第27緑化地区

フリーイラストレーター七片藍のブログ/第27緑化地区

微生物も食わない

5月も終わりです。
今日は手すり作成のため、母の仕事場で座り込んでいました。

土台の木材は表面がクッキーのようにザラザラで塗装が泡立つため、
電動サンドペーパーで表面処理するまでが本日の行程。
塗料(オイルステイン)の色味を確認するため、ちょっと作業を中止。

かわりに、修理するつもりで持ち込んでいたレーキを研磨しました。
レーキとは農具としての熊手(くまで)のことで様々な種類があり、
私が畑で使っているものは、引き抜いた雑草を掻き集める用途です。

先端の5cm程度が90度に折れ曲がった細い金属棒を20本ほど束ね、
束ねた箇所から扇状に開き、用途に応じて開き具合を変えられます。

ただ、直すのは熊手部分ではなく柄(え)の部分です。
畑には竿状の大きな農具を保管する倉庫などはないため、
基本的に野ざらしで、雨、泥、そして紫外線により劣化します。

とくに悪影響があるのは雨と泥です。
立て掛けておいたものが倒れ、柄が土に触れ、さらに雨が降ると、
木材である柄の表面が腐り、分解が進んでスポンジ状になります。

さらに放置すると内部にまで侵食が進んで簡単に折れる。
今のところ分解は表面層だけなので、この層をサンドペーパーで除去。
厚さ3mm程度とは云え、さすが直径6mmも小さくなると細い……けど仕方ない。

そして防腐ソートを塗布して完了。
なんとか使用に堪える強度は残っているようなので、まだまだ役立ちます。

明日は手すり取り付けまで漕ぎつけたいな。

  1. 2018/05/31(木) 23:59:00|
  2. 修理
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巨漢のお漏らし

実家の冷蔵庫が不調なので対応しておりました。
よくある水漏れですが、そんなに型が古いというわけでもない。
保障期間は過ぎているから確実に有償修理となるでしょう。

調べてみると除霜機能が制御不全を起こすらしく、野菜室の奥で凍結が起こり、
その氷が解けて水漏れとなるそうで……とにかく使い方には問題ない。
背面のコンピュータに問題があるようです。

さりとて修理は1万を超えるとも出ていて頼りたくもない。
仕方がないので、まず野菜室の全てを取り出して内部を調べました。
この冷蔵庫は上から───

・1段目……冷蔵室
・2段目……小冷凍室・製氷室
・3段目……野菜室
・4段目……冷凍室

───という構成になっており、
野菜室は2段目の小冷凍から下りてくる冷気も流用しています。
ここでの温度差が凍結に繋がり、融解して水漏れになるようです。

下部のダクトみたいな箇所の下には受け皿があり、そこは凍結していました。
ここに結露が続いて溢れ、野菜室の底部に水が溜まって下の冷凍庫の脇を通り、
さらに滴って床へ……という流れでしょうか。

以前に同様の水漏れがあった際は、しばらく電源を切って放置しました。
水漏れは止まったものの、それは野菜室の奥にある凍結が解除されて解氷し、
その水を一時的に拭き取って解決したに過ぎないと考えられそう。

コンピュータの不良なので根本的な解決ばかりは無理な話ですが、
とりあえずダクト部を解氷して全ての水分を取り除きます。
内張りを分解したいけど構造が複雑で外れそうにない。

さて、このまま元に戻しては時間稼ぎにもなっていないので、
ダクトに布製の紐を通し、向こう側で結び目を作って抜けないようにします。

結露した水分は受け皿から紐に浸透し、さらに紐に吸い「下げ」られ、
野菜室の外まで伸ばした紐は、下の冷凍室へと垂らして冷却してもらう。
紐がガイドの役割を果たし、少なくとも野菜室の底部全体には拡がりにくいはず。

まずはこれで様子を見よう。

  1. 2018/05/27(日) 23:59:00|
  2. 修理
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ご機嫌取り

先日の刈払い機でプライマリーポンプを失敬してしまったので、
耕運機Bのキャブレター修理を進めるため、改めて買いに行きました。
このお店には何度か顔を出していて店主と話し込んだりもします。

「───というわけなんですよ」
「ん~……」

今日は、水曜日の記事に書いた現状を挙げた上で相談してみました。
それよりも、今ここで修理を依頼すれば問題は解決するのでしょうが。

「2回目の洗浄は、念入りにしたつもりなんですけども」
「そうねぇ……でも、これなんて3回もバラしたのに動きゃしないよ」
「そんなに?」
「何が悪いんだかねぇ、あちこち直したのに」

ここで云うところの「動かない」とは、正常な始動に則った場合のこと。
つまり"メーカーの指定した手順ではないこと"が問題となります。

「***の時に***ならば始動する」といった特殊な手順で始動した場合、
大抵は通常手段でも始動せず、少々の例外でプスンと止まってしまう。
そして再び特殊な手順を踏んでの始動を強いられます。

例えば車のエンジンをかける時に「後ろから誰かに押してもらえば」とか、
「半ドアの状態なら」といった手順が必要なら、不便極まりない。
そんな特殊な条件などなくても始動できるのが理想です。

それでも今日は一つだけ新たに疑える箇所を指摘されました。

「これは……そのまま取り付けてました、何も細工はせずに」
「何度も押されて変形する可能性もあるよ」
「基準は水平に?」
「だろうねぇ」

お店としては部品購入も収入に含まれるし、質問は許されるはず。

「すみません、色々と聞いてしまって」
「いいよいいよ」
「もうちょっと頑張ってみます」
「うんうん」

これで何度目かの激励となり、再び挑戦してみます。

  1. 2018/05/25(金) 23:59:00|
  2. 修理
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一つずつ、一つずつ

今日は休みなので早朝から草むしりをしておりましたが、
2時間ほどで雨が降り始めてしまい、完全とは云えない状態で中止。
トウモロコシが発芽していたし、これで生長が促されることでしょう。

耕運機の修理ですが、ちょっと現在は停滞しております。
なぜかと云うと耕作する用地がないから。

現状を書き出すと───

・点火プラグ交換
・ダイアフラム交換
・クリーナーエレメント交換
・キャブレターの分解清掃2回
・マフラーを焼いてカーボン除去

[1]チョークを閉じた状態では始動しない
[2]チョークを開けた状態でも始動しない
[3]チョークとスロットルを開けた状態なら始動する

───こんな感じです。

チョークは霧状の燃料に空気を混ぜるための吸入口。
よってチョークを開くことで「燃料+空気」の"混合気"となりますが、
チョークを閉じることで燃料の濃度を上げ、点火しやすくするわけです。

その状態で始動しない([1])ということは、
燃料が濃すぎる(または少ない)か、空気の不足。
では空気を増やせば始動するのかというと、そうでもない([2])。

スロットルを開けることで燃料の吸入量が増すため、
これとチョークが開いていれば始動する([3])……と判断すれば、
[2]と[3]の違いはスロットル(燃料増加)なので、[1]では燃料が足りない?

しかしプラグヘッドが湿っており、燃料が過剰供給されたらしき「燃料かぶり」。
これを見る限り燃料が濃すぎるので、燃料不足の線は違うようにも思える。

エンジンの中では、燃焼室で燃焼できずに残った燃料が残っています。
これを追い出してやらないと濃度が上がったままとなり、やはり燃焼できません。
プラグを抜いた状態でスターターロープを引き、燃料を追い出してやるも始動せず。

う~む、また最初から整理しながら原因を特定したほうがいいかな。
知識がないところから始めて色々試したので、経緯が行ったりきたりしています。

でも、思っていたよりもずっと面白い。

  1. 2018/05/23(水) 23:59:00|
  2. 修理
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本日は晴天なれど

副業に向かう夜明けの空は、生コンクリートが波打ったような曇天でした。
肉体労働にとって低めの気温は歓迎すべきものではあったものの、
まさか日中を過ぎて夜になっても低いとは……室温20℃?

本日は昨日のエレメントと同じものを2つ作って畑に行きましたが、
昼間は非常に風が強く、自転車にエレメントや道具を載せて畑に到着すると───

「あれぇ?!」

───エレメントがない。
道中は立っていると倒れそうな突風まで吹いており、
被っていた帽子に視界を遮られた時、エレメントが入った袋を飛ばされたようです。

引き返して探したものの、それらしきものは見当たりません。
たった200メートルほどの距離でも、これだけ風が強くては諦めるほかない。
まだエレメントの余りがあるので新たに作れば良いだけですが……。

風が強すぎて、新しい燃料を試そうにも土埃が入りかねません。
バーナーの炎も安定しないからマフラー焼きもできない。
良い天気だけど作業には向かない日です。

やれやれ、明日にするか。

  1. 2018/05/19(土) 23:59:00|
  2. 修理
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新鮮が一番?

耕運機Aの燃料タンクを洗浄し、ストレーナーを交換しました。
ストレーナーは経年劣化で燃料の吸い上げが困難となります。
しかし体感的に供給量が低下していない反面、別の問題がありました。

左が交換前、右が新品。
20180517.jpg

見ての通りフィルターも変色してはいますが、
よく見ると左は金属部分が欠け、錆びている箇所もあります。
この錆がタンクの底に沈殿し、幾らか燃料を劣化させていたようです。

さて、それを解決して快適に始動したのかと云うと───変化なし。

……燃料そのものの劣化かな。
携行缶の燃料に一定割合でオイルを混ぜ、混合燃料とするわけですが、
私はガソリン購入時に予備の燃料を作ってしまうのです。

よって基本的に買ったばかりのガソリンというわけではなく、
耕運機を使わない時期を挟めば、それだけ燃料は古くなってしまいます。
新しいガソリンに変えただけで始動したという例もあるそうです。

ちょうど備蓄の燃料も尽きかけていたし、新しく買うことにしました。
まだ試していませんが、これで始動したら笑っちゃいます。

それとは別に、マフラーを焼いてカーボンを落とす作業もあります。
この際だから手入れ出来ることは全て済ませてしまおう。
今まで何もしなかった罰です。

バーナーや七輪で内部の油分が飛ぶまで焼くそうですが、大丈夫かな。


  1. 2018/05/16(水) 23:59:00|
  2. 修理
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乳首なら男にもあるわ!

我が家の持ち物となった刈払い機を自治会に貸し出すにあたり、
本日は始動方法を解説するはずが、出鼻を挫かれました(こればっか)。

「まず、ここのプライマリーポンプを───あ」
「どうしたの?」
「……破れた」

プライマリーポンプとは、燃料タンクのガソリンを吸い上げる機能です。
ちょうど(穴の開いていない)哺乳びんのニップルみたいなもので、
柔らかい素材なので経年劣化で硬化します。

プコプコと押すことで燃料が吸い上げられるわけですが、
これでは燃料供給そのものが不可能なので、急きょ交換する事態に。

プライマリーポンプの予備を買っておくほど用意は良くありません。
ただし昨日のキャブレターに使われているものを流用できますから、
自宅まで取りに帰って、戻って交換して始動。

本日は朝からの雨だったため月次清掃は中止となりましたが、
なんとか動いてくれたものの格好悪いったらありゃしない。
きちんと点検しておくべきでした。

しかし、きっちりと仕事はしてくれるので可愛いやつです。
芝刈り機で刈り取れなかった場所の雑草も片付きます。

耕運機A、耕運機B、そして刈払い機……面倒を見る奴が増えたな。

  1. 2018/05/13(日) 23:59:00|
  2. 修理
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心臓の石

「稼働状態を見たことがない耕運機B」のキャブレターを外してみました。
過去に燃料を吸い上げるためのプライマリーポンプを交換しており、
理由は単純に「脱落しているから」というだけです。

それから耕運機Aのキャブレター分解洗浄を経て、
僅かながらも分解知識を得た状態で"B"に挑戦することとなり、
このたび2度目(2個目)の分解となって、初っ端から問題ありでした。

機体(耕運機)から取り外した後、キャブレター本体が分解できない。

キャブレターは2枚のガスケットを挟んで3つに大別できますが、
ガスケットが接着剤のように硬化しており、出鼻を挫かれました。
仕方なくガスケット層にナイフを入れると───パキッと音がして分離。

内部のダイアフラムメタリングは膨張したまま固まっていて、
押しても凹まないので、内部に何らかの異物があることを示します。
さらにメタリング層を剥がすと───

「(うげぇ……)」

───心の中で真っ先に呟きました。
燃料は、長時間が経過するとガソリンが気化してタール状になり、
さらに経てば常温で飴細工のように凝固・固体化するのです。

見た目としてはコーラ味の飴(の欠片)みたい。
コップに注いだ水を冷やすとコップの形で冷え固まるように、
キャブレター内部の形状どおりに燃料が固形化していました。

クリーナーをかけると黒っぽい液体となって溶けていきます。
ゆっくりとインスタントコーヒーの顆粒が水に溶け出す感じでしょうか。

これは長期戦です。
細い燃料の通り道で同様に固まっていたら面倒なことになります。
さらに燃料の行き来を開閉する箇所は、ベタベタに固まって動きませんでした。

これらを総合して人間の心臓に例えるなら、
心房内で血液が石のように凝固し、収縮と膨張が出来ない状態です。

耕運機Aの時よりも突っ込んだ分解と洗浄が必要となりました。
当然ながらダイアフラムは要交換ですし、メインジェット側も分解洗浄。
これが成功すれば、もう怖いものなしな感じさえします。

お金にならないことばっかりしてるな私……。
お金をかけずに直すための挑戦ではあるけれど。

えぇと、クリーナーで少しずつ固形化燃料を溶かして、拭き取って……。

  1. 2018/05/10(木) 21:44:47|
  2. 修理
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七片 藍

Author:七片 藍
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