第27緑化地区

フリーイラストレーター七片藍のブログ/第27緑化地区

両立は難しい

この日は寝つきが悪くて1時間おきに目覚めました。
本日の雨から週末にかけて気温低下が顕著になるらしく、
ようやくの秋が到来することで暑さも我慢のしどころです。

一方で畑では隼人瓜が全く思わしくない。
炭疽病の薬を散布したものの、弱りきって回復が追いつかない感じ。
手当てが遅きに失したと認めざるを得ません。

あぁ、これは残念だ……。

  1. 2023/09/20(水) 23:59:00|
  2. 菜園
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重い一撃

この日は副業の終わりにベテランの一人と話しました。
お歳は還暦を過ぎていますが、私と同じように自分で何でもやる人です。
朝方の暑さも厳しいものであり、この後は畑の除草作業をするとか。

「隣のオヤジが死んじまって、誰も草むしりやらんのよ」
「種が落ちる前に片付けないと……もう遅いか」
「それよ、鳥のフンで運ばれて来た木の種が発芽しちゃったよ」
「あーぁ」

植物とは実に様々で、生き残るための術を早くも披露します。
具体的には、数日だけ目を離すと厄介なことになっている。

たとえば、発芽後に気付いて引き抜こうとするとプチッと切れるやつ。
これは地下茎のほうが主役だったりして、むしっても再び生えて来ます。
あとは根が異常に丈夫だったり、トゲ、かぶれ、害虫……枚挙に暇がない。

「だからシャベル持って行ってくるわ」
「うちはツルハシ使うよ」
「ツルハシぃ?!」

「あれで大抵の根っこが引っ繰り返せるもの」
「そりゃあ、俺は背中やっちまってるから無理だ」

修繕がなければ手伝いに行きたいところですが……私も頑張ろう。

  1. 2023/09/02(土) 23:59:00|
  2. 菜園
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止まらない浸食

ようやくの9月ですが暑さは相変わらず。
この日は畑のハヤトウリに農薬を散布しました。
症状から見て炭疽(たんそ)病で、これは初めてのことです。

葉に特徴的な斑点が表れ、変色が始まり穴が開きます。
部分的であれば病変したものを除去するだけでも立ち直るそうですが、
拡大が始まると収拾がつかず、あっと云う間に生長を妨げるのです。

もっと早くに手を施すべきでしたが、買っておいた農薬の保管場所を忘れ、
諦めて買い直すまでに症状を悪化させてしまったのが痛かった。

否、痛いのはハヤトウリのほうです。
なんとか持ち直して欲しいのですが、かなり生気が殺がれたように見えます。

毎年これだけは豊作なのに、しまったなぁ。

  1. 2023/09/01(金) 23:59:00|
  2. 菜園
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「君は美味しいの?」

この日は母が収穫したスイカを持って知人宅を訪ねました。
私の少年時代から夫婦で小売り店を営んでいたのが数年前までの話。
店じまいをする際、扱われていた品の一部を母が引き取っています。

そうして今年ご主人が亡くなり、この夏は初盆となりました。
お供え物にと丸ごとのスイカを持ち寄ったところ、たいへん喜ばれたとか。

今年の畑はスイカが豊作でしたが、毎年"出来(判断)"には困っています。

と云うのは、大きく実っても熟しているとは限らないからです。
切ってみたら僅かに赤い程度……なんてことは何度もありました。

・叩いた時の音。
・結実からの経過日数。
・「巻きひげ」の枯れ具合。

判断基準は、ほかにも色々。

しかし巻きひげが枯れていないので放置させ続けた結果、
焦れて収穫してみたら中身が傷んでいたこともありました。

今年の判断基準は、結実した箇所の巻きひげを含め、
さらに隣の巻きひげが変色したら収穫───というものに変更。

結果「甘さは足りないけど悪くない」という感じ。
私は糖度が低めのほうが好きなので問題ありませんが、
誰かにお裾分けするとなると……この糖度ではガッカリするかも。

やっぱり経過日数を記録するのが無難なのだろうか。

  1. 2023/08/07(月) 23:59:00|
  2. 菜園
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グラグラ

この日は明朝に本業の提出物を送信するため、部屋に籠っておりました。
そんな中、母が畑で隼人瓜(はやとうり)の矢倉を立てることになり、
針金が必要になったので届けたりしました。

一昨年、隼人瓜のために作った矢倉は半壊しました。
原因は台風と云うよりツルの重量が想定以上だったことです。

今回こそはと挑んだ母ですが、見た目はいいけど強度に問題がありそう。
私の作業が落ち着いたら、雨上がりに杭の打ち直しから始めよう。
土が柔らかくならないと深く突き立てられません。

杭も新たに作らないと、傷んだものが増えてきました。

  1. 2023/06/25(日) 23:59:00|
  2. 菜園
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せっせと

この日は(雨予報だったので)予定を変えて畑へ行きました。
雨が降る前に、ジャガイモの土着せを済ませておきたかったのです。

30分くらいで終わりそうだと考えていたら、
今回は母が植えたので畝(うね)に使う土の量が少なく、
これでは土着せが難しいため周囲から土を掻き取ることに。

これが意外と体力を持って行かれます。
畝と畝の間(通路)から土を掻き取ることになるわけですが、
基本的に踏み固められて"らくがん"のようにカチカチなのです。

鍬よりは三角ホーが使いやすいのでザクザク切り崩します。
ある程度の土が確保できたら、株元に掻き寄せて盛る……の繰り返し。

なぜ私が土着せに執着するのかと云うと、
数年前、この土着せによって質・収量ともに向上したからです。
驚くほど大きなジャガイモを、ゴロゴロ収穫した快感が忘れられない。

あとジャガイモが好きだから。

  1. 2023/05/13(土) 20:25:13|
  2. 菜園
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三年生

この日は畑作業の続きです。
午後から雨が降るとの予報で、それまでに終えたい作業がある。
副業から帰って朝食も摂らずに畑へ行き、2時間ほど続けました。

毎年のことながら我が家は着手が遅い。
幸いだったのは、隼人瓜(ハヤトウリ)が無事に越冬していたことです。

冬越し出来るかどうかは寒さの程度によるところが大きい。
数年前に「今回は寒い!」と実感するほどの冬であった時は、
それなりの対策も虚しく発芽することはありませんでした。

しかし3年続けての越冬成功ということで、株も大きくなっています。
植えたばかりの年は収穫量が少ないので今年も期待できそう。

頼むぞ~、待ってる人が居るんだ。

  1. 2023/04/25(火) 23:59:00|
  2. 菜園
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野菜は枯れる前に切れ

この日は定休日だったので本業のみで過ごしました。
……と云いつつ午前中に数分だけ畑を見て回ったりしています。

既に車のフロントガラスが凍てつくほどの寒さですので、
とっくに隼人瓜が枯れ、長大かつ大量のツルが残渣(ざんさ)として残り、
これを押切で細切れにして畑の土に埋める作業があります。

この残渣処理は、できるだけ水分を含んだ状態が望ましいです。
カラカラに乾いていると繊維が頑丈になって寸断しづらくなります。
そんなわけで早く済ませてしまいたいわけですが……。

本日中に年内最後の案件を終えてしまえば、片付けられるはず。

  1. 2022/12/21(水) 23:59:00|
  2. 菜園
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でも美味しい

この日も副業が忙しかったです。
古参が早々に定時で帰ってしまう現状を見かねてか、
気を遣った上長が自販機で飲み物を奢ってくれました。

ところで今年の畑において"当たり"だと分かった菊芋は、
母がお裾分けする端から好評で───

「Cさん、私より年上だけど好き嫌いが多いのよ」
「昔の人にしては珍しいね、むしろ厳しくされてそうなのに」
「でも『調理は簡単だから』って押し付けたら、『すごく美味しい!』って」

───野菜嫌いな知人すら気に入ったようでした。

しかし問題が一つあり、菊芋は要注意外来生物である点です。
繁殖力が高いため、下手な栽培方法では他の野菜を駆逐してしまいます。
とは云え需要が高いので力を入れたい根菜でもある。

来年は───

・ジャガイモ
・菊芋
・キャッサバ
・隼人瓜
・芽キャベツ

───このあたりに注力したい。

  1. 2022/12/19(月) 23:59:00|
  2. 菜園
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さむいのきらい

この日は健康診断を受診しました。
例の「ピキッ」が続いていれば指示を仰ぐところですが、
防寒対策で恐らく解決してしまったため、それを報告しています。

ところで先日にいただいたキャッサバについて調べたところ、
栽培そのものは手軽である一方、冬越しだけが懸念点だとか。
熱帯原産の植物なので、寒さに弱いのは隼人瓜と同じなようです。

・茎を土に挿すだけで根が出る。
・水やりは殆ど必要ない。
・茎を採取することで新たな苗になる。

ほかの野菜に比べ、植え付け時ですら水やりが必要ないそうですが、
そのせいで苗(茎)の保管が難しく、カラカラに乾いてダメになるか、
湿度が高すぎてカビが生えてしまうか……という具合。

調べた範囲では───

・多少の日光
・水分が少ない土
・気温10℃以上が保てる

───これらを確保できる状態と場所にて、
6割くらいの冬越し成功率たそうで……う~む。

でも美味しいから挑戦したい。

  1. 2022/12/07(水) 23:59:00|
  2. 菜園
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マンジョカ

この日は副業が繁忙期に入ったことを痛感する多忙さでした。
一方で私の持ち場は古参勢が残業対応しないこともあり、
むしろ人手が減った定時過ぎからが本番です。

ところで数日前、知人からキャッサバをいただきました。
タピオカの原料として認知度が高まったかもしれない根菜ですが、
私が詳しく知ったのは30年近く前に放送されたテレビ番組です。

このところ我が家は海外原産の野菜に面白さを感じています。
おもに畑において、物珍しさや収量の違い、病害虫の少なさ、
そして九州出身や外国籍の知人に需要があったりするからです。

ずっと前にもお裾分けをいただいたことがあり、
その時は保管の仕方を誤って傷んでしまいました。
このたびの二度目で、ようやく食べることができたのです。

感想としては、興味深い味。
サツマイモとジャガイモの中間という感じで、
実際に同じ感想を抱く人もいる様子。

面白いと思ったのは、腹持ちとしてサツマイモより重くなく、
味わいとしてジャガイモより淡い甘みと香りがある。
炒めものや揚げものと云った油との親和性が高いと感じます。

そして本日、私の母は仕事の関係で顔が広いこともあって、
数日前のキャッサバを栽培した方から穂木を入手することが出来ました。

さぁ、どうやって育てるんだろう。

  1. 2022/12/03(土) 23:59:00|
  2. 菜園
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初採り

この日は幾つか用事を済ませたほかは仕事だけでしたが、
夕方になって畑に居た母から電話が入りました。
隼人瓜(はやとうり)の初採れです。

ツルを這わせるために作った矢倉が台風で半壊した昨年、
今年も少しは何かをとバレーのネットのようなものを作り、
それも大して意味をなさなくなってからは野放図に伸びたい放題。

結果、軽く全用地の3割を埋め尽くすほどに生長しました。
今年の結実も、数日前まではウズラ卵より少し大きい程度。

「場所によって大きさが違うね?」
「こっちは親指の第一関節くらい」

そんな中に、アボカドと同じくらいの大きさがチラホラ。
副業仲間であるブラジル人さんに「よい大きさ」を聞いてからは、
大き過ぎると皮が固くて食べづらいと知り、本日の収穫に至ります。

霜が下りる頃になると一斉に枯れてしまうため、
これから本格的に寒くなるまでの短い間が収穫期です。
好きなだけツルを伸ばしておいたことがスタートダッシュになる。

今回は殆ど地這いだから、採取が大変だぞ~。

  1. 2022/10/23(日) 18:51:00|
  2. 菜園
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世代交代

この日は副業を終えた後に少しだけ畑へ行きました。
そして最古参の一人が菜園をやめることになったと知ります。

こうして大先輩を見送るのは何度目か。
既に亡くなられた方が二人、通りかかるたびに挨拶してくれる一人。
今のところ私と同い年くらいのママさんが最年少だったはず。

一様なのは、自身の食卓に並ぶほかは他人に分けてしまうこと。
家族や知り合い、我が家の場合は通行人に差し上げたりもします。
紫蘇(しそ)の葉を5枚くらい欲しいと云われ───

「あぁどうぞ、枝ごと持って行ってください」

───と返して驚かれることもありますが、
紫蘇は毎年、それも勝手に生えて来て始末に困るほどです。

また、野菜の種は一家の消費量を超える数が入っていることもあり、
そうすると捨てるには忍びないし、さりとて同じ野菜はがりは味気ない。
もうすぐ収穫期を迎えるハヤトウリなどは、もともと収量が桁違いです。

日本人は「貰うだけでは申し訳ない」と考える人が多いので、
そうした事情を話すことで受け取る相手にも負担をかけないように。
こんなことが一年を通して何度もあります。

自分も先輩のようになれるだろうか。
今のところ修繕と仕事に振り回されっぱなしですが……。

  1. 2022/10/22(土) 18:29:13|
  2. 菜園
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ギリギリセーフ

この日は(梅雨時でありながら日延べしていた)ジャガイモの収穫です。
空梅雨になるのではという予報に、今日しかないと考えました。
放っておくと地中のジャガイモが腐ってしまいます。

全収穫を終えて量ってみたところ、およそ20㎏。
食品の値上げが話題になっていることもあって助かります。
これから暑くなるばかりなので、野菜だけは十分に摂っておきたい。

とは云え、こう暑くては体調の面でも屋外行動には注意が必要です。
本日の収穫でも両腕が日焼けで真っ赤になりました。

今後は2~3時間の曇り空を逃すと、かなり後悔することになりそう。

  1. 2022/06/26(日) 23:59:00|
  2. 菜園
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猛攻の備え

この日は修繕を中止して畑へ行きました。
昨夜から降り続いた雨は妹が会社へ向かう時間にはピタリと止み、
あえて雨上がりを選ぶのは「そのほうが良いから」です。

冬越しに成功した隼人瓜(はやとうり)の株が大きくなりつつあり、
これから秋の終わりにかけて拡大を続けるので矢倉が必要になり、
矢倉の支柱は、雨上がりのほうが深くを突き立てられるからです。

とは云え、今年の隼人瓜を昨年の収穫量ほどに近づけるのは大変。
昨年は強風で矢倉が半壊し、立て直しを諦めて伸びるに任せたため、
最終的にはトマト、キュウリを淘汰するほどに拡がりました。

当然ながら、それらの野菜は収穫量が激減することになってしまい、
一方で隼人瓜の大収穫を慰めとしたのが昨年の話であります。

また、実際に用地を埋め尽くすほどの拡大ぶりですから、
よその畑に迷惑を掛けないよう配慮が必要になりますし、
残渣(ざんさ)の処理にも一苦労するわけです。

しかし手軽に多めの収穫量は魅力的。
友人のブラジル人さんが喜んでくれるのも事実。

どうしようかな。

  1. 2022/05/27(金) 23:59:00|
  2. 菜園
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タダにはわけがある

この日は幾つか苗を買いました。
我が家では種や株分けで野菜を育てることもありますが、
病気に弱い作物などは、あらかじめ対処された市販の苗を買って育てます。

たまに野菜作りの上で誤解されがちなことは、
たとえば作物から種ができた場合、その種を植えて再び野菜を育て、
これを延々と繰り返せば初期投資だけで済むじゃないか、という点です。

もちろん、そんな美味い話はありません。
同じ作物から親株→子株→孫……という具合で何代も続けてしまうと、
徐々に抵抗力を失い、1種類の病気だけで全滅したりと云った事態も生じます。

また、例えば白菜はスーパーの品と同様に結球したものを収穫できますが、
この白菜から得られた種で翌年に育てると結球していない白菜になったりと、
作物としての遺伝情報が一世代で失われることもあるのです。

品質、収穫量、病害や虫害への抵抗力、その他。
コピーを繰り返すと劣化するのは野菜も同じ。
得難いものには、相応の努力が必要となるようにできています。

お前に足らんことだぞ、七片。

  1. 2022/04/25(月) 23:59:00|
  2. 菜園
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続投

この日は少し畑を見回りました。
すると隼人瓜(ハヤトウリ)が冬越しに成功していたと分かり、
今年は一昨年と昨年の2株が生き残り、上々の結果です。

冬越しに成功したA株(一昨年)と、植えたばかりのB株(昨年)とでは、
前者は一年かけて根が広く張ったのかツルも広く展開し、
収穫量が多くなると云う結果として違いがあります。

一昨年からのA株が昨年に100%の調子だったと仮定した場合、
昨年に植えたB株の調子は30~40%くらい。

そのB株も冬越しに成功して越冬した株は2つとなり、
100%の株が並んで昨年以上の収量が期待できそう。
ただし問題は用地の確保です。

昨年は台風で矢倉が半壊し、立て直しを諦めて放置しました。
野放図に展開したツルは全用地の3割半を埋め尽くすことになり、
トマトやキュウリの用地にまで拡大し、これらは殆ど収穫できず。

また、収穫が多くて嬉しいものの枯れた後は残渣(ツル)の処理が大変。
それでも大収穫と天秤にかければ貴重な作物であることにかわりはない。

今年はどうしよう……トマトもキュウリも欲しいんだよなぁ。

  1. 2022/04/22(金) 23:59:00|
  2. 菜園
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知らなかった

この日は畑の耕運機で使用するガソリンを買いに行きました。
現在、個人のガソリン購入には身分証の提示と住所氏名の記載、
および用途の申告が必要となっています。

近所には携行缶への給油を受け付けてくれる所がなく、
ちょっと走ったところで給油していたのですが、
母校の近くにもあると知って少し近くなりました。

このところ雨が増えつつあり、いい感じに土が解れそうです。
昨年の隼人瓜(ハヤトウリ)で生じた大量の残渣を細切れにして、
土に鋤き込んでおいたのが良かったかな。

夏に向けて育てたい野菜が沢山あるのに、修繕も忙しい。

  1. 2022/04/19(火) 23:59:00|
  2. 菜園
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おおあばれ

この日は久しぶりに畑へ繰り出し、3時間ほど作業しました。
冬季は作物が少ないので耕作もなく、雨や雪で土の粒子が下りて行き、
さらに作物を収穫する時に踏み固められ、土はガチガチに固まっています。

そのまま耕運機をかけてもローター(爪)が弾かれてしまうので、
シャベルを使い、人力で粗く土を起こしてからでないと耕作が大変です。

その後にヤタ(分解が進んだ籾殻)を撒き、さらに鶏糞を撒いて、
耕運機を入れ、部屋で云うと16畳分くらいを耕作しました。
シャベルと耕運機で疲れ方が変わらないのが不思議。

さて、この用地には何を植えようか。
知り合いがジャガイモの種芋を分けてくれると云うので、
ズラッとジャガイモだけで埋め尽くしてもいいかな。

こんなことを書いているとお腹が空く……。

  1. 2022/02/23(水) 23:59:00|
  2. 菜園
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おおあばれ

この日は久しぶりに畑へ繰り出し、3時間ほど作業しました。
冬季は作物が少ないので耕作もなく、雨や雪で土の粒子が下りて行き、
さらに作物を収穫する時に踏み固められ、土はガチガチに固まっています。

そのまま耕運機をかけてもローター(爪)が弾かれてしまうので、
シャベルを使い、人力で粗く土を起こしてからでないと耕作が大変です。

その後にヤタ(分解が進んだ籾殻)を撒き、さらに鶏糞を撒いて、
耕運機を入れ、部屋で云うと16畳分くらいを耕作しました。
シャベルと耕運機で疲れ方が変わらないのが不思議。

さて、この用地には何を植えようか。
知り合いがジャガイモの種芋を分けてくれると云うので、
ズラッとジャガイモだけで埋め尽くしてもいいかな。

こんなことを書いているとお腹が空く……。

  1. 2022/01/23(日) 23:59:00|
  2. 菜園
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ザクザク

昨日はヤーコンの地上茎を全て刈り倒したので、
本日は朝から押切で寸断する作業に明け暮れました。
下手をすると大怪我になるため、取り扱いには注意が必要です。

先日にも隼人瓜のツルを処理しており、これらを畑にバラ撒き、
あとは来年にかけての雨で静かに分解を進めてもらいます。

一昨日には農協施設からヤタを調達しました。
廃棄された籾殻が雨風にさらされて分解が進んだものですが、
ここにカブトムシの幼虫が住み着き、さらに分解が進みます。

彼らは、自らを生かす"層"を理解しており、
廃棄され堆積した籾殻の表面から10cmほど深くに潜り込むのです。

適度な湿度と温度に守られた状態で、栄養分が豊富な層を食べ進み、
結果として、彼らはミカンくらいの大きさまで丸々と太ることができ、
その下層には分解済みの堆肥が出来上がるわけです。

この堆肥と、冒頭でも挙げた畑で生じる残渣により、
我が家では殆ど肥料を与えずとも野菜が栽培できるという現実。
こんなものが無料で調達できるなんて、実はとんでもなく贅沢。

そして収穫の少ない春までは、ヤーコン、白菜、大根などが採れます。
用地内には柚子が採取でき、さらに叔父からは自然薯。
スーパーでは魚や肉だけを買うだけ。

……幸せだなぁ。

  1. 2021/12/22(水) 23:59:00|
  2. 菜園
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手に水ぶくれ

隼人瓜(ハヤトウリ)のツルを全て処理しました。
6畳1間の部屋よりも広い範囲に展開したツルですから、
それはもう大量にあったのですが、なんとか母と二人で消化しています。

処理に使ったのは押し切りです。
隼人瓜は寒さに弱く、霜が下りる時期になると一斉に枯れてしまい、
やがて水分が失われて繊維質が強くなり、こうなると切断しづらくなります。

よって処理するなら水分が残っている内が望ましく、
少し前に全収穫を終えたため、のんびり構えてもいられないわけですね。

私は本業が忙しかったので、母が6割くらいを処理してくれました。
こうしてザクザク切り刻まれて生じた残渣(ざんさ)は、
畑に撒いて朽ちるのを待って堆肥化させます。

今年の隼人瓜は、とにかく色々な人にお裾分けしました。
「ストレートつゆに練りワサビを入れて漬ける」という、
我が家なりの食べ方もできたので来年にも期待したい。

収穫しやすいように展開させるには……次は低い矢倉かな。

  1. 2021/12/12(日) 20:00:02|
  2. 菜園
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海老で鯛を釣る

少し前、副業の現場で九州出身の方に隼人瓜を渡したところ、
とても喜ばれ、この日は返礼にと大きな柿をいただきました。

「俺は日本一うまい柿だと思った」
「いただきます!」

私の母は柿が大好物……気づくと消えている。

昨年に植えた隼人瓜1株を定植させ、越冬に成功してから今年も1株。
越冬に成功したものは体力があるのか、今年に植えたものより大きくなり、
矢倉が半壊したことで全用地に拡大し収穫量が増えています。

元より一家の食卓を支える程度で「足しになれば」と始めた畑ですが、
思いがけずの大収穫は一家に消化しきれず、そして隼人瓜は寒さに弱い。

そうなったら欲しい人に譲るのが道理みたいなものです。
云ってしまえば、我が家のような貧乏人に許される「堂々たる大盤振る舞い」。

そこに一つの結果として、柿が返って来ました。

「わぁ大きい!」
「化けたもんだね」

たまに起こる、こういう出来事が畑を続けさせます。

  1. 2021/11/30(火) 23:59:00|
  2. 菜園
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枯らすに至らず

この日は殆ど食事も摂らずに仕事をしておりました。
運動にもならないのでお腹が空かない……良くない状態です。

年末にかけては一雨ごとに気温が下がるものですが、
その割に昼間は暖かいことが多く、そのせいが隼人瓜が枯れません。
霜が下りる時期には一斉に変色するのに、まだ実をつけています。

放っておくと小麦粉の袋くらいには大きくなります。
しかし副業の現場にいるブラジル人さんによれば、
ほぼ味や風味らしきものがない隼人瓜でも───

「大きすぎると味がぼやける」

───とのことで、あまり大きく育てる意味はなさそう。
可食部(体積)が増えそうな印象でも、実は皮が分厚くなり、
いびつな表面で皮が剥きづらくことも理由であるように思います。

あと何個くらい収穫できるんだろうか。

  1. 2021/11/21(日) 23:59:00|
  2. 菜園
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ツルものの制御

何度目かの隼人瓜(ハヤトウリ)を収穫。
夏に作った矢倉が台風で半壊してから数ヶ月、
ツルは全用地の3割ほどを占領し、あちこちで結実しました。

見た感じでは、株元よりもツルの先で数多く生っており、
さらに「株元よりも低い位置のツル」で大きくなるようです。
ツルは株元からフェンスをまたいで用水路側へ下りています。

サイフォンの原理なのか、株元より低いツルの先々へ養分が回り、
実際に株元の周囲よりも沢山の実が生っているのが現状です。

しかし……来年はどうしよう。
これまで合計400個くらいは収穫しているはず。

現在は───

・A株───1年株(越冬に成功した昨年の株)
・B株───今年から新たに定植させた株

───こうなっています。
A株に比べ、やはりB株は生長が遅かったです。
その差は成人と子供くらいで、もはや勝負になっていない。

ただしA・B株とも越冬に成功した場合、
来年になれば足並みが揃うわけで……とんでもない収穫量になる。

次回は剪定するしかないか?

  1. 2021/11/14(日) 18:54:04|
  2. 菜園
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拷問

先日、菜園の仲間から獅子唐(シシトウ)をいただきました。
私も大好きで、天ぷらなどでは大半を平らげるほどなのですが、
今回いただいた獅子唐は、とにかく大きい───20cmほどあります。

せっかくの大きさだから焼いて食べてみたところ、なかなか美味い。
調子に乗って3本目を口に運んだら辛かった……のが3日前の話。

獅子唐は「野菜(または食べ物の)のロシアンルーレット」とも呼ばれ、
20本ほどあれば辛いものが2つ3つは入っているものですが、
本日にも母が焼いてくれたので食べたところ───

「ぼあああああぁ!!」
「当たったの?」
「ああああああ! うごおおおお!」

───熱湯を詰めた水風船が、口の中で破裂したような辛さでした。

頭が咀嚼(そしゃく)を拒否する。
食べ物が無理やりに口をこじ開けて外に出ようとする感覚です。

辛いものを食べて認識の甘さを痛感する、そんな朝。

  1. 2021/11/11(木) 23:59:00|
  2. 菜園
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お茶うけに良し

この日も仕事だけ。
次第に収穫量を減らしつつあった隼人瓜(ハヤトウリ)は、
ツルに隠れて採られずにいたものが巨大化しています。

我が家での食べ方は、ストレートつゆ(薄めないやつ)と、
チューブわさびを3~5cmほど入れて浅く漬けたものです。
蕎麦っぽくてポリポリいけます。

水煮も良かったけど、漬物もいいな。

  1. 2021/11/10(水) 23:59:00|
  2. 菜園
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割と高い

地元では隼人瓜(ハヤトウリ)を見かけること自体から少ないのですが、
本日たまたま見かけたところ、なんと1個250円という値段でした。
やや大きいという程度で、これなら我が家の畑で100個は採れている。

じゃあ売れば25,000円の儲けじゃないか!

───と考えもしますが、出回る数が少ないから250円。
手軽に入手できれば珍しくなくなるし、高くもなくなる。

一方で、母がお裾分けした外国人の中には「売ってください」と云う人も。
お裾分けという形では「(母に)会った時しか手に入らない」わけですから、
むしろ気兼ねなく入手したいのなら手軽に購入したいのでしょう。

また、畑で採れた野菜を売る時には許可が必要になる場合もあります。
借りている菜園の場合、営利目的での使用は禁じていたり、
無農薬を売り文句にする場合は法律が絡んだり。

というわけで商売をする気は全くありませんが、
想像以上に「気に入った」という人が多かったので、
家庭菜園をやっている人には、栽培できるように教えるのもアリでしょう。

今回も越冬させることが出来ればいいな。

  1. 2021/11/07(日) 23:59:00|
  2. 菜園
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採れるものが少ない

今期の隼人瓜(ハヤトウリ)は、正確な数こそ確認していないものの、
おそらく400個程度は収穫できており、色々な人にお裾分けしました。

副業の現場でも───

・「食べたことない、どんなの?」の地元人
・「ふるさとの味!」のブラジル人
・「懐かしいなぁ」の長崎人

ブラジルの方には今期だけで三度も渡しています。
大きさに驚かれるくらいには良い出来だったようです。

今回の隼人瓜は、昨年から越冬に成功した株が一つ、
そして念のため残しておいた種(実)で合計2株です。
越冬できたものは株が大きいため収穫量が多い。

よって総量としては前年に比して1.5倍くらいです。
これが両方とも越冬に成功すると2倍になるのでしょうが、
用地も必要なので、ツルを展開させるには工夫しなくては。

隼人瓜は秋から冬にかけての短期間しか採れません。
貴重な収穫なので、どうにか定着させたいものです。

頑丈な矢倉を立てるしかないか。

  1. 2021/11/06(土) 23:59:00|
  2. 菜園
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ちょっと欲しい

仕事の合間に、母から頼まれて他所の畑へ行きました。
稲刈りを終えた農家で生じた藁(わら)をいただくためです。

藁は野菜作りにおいて幾つかの使い道があります。

・用地に敷いて、水分の蒸散や霜が下りるのを防ぐ。
・結実したものが土に触れないよう下敷きとして。
・収穫物の一次的な保存に緩衝材として。
・細かく刻んで堆肥化。

農家側が小規模な畑向けに販売することもあるようですが、
地元では「欲しいなら勝手に持って行って」という感じです。

よって許可さえ得ていれば立ち合いなどもないため、
たまに同様の目的で見知らぬ人と藁を搔き集めたりすることも。

今回は知り合いがリヤカーを貸してくださったので、
生まれて初めて昔ながらのリヤカーを引いて歩いてみました。
もう「リヤカーって何?」という世代も多そうです。

何も積まないと非常に軽く、旋回などの機動性が高い。
リヤカーは左右2輪で、何も積まない/荷台が軽いとハンドル側に傾き、
ある程度の重量を積むと荷台側に傾くという、れっきとした軽車両です。

そのため歩道は歩けない───というより車幅が広くて通れない。
一方で車道においては通行妨害になるため、さっさと横断する必要がある。
そして、ちょっとした坂道ではリヤカーの自重で"押される"ので怖い。

肌寒い風、夕暮れ、静かな農道、リヤカーを引いて歩く中年男。
うむ、私みたいな田舎者には美味しい経験だ。

職業選択を誤ったかも。

  1. 2021/11/02(火) 23:59:00|
  2. 菜園
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