第27緑化地区

フリーイラストレーター七片藍のブログ/第27緑化地区

どうにかしたい

朝方までの雨が記憶違いに思えるほどの晴天となり、車内は50℃に迫ります。
ガラッと気圧が変わったせいか、私は副業の作業中に背筋が痛くなるし、
家族はポンと微熱が出たりして急な変化に追いついていません。

そして気温が上がることで一気に活気づくのが……蚊です。
玄関に近づくと───

「やぁやぁ、待ってました!」

───とばかりに熱烈な歓待を受けます。
えぇい、お前らの接待なんぞ誰が長居をするものか。

母の仕事場であり私の自宅は、母が花好きなこともあって緑が多い上、
裏手には小さな用水路が通っていて、もう藪蚊の温床になっています。

そこで、以前から気になっていることがありました。
ちょっとしたビオトープを利用して蚊を減らす方法です。
(「ビオトープ」……簡単に云うと生物が生息する場所)

庭先に、水面を開放した状態のメダカ水槽を作り、
幼虫であるボウフラを餌として食べてもらう───というもの。
蚊の産卵を止めるのではなく、羽化までに消えてもらうわけです。

ただし夏場の屋外水槽は苔が生え方が早いため、
そうすると苔も餌となってボウフラの減り方が遅いのだとか。

うぅむ、メダカか……。

  1. 2021/07/03(土) 22:42:44|
  2. 生物
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「おうちかえる」

昨日のようにベランダに出ると、いつも通りスズメの鳴き声がして、
はいはい子育てを知らない邪魔な独身は消えますよ……と思い、
そうは云っても巣が気になるので見たところ───

「(おいぃぃぃぃぃ!)」

───巣の下にはスズメのフンや巣の材料が落ちたりしますが、
妙に大きいなと思ったら、巣の材料ではなくスズメのヒナでした。

まだ羽が生え揃っていません。
この日、ベランダの床は日照りで30℃に近い。
当然ながら放っておけば干からびて死にます。

まず最初に考えたことは……「素手で触れてはいけない」。
衛生的な問題を始めとして、ヒナに人間の匂いが付着する点です。
野生の世界では、人間が触れたと分かった時点で親に見放されることも。

大急ぎで修繕作業用の手袋を装着。
それから外に居た母に声を掛け、続いて脚立を用意。

巣は、屋根瓦と雨樋(あまどい)との隙間にあって見えません。
下からではヒナを戻しづらく、上からでは雨樋に落としてしまう。
脚立に乗り、お尻を押す感じで巣に導くと……潜り込んで行きました。

歓声のような兄弟ヒナの鳴き声と、泣きそうになる母。
この時に気づいたのは、後ろで鳴いている親鳥のさえずりでした。
かなり独特な濁った声で、恐らく私を威嚇しているのでしょう。

それが証拠に、私が急いで部屋に引っ込むと鳴き声は止みました。
ただし気になることがある。

・付着していた人間の匂いを嫌って、親鳥か兄弟に蹴落とされる?
・匂いの件で親鳥に疎まれ、給餌の対象から外される?
・兄弟に苛め抜かれて衰弱死。

……心配だけど、どうにも出来ない。
ヒナの数にもよるのでしょうが、スズメの給餌は一日に300回ほど。

道理でベランダに出るたび親鳥に出くわすはずです。
十数分後には給餌が再開され、数時間が経った今も問題なし。

───神様の思し召しに期待しよう。

  1. 2021/05/14(金) 18:37:01|
  2. 生物
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「暑い? 気のせいでしょ」

副業の疲れを回復させてから本業を進めるべく、
早め(14時)に眠ったところ……暑くて目が覚めました。
室温が30℃に迫っているのを見て納得します。

真夏の屋根裏は人間が生活できないほどの温度に達します。
昨年で経験済みですが、早くも室内に影響を与え始めている。

そんな屋根の隙間に、スズメが巣を作って子育てをしております。
対面には、お隣さんの屋根でも別のスズメが巣を作っていました。
ヒナの鳴き声が聞こえて来る。

私がベランダに出ると、私の自宅側では親鳥が警戒心を高めます。
離れたところで私を見ていて、部屋に入るまで巣に戻らない。

一方、お隣さんのスズメは───

「こいつ(私)が巣を襲うには、ハシゴを使うか空でも飛ぶか、
 長物でも手にしていなければ気にする必要はあるまい」

───とでも考えているのか、
私が見ている目の前で巣に戻るし警戒した様子もない。

そんなことを思っていたら、自宅側のスズメが巣に戻りました。
私がジッと動かずに居たので、焦れたか安心するかしたのでしょう。

室内が30℃に届く熱い屋根でも、外気のため巣は暑くならない様子。
(季節的に)まだエアコンを点ける気にならない私にとっては、
むしろ彼らの方が理想的な環境かも知れません。

変な時間に起きちゃったし、仕事でもしてよう……。

  1. 2021/05/13(木) 18:57:06|
  2. 生物
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狩り

妹の買い物に付き合って100円ショップから出ると、
不意に見知らぬ老年男性が話を振って来ました。
私の白髪頭が「そう見えた」のかも知れません。

「あいつがさ、さっき、そこのをね」
「?」

声を掛けられるまで、私は店先に居たカラスを目で追っていたのですが、
彼は路面に落ちているゴミをつつくでもなく去ろうともせず、
周囲を気にしながら距離を測っているように見えます。

男性の話が見えずにいると、指さす方向に自転車の荷台。
ようやく分かりました。

「そこから取って道に置いて、つついてたんだよ」

自転車の荷台に載っていた買い物袋を漁り、
そこからハンバーガーを取り出し、路上でつついていたのです。

「えー?」
「そう、そこから」

男性は車で去ってしまいましたが、まだカラスは近づかない。
どうやら私との距離が近いため"獲物"から距離をとった様子。
そうこうしていると妹が買い物を終えて出て来ました。

「なに?」
「ちょっと待て、こいつが……」
「カラス? あっ! あーあーあー……」

私が3歩ほど下がったせいなのか、説明する間もなく、
カラスはハンバーガーを咥えて飛び去りました。

「おお、持ってっちまった」
「えぇぇ? あれで飛べるの?!」

数十秒後、次いで店から出て来た女性が件の自転車へと近づいて行きます。
この後「買ったはずなのに入ってない」となるのも気の毒なので、
余計な世話と知りつつ声を掛けることにしました。

「あの」
「はい?」
「カラスが、その買い物袋を漁ってハンバーガーを持って行きました」

「……」
「ついさっき、目の前で」
「えっ、あれっ……ないみたい……ですけど、えぇぇぇ? 本当だ、ない……」

「あっははは」
「えぇぇ~? あの、ありがとうございます~」
「いえ、僕らは何も」

妹が居たので怪しまれずに済みました。
礼を云われてしまいましたが、見ていただけとは云えない。

一羽で食べきれる量とは思えないけど、彼にとっては御馳走だったことでしょう。

  1. 2021/04/27(火) 23:48:28|
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ナ~ゴ

今日は作業を休んで確定申告の集計を進めておりました。
昨年の転居により色々と買い替えたため、意外とお金が動いている。

そんな作業の中、息抜きにベランダへ出たりすると、
眼下の水路に沿って歩く猫の姿を見つけます。
隣家が放し飼いにしているのです。

名前を知らないので毛色から「サバシロ君」と呼んでいます。
とても人懐っこく、外で私がチチチ……と舌を鳴らすと振り向くだけですが、
指をカサカサと鳴らすや否や、ピンと尻尾を立てて足早に寄って来るのです。

そんな感じで一年が過ぎ、本日は倉庫の屋根に居るのを見ました。
2階ベランダから指を鳴らしてみたところ、迷わず大ジャンプ。
わざわざ遊びに来てくれました。

「やぁやぁ」
「(ゴロゴロ……)」

頭、うなじ、喉元、尻尾の付け根をくすぐられるのが好きらしい。
これが朝の話。

夕暮れ時にも見かけたので再び指を鳴らすと、今度はブロック塀に飛び乗り、
倉庫の屋根に移り、そこから大ジャンプ、とうとう2階ベランダまで。
どこに居ても上がって来るくらいには気を許しているようです。

「やぁやぁ」
「(ゴロゴロ……)」

近所には4匹の猫が居て、撫でられるのは2匹だけ。
サバシロ君と共に飼われているキジトラは気難しいようで、
1メートルくらい離れてゴロンと寝転がる程度。

引っ越してから、少し賑やかになっています。

  1. 2021/04/11(日) 19:34:37|
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返してぇ!

このところ、あるものが盗難に遭っています。
盗った者は賢く、機動性があり、そして必要に迫られている───カラス。

何を盗まれたかと云うと、ベランダの針金ハンガーです。
以前にも実家で被害が出ていますが、その比でない。
15本あったものが1本しかありません。

ベランダから見えるところ(高さ20メートルくらい?)に巣がありまして、
単眼鏡で見てみると……巣の材料の中に見慣れた形がある。
おそらくハンガーのフック部分です。

彼らが物干し竿に飛来したのを確認したのは一度だけ。
昨年の同時期に盗られなかったのは、私を警戒していたのでしょうか。

カラスは、建物への出入りを「数える」ことが出来るとも聞きます。
3人が建物に入るのを見た場合、2人が出て来ても警戒を解かないとか。
あるいは私がベランダに出ない時間帯を心得ているのかも。

クチバシを器用に使い、針金を解いて材料に適した形に加工もします。
こういう知能の高さから彼らを気に入ってはいるのですが……。

まぁ戻って来ないよね。

  1. 2021/03/14(日) 23:59:00|
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大敵

先月の20日に自宅の裏庭にある木を伐採したので、
それら剪定枝を市の処分場へ持って行き、全てが片付きました。

伐採後、裏庭で栽培していたシイタケの原木(「榾木(ほだぎ)」)を見たら、
片手で捻り潰せるほどに朽ちていたため撤去すると……虫の巣でした。
しかもシロアリです。

シロアリは蟻(アリ)ではなくゴキブリの一種だそうですが、
幸い家屋には移動していないようなので原木ごと熱湯をかけて駆虫。

その後、本物の蟻がシロアリの死骸を運ぶ様は悪趣味な冗談のようでした。

  1. 2020/07/05(日) 23:59:00|
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闇の中で

7月です。
結局、先月は色々ありすぎて何も描けませんでした。
あれこれ忙しい中、今日は実家と母の仕事場にあるゴミと本の処分。

そんな中、実家の玄関先にあったものが撤去されていたのが昨日の話。
それは玄関ドアの上に作られていた蜂らしき昆虫の巣です。
母は羽化が終わったものと思い込み削り取ってしまいました。

唾液と泥を混ぜ、せっせと作られた5匹分の巣。
私は巣作りの途中であったことを知っていて放置し、
先日も頭の高さで独特の音を立てながらの作業を見ています。

巣の残骸を見ると、奇妙なことに気づきます。
羽化が済んでいないのは当然として、残骸の中には別の生き物が多い。
しかも同じ種類……これは?

調べてみると、巣を作ったのはアメリカジガバチ。
残骸の中に混じっていたのはハナグモというクモの一種でした。

アメリカジガバチは、捕らえたハナグモを毒針で麻痺させ自由を奪い、
産卵とともに巣の中へ何匹かのハナグモを押し込みます。
クモは幼虫の餌になるわけですね。

幼虫は可能な限りハナグモが死なないように食べるので、
ハナグモは真っ暗で身動きが取れない状態で貪られることになります。

……気が狂いそう。
しかし彼らには彼らの世界があり、いたずらに干渉すべきではない。
母が巣を壊してしまった近くには、さらに10匹分の巣が作られていました。

手が届くほどに近い弱肉強食。

  1. 2020/07/01(水) 23:59:00|
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魚心あれば

妹が「扁桃腺の腫れ・痛みに効く」という命中の薬を持っていたので、
なんとか食事に困らない程度には喉の痛みが治まりました。
ただし母と妹によれば"続く"らしいです。

そんな本日、散歩中の母が用水路で水を撥ねるを聞いたそうで、
導水停止で低下した水位の中、フナが喘いでいると知らせてきました。

大きさは30cmが1匹、20cm前後が2匹。
なかなかの大きさなので持ち帰って飼いたいくらいです。
しかし小さな水槽しかないので、大きな川まで運んで放流。

この川では、魚は鯉やフナ、鳥類はカワセミを抱きます。
間もなく干上がる用水路よりは長生きできるでしょう。

放した途端にクルリと上流を向く姿は、まるでコンパスです。
なんだか自分も深呼吸をした気分になり、喉の痛みも忘れます。

達者でな。

  1. 2019/10/15(火) 23:59:00|
  2. 生物
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小さき猛進

用地にミミズ腫れのようなものがありました。
螻蛄(ケラ)が潜り進んだ跡であろうと考えますが───

・歩く
・飛ぶ
・泳ぐ
・潜る(地中)

───という多機能さを誇る彼は、私が好きな昆虫の一つです。

手のひらの上に乗せ、ギュッと握りこんで閉じ込めたとしても、
僅かな隙間をこじ開けて必ず脱出を遂げる・・・・・・力強い。

数分の鍬使いでヘトヘトになっている場合じゃありません。

  1. 2019/10/06(日) 23:59:00|
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