるため色々と工夫しており、
その中で堆肥の確保は年次で重要なことでもあり、この時期に調達します。

───が、昨年の今頃において調達しそびれていました。
ほかに堆肥を仕込んでいないので、畑の土壌は悪化するばかり。

サツマイモを植えても大きさ・収量ともに酷いことになり、
気のせいでなければ害虫が多い気がするし、良いことが何もない。
そこで今年こそは調達すべく、提供されているか確認したわけです。

結果は問題なく調達できると分かって一安心。
今年の不足分を補う意味で、一昨年の3倍くらいは欲しい。

……3往復するのか。

  1. 2023/10/26(木) 23:59:00|
  2. 菜園
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畑の便秘

この日は母がサツマイモ餡のお焼きを作りました。
発端は妹が子供の頃に母がよく作った芋饅頭を思い出したことです。

そして原料となるサツマイモは、ほかの例に漏れず不作でございます。
例年どおりなら半玉キャベツくらいの大物も収穫できましたが、
今期は母も首をかしげる収量───というより殆ど何もない。

少し前から気になっていたことですが、これは土壌の問題です。
昨年の内に「やっていない」ことがありました。

我が家の菜園には、毎年この時期になると農協の施設へ出向き、
廃棄される籾殻(もみがら)が無料提供されるので調達しに行きます。
軽四車いっぱいに詰め込むので、それなりに大量です。

籾殻は堆肥化に時間がかかるため嫌う人もいますが、
屋外で風雨にさらされた籾殻は分解が進み、これは使い勝手がいい。

こんもり積まれた籾殻の中では、まるまる太ったカブトムシの幼虫も。
その籾殻を菜園の土に混ぜることで堆肥の代用として来たのですが、
昨年は忙しくて調達できないままでした。

よって今年の土は、土と云うより粉末がギチギチに堆積したような状態です。
土の中に空気が入り込む余地が少なく、微生物は呼吸しづらいし、
根は足を伸ばせないし、何より根菜は大きくなれない。

仕込みが十分でない時点で、この収量はお察しです。
栄養なしで何か作れと云われても……という状態。

押さえるところは、何が何でも押さえないといけませんね。

  1. 2023/10/10(火) 23:59:00|
  2. 菜園
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天敵が欲しい

この日は本業に行き詰ったところで気分転換に菜園へ行き、
まだ小さい白菜の苗に甚大な被害をもたらすオオタバコガに対抗すべく、
薬剤の散布に踏み切りましたが……間に合うのだろうか。

今年は(我が家に限らず)あちこちで色々な被害を聞きます。
長い日照りで害虫の発生時期が後ろ倒しかつ短期的に異常発生したほか、
病気の程度も酷く回復が間に合わない等、爆弾を投げ込まれた感じです。

今期はハヤトウリの収穫ゼロが確定し、楽しみはキャッサバだけ。
冬の定番である白菜すら食い荒らされる有様です。

何かいいことないかなと、子供みたいなことを考える。

  1. 2023/10/08(日) 23:59:00|
  2. 菜園
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「食ってんじゃねぇ!」

この日は耕運機の修理でした。
スターターロープが切れてしまったので、分解してロープを交換。
作業そのものより、菜園と自宅の間で耕運機を押し歩く方が疲れます。

さて、ハヤトウリが枯れてしまったことで諦めもつきましたが、
ウリハムシの姿が消えた一方、白菜の苗を食い荒らすやつが残っている様子。

丁寧に調べてみると、葉の裏などにオオタバコガの幼虫が居ました。
許し難いのはネキリムシも居て……いっそう腹が立つ。

「(ようし……いい度胸だ)」

50本ほどの苗を丹念に調べ、一匹残らず捕獲。
そのまま路上に放置してカラスにくれてやろうかと思いましたが、
遠くで鳴き声がするだけなので、用水路に沈めてやりました。

そしてネキリムシ対策にベイト剤を撒き、防虫ネットで畝(うね)を覆って完了。
できるだけ毎日の確認は怠らないようにしなくては。

それにしてもキャッサバが頑丈で驚く……殆ど木だな、これ。

  1. 2023/10/06(金) 23:59:00|
  2. 菜園
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袋叩き

この日は副業を終えた後に畑を見に行ったのですが、
ほぼ───と云うか完全に収穫を諦めることになりそうな野菜が一つ。

何かと云うとハヤトウリです。
過去「植えても発芽しなかった・発芽したのに枯れた」という例はあれど、
病気と害虫の往復ビンタで叩きのめされたのは今回が初めてのことです。

順番としては炭疽病の直後にウリハムシ。
この二つで短期間かつ徹底的に追い込まれた形でしょうか。

ことにウリハムシは、次いで白菜の苗、およびサツマイモにも及び、
一方で花オクラと里芋にはオオタバコガと、全く容赦がない。
イベントが立て続けに発生するシミュレーションゲームみたい。

そんな中で、殆ど問題がないのは菊芋とキャッサバです。
これらを慰めとするしかないのが現状とは云え、
ハヤトウリは毎年の楽しみなのに。

こういう年もあるか……という気持ちで片付けたくない、やるせなさ。

  1. 2023/10/03(火) 23:59:00|
  2. 菜園
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「ではお引き取りを」

10月になりました。
この日は妹に収穫したての花オクラを届けたのですが、
間もなく届いたLINEの報告によれば───

「7名様のご案内でした!」

───花芯あたりに潜んでいた奴が居たようです。
おそらくオオタバコガという蛾の幼虫。

広食性(簡単に云うと色んな植物を食害するやつ)なので、
昨日の記事に書いたウリハムシのような例になるのも怖い。
なぜか今年は害虫被害が酷い気がする。

涼しくなって来たので蚊も増えてるし……うぬぬ。

  1. 2023/10/01(日) 23:59:00|
  2. 菜園
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「死にさらせぇ!」

この日は昨日の記事に書いた白菜の苗が食い荒らされました。
何らかの幼虫が食害したにしては、その姿がない。

調べてみたところ案の定でした。
昨日はウリハムシ対策としてハヤトウリに農薬を散布しましたが、
瓜系の葉を食害する彼らは、たまに白菜にも悪さをするのだそうです。

植えたばかりの白菜は「次の標的」となり7割くらいボロボロに。
しかも余った苗を知り合いに融通した直後に分かりました。

「(……っこのアホンダラ)」

さらに悪いのは、明日にかけて雨が降ることです。
苗にとっては生長を促す恵みである一方、薬剤は洗い落とされてしまう。

ちょっと修繕を休んで畑に取り組もうと思った九月の終わり。

  1. 2023/09/30(土) 23:59:00|
  2. 菜園
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遅きに失する

この日は畑のハヤトウリに農薬を散布しました。
理由はウリハムシが大量に湧いたせいですが、かなり性質が悪い。
彼らには天敵らしい天敵がおらず、際限なく瓜系の葉を食害します。

病気にかかって大半の葉を枯らし、さらにウリハムシで追い打ち。
このままでは収穫ゼロのまま冬を迎えてしまう。

一方で今年は、こうした野菜(農業)での問題も多いようです。
やはり暑さのせいで収量・品質ともに思わしくないとか。
最近ようやく涼しくなってくれましたが……。

白菜が多く発芽してくれたことだけは救い。

  1. 2023/09/29(金) 23:59:00|
  2. 菜園
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両立は難しい

この日は寝つきが悪くて1時間おきに目覚めました。
本日の雨から週末にかけて気温低下が顕著になるらしく、
ようやくの秋が到来することで暑さも我慢のしどころです。

一方で畑では隼人瓜が全く思わしくない。
炭疽病の薬を散布したものの、弱りきって回復が追いつかない感じ。
手当てが遅きに失したと認めざるを得ません。

あぁ、これは残念だ……。

  1. 2023/09/20(水) 23:59:00|
  2. 菜園
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重い一撃

この日は副業の終わりにベテランの一人と話しました。
お歳は還暦を過ぎていますが、私と同じように自分で何でもやる人です。
朝方の暑さも厳しいものであり、この後は畑の除草作業をするとか。

「隣のオヤジが死んじまって、誰も草むしりやらんのよ」
「種が落ちる前に片付けないと……もう遅いか」
「それよ、鳥のフンで運ばれて来た木の種が発芽しちゃったよ」
「あーぁ」

植物とは実に様々で、生き残るための術を早くも披露します。
具体的には、数日だけ目を離すと厄介なことになっている。

たとえば、発芽後に気付いて引き抜こうとするとプチッと切れるやつ。
これは地下茎のほうが主役だったりして、むしっても再び生えて来ます。
あとは根が異常に丈夫だったり、トゲ、かぶれ、害虫……枚挙に暇がない。

「だからシャベル持って行ってくるわ」
「うちはツルハシ使うよ」
「ツルハシぃ?!」

「あれで大抵の根っこが引っ繰り返せるもの」
「そりゃあ、俺は背中やっちまってるから無理だ」

修繕がなければ手伝いに行きたいところですが……私も頑張ろう。

  1. 2023/09/02(土) 23:59:00|
  2. 菜園
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止まらない浸食

ようやくの9月ですが暑さは相変わらず。
この日は畑のハヤトウリに農薬を散布しました。
症状から見て炭疽(たんそ)病で、これは初めてのことです。

葉に特徴的な斑点が表れ、変色が始まり穴が開きます。
部分的であれば病変したものを除去するだけでも立ち直るそうですが、
拡大が始まると収拾がつかず、あっと云う間に生長を妨げるのです。

もっと早くに手を施すべきでしたが、買っておいた農薬の保管場所を忘れ、
諦めて買い直すまでに症状を悪化させてしまったのが痛かった。

否、痛いのはハヤトウリのほうです。
なんとか持ち直して欲しいのですが、かなり生気が殺がれたように見えます。

毎年これだけは豊作なのに、しまったなぁ。

  1. 2023/09/01(金) 23:59:00|
  2. 菜園
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「君は美味しいの?」

この日は母が収穫したスイカを持って知人宅を訪ねました。
私の少年時代から夫婦で小売り店を営んでいたのが数年前までの話。
店じまいをする際、扱われていた品の一部を母が引き取っています。

そうして今年ご主人が亡くなり、この夏は初盆となりました。
お供え物にと丸ごとのスイカを持ち寄ったところ、たいへん喜ばれたとか。

今年の畑はスイカが豊作でしたが、毎年"出来(判断)"には困っています。

と云うのは、大きく実っても熟しているとは限らないからです。
切ってみたら僅かに赤い程度……なんてことは何度もありました。

・叩いた時の音。
・結実からの経過日数。
・「巻きひげ」の枯れ具合。

判断基準は、ほかにも色々。

しかし巻きひげが枯れていないので放置させ続けた結果、
焦れて収穫してみたら中身が傷んでいたこともありました。

今年の判断基準は、結実した箇所の巻きひげを含め、
さらに隣の巻きひげが変色したら収穫───というものに変更。

結果「甘さは足りないけど悪くない」という感じ。
私は糖度が低めのほうが好きなので問題ありませんが、
誰かにお裾分けするとなると……この糖度ではガッカリするかも。

やっぱり経過日数を記録するのが無難なのだろうか。

  1. 2023/08/07(月) 23:59:00|
  2. 菜園
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グラグラ

この日は明朝に本業の提出物を送信するため、部屋に籠っておりました。
そんな中、母が畑で隼人瓜(はやとうり)の矢倉を立てることになり、
針金が必要になったので届けたりしました。

一昨年、隼人瓜のために作った矢倉は半壊しました。
原因は台風と云うよりツルの重量が想定以上だったことです。

今回こそはと挑んだ母ですが、見た目はいいけど強度に問題がありそう。
私の作業が落ち着いたら、雨上がりに杭の打ち直しから始めよう。
土が柔らかくならないと深く突き立てられません。

杭も新たに作らないと、傷んだものが増えてきました。

  1. 2023/06/25(日) 23:59:00|
  2. 菜園
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せっせと

この日は(雨予報だったので)予定を変えて畑へ行きました。
雨が降る前に、ジャガイモの土着せを済ませておきたかったのです。

30分くらいで終わりそうだと考えていたら、
今回は母が植えたので畝(うね)に使う土の量が少なく、
これでは土着せが難しいため周囲から土を掻き取ることに。

これが意外と体力を持って行かれます。
畝と畝の間(通路)から土を掻き取ることになるわけですが、
基本的に踏み固められて"らくがん"のようにカチカチなのです。

鍬よりは三角ホーが使いやすいのでザクザク切り崩します。
ある程度の土が確保できたら、株元に掻き寄せて盛る……の繰り返し。

なぜ私が土着せに執着するのかと云うと、
数年前、この土着せによって質・収量ともに向上したからです。
驚くほど大きなジャガイモを、ゴロゴロ収穫した快感が忘れられない。

あとジャガイモが好きだから。

  1. 2023/05/13(土) 20:25:13|
  2. 菜園
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三年生

この日は畑作業の続きです。
午後から雨が降るとの予報で、それまでに終えたい作業がある。
副業から帰って朝食も摂らずに畑へ行き、2時間ほど続けました。

毎年のことながら我が家は着手が遅い。
幸いだったのは、隼人瓜(ハヤトウリ)が無事に越冬していたことです。

冬越し出来るかどうかは寒さの程度によるところが大きい。
数年前に「今回は寒い!」と実感するほどの冬であった時は、
それなりの対策も虚しく発芽することはありませんでした。

しかし3年続けての越冬成功ということで、株も大きくなっています。
植えたばかりの年は収穫量が少ないので今年も期待できそう。

頼むぞ~、待ってる人が居るんだ。

  1. 2023/04/25(火) 23:59:00|
  2. 菜園
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野菜は枯れる前に切れ

この日は定休日だったので本業のみで過ごしました。
……と云いつつ午前中に数分だけ畑を見て回ったりしています。

既に車のフロントガラスが凍てつくほどの寒さですので、
とっくに隼人瓜が枯れ、長大かつ大量のツルが残渣(ざんさ)として残り、
これを押切で細切れにして畑の土に埋める作業があります。

この残渣処理は、できるだけ水分を含んだ状態が望ましいです。
カラカラに乾いていると繊維が頑丈になって寸断しづらくなります。
そんなわけで早く済ませてしまいたいわけですが……。

本日中に年内最後の案件を終えてしまえば、片付けられるはず。

  1. 2022/12/21(水) 23:59:00|
  2. 菜園
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でも美味しい

この日も副業が忙しかったです。
古参が早々に定時で帰ってしまう現状を見かねてか、
気を遣った上長が自販機で飲み物を奢ってくれました。

ところで今年の畑において"当たり"だと分かった菊芋は、
母がお裾分けする端から好評で───

「Cさん、私より年上だけど好き嫌いが多いのよ」
「昔の人にしては珍しいね、むしろ厳しくされてそうなのに」
「でも『調理は簡単だから』って押し付けたら、『すごく美味しい!』って」

───野菜嫌いな知人すら気に入ったようでした。

しかし問題が一つあり、菊芋は要注意外来生物である点です。
繁殖力が高いため、下手な栽培方法では他の野菜を駆逐してしまいます。
とは云え需要が高いので力を入れたい根菜でもある。

来年は───

・ジャガイモ
・菊芋
・キャッサバ
・隼人瓜
・芽キャベツ

───このあたりに注力したい。

  1. 2022/12/19(月) 23:59:00|
  2. 菜園
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さむいのきらい

この日は健康診断を受診しました。
例の「ピキッ」が続いていれば指示を仰ぐところですが、
防寒対策で恐らく解決してしまったため、それを報告しています。

ところで先日にいただいたキャッサバについて調べたところ、
栽培そのものは手軽である一方、冬越しだけが懸念点だとか。
熱帯原産の植物なので、寒さに弱いのは隼人瓜と同じなようです。

・茎を土に挿すだけで根が出る。
・水やりは殆ど必要ない。
・茎を採取することで新たな苗になる。

ほかの野菜に比べ、植え付け時ですら水やりが必要ないそうですが、
そのせいで苗(茎)の保管が難しく、カラカラに乾いてダメになるか、
湿度が高すぎてカビが生えてしまうか……という具合。

調べた範囲では───

・多少の日光
・水分が少ない土
・気温10℃以上が保てる

───これらを確保できる状態と場所にて、
6割くらいの冬越し成功率たそうで……う~む。

でも美味しいから挑戦したい。

  1. 2022/12/07(水) 23:59:00|
  2. 菜園
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マンジョカ

この日は副業が繁忙期に入ったことを痛感する多忙さでした。
一方で私の持ち場は古参勢が残業対応しないこともあり、
むしろ人手が減った定時過ぎからが本番です。

ところで数日前、知人からキャッサバをいただきました。
タピオカの原料として認知度が高まったかもしれない根菜ですが、
私が詳しく知ったのは30年近く前に放送されたテレビ番組です。

このところ我が家は海外原産の野菜に面白さを感じています。
おもに畑において、物珍しさや収量の違い、病害虫の少なさ、
そして九州出身や外国籍の知人に需要があったりするからです。

ずっと前にもお裾分けをいただいたことがあり、
その時は保管の仕方を誤って傷んでしまいました。
このたびの二度目で、ようやく食べることができたのです。

感想としては、興味深い味。
サツマイモとジャガイモの中間という感じで、
実際に同じ感想を抱く人もいる様子。

面白いと思ったのは、腹持ちとしてサツマイモより重くなく、
味わいとしてジャガイモより淡い甘みと香りがある。
炒めものや揚げものと云った油との親和性が高いと感じます。

そして本日、私の母は仕事の関係で顔が広いこともあって、
数日前のキャッサバを栽培した方から穂木を入手することが出来ました。

さぁ、どうやって育てるんだろう。

  1. 2022/12/03(土) 23:59:00|
  2. 菜園
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初採り

この日は幾つか用事を済ませたほかは仕事だけでしたが、
夕方になって畑に居た母から電話が入りました。
隼人瓜(はやとうり)の初採れです。

ツルを這わせるために作った矢倉が台風で半壊した昨年、
今年も少しは何かをとバレーのネットのようなものを作り、
それも大して意味をなさなくなってからは野放図に伸びたい放題。

結果、軽く全用地の3割を埋め尽くすほどに生長しました。
今年の結実も、数日前まではウズラ卵より少し大きい程度。

「場所によって大きさが違うね?」
「こっちは親指の第一関節くらい」

そんな中に、アボカドと同じくらいの大きさがチラホラ。
副業仲間であるブラジル人さんに「よい大きさ」を聞いてからは、
大き過ぎると皮が固くて食べづらいと知り、本日の収穫に至ります。

霜が下りる頃になると一斉に枯れてしまうため、
これから本格的に寒くなるまでの短い間が収穫期です。
好きなだけツルを伸ばしておいたことがスタートダッシュになる。

今回は殆ど地這いだから、採取が大変だぞ~。

  1. 2022/10/23(日) 18:51:00|
  2. 菜園
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世代交代

この日は副業を終えた後に少しだけ畑へ行きました。
そして最古参の一人が菜園をやめることになったと知ります。

こうして大先輩を見送るのは何度目か。
既に亡くなられた方が二人、通りかかるたびに挨拶してくれる一人。
今のところ私と同い年くらいのママさんが最年少だったはず。

一様なのは、自身の食卓に並ぶほかは他人に分けてしまうこと。
家族や知り合い、我が家の場合は通行人に差し上げたりもします。
紫蘇(しそ)の葉を5枚くらい欲しいと云われ───

「あぁどうぞ、枝ごと持って行ってください」

───と返して驚かれることもありますが、
紫蘇は毎年、それも勝手に生えて来て始末に困るほどです。

また、野菜の種は一家の消費量を超える数が入っていることもあり、
そうすると捨てるには忍びないし、さりとて同じ野菜はがりは味気ない。
もうすぐ収穫期を迎えるハヤトウリなどは、もともと収量が桁違いです。

日本人は「貰うだけでは申し訳ない」と考える人が多いので、
そうした事情を話すことで受け取る相手にも負担をかけないように。
こんなことが一年を通して何度もあります。

自分も先輩のようになれるだろうか。
今のところ修繕と仕事に振り回されっぱなしですが……。

  1. 2022/10/22(土) 18:29:13|
  2. 菜園
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ギリギリセーフ

この日は(梅雨時でありながら日延べしていた)ジャガイモの収穫です。
空梅雨になるのではという予報に、今日しかないと考えました。
放っておくと地中のジャガイモが腐ってしまいます。

全収穫を終えて量ってみたところ、およそ20㎏。
食品の値上げが話題になっていることもあって助かります。
これから暑くなるばかりなので、野菜だけは十分に摂っておきたい。

とは云え、こう暑くては体調の面でも屋外行動には注意が必要です。
本日の収穫でも両腕が日焼けで真っ赤になりました。

今後は2~3時間の曇り空を逃すと、かなり後悔することになりそう。

  1. 2022/06/26(日) 23:59:00|
  2. 菜園
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猛攻の備え

この日は修繕を中止して畑へ行きました。
昨夜から降り続いた雨は妹が会社へ向かう時間にはピタリと止み、
あえて雨上がりを選ぶのは「そのほうが良いから」です。

冬越しに成功した隼人瓜(はやとうり)の株が大きくなりつつあり、
これから秋の終わりにかけて拡大を続けるので矢倉が必要になり、
矢倉の支柱は、雨上がりのほうが深くを突き立てられるからです。

とは云え、今年の隼人瓜を昨年の収穫量ほどに近づけるのは大変。
昨年は強風で矢倉が半壊し、立て直しを諦めて伸びるに任せたため、
最終的にはトマト、キュウリを淘汰するほどに拡がりました。

当然ながら、それらの野菜は収穫量が激減することになってしまい、
一方で隼人瓜の大収穫を慰めとしたのが昨年の話であります。

また、実際に用地を埋め尽くすほどの拡大ぶりですから、
よその畑に迷惑を掛けないよう配慮が必要になりますし、
残渣(ざんさ)の処理にも一苦労するわけです。

しかし手軽に多めの収穫量は魅力的。
友人のブラジル人さんが喜んでくれるのも事実。

どうしようかな。

  1. 2022/05/27(金) 23:59:00|
  2. 菜園
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