折らないけど

先日に油抜きした柵用の竹に防腐剤を塗布してみました。
通常の木材であれば表面の色合いまで変わるのですが、
やはり竹は、せいぜい断面からの染み込みに期待する程度です。

ところで真っ二つに割った竹は断面が鋭く、下手に触れると怪我をするため、
私はオルファのフックカッター(L型)で整形しているのですが、
本来は段ボール箱のPPバンドなどを切るために使うものです。

竹アーチを製作する時にも使っていたものの紛失してしまい、
先日に改めて買おうとしたところ3件目のホームセンターで買えました。
人気がないのかな……使いやすいと思うんだけど。

メーカーが想定していないであろう用途ではありますが。

世界の粒

高校時代の友人と話し、制服の話題になりました。
私たちが卒業してから制服が変わったようで、カバンも違うようです。

こうした変化は中学校でもあったようで、
男子生徒は学帽が廃止され、革製の手提げカバンは肩掛け式に変わり、
体操服などを持ち歩くためのナップサックも様変わりしています。

就学当時、学帽を被らない生徒は体育教師などにビンタを食らっていましたし、
カバンをペラペラに薄く潰すといった加工的な流行までありました。
手提げ式は手のひらにタコができるので、軽くしたいのは分かりますが。

私はそうした反抗意識というものが全くなかったため、
きちんとホックを留め、カバンは分厚いままで歩く生徒でした。
より正しくは「校則を破ってまで望むことがなかった」という感じでしょうか。

ふと思ったのは、持ち物が変化しても同様の傾向はあるのかということです。
仮にあるとして、どのような意味を持たせて独特の形を取ったか。
何割かの生徒をなびかせる共通概念とは何なのか。

なびかない側の生徒であった自分にとり、これは興味深いです。
今後も時代ごとに変化するものであるなら、それが子供の正体なのではないか。

学帽で制服を擦って、静電気を起こしたりしたなぁ。

どっちに似た?

少し前に母が検査を受けた時の結果を聞きに行きました。
私より少し若い女医さんが入院当時から母を診ています。

「息子さんですか?」

母が頷くと「そっくり!」と驚かれました。
少年期の私は、前髪を上げると額(ひたい)から鼻にかけては母に似たと思い、
それは父が亡くなった後、幼児期の私を抱き上げる父の写真を見るまで続きます。

その写真の中の父は、まるで私と同じ雰囲気でした。
中年太りの様子までなぞり、血は争えないものだと苦笑してからは、
むしろ私は母よりも父に似たのだろうと思うほど、瓜二つだったのです。

ところがそうして今日は母に似ていると云われます。
医師は私の父を知らないので母との共通点に驚いたまでですが……。

こうして日記にすると、ずいぶんバカなことを記していると痛感します。
私は父の母の子なのですから、どちらにも似ているのです。
幾つかの特徴を併せ持ち、一つであって一つでない。

そんな私の半分を形作る遺伝子の持ち主たる母は、
医師から「異常なし」を云い渡され、胸を撫で下ろしていました。

素材の特性

先日の作業で油抜きを施した柵用の竹は、早くも日光で古ぼけた色合いです。
しかし加熱にムラがあると色合いにもムラが出るようで、これは難しい。

現状では屋外でバーナーを用いての加熱・油抜きです。
ある温度に達した時、竹の表面にジュワっと泡が立ちます。
どうやら、この時にムラが生じるかどうか決まるようです。

問題は、続く行程でも予想されます。
たとえば竹の亀裂に強風が吹き込んだ時のことです。
笛のような音が「ピュウウウ……」と四六時中も鳴ったとしたら喧しい。

……日増しに自信がなくなります。
やっぱり補強用の木材も種類を変えたほうがいいかな。

昨日は、竹を提供してくださった知人のところへ返礼に行っています。
この知人を介し、竹林の所有者からいただく形での入手でしたが、
竹林は兎角こうして持て余すことが多いのだとか。

それでも私たちにとっては貴重な資材。
出来るだけ無駄にしないのは勿論のこと、作る以上はしっかりしたものを。

ちょっと色々調べてみよう。

好き嫌いの限界

妹の彼氏君に、わが家で育てたシイタケを渡しました。
キノコ類が好きだそうで、ちょっと意外。

「僕は少し苦手かな、とくに干しシイタケを水で戻したやつの匂いとか」
「でも弁当に入ってたやつは美味しかったですよ?」
「あ、もう食ったんだ」

妹の昼食は、おかずの行き先が本人だけとは限らないようです。

「あの、たまにテレビとかで見るじゃないすか、鍋のやつ」
「キノコとか山菜とかが入った?」
「そう、あんなの絶対に美味いですよ!」

よい機会なので聞いてみることにしました。

「じゃあマツタケは?」
「あれは……正直あんまり」
「あぁ、そこは僕と同じなんだ」
「焼いたのとか美味そうなもんですけど」

私自身、好き嫌いの種類は少ないつもりではいましたが、
歳をとると今度は「いつまでも美味しく食べられないこと」が悔しく、
どうにか(よく噛むとか香りを深く嗅ぐとか)努力したくなります。

しかしマツタケの香りについても「日本人なら例外なし」というわけではなく、
やはり苦手な人も居るようで、そこは体質により個人差があるのでしょう。

それでも体質的に無理なものは美味しく食べられないのでしょうか。
生まれつきで決まっているのだとしたら、それはそれで寂しい話です。
高価ですから、我慢してまで食べることはないのでしょうが。

ピーマン、ニンジン、グリーンピース、キュウリ、トマト、ナス、
シナモン、こしあん、つぶあん、薬なら粉薬と錠剤……一通り平気なのになぁ。

おためし期間

日暮れからの寒さがぶり返し、うっかり腰をほぐし忘れそうになります。
畑が忙しくなる時期にギックリ腰は御免です。

今日は母の仕事場にある柵の自作を開始しました。
と云っても失敗があり得るので、試しながらの作業です。
柵の幅が最も短い500mmの場所から試そうと思っています。

柵の幅は3種類に大別することが出来ました。
中央の門扉から左右に展開し、向かって右側が広く、左側は少し手狭な感じ。

[A][B][B]-<扉>-[B][C][C]

[A]───500mmくらい
[B]───700mmくらい
[C]───1800mmくらい

この[A]から始めるわけですね。

鉄製だった柵を、竹をはじめとした木材のみで作成するわけですが、
支柱を流用するので多少の強度は期待できそうです。

柵の向こう側は花畑で、近道を目的として乗り越えることはありませんし、
もともと防犯を目的とした高さではないため、これくらいが妥当と考えます。
あとは竹以外の材料に強度がほしいところ。

いずれ作り直すこともあるでしょうが、半壊している現在よりはマシなはず。
竹そのものにも防腐処理を施すことで耐久性を持たせたいです。

さて、どうなるかな。

100もない

雨を見越して畑で作業をしておりましたが、降らないままでした。
本日は北海道ジャガイモの種芋9個を仕込んでいます。

すでにジャガイモは十分な(むしろ必要以上の)量を植えていますが、
母が知り合いからいただいたので急きょ用地を確保しました。
時期的には彼岸を過ぎているし育ってくれるかどうか。

それはともかく、夜になってから足元に落ちていた紙切れを見た時、
その下にチラチラと揺れるものが見え「もうそんな時期か」と思ったら、
音や振動に鈍感な点が気になりました。

"あいつ"なら、とっくに逃げているはず。
そう思って紙切れをどけると、期待した姿とは異なるものが居ました。

(ムカデか!)

冗談じゃない、眠っている間に毒顎で噛まれでもしたら災難です。
しかし70mmほどの体長は意外と素早く、すぐに紙切れの下へ潜り込みました。
その紙切れごと踏みつけると、涼しい顔をして隣にあった雑誌の下へ。

さらに雑誌ごと踏みつけても逃げ回り、あっと云う間に家具の影へと消えました。
ここで捕獲して逃がすことを考えなかったのは、噛まれる可能性があったからです。

これじゃ、おちおち眠れない。
そう思いつつも数時間後に日記を書いていると───

(うおぉ!)

───キーボードの向こう側から、まさかの再登場でした。
ペンタブレットを横断して机から落下し、コンビニ袋の中へ。
しめた……これなら殺さずに済む。

ただ、彼は袋の内側をも平気で這い上がって来ます。
適当に袋を揺らして袋の底へ落としながら玄関を出て、草むらで解放。

長いこと同じアパートで暮らしていますが、ムカデの侵入は初めてでした。

「これはそうだけど、あれはそうじゃない」

中年期に入ると体調面で「ん?」と思うことが増えるとされますが、
どちらかと云うと、私は見た目と機能に集中している感じです。
具体的には白髪と視力(体重とかは話題にもしたくない)。

とくに後者は苛立ちがつのるようになりました。
先日に購入した「モンスターハンターXX」をちょこちょこ進めていると、
とっくに手元の焦点が合わなくなっている現状が、際立って感じられます。

近視と老眼の組み合わせは最低です。
「身の回りは見える(近視)」と「手元が見えない(老眼)」が重なるので、
手元で焦点の合う範囲が極端に狭くなるわけですね。

こうなると眼鏡の掛け外しが起こります。

・本を読む時は眼鏡を外すか老眼鏡をかける。
・パソコンを扱う時は通常の眼鏡をかける。
・本よりも近い距離で見たい場合は老眼鏡。

……ああぁぁぁイライラする!

対策は遠近両用を買うこと。
これとて万能ではありませんが、今よりはマシになります。

買っちゃうか……仕事に余裕がある内に慣らすべきかな。

黒き孤高

買い物の道中、カラスが身の丈よりも長い木の枝をくわえて飛び立ち、
道路を横断する途中で強風に煽られ、姿勢を崩して着地しました。

「おいおいおいおい」

こちらが減速すると再び飛び立ち、対向車線でも着地。
すると対向車線の車両も減速し、この数秒間でカラスは横断を終えます。

「あんな大きな枝……巣に使うのかしらね」
「よく飛べたなぁ」

枝は80cmくらいあったので首に負担がかかりそう。

「あれを思い出したわ」
「あぁ分かる」

十年くらい前、母の散歩に付き合って実家から数キロ離れた場所にて、
カラスがトンビを煙たがって追い回す様子を見ています。

逃げるトンビの周囲を「あっちへ行け!」とばかりに飛び回り、
それは徐々に高さを増し、私たちが視線を外しても続いていました。
あまりにも長く飛び続けるので圧倒され目を奪われたわけですが……。

あろうことか、その威嚇行動は大きなマンションを超える高さにまで達し、
さらにさらに高く、青空に溶けて見えなくなるまで続いたのです。

見上げる私たちの様子を見た通行人の男性が不思議に思ったようで、
私たちが指差す方向に飛んでいるゴマ粒のような鳥の姿を見ると、
「どこまで行くんだ?!」と、呆気にとられたほど。

カラスって、普通の鳥とは何かが違ってて好きです。

1点の違い

榾木(ほだぎ)に生えたシイタケを収穫しました。
そんな本日は実家にて揚げ豆腐の餡かけ。

私はシイタケがそれほど好きではなく、干しシイタケを水で戻した匂いも苦手で、
これまで好んで食べることはしませんでしたが今夜は別でした。
母がシイタケひとつを薄く切って餡の中に混ぜたのです。

「んん?」
「なに? 味がおかしい?」
「なんだこれ?! うまい!!」

採れたてのせいか使用料が絶妙なのか、揚げ豆腐が非常に美味しくなりました。
シイタケを入れなくても十分に美味しく食べられる料理でしたが、
この時の私にとっては99点が100点になった味わいです。

2月末に購入した榾木にもシイタケが生え、これからが楽しみになりました。
プロフィール

七片 藍

Author:七片 藍
フリーイラストレーター

当ブログについて
:本家[ether]
:mixi[499935]

カレンダー
03 | 2017/04 | 05
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 - - - - - -
カテゴリ
検索フォーム
最新コメント
月別アーカイブ
QRコード
QR