第27緑化地区

フリーイラストレーター七片藍のブログ/第27緑化地区

線上

隣室の玄関前でセミが引っくり返っていました。
死んだものと思ったら僅かに脚を動かし、もがいています。
摘み上げると「ギギッ」と鳴いて羽ばたいたので、空へ放り投げました。

数時間後、帰宅すると同じ場所でセミが引っくり返っています。
よもや同じセミとは思えませんが、やっぱり僅かに脚を動かしている。
しかし今度は摘み上げても鳴かない。

いよいよ彼の命が尽きるのかと思い、草むらへ運ぶことにしたところ、
急に飛び立って近くの電柱に留まりました。

こうして、よく生き物が死ぬ寸前あるいは死んだ後に出くわします。
数日前はタヌキが車に轢かれていたため死体を道路脇に寄せましたし、
今日も同じく猫と思しきものを発見しています。

ある人から「看取ってほしい人の近くで死ぬのでは」と云われ、
そのことを母に話すと、昔は私と同じように発見することが多かったとのこと。
その上で、そうした性質が私に代替わりしたのかも───と云います。

とくに足元ばかりを見ながら歩いているわけでもないし、
今日の猫にしても出先で車内から見えたものでした。

たしかに草むらや道路脇に移動させることは多いですが、
これは近所のお寺に住んでいた庵主さんから云われたこともあり、
「隠してあげるだけでいい」との言葉から続けているだけのことです。

動物の死に関わる人間なら同じ動物には避けられそうなものですが、
犬や猫には好かれるので、彼らに嫌われているわけでもない様子。

最近は近所の黒猫が2匹になっていました。
お願いだから事故で死んだりしてくれるなよ。

老衰はともかく、酷い有様を見るのはそれなりに辛い。

  1. 2018/08/04(土) 23:59:00|
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駆除成功

太陽が怒り狂ったような暑さでした。
ベランダで手すりに触ると火傷しそう……いつまで続くのか。

そんな炎天下でも水棲生物でありながら水中へと逃げられない生物がいます。
半月前に副業への道中で見つけた、外来種であるジャンボタニシの卵塊です。
農家の方が苗を食害されないよう採取・処分しています。

水棲生物ゆえ、水のないところに捨てれば繁殖を阻めると思いがちですが、
ジャンボタニシの卵は水中でなく空気中から酸素を得て孵化するらしく、
繁殖をやめさせるには水に浸けたほうが良いそうです。

そのため畦道に捨てられた卵塊が気になっていましたが、
コンクリートの上に捨てられたものは念入りに踏み潰されており、
用水路の草むらに捨てられていたものは除草作業で散り散りになった様子。

後者は跡形もなく消えてしまっています。
どちらも孵化することなく駆除されたようです。

それにしても、前者は踏み潰されて半月以上が経過しても色が変わりません。
鮮やかなピンク色はペンキのようにコンクリート上で残ったまま。
全く雨が降らないので洗い流されることもない。

人間ですら健やかな生活を送るには条件が多すぎる季節……夏。

  1. 2018/08/02(木) 23:59:00|
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灼熱

ぬるい微風で昼間の暑さが移動してくれない夜です。

本日は、あらかじめ副業の戦力が半分になることが分かっていたため、
先週のうちに報告しておいたところ、社員に早朝出勤してもらえました。
おかげで大した残業にもならずに済んでいます。

そんな副業の帰りしな、道端で蠢くものを見つけました。
おりしも熱を吸い始めた地べたに、のたうつ1匹のミミズ。
にわか雨の後でもないのに、どこから這い出てきたのか。

こういうのを放っておけない性分なので自転車を引き返して拾い上げ、
どこも乾いた土しかないため日陰を探して放しておきました。
あの場所なら3時間くらいは日差しを避けられるはず。

私は紫外線を浴びすぎるとアレルギー症状が出てしまいます。
そしてミミズの体色は"肉"という感じなので、身につまされるのです。

彼が命を繋げたかどうかは神様の思し召し。

  1. 2018/07/16(月) 23:59:00|
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逃げ場なし

7月も半分くらいが終わりました。
今日は非常に暑く、熱されたガラスに車のエアコンも歯が立たず、
車内に篭った熱気を逃がそうにも、車外が暑すぎて大差がない始末です。

そんな本日の午前中に畑の除草作業で刈払い機を使った時のこと、
やにわに母が小さく叫び、するりと蛇が逃げ隠れるのを見たと云いました。
その後は刈り進んでも見つかりませんでしたが、母は蛇が大の苦手。

その2時間後が冒頭の猛暑であったわけですが、
蛇がどこへ逃げたのか、逃げた先で無事だったのか気になります。

ちなみに除草作業は中止になりました。
あんなに暑くては作業中に倒れてしまう。

半日でいいから曇ってくれないかなぁ。

  1. 2018/07/14(土) 23:59:00|
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うじゃうじゃ

私の地元は人口が多いものの中途半端な田舎です。
畑や水田に縫い通った用水路の導水が始まってから夏にかけての間、
その水面から数十センチの高さに、鮮やかなピンク色の物体を見かけます。

大抵は用水路の壁や、植物の茎に付着する形で残っており、
周囲の景色に似合わない色であるためか、妙に毒々しい印象を受けます。
実際に毒性があるそうで、それを知るとますます気味が悪い。

これはジャンボタニシ(スクミリンゴガイ)の卵です。
稲を食害するため侵略的外来種の一つに数えられているとか。

昨日の朝、副業への道中で見たのは大量の卵塊でした。
水田の管理者が卵を除去し、草むらに捨てていたようです。

一方ではコンクリート上に塗り広げたような卵。
こちらは掻き集めた卵を踏み潰し、さらに日光で乾燥させたかったのか。

以前にも調べましたが、うろ覚えだったので調べ直してみたところ、
後者はともかく前者は孵化してしまうのではないかな、と思っています。
ジャンボタニシの卵は水中で孵化できないそうなのです。

と云うことは、むしろ水に浸けたほうが良いのでしょう。
あれだけ大量の卵が一気に孵化したら……。

2週間後が怖い。

  1. 2018/07/13(金) 23:59:00|
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住み良い水作り

先日に安価な水槽を買い、母の仕事場にあるものと換装することになり、
ついてはタナゴ水槽が少し大きくなるので立ち上げを始めました。
立ち上げとは水槽を魚が飼える状態にすることです。

魚は鰓(えら)呼吸をするため、水は人間で云えば空気のようなもので、
水の汚れは大気の汚染と同じことであり、急な汚染は死に繋がります。
そして水槽と濾過器の容積が彼らを生かす水量の全てです。

よって、水が多ければ水質の安定期間が長くなり汚染も遅くなるため、
水槽の大型化や濾過性能の向上は、魚の生命維持に大きく貢献します。

水質を悪化させる要素が色々ある中で、厄介なのは餌の食べ残しです。
魚が掃除することはないので、残った餌は水の中で傷み、腐敗します。

これを回収しバクテリアで分解するのが濾過器の役割であるわけですが、
小型の濾過器は水流が弱く、水槽の隅々までは回収してくれません。
水槽内の水を循環させるには適した大きさの濾過器が必要です。

しかし大型の濾過器は給排水の水量が多く、これも場合によりけり。
小さな水槽に濾過性能の高い大型の濾過器を投入してしまうと、
極端に表現すれば「洗濯機のような激しい水流」となります。

これでは魚が泳ぎ疲れ、給水部に吸い寄せられて死んでしまう。
餌やりを除いて放置できる水槽は実現が難しいわけですね。

ひとまず今日のところは水合わせ。
換装前の水質から激変させてしまうとショック死を引き起こすので、
新しい水を滴下し、一晩かけて環境に慣れてもらいます。

こうして慣れさせても死んでしまうことがあって油断できない。
寒くなってきたので白点病も気になるし……。

とりあえず深呼吸はしやすくしたぞ、どうか頑張ってくれ。

  1. 2017/11/21(火) 22:24:33|
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生き延びるということ

午後から雨が降るとの予報は、21時過ぎから静かに始まりました。
よって本日は見回りのみで作業なし。

ところで母の仕事場は用水路沿いにあって、水路には小魚も居るのですが、
導水量が減ったことで少ない水に行き場を失いかけています。
やがては腹を擦らんばかりとなり人知れず消えるのです。

この水路の健全性は限定的で、その理由は導水量の変化にあります。

古い戸建住宅からの生活廃水も流れ込んでいるものの、
夏季は水田向けに導水が増えるため毒性も薄まるわけです。
しかし導水停止後の水質は劣悪で、近づくとドブの匂いがするほど。

一方、母は仕事場でタナゴとメダカとミナミヌマエビを飼っており、
タナゴとメダカについては知り合いにいただいたもので、
エビは干上がる前の用水路からすくい上げたものです。

それでも病気や原因不明の突然死が相次いで数を減らし、
助けるつもりで昨年に引き上げたヨシノボリは半年で全滅しました。

「助けても死ぬのを見ちゃうとねぇ……」
「ここで泳がせても死ぬわけだけど」

そんな本日、また水路に小魚が群れを作っていました。
薄く油膜が張った水面下で直径5メートルくらいの範囲しか移動できず、
離れたところに真っ白な死骸が沈み、環境の悪さを物語っています。

さらに離れたところで群れからはぐれた一匹が泳いでおり、
背びれから尾びれにかけて白く変色し、これは壊死と思われます。
寄生虫などの外傷から感染でもしたのか、きっと長くはないでしょう。

すくい上げて僅かながらも長生きさせてやるのが良いのか。
運良く生きながらえたエビは強健で世代交代までしています。

その前に、現状の水槽を大きくしてやらないと無理かな。
  1. 2017/10/13(金) 23:59:00|
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よそでやって

妹の買い物に車を出すことになって駐車場で後進させた時、
屋根の上に居たらしき蝶(たぶんツマグロヒョウモン)が前方に横滑りし、
スーッと運転席側のフロントガラスを駆け下りるように落ちてきたのですが……。

一匹ではなく番(つがい)で、交尾中でした。
ちょうどワイパーのあたりで動かなくなっています。

なんとなく嘆息が出て除けたくなったもののワイパーを動かすと死なせてしまう気がして、
すでに車道へ出る直前でもあったため、そのまま走り出すことにしました。
彼らにとっては脅威の世界でしょう。

時速20……30……40……50km。
強風はブルブルと羽を揺らし、それでも全く飛ばされる気配がない。
駐車場から数百メートルの地点で、ようやく彼らは別々の方向へ飛び去りました。

これが人間だったら最高に面白─いや発進前に警察を呼ぶか。

  1. 2017/09/06(水) 00:00:00|
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初夏の羽ばたき

幾つか夏野菜の苗を植えました。
サトイモの種芋が少ないと分かり用地が広くなったので、
手狭になりがちな苗の間隔を拡げて管理しやすいよう整えて完了。

菜園には、以前アゲハチョウの幼虫を提供した古参の方が来ていました。

「こないだの虫よう」
「虫?」
「蝶のやつ」
「あぁ、はいはい」

「上手く成虫になったぞ!」
「そうですか、良かった良かった」
「翌日には蛹(サナギ)になってたからな」
「そんなに早く?!」

発見した時には糸で体を固定していなかったので捕獲しましたが、
すでに前蛹(蛹になるため動き回るのをやめる時期)の手前だったようです。

お孫さんも無事に観察できたようで、何よりでした。
  1. 2017/06/06(火) 23:59:00|
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混濁する住み分け

昨日の昼過ぎ、自宅玄関の近くで奇妙な昆虫を見つけました。
一見しただけでカメムシの類であることは明白でしたが、大きい。
子供時代に見た、どのカメムシよりも大きいのです。

撮影して調べてみたところ、彼の名はキマダラカメムシ。
カナブンよりも少し小さい程度で、体は平べったい。
野菜につく害虫としてのカメムシと比すれば大型にあたります。

もともと東南アジアからの外来種で、日本では沖縄や九州の分布だそうですが、
徐々に版図を拡げ、現在では中部地方を超えて北上し東京でも見られるとか。
クマゼミと同じような感じなのかな。

この大きさのカメムシが野菜に群がったら……あぁ、それは嫌だ。
十数匹のハナムグリがトウモロコシを食害する様ですらギョッとするのに。

───と思ったら、食性は畑の作物に関係ないようなので安心しました。
  1. 2017/05/12(金) 23:59:00|
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