第27緑化地区

フリーイラストレーター七片藍のブログ/第27緑化地区

命はどこでも

今日は手すり製作と畑は休みましたが、道中でお婆さんに会いました。
この人は長崎出身で、おそらく愛知での生活は長崎より長いものの、
今もって長崎弁を話し、私はそういうところが好きでした。

「やっぱり、帽子で顔が隠れてたから分からなかった」
「あぁ~お母さんに会えてないけ、どげんしとるかなて」
「ここ最近は忙しかったし、ほとんど僕が畑を管理してる」

先日、我が家はジャガイモを収穫しています。
2メートルの畝(うね)で4つの株から収穫することができ、
芋が大きくなるよう株の根元に土を着せた結果、収穫は4.6kg。

以前に収穫し損ねた小芋が種芋となり、それが発芽して株となる例は多く、
その株を、母は他の野菜を植えた用地に移植したりすることもあります。
たとえばピーマンの用地で、出し抜けにジャガイモの株が立つことも。

そうすると予定した野菜との収穫期がずれてしまうため、
両方が収穫を終えるまで耕運機を入れることが出来ません。

母には「飛び地で植えるのはやめてほしい」と云いましたが……。

「最近は僕のほうが感化されてる」
「ほうかほうか、私もそげんするけね」
「生えてるのを見ると、つい枯らしたくなくて」

お婆さんの畑を、私はまだ見たことがありません。
私たちの菜園や買い物ついでの方角とは逆にあたり、訪ねる機会がない。

「遠いけぇな」
「他の人の育て方を見て勉強するの楽しいんだ」
「あんたが居れば大丈夫」

こうして、私の周囲に先輩が多いことは幸せなことです。
さらに人生の先輩ともなれば学ぶことは畑だけに留まりません。

暑さに弱い私が夏を楽しめる数少ない理由のひとつです。

  1. 2018/06/09(土) 23:59:00|
  2. 菜園
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雨が降る前に

夜明けの副業とは云え、朝に近づけば肉体労働なら汗もかきます。
汗かきついでに、朝食後は畑で草むしりをしておりました。

「よう! すぐ生えてくるだろ!」
「あ、Eさん、もうキリがないよ」

数年前まで自営のスーパーを営んでいた古い知り合いです。
母と同じくらいの年齢で、営業していた頃から傍らで畑も持っています。
軽トラックに乗っていたところ私を見かけて停車したのでした。

2年前に竹アーチを作った時と、昨年の私が母の仕事場に竹垣を作る時、
それぞれ最初の資材(太い竹)を提供してくれた人でもあります。

「なんだ、あんた一人でやってんのか?」
「お袋が仕事で忙しくて」
「この時期は大変だもんなぁ」

続いて母の知り合いが二人、畑の前を通りました。

「大変ねぇ、お母さんは?」
「仕事ぉ……なんか体良く利用されてる気がしてきたわ」
「あっはっは、でもいいじゃないの、親孝行なことよ本当に」
「分かってる」

このように、最近は畑での顔が出来てきたように思います。
数年前は母にくっついて手伝いに来ているだけの私でしたが、
昨年は殆ど私が管理していたし、そういう面構えになったのでしょうか。

でも悪い気はしません。
私は人生においても畑においても、どこかに先輩が居て欲しい。

手探りで孤独に戦うなんて、絵を描くことだけでお腹一杯です。

  1. 2018/05/29(火) 23:59:00|
  2. 菜園
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新しい風

副業の後に畑で作業をしました。
隼人瓜が発芽したものの、支柱のない用地ではツルが展開できません。
そこで山芋の用地を利用し、ぐるりと支柱を囲んでネットを張り巡らせます。

そんな折、先日の刈払い機でお世話になった方が現れました。

「やぁやぁ、こないだは」
「あ、Hさん、どうもです」
「これが出来たからね」

小さな袋にはニンニクが入っています。
刈払い機の件でコンプレッサーを使った際、隣に炊飯器がありました。
炊飯器で2週間ほど保温することで出来る、自家製の黒ニンニクです。

一方、この春からの菜園では新たにHさんの知り合いが契約していて、
その方にニンニクを持って来たのだと思っていたら、我が家にでした。
そのことに気づいたのはHさんが帰った後だったので、大変申し訳ない。

「わぁ、本当に真っ黒だ」
「テレビで見たやつと同じね」

食べてみると、ほんのりニンニクの香り。
そこにニンニクとは思えない甘味とコクがありました。

少し前に、私が自炊していた時に使っていた小さな炊飯器が見つかり、
母が甘酒を作りたいと云っていたので、次は黒ニンニクに挑戦したいです。
作業で疲れることだし、これは良い回復手段になります。

その後、新たな契約者さんの名前も知ることが出来ました。
周囲からは縮めて愛称で呼ばれることが多いそうなので、
ご本人の了解を得て、私も愛称で呼ばせていただくことに。

この方は、近所で解体業を営んでおられます。

「こういう支柱もね、仕事で生じた廃材を利用してるんだ」
「羨ましい……支柱って折れやすいから、竹を利用することも考えてます」
「また廃材が出たら、持ってきてあげるよ」

なんと、支柱の当てが出来てしまいました。
このところ畑では新しい人脈が出来て楽しくなっています。

やっぱり、外に出なきゃダメだなぁ。

  1. 2018/05/24(木) 23:59:00|
  2. 菜園
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釣った魚の餌

明日は休みなので、今日は(寝るはずの時間には寝ずに)畑へ行きました。
草むしりを中心にトマトとキュウリとナスの支柱を立てています。

野菜の中には結実した重さで枝がしなり、さらに重くなると地面に倒れ、
結果として土で汚れたり、それが原因で病気になったりもします。
また、疲労によって結実させる力が衰えたりします。

こうした傾向は人間と同じで、野菜にも休憩が必要であったり、
寄りかかる背もたれや、支えを宛がうことで疲労が軽減できるのです。

支柱は代表的な手段で、棒で株そのものを固定して倒れないよう支えたり、
または結実した枝が重さで折れてしまわないよう、吊り上げたりします。
育つことだけに専念してもらうわけですね。

強い風で倒れてしまうことを避ける手段でもあるため、
半端な支柱を立てると結実してから枝が折れてしまったり、
株そのものを死なせてしまうため、それなりの強度が必要になります。

───が、よくある市販の支柱は薄い金属を円筒状にしたパイプ支柱で、
とくに安物は簡単に折れ曲がり、修正しようとすると破断します。

こうなると、むしろ市販の支柱よりは竹が欲しくなる。
しかし入手の手段は限られ、今のところ当てもありません。
手持ちの支柱と古い竹で代用するしかない。

うーむ、何かないか……。

  1. 2018/05/22(火) 23:59:00|
  2. 菜園
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ご機嫌ななめ

刈払い機が2度目の不調を訴えたとのことで向かいました。
症状は……エンジンが掛からない。

先日の試運転では問題がなかったのに、まるで別の機体であるかのようです。
耕運機2台ではキャブレター分解を経てダイアフラム交換もしているものの、
刈払い機はプライマリーポンプとエレメントを交換するに留まっています。

よって、ここで「動かない」となるとキャブレター不良も疑わねばなりません。
しかし月次清掃は30分間と短いため、故障原因の特定だけで終わってしまいます。
従って原因がキャブレターであっても対処は限られるわけです。

あれこれやっても始動しないため燃料を疑うと、買ったばかりの混合燃料でした。
しかし、この古い刈払い機には燃料の混合比が記載されていないため、
こればかりは"以前の持ち主"に確認しないと分かりません。

この朝に本人と会っていて数十分しか経っていませんが───

「もしもし、先ほどはどうも」
「おー、はいはいはい」

───もう長い付き合いであるかのような会話でも、
相手は70歳を超えた老年男性で、先日にポンと刈払い機を譲ってくれた人です。

「───と云うわけなんです」
「そうかー、じゃあ持っておいでよ」

お邪魔するのは初めてでしたが「やぁやぁどうぞ」と招かれ、
離れを改造した一室には、コンプレッサーや小型ボール盤まである。

「これは……ワクワクしますね」
「ん?」
「男なら大抵は自分の工作室が欲しくなる」
「ははははは! だよねぇ!」

しかし原因は特定できず、スターターロープを引くのも何度目か、
ちょっと「掛かった?」と思えるような音が出ました。
二人して疲れてしまったところです。

「ゆっくりめに引くと掛かりやすいのかな……」
「それっぽいよねぇ……」

グイッ。 ドルルルルルル……。
一旦エンジンを止め、再び同じ調子でロープを引くと始動しました。

「……掛かりますよね」
「なんだったんだろうねぇ」

結局この後は持ち帰った後も問題なく始動し、作業も出来ました。
しかし、いずれキャブレターも分解することになりそうです。

いいなぁコンプレッサー、欲しい。

  1. 2018/05/20(日) 23:59:00|
  2. 菜園
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間に合わせ

近々自治会の清掃があるため、刈払い機の手入れをしました。
前回はプライマリーポンプが破れて無様なお披露目となっていますが、
直後に修理したものの、ほかの手入れが十分だったわけではありません。

エアクリーナーの中には、エレメントと呼ばれるスポンジが入っています。
エレメントには様々な種類があり、仮に乾式と湿式に大別した場合、
湿式はオイルを染み込ませてあるため不純物を吸着するわけですが───

「こいつもか」
「うわぁ、ゴテゴテね」

───母も顔をしかめるほどの汚れ具合。
ためしに洗浄を試みたところボロボロに崩れてしまいました。
クリーナーエレメントに多い劣化です。

これは耕耘機にも云えることで、A・B機ともに劣化しています。
純正でなくともホームセンターで代替品を買うことは出来ますが、
刈払い機1台、耕運機2台分となると……。

あまり良い手段とは云えないものの、バイクのエレメントを流用しました。
価格と比して面積が広いものを選んで、あとは切り取るだけ。
真ん中に切れ込みを入れて広げ、輪っかにします。

装着して始動───問題なし。

ただしエレメントは素材の密度や厚みで吸気抵抗が変わります。
人間で云うところの「マスクをつけた時の息苦しさ」のようなものです。

マスクを厚くすれば濾過効率は上がりますが、呼吸は苦しくなります。
逆に薄くすれば濾過効率は下がるものの、呼吸は楽になるわけです。
マスクをつけて走った場合、前者の負担は大きくなるでしょう。

これと同じことで、吸気に負担がかかると出力が低下します。
あるいは不完全燃焼でエンジンが止まってしまうこともあり、
それぞれのエンジンに適した吸気抵抗というものがあるわけですが……。

素人判断で代替品を宛がっただけですから、その辺は様子見です。
数分間の試運転で問題がなくとも、数十分、一時間以上になると分からない。
気温や湿度、草を刈った時の負荷───。

こういう要素を突き詰めたところが、純正部品ということなのでしょう。

  1. 2018/05/18(金) 23:59:00|
  2. 菜園
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「今回は無理だったよ……」

山芋のツルが毎日すごい勢いで伸びています。
芋はプラスチック製のガイドとともに真っ直ぐ育つことでしょうが、
昨年のムカゴ(地上茎の小芋)からも発芽しているので、ツルの数が多いです。

ところで、その隣から伸びて来るはずの隼人瓜(はやとうり)が生えません。

隼人瓜は、晩夏から寒さが始まるまでの短い間に結実します。
その後は霜が下りると一気に枯れてしまい、通常は翌年に植え直しますが、
根元に堆肥や籾殻を積むことで冬越しできていたのが昨年までのこと。

越冬に成功すれば、翌年は勝手に生えてくるわけです。
それが今回は全くの沈黙。

おそらくは今年3月頃までの寒さが厳しかったためでしょう。
上記の対策くらいでは全く意味を成さない寒さだったのか、
仕方なく今年は改めて種を買う必要がありました。

行きつけの種苗店に問い合わせたら幸いにも在庫があるとのことで、
受け取りに行ったところ、手渡されたのは乾燥した隼人瓜そのもの。

これを、そのまま種瓜として土に埋めるだけだそうです。
干からびた果実から種を取り出して蒔いても、上手く育たないのだとか。
果実そのものが発芽を助ける養分になるのかもしれません。

なお、今回のように越冬できず失われてしまった時のため、
種瓜を残す手段というのが面白い方法でした。
高い戸棚に置いておくのだそうです。

隼人瓜は寒さに弱く、低温にさらされると変色して腐りますが、
果肉が固いため水分が緩やかに気化するのでしょう。
高い戸棚を選ぶのは低温を避けるため、かな。

3年越しの越冬は適わなかったので、株も一からやり直しです。
収穫量に影響しないといいなぁ。

  1. 2018/05/17(木) 23:59:00|
  2. 菜園
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微妙な差

先日は刈払機のプライマリーポンプを耕運機Bから失敬したので、
今日は改めて新品を買うことにしました。

お店ではメーカー別に幾つか扱っており、それぞれ価格が少し異なります。
どう見ても同じものですが安いものではダメなのか。
さりとて耕運機のメーカーと同じものはない。

そして注文すると、店頭の最低価格より高いし待ち時間も長い。
たかが数百円の部品でも、お金に糸目をつけないなら自分で直したりしません。

修理担当者に聞いてみました。

「よろしいですか」
「はいはい」
「これって違いはありますかね?」
「希望小売価格だから、どうこう云えないんですがね───」
「はぁ」
「───大して変わんない(小声)」

安いやつにします。

差額は耕運機Aストレーナー(燃料吸込口の第一フィルター)の代金に足しました。
始動不良の原因を特定する上で、耕運機Aのタンク内部を洗浄するとともに、
よい機会だから燃料供給を妨げないようストレーナーの劣化も解決します。

始動不良について色々と調べた結果、まだ疑える点はありました。
いっそエンジンの分解以外は自分で対応できるようになりたい。
でないとキャブレタークリーナーが無駄になる。

明日は休みだし、タンクを外すかぁ。

  1. 2018/05/15(火) 23:59:00|
  2. 菜園
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努力と忍耐

耕運機Aを再び分解し、今度は徹底洗浄に挑戦です。
症状は───

・チョークを閉じた状態でエンジンが始動しない。
・スロットルとチョークを開けた状態なら始動することがある。
・始動してもスロットルを戻すと回転数が下がり、間もなく停止する。

───この通り。

調べが不十分で「キャブレターの洗浄不足」という結論にしか至っておらず、
机上の手入れだけで済ませていたので、今回は気が済むまで続けました。
それにしても、キャブレター/エンジン間のガスケットが一度で破れるとは……。

分解しダイアフラムを剥がして気づいたことは、
内部に赤褐色のカスみたいなものが残っていたことです。
これは、もしかしたら燃料タンク内の汚れ(土埃)でしょうか。

カスがあったのは、キャブレターに空気が送られる行程より前の箇所です。
つまり吸気時の異物混入は有り得ず、燃料供給に問題があると見えます。

畑は、世辞にも空気の状態が良いとは云えません。
強風や耕作で絶えず土埃が漂って給油時に異物が混入しやすく、
実際にタンクの底では微細な土と思しき粒子が沈殿していました。

燃料タンクからキャブレターまでの経路はパイプだけで、
タンク内にボルトか何かが落ちていない限り錆とも思えない。

ストレーナーやキャブレターの燃料フィルターを過信し放置していましたが、
二つのフィルターを素通りする粒子がないとは云えません。
一度タンクも空っぽにして洗浄し、ストレーナーも確認する必要ありです。

土埃で燃料が汚れ不完全燃焼で始動不調、回転数の維持が困難に。
有り得る気がしてきたので、調べてみようかな。

<<まぁ一個ずつやってみてよ>>

修理担当者の助言が脳裏をよぎりました。

  1. 2018/05/12(土) 23:59:00|
  2. 菜園
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ブシュウゥゥ!

耕運機Bのキャブレターを手入れしました。
昨日の記事に書いたとおり、ダイアフラムは完全に劣化しています。
ガスケットはボロボロ、燃料が固まって飴状、とにかく酷い状態です。

キャブレタークリーナーは泡状のものを買って使っていますが、
噴射の勢いは机上での作業に向かず、普通に飛び散ったりします。
よって本日は玄関先のコンクリート地面に座り込んで作業しました。

燃料吸込口は半分くらい詰まっているし、固まった燃料は溶けづらいし、
米粒くらいの細かい部品になると、吹き飛ばしてしまったりします。
(実際に2回ほど飛ばして焦りました)

固まった燃料は少しずつ溶かすしか方法がないのですが、
部品を傷つけない材料で擦るなどした結果、9割以上は除去できました。

それにしても燃料の通り道(穴)は色々あって、とても複雑です。
全て開通させる必要があるため、とにかくクリーナーを吹く、吹く、吹く。
大抵は溶けた燃料ごと開通し、白っぽい泡が醤油みたいな色で出て来ます。

あれこれやっていたら3時間くらい経っていました。
貼りついたガスケットが剥がれないので、これは明日に持ち越そう。

ただし、これは「稼働状態を見たことがない耕運機B」のキャブレターです。
よって燃料タンクの問題も残っているし、試運転は先の話になります。
差し当たっては耕運機Aのキャブレターを再洗浄しなくては。

ようし、こうなったら徹底的にやってやる。

  1. 2018/05/11(金) 23:59:00|
  2. 菜園
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